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ナツメの果実は知ってたけど、花は初めて見ました

早朝ウォーキングをしていて見つけたのですが、農業用灌漑用水路の横でナツメが沢山花開いていました

水路にかぶさるように枝がたわわです

小雨が降っていたので、傘を指しながらパチリ!!  したので、多少画像がブレ気味になりました

ナツメはクロウメモドキ科・南ヨーロッパ、西アジア(中国北部)が原産の落葉小高木で、高さ約6mほどになり枝分れをして、こんもりした樹形になります

葉は葉身が先のとがった卵型・長さ2~4cm、小枝に互生し羽状複葉のように見えます

小雨に濡れたせいか落葉樹らしからぬ光沢があり、3本ある葉脈が目立って見えました

和名のナツメは「夏芽」と書き、初夏に芽を出すのでそういわれたようです

ナツメは、初夏に前年枝の先端付近から伸びた新梢の葉腋に、小さな淡黄色の花を数個ずつつけます

花姿は直径4~5mmほどの星形の萼5片と萼の間から小さなスプーン状の花弁が5個出ていますが、花弁は雄しべの葯に隠れてわからないほど小さなものです

雄しべは5個あり、花床の中央にある円錐形の雌しべは柱頭が2裂しています

アップして撮ってみたら、何とも可愛く愛嬌のある花でした      

こんなナツメの花を歌った童謡がありましたね   

「 あのこはだあれだれでしょね、   なんなんナツメの花の下、  お人形さんとあそんでる、  かわいい美代ちゃんじゃないでしょか 」  ( 1939年、細川雄太郎作 「あの子はたあれ」より )

 

 ”ナツメは中国から渡来し、奈良時代にはすでに栽培されていたそうです

ナツメの果実(核果)は、楕円形で緑色をして熟すと黄褐色になり、表皮全体が黄褐色から淡褐色になると食べられます

 この実は古くから効能ある果実として利用されてきました

 中国では、桃、李(スモモ)、杏、梅、棗(ナツメ)を薬用の優れた果実と考え、「中国の五果」としていますが、その内でもナツメは特に滋養分が豊富で、「1日3個ナツメを食べれば年を取らない」ということわざがあるほど、老化防止、美肌効果にすぐれているとされています

たとえば2~3個煮物などに入れて毎日食べるのだそうです

因みに、ナツメの効能は、動悸、息切れ、筋力強化、冷え症、貧血、骨粗しょう症予防、不眠、多汗、免疫力向上、血圧降下、肝臓の強化(薬物の副作用緩和)など、まさに万能薬のようですね

そんなところから、ナツメの 花言葉は、「 健康の果実 」   です

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ドクダミの花も色々あります

梅雨が深まって、そろそろ終盤になってきました

庭先に毎年 ドクダミ が沢山生えてきます

雨に濡れて見るドクダミの真っ白い花は、小さな花瓶にさすと、茶花になるかと思えるほどなかなか可愛く風情があります

通常ドクダミはやや日陰の湿った場所を好む草で、野山や空き地などいたる所で見ることができます

我が家の庭では、手入れをしないせいかミョウガや水引草を凌駕して一杯に生えてきました  (下画像   )

この場所はつい先だっては水仙が沢山咲いていたのですが、すっかり見えなくなりました

 

ドクダミの花は、6~7月が盛りです

樹下のちょっとほの暗くなったところで、真っ白く咲いているドクダミの花の白さはいつもハッとするものがあります

この白い4枚の花弁のように見える部分は花びらではなく、総苞片と呼ばれるものです

中心のぐっと突きでた黄色いものが、沢山の花の集合体になっています

突き出した部分に一杯ついている1mmぐらいの黄色い花部をアップして見ました     

一つ一つの花には花弁らしいものはなく、ガクもなく、雄しべと雌しべだけなのだそうです

ドクダミは地下茎が伸び、節状に地上に芽をだし群生します

独特の臭気の葉はハート形で、緑~紫色に色づきます 

ドクダミ薬効について、ちょっと薀蓄です  

ドクダミのにおいのもとになっているのは、葉に多く含まれている「デカノイル‐アセトアルデヒド」という物質で、この物質には、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌(はくせんきん)などの細菌や、ある種のウイルスの活動を抑える力があると言われています

更にその他にもさまざまな有効成分が含まれ、傷口の止血や再生にも効果があるといった優れた薬効は古くからドクダミが民間治療薬として利用されてきました

因みに風邪や便秘の治療・高血圧の予防にはドクダミ全草を煎じた汁を服用し、傷・おできなどには生のままか、火であぶった葉を患部に貼るとよいと言われています

また風呂に入れれば冷え性に、鼻腔に詰めれば蓄膿症に効くといわれ、まさに万能薬です

漢方では、軒先につるして乾燥日干しし、生薬(=十薬といわれる)として使われます

生の葉の匂いは乾燥すると無臭になるようですが、これは、葉にある「デカノイルアセトアルデヒド」や「ラウリールアルデヒド」が成分変化したためのようです

このため生葉と乾燥葉の効果はそれぞれ違ってくるようです・・・水虫などの抗カビ性には生の葉を幹部に擦り込むと効き目があります

話を戻して・・・

クダミは、日本ではまぎれもない雑草で、わざわざ庭に植えたりする人は少ないのですが、最近は総苞片をたくさん付ける八重咲きのものや葉に乳白色の斑が入るものもあり、これらは珍重されています

マイ庭にも以前から八重咲のドクダミをいただいたり、産直で買ってきたりと植えたのですが、なかなか従来のドクダミが優勢で増えませんでした

今年は一昨年鉢植えの八重咲を購入し、今年もうまく花が咲きました    

雨の中で咲いた姿はなかなか綺麗でしょう!!  

今年は花数も増えうまくいきましたので、小さな鉢ですが、このまま根が底に抜けて増えるように見守りたいと思います

尚斑入りのドクダミは、日本では‘ゴシキドクダミ’、海外では‘カメレオン’と呼ばれているそうで、やや強めの日光を当てて乾燥気味に管理すると葉全体が赤みを帯びてとても美しくなるそうです

産直で売られているのを見たことがあり、八重咲がうまく管理できたら、今度は斑入りを植えてみようかな

 

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インドハマユウの花 ・ 正しくは、「アフリカハマユウ」と呼ぶそうです

少~し小雨が降る中、早朝ウォーキングをしてきました

霧がかかるようにもやっとして、周囲の景色はちょっと幻想的です

ウォーキングコースの途中で、ハマユウの花が雨に濡れて咲いているのを見つけました

本来ハマユウ(浜木綿)はヒガンバナ科・ハマオモト属の常緑多年草で、水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる海浜植物の筈です

内陸である群馬で咲くハマユウはインドハマユウと呼ばれるハマユウの仲間で、明治時代初期に渡来したそうです

しかしインドハマユウの名も最近別種だと判明したとされ、学名が改まり呼び名もアフリカハマユウに変えられてきているそうです

インドがアフリカに変わるとはなんか可笑しい

とにかく海浜植物のハマユウと葉は似ていますが、花姿は違って、真っ白な鉄砲ユリに似たラッパ状の花を咲かせています

塀際で、びっしり小雨に濡れて咲いている姿はなんかかわいそう

 

ネットなどで調べてみると、インド名とアフリカ名が錯綜していてなんだかよくわかりません

結論的にはアフリカ名が正式のようですが、インド名のものも使われることから別種とも思え、私には判別はむずかしい

とにかく真っ白な花だけでなく、ピンク、赤色や縞が入ったものなど多くの園芸品種があるようです

開花時期は、6月中旬~8月初め頃まで、沢山の花を次々咲かせます

花茎50~70cmになり、茎は太く直立して、茎頂に散形状に多数の花をつけます

花は緑色の花柄の先に、長さ約10cmの白色の花を10個前後下向き~横向きにつけラッパ状の白い花はなかなか綺麗です

 

 雨に濡れながら、顔を覗き込んでみました

アフリカハマユウの花言葉は、 「 どこか遠くへ 」、「 あなたを信じます 」、「 快楽 」、「 清潔 」   です

この日畑中の道をウォーキングしていたら、道端で咲く薄いピンク色のハマユウも見かけました

このコースは最近歩いていなかったので、花の咲いていたのに気が付きませんでした

たまにはコース替えもいい事があるなとにっこりです

雨に濡れてちょっとうなだれた姿は、なんか艶めかしい感じです

昔映画で見た「五番町夕霧楼」の芸子姿が、何故か眼に浮かびました

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「ツバメ」の飛び交う時期になりました・・・ツバメ水仙見っけ!!

 群馬・藤岡の道の駅ラランの花木コーナーで、花棚におかれたちょっと変わった鉢花を見つけました

名前は、ツバメ水仙と書かれていました・・・これって水仙なのか?? 

ツバメ水仙は、ヒガンバナ科スプレケリア属の多年草で、学名では Sprekelia formosissima(スプレケリア・フォルモシッシマ)と呼ばれているようです

かってはアマリリスの仲間として分類されていたらしいのですが、スプレケリア属として分けられ、1属1種です

原産地はメキシコからグアテマラに分布しており、岩石の多い丘陵の斜面に生え、草丈は30~50cmほどになります

日本には明治時代に渡来したようです

ツバメ水仙の茎は中空で、葉は根際から生えて細長く線形になってます

春に花茎を伸ばし、5~6月鮮やかな緋色から深紅色の花を咲かせます

1本の花茎に、花径10cm位ある花が一つつきます

花披片は6枚で、反り返っています

このうち下側3枚は、重なり合って間隔が狭くなっていますが、上3枚は両腕を拡げ、踊るようにもみえてきます

雄しべは6本で、雌しべの花柱の先は3つに裂けています

ツバメ水仙の名の由来は、花の形が「燕」のように見えることからきているといわれていますが、・・・どうもな・・・似てるかなぁ~

 ツバメ水仙の花言葉は、 「 幸せを知らせる 」   です

 

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半夏生の時期になりました

今年は6月21日が夏至でした

夏至の日から数えて11日目が、「半夏生(はんげしょう)」と呼ばれ、七十二候の雑節の1つです・・・半夏生の期間は7月2日~七夕7日頃までの5日間をいいます

この暦日は昔の農家にとっては田植えの目安とも言われ、「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがある様に、夏至が済んでから半夏生に入るまでに田植えを終わらせるのが好ましいと言われていたそうです

そして半夏生の前に無事田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりするところもあったそうです

この日は現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっているそうです

このころハンゲショウ(半夏生)の花が咲き、葉は白くハンゲ(半化粧)します

ハンゲショウ(半夏生)は、ドクダミ科の多年性落葉草本植物です

先日行った産直の花棚で鉢花で売られていました

    花が、開き始めたばかりです    向かって右奥は、アガバンサスの紫花が咲き始めていました

ハンゲショウは草丈50~100cmほどに成長します

葉は互生し、長さ5~15cmほど、卵形で、基部がハート形の細長い形状です

夏至を過ぎた頃に長さ10~15cmほどの穂状花序を葉の付けねにつけて、花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し花弁の役目を果たすようになります

開花期にはドクダミに似た独特の匂いを出すといいますが、あまり気が付きませんでした

ハンゲショウの学名は 「Saururus chinensis」 

この 「Saururus 」は ハンゲショウ属、「chinensis」は 中国の意です

「Saururus(ソーララス)」は、 ギリシャ語の 「sauros(トカゲ)  + oura(尾)」が語源だそうで、 トカゲの尾のような 穂状の花序から名づけられたそうですが、たしかに花穂はそんな感じです

ハンゲショウで、部分的に白化を起こす葉は、決まって花序に向かい合った葉で、花序の付け根にあります

白化した葉は、花が終わる次第に緑に戻りますが、元のような緑にはなりません

何故花序に向かい合った葉が、花期に向かって白く変化するのかは、葉緑素が抜けるからですが、これは虫を集めるために、花を目立たせるためではないかとされているといわれますが、虫もそんなに色好みするのでしょうか

それにしても花は、確かに花らしくありませんね

ハンゲショウの花言葉は、「 内に秘めた情熱 」、 「 内気 」  です

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坂東15番札所・「白岩観音」様に、寄ってきました

6月中旬になると、いつもおなじみの梅園に梅の買い出しに行きます

場所は群馬三大梅園の一つ箕郷梅林の中の梅やさんで、今年も行ってきました

今年の梅はまあまあのようで、毎年行くから準備して待っててくれました

この梅やさんの近くには、坂東三十三箇所第十五番 白岩山・長谷寺があります

いつも梅を買った帰り、白岩観音の脇を抜けて帰ってきますが、今年はこの辺りは道路開発が進み道を間違えました

更に白岩観音も駐車場が新しくなり、観音様の宮社も綺麗になっておる様子に、久しぶりにお参りしてきました

坂東三十三箇所とは、神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県にかけてある33か所の観音霊場のことをいいます

これらの霊場は源頼朝によって発願され、源実朝が西国の霊場を模範として札所を制定したと伝えられており、第一番札所の杉本寺(神奈川鎌倉市)から第三十三番札所である那古寺(千葉県館山市)までを巡拝すると、その道程は約1300kmにもなります

巡礼者は全ての札所を巡拝(結願)すると、善光寺および北向観音に「お礼参り」をすることが江戸時代から慣わしとされています

これらすべてを周るのは大変なので、杉本寺と那古寺の2寺を参拝して結願とする場合もあるようです

尚、坂東33箇所、西国三十三箇所、秩父三十四箇所と併せて日本百観音といい、その結願寺は秩父三十四箇所の三十四番「水潜寺」がなっているのだそうです

今度「水潜寺」には是非行ってみたいものです

      長谷寺・本堂(観音堂)  です

白岩の長谷寺、通称「白岩観音」は、朱鳥年間(686~696)に開基されたことが、 「長谷寺縁起絵巻」に伝えられており、この縁起によれば、延暦・大同(782~810年)の頃に伝教大師最澄や弘法大師空海も来錫 し、文徳天皇(851)の御代、在原業平が堂宇を修営したとされ、この後は源義家、新田義貞な ど武将の信仰も篤かったと伝わっています

本堂は、武田信玄の子勝頼が、世無道上人に命じて、天正8年(1580)に建てたもの といわれています

坂東第十五番・白岩山長谷寺(通称「白岩観音」)は、木造十一面観世音菩薩(平安時代後期作)が御本尊で、群馬県指定重要文化財になっています

この辺りの地名は「白岩」といい、六ヵ坊の修験が修法していたそうで、新田義貞の挙兵に あたって、この修験者たちが坂東八ヵ国に盛んに檄を伝えたといわれています

「白岩」に境を接す る里見郷は新田義貞と共に滅亡した里見一族の本拠地であり、のちの楠正成の家臣・浜名左 衛門義尊が遠江国濱名邑より来白岩し諸堂を改修し護ったのだそうです

      「本堂 唐破風向拝」 彫り上げられているのは、 「天人奏楽図」 です

    「仁王門」  

 

    仁王門内の「金剛力士像」を金網越しにパチリ!です

鎌倉時代中期・天福年間(1233)に成立した坂東三十三ヵ所のうち、第15番の札所 となった「白岩観音」へは中世以降、多くの巡礼者たちが訪れていますが、本尊の十一面観音像が秘仏 であるため、一般に参拝できるのは前立像だそうです

精緻にして優美なつくりの二体の仏像は美術史的にも高く評価でき、特に平安時代の仏像 は県内では極めて少なく貴重であるとされているそうです

梅買いの帰りで、パチパチだけでしたので、今度この知識をもとに、ゆっくり鑑賞してみようかな

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スモークツリーが、咲いているのを見っけ!!

昨日久し振りに、関越道・藤岡IC にある道の駅ララン・「花の交流館」を覗いてきました

交流館に入ったところで、なんと眼の前に3mほどに育って鉢植えされたスモークツリーが花開いていました

こんなに身近に花を見たのは初めてで、思わずぐっと近づいてアップ  してきました

花を透かして館内天井が見えます・・・名前のように、ぼぁ~っとかすむ中に明り取りが見えました

スモークツリーはウルシの近縁種で、南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国に至るまでの広い範囲に分布する雌雄異株の落葉性の樹木で、樹高は4m~5mです

花は5~6月いわゆる初夏に、径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状にたくさん咲かせ、咲き進むと紫色を帯びます

花後、雌株は不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目はもあもあした感じになりますが、雄株は花穂がもこもこ感はないそうです

スモークツリーの名前は、この開花後の花穂が煙のように見えるところに由来しています

和名ではハグマノキ(白熊の木)とよばれ、その姿をハグマ(ヤクのしっぽの白毛)で作られた仏具の払子(ほっす)に見立てたものだそうです

ぐっと近づいてアップした花穂の感じですが、これが花なのッて感じです    

それもそのはず、花は円錐状に咲き、あまり目立たず、花後に花柄が羽毛状に伸びるとも言われ、煙状になるのは、花後に花柄が伸び実になるとき、結実しなかったものから毛が生えてくるからだそうですが、不思議な感じです

葉っぱは円形~タマゴ型で、よく枝分かれして樹形は雑多な感じで丸くまとまっています

樹皮からはタンニン、幹からは染料が採れるそうです

下の画像は5月末雨が降った後、早朝ウォーキングで見かけた、コース途中の生け垣越しに咲くスモークツリーの花穂です

スモークツリーには変種があり、枝がしだれるペンデュルス〔var. pendulus〕や葉っぱや花の軸が紫色を帯びるプルプレウス〔var. purpureus〕があるそうですが、ウォーキング途中で見た″スモークツリーは花穂が赤紫に煙って見えました

初夏に咲く花木の代表といえるスモークツリーは横に広い円形の樹形が美しく、秋の紅葉も楽しむことができる上樹勢もあり、育てやすいので、近年園芸樹として人気だそうです

交流館でパチパチ 撮りしていたら、店員さんがそんなに気に入っているのならと一枝分けてくれました

挿し木でつくのだそうです

花穂を花瓶で飾って楽しんだら、挿し木をしてみようと思っています・・・ありがとう!・楽しみが増えました  

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蓮池が干上がりそうでしたが・・・

今年は水が少ない年かなと心配してました

梅雨に入ったというのに雨がなく、ようやくここ1週間梅雨らしくなってきました

10日ほども経つでしょうか!?(もっと前かな!?)、榛名山麓にある渋川公園に行ってきました

実は公園の中の睡蓮の花を見たかったのです

まだ雨が少ない時でしたから、気になってました

行ってみたら、すっかり水がなくなっていました・・・びっくりです

睡蓮の葉のみがでて、ハスの茎がまるで台風一過の惨状にも見えます

周囲の緑も何やら黄色みがかって、緑増す感じではありませんでした

干上がった状態ですが、カサカサではありませんでしたから、勢いのある睡蓮は葉をまだ青くさせ花を開いていました

例年だと、水に浮かぶように花をひらいているのですが、泥の中からぐっと顔をもたげるように、咲いていました

こんなだったあの蓮池は、今どうなっているのかな!?

雨が降って生き返っているといいなと、周囲の緑増した風景を見て思っています

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サラサウツギ(=更紗空木)の花が咲く

今月初めころ…そう約2週間程前、花木店の苗木コーナーで見かけたサラサウツギの花を紹介します

サラサウツギは、幹が中空になっていることから命名されたというウツギの花が八重化したものといわれ、一番外側の花弁の外側が赤いことから、更紗模様のようだというのでこの名前がついたようです

アジサイ科(旧ユキノシタ科)ウツギ属の落葉低木で、公園や庭木としてよく植えられており、初夏に、芳香のある下向きの花を咲かせます

サラサウツギの樹高は1.5~2mで根元から枝分かれし、葉は単葉で対生し長さ4~8cmの楕円形~倒楕円形、葉先は尖り葉縁には細かい鋸歯があります

花は八重咲きで枝の先に横向き~下向きにつけ、花弁の外側が淡紅紫色で内側が白色をしています

「更紗」は木綿地に人物、花、鳥獣の抽象的連続模様を多色で染め出したもので、呼び方はインドの上質な布「sarsa」からきているようです

サラサウツギの樹木は、強健で挿し木で繁殖し、大型の鉢植えなどにも適しているそうです

サラサウツギ(更紗空木)の別名はツカサウツギ(司空木)と呼ばれていますが、「ツカサ(司)」というのはお役所の意味なので何故そう呼ばれたのでしょう

 サラサウツギの花言葉は、「 気品」、 「 品格 」、 「 謙虚 」、 「 古風 」、 「 風情 」、 「 秘密 」   です

 

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バラとチョウ

 昨日チョウを載せました

先月末群馬・高崎の高崎シンホニィーガーデンにバラが沢山咲いたと聞いて見に行きパチリ!!しましたが、その折バラに混じって、チョウがいたのを思い出しました

バラの名前はわかりませんが、ザ!!バラ達が咲き誇っていました

     ガーデン入口近くのバラアーチです  

    生け垣風に植えられたバラが見事なのでパチリ!しました

    よ~く見ると、チョウが留まっているのですが、分かりますか!?

アップ!!しました  

どうやらモンシロチョウの交尾態のようです

モンシロチョウは、アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類されるチョウの一種で、畑などの身近な環境で最もよく見られますが、バラなどの花周りに停まっているのは初めて見ました

バラの花の中で、二匹だけの世界に溶け込んでいるのが、とてもロマンチックに見えました

画像でははっきり観察できませんが、モンシロチョウの前翅の長さは3cmほど・翅は白いですが、前翅と後翅の前縁が灰黒色で、さらに前翅の中央には灰黒色の斑点が2つあります

モンシロチョウの和名はこの斑点を紋に見立てたものといわれます

春に発生する成虫は、夏に発生する成虫よりも白っぽいそうです

オスとメスを比較すると、少し形は違うようです・・・オスは前翅の黒い部分が小さく、全体的に黄色っぽく、メスは前翅の黒い部分が多く、前翅のつけ根が灰色をしています

 

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チョウが飛び始めました・・・アカボシゴマダラ!?

乾燥続きだった日々でしたが、 数日前からようやく雨が降り出しました

梅雨に入ったと宣言があってから、部分的地域に雨が降っているらしいのですが、全体的には今年は雨が少ない年になりそうです

昨日の群馬のダムにおける貯水状況がちらっとニュースで聞こえてきました

現在は首都圏の水がめである奥利根の各ダムの貯水レベルは、ほぼ50%だそうで、現状は問題なさそうだが、この夏の節水騒ぎが心配になってきます

これを解決するには現在の梅雨がしっかり降ってもらいたい訳ですが、なかなか思うようにいかないのが自然ですね

ようやく降り出した雨の切れ間に、群馬・「県自然公園・群馬の森」を歩いてきました

わずかに降った雨の後のせいで、樹の緑が生き返ったような色合いになっていましたが、地面はまだ乾いた表情でした 

一匹のチョウが目の前に飛んできて、樹にとまり樹液を吸い始めました 

見た事のあるチョウですが、名前が分からず調べてみたところ、アカボシゴマダラではないかと思えたのですが、違っているかもしれません

ヒメアサギマダラにも似ていますが、これは渡りチョウなので、今の時期はこの辺ではまだ見れないと思います

アカボシゴマダラはタテハチョウの仲間で、大きさは4~5cm、発生分布は本州(特に関東)・九州(奄美)だそうで、4~10月にみられるようです

アカボシマダラの関東で見られるのは1995年頃人為的に放チョウされたものが生息域を拡げたもnと思われています

この放チョウされた種は中国産亜種で、本来種の奄美大島のものとは別亜種だそうです

本来のアカボシゴマダラは、黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列があるのが特徴の大きなタテハチョウですが、関東に分布する亜種では、春に羽化する個体では白化し、赤班がほとんど消失するそなので、画像のチョウ”はもしかしてと思いました

雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら飛ぶ姿が撮れたらよいのですが、疲れたのか湿った土の上に停まったのを撮ることができました

虫たちも水が欲しいのですね

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ワルナスビがはびこっていました

早朝ウォーキングをしていて、たまにコースを変えてみると、珍しいものを見る事があります

先だってまで、梅雨だというのに雨が降らず乾燥した日が続いていました

畑のナスやキュウリに毎日水やりしてましたが、なかなか大きくならず今年は収穫期待が駄目だなとがっかりしていました

歩きながら、ナスともジャガイモの花にも似た草が、放置された畑にびっしり花開いているのを見つけました 

我が家の畑のナスは、水やりしてやっと生き延び花をつけているのに、荒れ地のようになっているところでナスに似た花を咲かせる木が沢山茂っているのを見ると、野生の逞しさにひたすら驚きました

この木はナスに似てるも道理で、ワルナスビ(悪茄子)といって、アメリカ南東部(カロライナ周辺)生まれのナス科の多年草です

日本も含め世界的に帰化している外来種で、ジャガイモの花にも似ています

ワルナスビが確認されたのは明治時代で、千葉県の牧場で、牧草に混じって侵入したとされています

ワルナスビの名前は、花がナスに似た5弁の白い花で、茎と葉に鋭いとげがあり、繁殖力があり強いので ”悪”と名づけられたといわれます

ワルナスビの長いトゲは草のあいだを歩くだけでも足に刺さり、軍手をしても抜き取るのは難しいほどです

種子は土の中で100年以上もの寿命を持ち、地上部を駆逐してもまた芽を出してくるほど、生命力があるそうですから、「悪」い奴ほど強いのですかね

加えて全草に毒があって、牧場に生えると家畜に中毒を起こし、畑に生えると同じナス科のトマトやジャガイモに被害を与える害虫の温床にもなるようです

海外では“悪魔のトマト”とさえ呼ばれるほどで、嫌われがちな外来植物の中でも、最悪と言っていいほどのようです

こんなところに生えているワルナスビ花は何となく可愛いのですが、今から駆除しないと大変かも・・・

ワルナスビの花言葉は、 「 悪戯 」    です

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ポピー畑を覗いてきました

 10日ほど前、ポピーの花がまだ咲いているよと聞いて行ってきました

この時はもう遅いのではと思いつつひとぱっしり・・・、行き先は 群馬・榛名山麓にある「ポピー園」 です

 まだ一面に咲き残っていました 

何度も来て見慣れた風景ですが、赤一面ではないけど、真っ赤な色が周囲の新緑(?)の中で、とても映えて幻想的な趣を醸しています

ポピーはケシ科の植物で、約150品種が世界に分布しています

中にはモルヒネが採れる種もあり、それらの品種は当然個人で栽培することが法律的に禁止されていますから、苗やタネも入手できません

このような花を観賞する園芸種のポピーは、「ヒナゲシ」、「アイスランドポピー」、「オリエンタルポピー」の3種だといわれています

この眼の前で見たポピーは、アイスランドポーピーだと思われます

アイスランドポピーはシベリアが原産です

草丈は30~40cm程になり、春から初夏まで鮮やかな色の花をさかせます・・・花色は、赤色やオレンジ色、黄色にピンク色、白色と豊富なようですが、ここでは赤が一杯でした

もともとはポピーは多年草ですが、暑さには極端に弱く、夏越しはまず不可能のようです

 アイスランドポピーの和名は、「シベリアひなげし」と呼ばれています

 アイスランドポピーの花言葉は、 「 慰安 」、「 感謝 」、「 承認 」、「 七色の恋 」    です

行ってきてから10日ほど経った昨日、あのポピーはどうなったかなと覗いたら、花は萎んで種になったり、葉はちぢれて華やかな面影がありませんでした

あの虞美人の艶姿はどこに行っちゃったのかな!?  

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今山法師(ヤマボウシ)が、あっちこっちで咲いています

今年は雨が少なく、梅雨に入ったというのに、なんか乾燥した日が続いています

山の緑が濃くなっていますが、何となく水不足の感じが否めません

しかしそれでも山の緑は青々して葉を茂らせて雨を待っています

緑の茂る中、車を走らせていると、今あっちこっちで白い花が咲いているのを目にします

目立つのはどうやらヤマボウシの花のようです

ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です

樹の高さは5~10mになり、幹は灰褐色、葉は対生して、楕円形または卵円形で長さ4~12cm、全縁ではやや波打っています

花は6月初め~7月に開き、淡黄色で小さく、球状に多数集合(=その数は20~30個)し、その外側に花弁のように見える大形で白色の総包片が4枚あります

榛名山麓・水沢山下で咲いていたヤマボウシです    

4枚の総苞片は、花を保護する役目です

結構ヤマボウシって、色々あるのでしょうか!?

群馬・県立公園「群馬の森」を歩いてみたら、ちょっと強い日差しの中で、ヤマホウシが咲いていました  

このヤマボウシのガク片は皆ならぶように上を向いて開いています

総苞片の形が品種によって違うようです

 

このヤマボウシは随分イメージが変わって見えます

花木店で咲いているのを見つけたヤマボウシで、名札には、ホンコンエンシス・月光と名がついていました

 ヤマボウシ”も色々品種改良によって、実の大きな品種(ビッグアップル)や、落葉しない品種(ホンコンエンシス)、斑入りの品種(ウルフアイ)、赤身がかった花をつける品種(源平・サトミ)、黄色の花をつける品種(金陽)などの多彩な種が流通しているようです

でもこれらの品種は人工的なので、山で見るのとはちょっと風情が違いますね

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クリの花が、いま盛りです

 先日ちょっと用事があり、クリ園の横を通りました

クリの花が満開になろうとしていました

クリの花の時期は5月末から6月末ごろです

白く長く穂状に花をつけます

遠くから見ると、細長い1個の紐花のように見えますが、多数の小さな花が寄り集まって咲いているのです 

風に吹かれると、ブランブランとして、柳に風といった風情です・・・言い換えると、栗に風という訳ですが、これは合わないな 

穂状に沢山咲いている小さな花の大部分は、雄花です

たくさんの雄花の中に、目立たない雌花があるのですが、分かりますか!?

穂をアップして探してみましたが、見つかりませんでした


雌花は大抵、雄花の付け根にあるようです

気を付けてみると、雄花の付け根の所に、5㎜ほどの小さな雌花がひっそりと咲いているのを見つける事が出るそうです

雌しべの先端が白くなっているのでわかるようですが、この時は見つかりませんでした

クリの花の香は独特の青臭い香りで、あまりいい匂いとは思えません

でも虫にとっては美味しい蜜のあるクリの花は、大好きな匂いなのかもしれません

ハナアブやコガネムシが、花穂を渡り歩いています

こんな句を見つけました

     「  逗留(とうりゅう)の   窓に落つるや   栗の花  」      向井去来

     「  自転車で    田を見に来るや   栗の花  」          飴山 實 

クリの花言葉は、「 満足 」、 「 豪奢 」、 「 私を公平にせよ 」  です

秋になると、美味しい栗ができるのですが、それにしてもこの花から、いがに隠れた栗の実ができるのは何とも不思議です

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