センチュウ害に対しては、放線菌やバチルス菌が多い堆肥を施肥し、土中微生物の多様性を高くすれば、作物に害をなす特定のセンチュウが爆発的に増えることはないようです
日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
今年の野菜つくりはどうもうまくありません・・・連作障害かな!?・・・対策は!?
連日暑い日が続いています
梅雨明け宣言がまだなのに雨もこのところずっと降りません
日中の暑さで、マイ菜園の野菜達は葉焼けをする始末です
今年のマイ菜園はまだ始まったばかりですが、各野菜の成長が良くありません
特にナスの成長が著しく悪いのです
例年通り5月に数種類の苗を植えたのですが、樹勢は弱く大きな木にならぬまま現在に至っています
これって何が原因なのでしょう!?
ナスの成長状況 ・・・ 葉の色も茎の色も元気がありませんし、丈も20cmくらいと低いです
今年は植え付けた当時水不足が続いたため、なかなか肥料がやれませんでしたから大きくなれないのだろうと思っていたのですが、どうもそうではなさそうです
状態は品種に寄るのですが、「長なす」ものは、葉が虫食いで孔が多く空きました
「米ナス」は下葉が枯れています
どれもこれも背丈は伸びず、実の付き方も少なく、生った実もいじけた状態です
どうも土作りに失敗したようです
もしかしたら連作障害の為かもしれません
「ナス」を植えたところは、昨冬天地返しをせず、春になって石灰窒素を混ぜこみだけをした昨年と同じ植えつけ場所です
「連作障害」というのは、続けて植物を育てると、生育不良を起こしたり病害虫が発生して、うまく生育しなかったり、枯死することだと、農業本にはどれにも書いてあったのを今更ながら思いだしています
でも張り合う訳ではありませんが、専業農家さんは同じ場所で毎年連作して立派なものを作っています
一体どこが違うのか ・・・ とっても知りたくなりました
連作障害の原因はハッキリしないようですが、色々推測できることはあるようです
植物の生理として、植物自身が生息できる範囲を決めるようにしているのだそうです
即ち1年生植物は必要以上の群落をつくらず、多くの植物が共生出きるように成っているのだそうです
「連作障害」とは、種が必要以上に勢力を拡大しないため、ある一定の勢力になると根から分泌物を出して自分で自分の勢力を弱めます
それでも勢力を広めようとするとセンチュウ・根コブ菌など土壌障害菌を作り出して勢力を弱めようとするのだそうです
同じ場所で連作を続けていれば自然に土壌病害が出てくる仕組みになっている訳ですね ・・・ 納得!!
と云う事は、育てた畝をずらすことでも「連作障害の対策になるだろうし、同じ種のものは離して植える事も必要みたいです
手前 : 黒実米ナス、 奥 : 丸ナス
青実米ナス ・・・ 丈は30cmほどしかありません
専業農家さんはどうやって「連作障害」を避けているのでしょう
「連作障害」の考えられる原因は、大きく3つに分けられます
① 化学性の悪化(塩類集積、土壌の酸性化、微量要素欠乏) ② 土壌微生物による病害 ③ センチュウによる障害
同じ植物を連作し続けると、土壌は色々なものの保たれていたバランスが崩れ、忌避作用をするようになります
何も知識がなく、化学肥料もなかった時代は、連作してると収量が落ちるので、輪作によって防ぐことを経験的に知ったようです
連作障害を出さないためには、次の事に気を付けるといいようです
① 化学肥料は少なめ ② 有機肥料は完熟のものを少量 ③ 玄米アミノ酸などの微生物の ぼかし肥 を使う ④ 緑肥などを使う
そして排水をよくし( 土地を盛り上げる、土の下に礫岩がある、小石や砂利が土の下に多い)、植物の不要な排泄物を流しやすくする
マイ菜園のように固い粘土質土壌だと玄米アミノ酸ぼかしを投入して、軟らかくする方法がいいようです ・・・ やってみようかな
新しい土であれば連作障害は気にしないでOK だから、輪作を徹底すれば大丈夫そうなのでマイ菜園は怠けず実行です
忘れてはいけないのは、土中の微生物のバランス です
植物自身はアロレロパシーという成長阻害効果のある成分を分泌し、成長不良をおこすのですが、微生物はこれらの成分を分解し成長を助けます
しかし連作することによって微生物の種類がすくなくなり障害をおこします
更に市販の殺菌培養土を使う場合はこれら微生物が少ないので要注意です
輪作の基本は、イネ科、マメ科、根菜類、ナス科を回転して作ることらしいのですが、これをサイクルに考えてみようかな
今年植えたサツマイモもあまり育ちがよくありません
サツマイモは毎年同じ場所に植えてました
調べてみると、センチュウによる連作障害があるのだそうです
センチュウはミミズと同じ働きがあるようなので通常はよいのですが、サツマ、キュウリはセンチュウが好きな野菜と云う事で連作してはいけないのだそうです
たい肥施用後に畝を立てて、その畝に太陽熱養生処理を行いカビをすべて発芽させて、60℃以上の熱をかけて死滅させると、微生物のバランスが保たれます
積算温度を約900℃・日数をかけてカビの残渣を分解し無害にするのが理由で、完熟たい肥も含めいきなり根元にやるのではありません
次からは少し余裕をもって養生したたい肥をやるようにしてみようと思っています
こんな記事も見つけました
連作障害の原因防止の中で、輪作の実施 (養分吸収や、加害する病害虫が違う作物を組み合わせることで、土の劣化を防ぎ持続的な生産が可能)がありますが、輪作の仕方がなかなか分かりません
以下の整理がされているのを見つけたので、あげてみます・・・よく見ると、よくわからないとこだらけだけど、とりあえず参考と云う事で
*連作による相性 :
前作 ; トマト、 なす 、キュウリ、 大根 、玉ねぎ、 ニンジン 、とうもろこし
後作に良い ; キャベツ、ブロッコリー、ねぎ 、かぼちゃ、エダマメ、 とうもろこし、玉ねぎ、ほうれんそう、 エンドウ、わけぎ、ダイコン、すいか 、ハクサイ
後作に悪い ; なす、きゅうり、ピーマン、トマト、ピーマン、じゃがいも、とうがらし、ダイコン、ニンジン、すいか、きゅうり、ゴボウ 、ねぎ、わけぎ、エンドウ
これから往くと、今年植えたナスは連作障害が十分考えられますね
来年は上表で行けば、ナスの後地は、ネギかとうもろこしを選ぼうかな !!
ともかく連作障害を防ぐ対策としては、とりあえず近縁の野菜を続けてつくらないことです
さもなければ、休耕期の土壌の天地返しや、薬剤による消毒を行います
輪作 ; 菜園を4~5区画に分けて、栽培する野菜を毎年回転させていきます
天地返し ; 冬の休耕期に、表土と地表から30センチほどの土壌を入れ替え、堆肥をじゅうぶんに施します
消毒 ; 薬剤による消毒や太陽光による消毒があります
マイ菜園には、オオバギボシを植えてます ・・・ まだ1株だけですが・・・
マイ菜園の隅には、果樹と幾つかの山菜を植えています
山菜は、フキ、タラッペ、そしてギボウシです
ギボウシは山菜として食用になると云うので1本花も楽しむつもりで苗を植えました
植えてから5年いや6年ほど経ちます
大分株が大きくなり、毎年花を咲かせるようになっています
ギボウシ(擬宝珠)は、キジカクシ科(ユリ科)リュウゼツラン亜科ギボウシ属の総称で、山間の草原や丘陵地などに自生する多年草です
草丈は、30cm~1m前後(種類による)になります
マイ菜園の端で育つオオバギボウシ ・・・ 雑草に負けず育っています ・・・周りのつんと立っているのは、シオンです
オオバギボウシの葉は根際から生え、柄があります
形は大きな卵形で、弧を描くように走る葉脈が目立っています
葉の長さは30~40cmくらいあり、つけ根の部分は心形で先は尖っています
花は一日花・茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、下から順に開花します ・・・ 開花は7~8月です
花の色は白ないし淡い紫色で、やや下向きに咲きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_down.gif)
6月中旬に群馬・赤城自然園に行った折、沢山のオオバギボウシが生えていました
花茎を根性葉の間から出して総状に花を咲かせます
花は筒状鐘形で、先は6裂しています
花色はわずかに紫ですが、つぼみの時色の具合はよくわかります
「赤城自然園」の入口で、咲きだそうとしていたオオバギボウシの大株
オオバギボウシの山菜名は『ウルイ』といい、葉が出始めまだ巻いた状態を山菜として採取した時の呼び名です ・・・ オオバギボウシの新葉かな
『ウルイ』は山菜としての地方名がいろいろあり、「山カンピョウ」や「ギンボ」などとも呼ばれています
柔らかくアクやクセが全くなく、おひたしや汁の具などに最適です
マイ菜園での『ウルイ』採取は貴重過ぎてまだ採取には至っていません
今では他の山菜と同じように促成栽培が進み、一般のスーパーなどでも見かけるようになりましたから、食用はそちらですることにいたします
オオバギボウシのツボミ
今年のマイ菜園の収穫は・・・? そして、菜園のニラの花に集まる虫たち
マイ菜園は今年も草との戦いが続いています
除草剤、除虫剤は使わず、草も虫も共存しながら作物を育てたいと考えていますが、なかなかうまくいきません
今年は作付け計画を作り、野菜の植える場所を順番に限定しながら、草取り耕しをやりました
でも全て人力耕作作業ですので、なかなか思い通りにはいかず大変です
通年植え付けのネギ、ニラ、牛蒡は別にして、今年植えた物は、ジャガイモに始まり、順不同にインゲン豆、ナス、キュウリ、トマト、ピーマン、トウガラシ、ズキィーニ、オクラ、スイカ、ウリ、トウモロコシ、カボチャ、サツマイモ、春菊です
これらの内まだ未収穫のものもありますが、まあよく採れたものはジャガイモ、オクラ(今が盛りです)で、まったくダメだったものは、インゲン、ウリ、スイカです
ウリ、スイカは辛うじて生ったのですが、食べごろになった時にカラスの襲撃に合いました
何とか食べられるものが採れたのは、ズキィーニ、トウモロコシ、ピーマンです
ナス、トマト、キュウリは点数つければ50点です
タネ代、苗代、を考え、肥料代を加味したら、農業としたら大赤字です
まあこれからとれるであろうカボチャ、サツマイモに楽しみ期待です
ちょっぴり現状からすると、草に負けて首かしげ状況ですが・・・
これから、冬収穫用の作物を種蒔き準備です
通年植えてあるニラは花が咲き出しました
草も同居ですが、虫たちも色々集まってきます (蟻が吸蜜してますが、甘いのかな)
蝶や、甲虫、・・・?が、集まってきています
この他に畑の虫は色々います
ダンゴムシ、バッタ、アブラムシ、ナメクジ…?、てんとう虫、カメムシ、等々
トウモロコシに入る虫は何だろう
トマトやピーマンに穴あけ食べる虫は何だろう
害虫、害獣、雑草と色々ですが、何とか共存して美味しいものができないかなと、闘志をわかして頑張ろう
マイ菜園で、「ピーマン」をうまく育てるワンポイントを知りました
マイ菜園の今年の出来具合はあまり芳しいものではありません
特に「トマト」と「ピーマン」があまり出来がよくありません
中でも「ピーマン」は枯れてしまったり、大きくなっても花が落ちやすく、実の生りが悪いのです
生った実も大きくならず、いじけて腐って落ちてしまう物も出るくらいです
どうにか何本か植え替えて、育ってきましたが、はてさてこれからどうなるのかなと思っていました
先日スーパーの苗販売コーナーで、鉢植えになった「ピーマン」が売られていました
マイ菜園の「ピーマン」とくらべて、実に大きく育ち、花も綺麗に咲いています
実もしっかりついて、見るからにマイ菜園「ピーマン」とは違っています
農業知識がないので、植え放し、単に肥料のやり放し位しか手をかけなかったのですが、あまりに差があるので少しネットで調べてみました
「ピーマン」は、熱帯アメリカが原産の茄子(ナス)科 トウガラシ属です
分類上は、「唐辛子(トウガラシ)」の変種とされています
「ピーマン」の名は仏語の「トウガラシ」を意味する「 piment(ピマン)」 に由来しているのだそうです
英名は、「ベルペッパー(bell pepper)」といいます
日本では江戸時代からシシトウ系として栽培されていましたから、まったく「トウガラシ」の一品種群ですね
但し「トウガラシ」のような辛味がなく、野菜として食用にされる品種と考えられます
即ち甘口「トウガラシ」品種の中で、釣鐘状をしており、未熟な緑色をしたものが「ピーマン」と呼ばれるようです
鉢植えで、生ったいた「ピーマン」のアップです
「ピーマン」は草丈60cm程になり、葉は互生し、広楕円形から狭楕円形で長い葉柄があります
葉腋に下向きに、白い花をつけ、果実は品種に寄りますが大きな果実ができます
花の花冠は筒状をし、先が5つに裂けています
ネットで調べた「ピーマン」栽培のワンポイントは、花を見ると栄養が不足しているかどうか判断できることです(➝これはナス科共通のようです)
判断方法は、花の真ん中にある雌しべの部分(柱頭)と、周りの雄しべ(花粉の部分の高さを比較することで、同じ高さか低くなると栄養が不足している状態とみれるようです
「ピーマン」の花は下向きに咲くので、雄しべの部分より雌しべが短いと受粉することができずに落花してしまいます
つまり栄養が不足していることになり、これ以上実をつけたくないとの花がサインを出しているという事になります
この場合は、すぐに栄養が与えることができる液体肥料(ハイポネックスなど)を与えてやればいいようだと知りました
「ピーマン」の花言葉は、「 同情 」、「 哀れみ 」、「 海の利益 」 です
この花言葉は、なんとも実に味わいというか意味合いを感じます
「ピーマン」は野菜としてビタミン豊富な緑黄野菜です
見かけは美味しそうで、栄養価は高いのですが、ほろ苦くクセのある味は万人受けする野菜ではありません
「ピーマン人間」と云う言葉が有りますが、これはある人には軽薄な印象を、ある人にはキョーレツな刺激を与える人たちをそうよぶのだそうです
単に中身がスカスカなのではなく、ビタミン豊富な確固たる主張も持つ一面がある野菜だと表現しているようです
「 海の利益 」とは、多様を生み出す可能性がある植物とみてそれを海にたとえた言葉のようです
ジャガイモの花
マイ菜園のジャガイモも収穫中です
先月中頃、花も次第に終わり枯れ茎が出始めたので、芋の出来を探ってみたら、何と食害されているのを発見・・・それ以来、少しづつ様子見しながら収穫です
マイ菜園に植えたジャガイモは、「男爵」、「メークウィーン」、「アンデスレッド」、「紫ジャガイモ(➝名前忘れ、私の名づけです)」の4品種ですが、この時 食害受けたジャガイモ は、「男爵」イモだけでした
同じジャガイモ仲間でも、品種によって色々特徴があるようです
ジャガイモは、ナス科ナス属だそうですが、似ているのは花だけで、葉の形もたべるところも全然違うのに、なぜナスなのかと意外な感じです
原産地はペルーやボリビアなどアンデス山脈地だそうです
日本へは慶長年間(1596-1614年)にオランダ人によって長崎に持ち込まれたというのですが、ジャガイモの呼び名が、渡来した当時「ジャガタラ(当時ジャワをそう呼んだ)」から来たとして名づけられたらしいのですが、関連性があるのでしょうか!?
尚別名の「馬鈴薯」の名は、中国での呼び名に由来するもので、「馬鈴」とはマレーを指していたそですから、原産地は東南アジアも入るかもしれませんね
当初ジャガイモの渡来時は花の鑑賞が目的だったようです
ジャガイモの葉は、奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生えています(=互生)
ジャガイモの花は、5月~6月開花し、白または淡い紫色の茄子(ナス)に似た花を咲かせます・・・形は品種によって少しづつ異なっています
ジャガイモは、地下茎の先端が肥大したもので、「塊茎(かいけい)」と呼ばれ食用になります
ジャガイモの花が開花したころ、いも<塊茎>も大きくなっています
そして花が終わり葉茎が枯れ始めるころ収穫です
品種や芋の植え付け時期によって、開花の時期も変わるようですが、大体花の咲き方で収穫の時期の判断ができるようです
マイ菜園の4種も花が今では終わりのものと、まだ元気に咲いているものとがありますが、パチリ!!しましたので見てください
植物は花や種ができるとき、優先的に栄養を与えようとするので、花に栄養がいく分、ジャガイモとなる地下茎への栄養が少なくなると考えられ、花を摘んだ分芋の成長がよくなると思われています
私もそう思って、早い時期の開花は抑えようと摘み取ることにしていました
実際は摘み取る事はあまり大きく影響するわけではなさそうです
パチリ!!する前に、摘んでしまったので花の鑑賞としてはあまりよく撮れませんでした
「男爵」の花です
「メークウィーン」の花です
ナスの花は、『親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない』という例えがあるくらい必ず実をつけます
でもナスの仲間で、ナスの花そっくりのジャガイモはほとんど結実しません
「塊茎」が食用となり、球根の様に子孫を残すのですから、面白いですね
「アンデスレッド」の花です
色鮮やかなイモムシが花を食べていました(これは何の幼虫でしょう)
「アンデスレッド」は芋の表皮が赤いです
名前の様にアンデス育ちなのでしょうか!?
何となく耐寒性があり、花も遅く咲き、年二度の収穫ができます
私の様に育て方があまり上手でなくとも結構うまく育ちます
連作障害があると云う事で、場所を変え育てているためか150坪ほどあるマイ菜園で、あっちこっちで「アンデスレッド」の芽が出てくるほどです
「紫芋」の花 ・・・ 正式名称は不明というか忘れました
芋が紫だと、雄しべも黒が混じっているし、雌しべの先端も黒いのも関連があるのかな
ジャガイモの 花言葉は、「 慈善 」、「 慈愛 」、「 情け深い 」、「 恩恵 」 です
新ジャガイモを掘ってみたら・・・食い逃げ犯は何物??
今年はいつもの年よりやや遅れて植え付けたジャガイモが先月中旬ようやく花が咲いて、今は根の芋が育つ段階です
品種によって花の咲く時期は異なるようですが、マイ畑のジャガイモは男爵と、メークウィーン、紫芋(品種名は忘れました)、アンデスレッドの4種類が植わっています
少しづつ植えて、花も含め、芋の食味もと色々を毎年楽しんでいます
花の写真は今日は載せませんが、結構色も、花形も品種によって異なっており、自分の植えた品種は見分けがつくようになりました
ちょっびっとお百姓さんになったかな!?
二三日前、友人がジャガイモが採れたと話していました
我が家の芋はどうなったかなと、早速葉、茎の枯れ始めた芋を優先に、様子見とばかりに幾本か探ってみました
掘ったらなんとこの状況です
一本の茎に4~5個芋があったと思えるのですが、食害されて残っていた芋の状態です
この時探った芋は、男爵とメークウィーンですが、「男爵イモ」がまるで卵の殻のように中身が消えていました
他の芋はまだ茎が青々しているので、探りはしなかったので、全体の芋の収穫状況は予想できません
それにしても一体こんなにしたのは何者・何物なんでしょう!?
「モグラ」の穴があっちこっちに昨年から見られ、せっかく育った苗が枯れたりと、「モグラ」には悩まされていましたが、「モグラ」の仕業なのでしょうか!?
昨年ジャガイモを収穫した折、穴の開いた芋がいくつかありましたが、今年の様に何とも見事な食べっぷりの芋を見たのは初めてです
最もこんなに綺麗に食べるのであれば、収穫時にちっとも芋がついていない茎があったのですが、それは私の育て方が悪かったのではなく、食べられちゃった後の茎だったのかもしれません
本犯人の詮索をしてみました
土中のジャガイモを食べると犯人と思えるものをネットで探してみたら、“ヨトウムシ、「モグラ」、「ネズミ」がありました
この中でマイ畑で肉眼確認できている生物は、ヨトウムシと「モグラ」です
ヨトウムシは虫ですから、茎などを食いちぎったりしますし、芋も食いますが、こんなに芋だけを皮だけ残して食べるとは信じがたいです
「モグラ」は肉食で、土中にいる虫やミミズなどを食べますが、野菜は食べないようです
間違って食べたとしても、芋をかくも見事に食べたとは思えません
残るは「ネズミ」ですが、今までその存在はマイ菜園では確認していません
しかし、「モグラ」の穴を通って芋を食べたというネット情報がありましたから、どうも犯人説最有力です
直径5~6cmほどのジャガイモを皮だけ残して食べるのは何とも見事な食べっぷりです
しかもこの犯人は、食通なのか男爵イモが好きなようです
見えない犯人対策は致し方ありません
こうなったら食い散らかさないで、綺麗に食べて欲しいけど、作った人の分はちゃんと残してくれよな!!
「ネギ坊主」が花開いて、今満開になってます
連休になって、近くの高速道路は大分渋滞が見られます
こんな時は出かけずに、マイ菜園で、農事作業をここ二、三年やることにしています
今年も連休スタートと共に、ナスやトマトの苗を買ってきて植え付けや種蒔きをやってます
ネギの頭に「ネギ坊主」ができ、一杯花がさきだしました
ネギはシベリア地方原産で、紀元前5000年頃(7000年前)にはペルシャ地方ですでに栽培されていたのだそうです
紀元前5000年頃と云うのは、日本では竪穴式住居や貝塚が盛んに作られ、石器文化の農耕民が栄えだした頃ですから人類の生活に密着した食べ物だったといえそうです
但し日本には中国から渡来し、平安時代(8世紀~)一般に広まったとされているようです
ネギはユリ科ネギ属(=アリウム属とも呼ぶ)で、別名でヒトモジクサといいます
ヒトモジクサとは古名を「き」と、ネギを一文字で表したところからとか、枝分かれした形が「人の字」に似ているから呼ばれたと云います・・・尚「き」は「気」と書き、強い匂いを表す意味だったそうです
ネギは晩春の頃、とう立ちし、花球をつけます
この花球は、坊主頭を連想させるため 「ネギ坊主」と呼ばれます
「ネギ坊主」とは、ネギの花がつぼみの時は、全体が白い薄い膜のようなものに包まれており、この状態のものの俗称です
白い膜のようなものは「苞(ほう)」で、「花序(かじょ)」を保護する役目をしています
「ネギ坊主」は、小さな6弁花が数十輪から場合によっては千輪以上がほぼ球形に集まって咲く花序の集合と云えます
咲き始めたネギの花
ネギそのものの花は、あまり観賞価値はありませんが、拡大して見ると結構面白い形です
「ネギ坊主」即ち花球は、葉の間から出た花茎の先端に緑白色の小さな花序を球状に密集させています
花序は開花するまで薄い苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)に包まれており、苞が先の方から破れ、花被片が6枚、雄しべ6本、雌しべ1本からなる花がさきます
ネギの花言葉は、「 愛嬌 」、「 愛嬌者 」、「 笑顔 」、「 微笑み 」、「 誘惑の足 」、「 くじけない心 」 です
この花言葉では、どんな関連性があるのか分かりません
一つだけ「くじけない心」と云うのは、ネギの生命力から来た言葉かもしれないなと想像できました
蛇足ですが、ネギの栄養はすべて「ネギ坊主」に集まり、「ネギ坊主」が出来るころは味が落ちてしまいます
坊主を支える為、ネギ全体が固くなり、食感が悪くなることも関連します
このため開花前の「ネギ坊主」は、切り取ってしまうのがベターで、切り取った「ネギ坊主」は「ネギ坊主」でちゃんと食べることができます
我が家でもたまにネギ坊主を収穫して、てんぷらなどにして食べています
ナズナの花が盛りになっています
畑仕事をしていると、雑草の多いマイ菜園では野草がいろいろ芽をだし花を咲かせているのを見る事が出来ます
昨日紹介したオオイヌフグリよりも更に沢山の花を咲かせているのが、ナズナです
ナズナはアブラナ科ナズナ属の越年草で、別名ペンペングサとか、シャミセングサ(三味線草)とも呼ばれます
田畑や荒れ地、道端など至るところに生え、その歴史はムギ栽培の伝来(今からおよそ2000年前)と共に、日本に渡来した史前帰化植物だそうです
ナズナの名前の由来は、夏になると枯れること、つまり「夏無(なつな)」からとか、撫でたいほど可愛い花の意味から「撫菜(なでな)」としたなど諸説あるようです
アップしたナズナの花は、実にチャーミングです
小さな花なのでこんなにかわいいと知っていましたか!?
百人一首にある歌
「 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ 」 光孝天皇(15番) 『古今集』春・21
にでてくる若菜とは、春に生えてきた食用や薬用になる草のことで、「春の七草」のセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)などが代表的です
とは言え、最も簡単に摘める野の草と云えば、ナズナのように思えますから、古今集の若菜はナズナなのかもしれません
昔から、春に若菜を食べると邪気を払って病気が退散すると考えられており、これら野草は薬草の役割もあったように思えます
ナズナは全草を利尿・解熱・止血などに用いられます
ナズナを詠った句がありました
「 妹(いも)が垣根 三味線草の 花咲きぬ 」 ( 与謝蕪村 )
「 よく見れば なづな花咲く 垣根かな 」 ( 松尾芭蕉 )
蕪村の句も、芭蕉の句も、ナズナの花の可憐さがよく感じます
ナズナの 花言葉は、「 すべてを捧げます 」、「 君を忘れない 」 です
ナズナの花が、こんなに情熱的な言葉で語られるとはとても信じられません
花言葉とは…??? ですね
パープルステンレスって「カラーリーフ」を知ってますか
近所の花屋さんで、独特の「カラーリーフ」苗を見つけました
刺さった名札には、「カラーリーフ」ベジタブルとして知られるケールの仲間パープルステンレスとありました
ケールはアブラナ科の野菜で、キャベツの仲間です
キャベツとは違い、結球はしません
栄養に富み、ビタミンの含有量は緑黄色野菜の中でも多く、青汁の材料として利用されています
パープルステンレスは、観賞用として品種改良されたもののようで、暑さにも強い、寒さにも強い、しかもベジタブルだとして人気が出てきたそうです
渋い色合いのパープルステンレスは、多年草で、草丈も膝くらいに成長します
日当たり 半日陰でも育てられ、鉢植え、寄せ植え、花壇、路地植え、ハンギング 等色々楽しめます
青くちょっと赤味も混じるシルバーな色の葉っぱが不思議な感じで、寄せ植えをグッグッとワンランク以上引き上げてくれる感じがします
アップして見ると、まだ苗ですので、ちょっと迫力ありませんが、寄せ植えや花壇に仕えば、いつものガーデンが一ランクセンスアップしてくれるのは間違いなさそうです
様々な色や形の葉が美しいカラーリーフベジタブルがありますが、そんな中でもパープルステンレスは食べるのはもったいない葉色の渋さです
でも私は食い気もあって、マイ菜園にも植えてみようかなとも思っています
実りの秋になり、黒米が目立ってみえました
台風が来る前のある日、何気なく群馬・富岡方面を走っていましたら、黄金色になってきた田んぼの表一部が、黒くなっているのが見えました
近づいて分かったのですが、黒米(くろまい)の実り風景で、なかなか綺麗な色合いです
黒米は別称紫黒米(しこくまい)、紫米(むらさきまい)といい、イネの栽培品種のうち、玄米の種皮または果皮の少なくとも一方(主に果皮)にアントシアニン系の紫黒色素を含む品種のことを指しています
タンニン系の赤色色素を併せもつ品種もあるそうですが、それらのものも見かけの色から黒米に分類されると考えられているようです
黒米の実りが目立っています
黒米の名前の由来でもある黒色の天然色素(アントシアニン)はポリフェノールの一種で、血管を保護して、動脈硬化を予防し、発ガンの抑制に関係する抗酸化作用が認められています
黒米は稲の原種で、古代米の一種です
中国では明の時代、李時珍の「本草綱目」に、黒米は滋養強壮に優れ造血作用があると記されています
薬膳料理にも古くから使われていることから「薬米」の別名もあり、不老長寿の米として 中国歴代の皇帝に献上されたことから「貢珍米」として珍重されていたようです
黒米の含有成分には、普通の白米に比べて、タンパク質、ビタミンB1、B2、E、ナイアシン、リジン、トリプトファン等やさらに、鉄分、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどミネラル成分も豊富に含まれているのが分かっているそうです
黒米の薬度は黒さで測れるのかもしれません
着色度合いは栽培方法や栽培時の環境によって大きく左右され、高温や乾燥によって着色が悪くなるそうです
稲穂の色は、出穂開花後1~2週間が最も美しいとされており、アップして黒米を見てみました
尚、黒米も精米するにしたがって色合いは黒から紫に変わり、糠をすべて取り除くと白米に近い色になってしまいます
米粒の形は、ジャポニカ種(短粒)とインディカ種(長粒)があり世界的には後者が多くあるそうですが、黒米は、どちらの種になるのでしょう
“クランベリー”→和名:オオミノツルコケモモ(大実蔓苔桃)
スーパーの花木コーナーに置かれた鉢植えされた“クランベリー”に、小粒の可愛い実がついていました
先月中旬見つけ、写真を撮ったままで放ってありましたから、時期を失してしまいましたが、画像をもう一度眺めたら、果実の表情がとてもいいので、載せたくなりました
“クランベリー ” とはツツジ科ツルコケモモ亜属に属する高さ10cm程度の矮小な常緑低木の総称で、北半球、寒帯の酸性沼地に見られます
“クランベリー”の名の由来は、クランベリーの花が花開く前、茎、萼、花弁がツルの首、頭、くちばしに似ているからついたと言われ、17世紀、アメリカのイギリス系移民が名づけたそうです
“クランベリー”の花がダークピンクで反り返った花弁をもつ姿であり、茎、萼がツルのくちばし、首、頭に似ている事から、“クランベリー”の名の由来になったそうです
実は生り始めの白っぽさから熟すとピンク色から深紅に色付きます
“クランベリー”の果実はとても酸味が強く、生食には向かないようですが、菓子やジャム、ジュースの原料にされているそうです
クリスマスの時には七面鳥の丸焼きに使う「クランベリーソース」はつきものといわれ、アメリカでは果物出荷量のトップ3に入るほどの人気だそうです
成分はポリフェノールやビタミン、プロアントシアニジンを多く含み、動脈硬化予防、抗酸化作用による老化予防なると言われることから、日本でもじわりじわりと人気上昇しているのだそうです
健康食品として脚光を浴びてきた“クランベリー”の果実
酸性土壌の冷涼地で育てるのだそうで、関東ではなかなか難しいみたいだけど、今度ためしにチャレンジしてみようかな
勿論マイ菜園でだけど・・・、どうでしょう!?
“鑑賞用ナス” → “ソラヌム” とも云います
今月初め産直廻りをしていて見つけたのですが、真っ白い瓜のような形の1cm程の果実です
ポット苗鉢に植えられて、花棚に並んで売られていました
名札を見ると、“観賞用ナス”となっていました
ナスと言えば、野菜のなすしか知らなかったのですが、食べずに実の色形を楽しむナスもあるのですね
“観賞用ナス”とは仮称であろうと調べてみたら、“ソラヌム”というのが正式名称のようです
“ソラヌム”は熱帯アメリカ原産のナス科ナス属・常緑ツル性低木で、果実はミニトマトのような実がつきます
一般的に、“ソラヌム”と呼ぶものは熱帯から温帯にかけて広く分布し1700種もの種類があるそうです
茎にはときに、刺があり星状毛が生え、葉は互生し多くは単葉で全縁または鋸歯縁をしています
ときには羽状に深裂し、または複葉となるものもあるようです
“ハナナス”と呼ばれる事もある花は単生し、葉腋や茎の途中または葉と対生するようにつき、花色は品種によって違いますが、一般的に紫色~白色で、中心部分は黄色をしているそうです
“ソラヌム”の果実は、球形~楕円形の液果です
見つけた“観賞用ナス”の果実の形は卵型をし、未熟果は純白色で、熟果は朱黄色になるようですが、通常の果実の色は、白→橙→赤へと変化してゆくので、対照色がなかなかきれいですから、花というより果実が鑑賞用により人気があります
食べてみないけど、ナスの味がするのでしょうか!?
聞きかじりですが、有毒成分もあるというので、食性には向かないとのこともありそうです
綺麗なものには毒がある・・・何ちゃって・・・古いギャグは止めておこう
マイ畑の果樹の花が咲きました→ サクランボ(?)&プルーン
ようやく春が来たかなと思える暖かさになってきました
マイ畑は私の風邪引きダウン(→さぼりの理由になってます )もあって、しなくちゃいけない草取りや天地返しはちっとも出来ないでいました
昨日、久しぶりに畑に出てびっくりです 畑の隅に植えたあった果樹が、満開の花で咲いていました
とても綺麗なので、草取り・耕しはそっちのけで、パチリ!! したので見てください
下の画像は“桜”です マイ畑は、できるだけ資源リサイクルを心がけ、生活雑飯を運んでは埋めてきてます
この“桜”は食べ残した“サクランボ”を、期待せず埋めて出た実生の“桜”です 芽が出たときは期待してませんでしたから、まさかと思いながら草だと思わず抜かずに育ててきました
芽だしして6年こんなに大きくなり、昨年数輪の花が咲き、今年は一杯咲きました でも正直言って、これが“サクランボ”の樹なのか自信はありません
まあ花が咲けば、万歳といったところです
ところで、“サクランボ”という樹はないそうで、“オウトウ”と呼ぶのが、正式なようです 即ち“サクランボ”とは“オウトウ”の果実のことだそうです
花を良く見てみると、中央がちょっと赤味があります “オウトウ”の花は白花らしいのです “桜”が芽出す訳はない・これは“サクランボ”の筈だと思いながら、自信が揺らいでます
欲張らず、“桜”鑑賞のつもりで眺めていこう
並んで、マイ畑にはプルーンの苗木が植えてあります
産直で幹が人差し指大の苗木を買って、植えて7年になります 4年目に花が咲き出して、年々花数が増え、今年は見事といっていいくらい沢山咲きました
“プルーン”は、カスピ海沿岸が原産のバラ科サクラ属の落葉小高木だそうです
花は、“サクランボ”いや“オウトウ”に似て白花で、春の花~って感じがします
ところでこんなに一杯咲くようになったプルーンなんですが、毎年全然実がなりません
正確に言うと、数mmの実がつくのですが、皆落ちてしまいます ちゃんと受粉しないのでしょうか 結構昨年はハナアブが飛び回っていたように思うのですが、駄目でした 受粉木が必要なのかしら!? ・・・それとも人工授粉が必要なのかな!?
今年は、ちょっと工夫が必要かな
“タラの木”の花
残暑厳しい日が続いています
山菜の王者とも言われる “タラ”の木 が、花を咲かせ満開になりました
早春の芽(=地方に寄るかもしれませんが、群馬ではタラッペと呼んでます)は、てんぷらなどで食べるととても美味しく、春先は山の“タラッペ”はほとんど採られちゃうほどの人気山菜です
しかしつかの間といえる採取時期が過ぎると、採られず残った芽は大きく葉が育ち、夏に、枝先に花序を複数つけて、小さな白い花を複総状にびっしり咲かせます
マイ菜園の隅に植えた“タラの木”が、まるで樹木の様に育ち、空に向って、花を咲かせました
“タラの木”の花は食べないのですが、代わって沢山の小さな虫たちが集まってきて、食事に夢中です
秋になると黒い実が生るのですが、木の下はびっしり花が落ち、まるでクリーム色の何かを蒔いた様に見えます
虫たちが花を食べちゃって、実はつかないのかもしれません
花はまるで線香花火の様に枝分かれした感じに、ちっちゃな円筒状に咲きます この花は両性花で、虫たちに食べられても沢山咲くことで、子孫を残そうとしているようです
“タラの木”の花言葉は見つかりませんでした 皆さん食べる方に夢中で、花の観察・鑑賞はあまり興味が無いのかもしれません 今度もう少し良く観察して、私が作ろう~っと
“アザミ”の花変化
今年のマイ菜園は、すっかり雑草園になってしまいました
約150坪ある菜園を万能農具のスコップ一本で耕しながら行う無農薬農法は、最近体力的になかなか大変です
特に大変は雑草の引き抜きです 勿論草取りは根ごと抜かないとすぐ大きくなるので掘り起こしながら作業するのですが、約6m(*巾約1m)位をするのに4~5時間かかります 今年は特に暑かったので、続けて作業できず2~3時間してはやめてしまっていましたから、とてもとりきれずついに雑草園と化してしまいました
雑草園に化したと言えど、勿論あきらめた訳でなく、今もこつこつ草取りを機械を使わず続けています
そんな雑草園の片隅に、今年の春何処からか飛んできた “アザミ” が一本芽を出しました
春先草取りしながら、ここだけ掘り取らず残しておいたら、後から生えてきた雑草を見下ろすほどに大きくなり、暑い夏中花が咲きました
草の中で咲いている“アザミ”の花は一際目立ってみえます “ハナアブ”が飛んできて、夢中で吸蜜をし始めました・・・草取りしていながらのワンショットですが、なかなかよく撮れました
マイ菜園の“アザミ”は、どうやら“ノハラアザミ”の仲間らしいです ここに来て秋の気配を感じてか、先日から花々は萎れ始めて、“タンポポ”のような種が出来始めました
花が萎れ、茶色くなった花びらの中からまるで湧き上がるように、“アザミ”の白い種子が顔を出してきます
出始めた種の綿毛は幾分茶がかかって見えます 一個の花からどのくらいの種が出来るのでしょうか 重なり合うように早く飛び出そうと、綿毛を拡げようと身構えて見えます
綿毛の色がすっかり真っ白くなり身繕いできました・・・風待ちのようです
そんな白い綿毛の中に、何を探そうとしているのか“カメムシ”が、ゴソ・ゴソ・ゴソ‥と、もぐりこんできました
それにしても、赤紫色のきれいな花が、こんな幻想的な花風情に変わるなんて・・・ 雑草園にしているけど、いい事もあるんです
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