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群馬・赤城山麓富士見村沼の窪の‘ザゼンソウ(座禅草)’

今日で3月も終わり・・・明日から新年度
自然界もきっちり区分は出来ませんが、なんとなく今日で冬は終わり・いや早春とは言わなくなるのでしょうね 
赤城山麓富士見村沼の窪に‘ザゼンソウ(座禅草)’の群生地があります
‘ザゼンソウ’は自ら雪を溶かして花を咲かせる熱生産植物で、冷たい谷川縁に生える早春の代表花ですから、今頃咲いているかどうかと心配しいしい、昨日(30日)車を走らせてきました
国道353号線・富士見村の石井交差点を北へ約3km程進んだところに、「沼の窪」群生地はあります
「沼の窪」群生地の‘ザゼンソウ’はおよそ2haの杉林の中で、約2,000株が自生しており、富士見村の天然記念物に指定され保護されています



一昨日降った雪の残った杉林の中、清流沿いに間伐材による木道が整備され、‘ザゼンソウ’の群落がありました
やはり訊ねた時期が遅く、‘ザゼンソウ’のほとんどから、青い葉が出てきている状況です  



やっと遅咲き一輪を見つけ、パチリ  です 
来年はもう少し早く見に来てみよう   



‘ザゼンソウ’の 花言葉は、「 ひっそりと待つ 」、「 忍耐力 」、「 沈黙の愛 」 です
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‘プリムラ・シネンシス ’ = ‘カンザクラ(寒桜) ’

三寒四温とは云え、ここ数日は冬に逆戻りかと思うほどの寒さが続いています
桜の蕾も大分膨らみ一二輪咲き始めていたのですが、ちょっと足踏みです
スーパーの花の展示棚で、‘寒桜’が一杯に咲いて売られていました 
実はこの‘寒桜’は、‘プリムラ・シネンシス’の和名で、サクラソウ科の原種系プリムラの仲間です
中国(湖北省)原産の耐寒性多年草で、花期は1~5月中旬までと結構長く咲きます
葉が銅葉色で、裏や茎はワインレッド・純白の小花が冬から夏近くまで咲き、花壇を飾るというので、プリムラ仲間の中でも一番人気なんだそうです 



サクラソウ科の花は、「5数性」の合弁花なんだそうです
「5数性」というのは、花の各部が5の数から成り、花弁5、萼片5、雄蕊(おしべ)5のの構成になるものをいいます・・・但し雌蕊(めしべ)はさすがに1個です



‘プリムラ・シネンシス ’の英名は‘プリムローズ’と呼ばれています
ギリシャ神話では、花の女神・フローラは息子パラリンスが、恋人のニンフに失恋して、すっかりやつれ、ついには死んでしまったのを不憫に思って、春の花・‘プリムローズ’に変えたといわれています
花言葉は、「 永遠の愛 」 、「 青春の喜びと悲しみ 」
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‘トサミズキ’は、「龍馬」と同じ土佐出身です (^O^)

この頃あっちこっちで ‘トサミズキ’の花 をよく見かけます  
青空に黄色の鈴がぶら下がるように咲く様子が、なんとも微笑ましく、人気なのかなと思います
‘トサミズキ’は「土佐水木」と書かれるように、原産地は高知・土佐地方の蛇紋岩・石灰岩地帯に分布するマンサク科の落葉低木です



「春の息吹」を感じさせる樹木はたくさんありますが、‘マンサク’科・‘トサミズキ’の様に大抵がうす黄色とか、緑がかった黄色の花をつける樹木が多いように思います
これらの花には派手さはなく、自己主張をしていない様に思えますが、それだけにそんな花を見かけた時は「春~!♪」というじわ~とした湧き上がるような感激があります



今年のNHK大河ドラマ・龍馬伝の主人公「坂本龍馬」が今とても人気です
昨日のドラマでは、土佐を脱藩し、いよいよ日本を、世界を知ろうとまずは行動開始したところです
土佐しか知らなかった一青年が、春があると思える夜明けを求めて、飛び出した先は何があるのでしょう
私の好きな人物の一人「坂本龍馬」のこれからに目が離せません
‘トサミズキ’の花を眺め、「龍馬」はこの花を知っていたかなぁなんて、ふと思いました
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群馬・小串の‘カタクリ’の花が今が盛りです

群馬・小串(群馬県高崎市吉井町小串 国道254号沿い)にある‘カタクリ’群生地(約2.3ha)では、‘カタクリ’の花 が今見頃です 
吉井地区・小串の群生地には、数千とも数万とも云われる株の‘カタクリ’が、吉井丘陵地斜面に自生しています
毎年この時期になると、「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」と呼ばれる春植物・‘カタクリ’の花を見たくなり、つい行きたくなって…   パチリ  してきました
‘カタクリ’は気温や陽光にとても敏感な花で、気温が10度以上になると下向きに開花し始め、温度が更に上昇すると、花びらが反り返るように開きます
逆に気温の下がる夕方から夜間、又雨天の日中には、花びらを閉じています
小串に行ったのは一昨日ですが、その前日まで雨が降っていたし、ついた時間が10時頃で、やっと陽射しが木々の間から射し込み始めた 時でしたから、‘カタクリ’の花は皆揃って俯くような姿です 



春の陽射しが林の中に差し込み始め、いくつかの‘カタクリ’の花が開きはじめていました
5弁の薄紫色をした花は、気温の上がっていくのに従って、下向きの花びらを陽に向って凛と跳ね上げます
清楚な感じからは想いもよらない力強さです
この‘カタクリ’の花の色は、陽の光を透過させた時、最も美しく見えます



 実は昨日の新聞報道で知ったのですが、この日、白い‘カタクリ’の花が4~5輪咲いていたのだそうです
私は気づかず、 残念 !!… 見たかったなぁ~
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‘ミムラス’の花は心を明るくしてくれますよ 

三月もまもなく終わりですね 
春本番が近づいてきています  
桜開花便りも聞かれ、桜前線の足音が、私の住む北関東にも聞かれそうです 
暖かさを感じた先日、JAに春植え苗を買いに行きました  
その折花苗の展示棚で見かけた笑顔の可愛い‘ミムラス’を紹介します

‘ミムラス’は約150種以上の種類があり、南アフリカ・アジア・オーストラリア・南北アメリカと原産地は広いのですが、大部分は北米に分布しているそうです
日本で栽培されている‘ミムラス’は、北米産の原種をもとに作り出された園芸品種群らしいです
花色はオレンジや黄、赤、白、赤紫などで、花芯に斑が入るものと、斑のないものの2種類あるようですが、派手な地色に大きな斑点の入る特異な花姿のものが、多く目につきます
‘ミムラス’の名はラテン語の「道化師」、ギリシャ語の「猿」が語源で、「花の模様が変化する」とか、「猿がおどけたような顔の花」、という意味に因んだそうです



見かけた‘ミムラス’の花色は、薄い黄色地に鮮やかな赤紫色の斑点模様が入っています
ビッシリ咲いている様子はなんとも気持ちを明るくさせてくれました
一個一個の表情は、お猿さんに似てるかなぁ~…
ジャコウの香りがするものもあるそうですが、強い匂いではないようで、パチリしている時は気づきませんでした 
‘ミムラス’の花は植えると、すぐに花が咲き広がるそうです
下から次々咲き上がるので、時々根元から切り戻すと、沢山の花が重なり合って咲く様になり、一株でも充分楽しめるようです  



‘ミムラス’の 花言葉 ; 「 笑顔を見せて 」 、「 おしゃべり 」 、「 気の弱さ 」
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‘ローダンセ ドワーフローズ’ → ‘ヒロハノハナカンザシ’とも云います

産直の花の展示コーナーで名前を覚えた‘ローダンセ’・1坪くらいの広さにびっしり並べて売られていました
ちょっとした小花壇です   
綺麗なちょっと濃い目のピンク花が、お互い寄り沿うように、暖かさを感じさせながら咲いています
   キク科     ローダンセ属     半耐寒性の一年草で、原産地は オーストラリア
‘ローダンセ’は分枝性がよく、ピンクの花で株が埋まるほどに開花します
草丈は30cm~40cmくらいあり、乾燥地帯に分布している花なので、ちょっと乾いた感触がします
花びらの様に見えるのは総苞片で、ドライフラワーにするのに適しています
但し花は茎のヒョロヒョロとした中に咲いており、切取ったりする時には取り扱いに十分注意が必要です



‘ローダンセ’の和名は、「広葉の花簪(ヒロハノハナカンザシ)」とも、「姫貝細工(ヒメカイザイク)」 とも呼ばれています
この呼び名はピンクの和紙で作ったような花が、風にゆれるとかさかさと心地よい音を奏でるような感じから付けられたと思われます
花弁のように見える総苞片に囲まれ、中央の黄色のシベの寄り集まりに見えるのが管状花です・舌状花はないのだそうです
今度この小さな管状花を覗いてみたいな 



花言葉 ; 「 温厚 」 、「 光輝 」 、「 情に厚い 」 、「 永遠の愛 」
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‘ネメシアメロウ’ = ‘ヒメキンギョソウ’

三寒四温の春直前の陽気が続いています
今日は寒い日、あっちこっちで少し雪  が降るかも知れないとのお天気情報です
でも先日はとても暖かな日  が続いていました
スーパーのガーデン用花苗コーナーに、柔らかな、やさしい花色をしてガーデンを甘く包み込むような‘ネメシア メロウ’が売られていました

   ゴマノハグサ科  ネメシア属   半耐寒性多年草
‘ネメシアメロウ’の別名は‘ヒメキンギョソウ’といい、この名が示すように‘金魚草’の仲間です
南アフリカ原産で、寒さにも結構強い事から、関東以西では充分、露地植えが可能のようです



草丈は15~25cmくらい・花つきのいい、形がまとまりやすい特徴があります
開花時期は初秋~初冬、早春から初夏へと、長い間花を楽しむことができます



花言葉 ; 「 恋の予感 」 、「 包容力 」 、「 過去の思い出 」
花の柔らかさがとてもイメージに合っているかもしれません
顔を近づけると、少~しバニラの香りがしました 
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‘長寿桜’の青紫の花が、存在感抜群です!

一昨日、東京・靖国神社にある‘ソメイヨシノ’の花が咲き、開花宣言  がだされたと報道がありました
例年より一週間は早いそうで、このままの暖かさで行けば、3月中には満開になってしまうそうです
先日山野草店で見た薄紫色の桜・‘長寿桜’を紹介します
早くしないと終わちゃいますものね 
とは言え、‘長寿桜’はサクラとありますが、サクラの仲間ではなく、‘ジンチョウゲ’ の仲間なんだそうです 
‘長寿桜’は樹高1m位、雌雄同株の落葉低木で、開花期は春・この季節には珍しい薄い青紫色の花が枝一杯に咲き、とってもきれいです
花後に葉が出るのは‘桜’と同じですね
原産地は中国、台湾、朝鮮半島南部です
関東以南の暖地では露地植え栽培ができるそうですが、‘ジンチョウゲ’と同様、移植を嫌います



‘長寿桜’の花の径は1cmくらいの大きさで、淡い藤色の花弁のように見える4枚の萼片をもち、ほのかにいい香りがします
そんな花の様子から別名がいくつかあり、‘フジモドキ’、‘チョウジサクラ’、‘サツマフジ’とも呼ばれます
‘長寿桜’は江戸初期に薬草として中国から入った木で、漢方では花や根を利尿薬として使用されているようです


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‘ベニジウム’の和名は‘寒咲き蛇の目菊’といいます

随分暖かな陽気になって来ました 
まだ用心して厚手のセーターを着込んでいますが、時にはじっとり汗ばみ、脱ぐと寒いけど脱ぎたくなります
スーパーの花展示棚で、とても暖かそうな花を見つけました   
南アフリカが原産で、半耐寒性の一年草・‘ベニジウム’です
黄橙色の花弁に黒い蛇の目をつけたイメージの花で、和名では‘寒咲き蛇の目菊’と呼ばれ、2月から5月ごろに開花します
花は、天候によって、少し開閉運動をするそうです 



  キク科  ペニジウム属の秋撒き一年草  花色は橙、黄、白など幾つかあるようです
草丈60~80cmになり、栽培も割りに容易で分枝力が強いので、切花用に人気だそうです



‘ベニジウム’の 花言葉 ; 「 活発 」 、 「 常に新鮮な美しさ 」
橙黄色の輝くように咲いている花を見ていたら、このイメージがよく分かった感じです
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‘フキタンポポ’の花

スーパーの山野草展示コーナーで、‘フキタンポポ(蕗蒲公英)’のポット苗が売られていました
  ‘フキタンポポ’はキク科フキタンポポ属の多年草で、原産地は中国~ヨーロッパです
日本へは明治時代に渡来し、植物学者牧野富太郎博士が、花が「タンポポ」に似て、葉が「フキ」に似ていることから、‘フキタンポポ’の名を提唱してから一般化したといわれています
花期は1~4月で、「冬に氷を割って生えてくる」という意味から、漢名で‘款冬(かんとう)’と名づけられています
花はキク科らしい普通の黄色いタンポポによく似ており、 陽が射すと開き、夕方には閉じています
花が咲く時は、葉が展葉せず、花後に葉が開きます
原野や林の中などあまり肥沃でない土地に生え、根茎を伸ばし増えて行きます
‘フクジュソウ’に似ている事から、最近この‘福寿草’の代わりに、正月用の寄せ植えなどに使われていると聞きました  



  ‘フクジュソウ’は全草毒草ですが、‘フキタンポポ’は古くから薬草として知られていました
‘たばこ草’とも呼ばれ、薬用タバコに用いられています
葉にはビタミンCと亜鉛を含みサラダやスープに入れて食べたり、粉末にして咳や皮膚の潰瘍の炎症治療に使われます
花はカタルや痙攣や炎症を軽減し、免疫細胞を活性化させるのに役立つといいます
但し有害な「アルカロイド」が含まれているので、使用時は茹でて、「アルカロイド」を分解するといいそうです



花言葉 ; 「 公平な裁き 」
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‘ カンアオイ’は冬も青々としているので‘寒葵’ 

先日じつに変った花を、JAの山野草展示コーナーで見つけました
‘カンアオイ’という山地や森林の薄暗い林床に生育する小型の多年草です
‘カンアオイ(寒葵)’という名前は、葉の形がハート型で‘アオイ’に似ており、冬でも枯れないことに由来してつけられたそうです
私は初めて見知ったのですが、この花は日本固有種で万葉の時代からすでに知られており、本州の関東地方から近畿地方、四国に分布しているのだそうです
但し‘カンアオイ’も幾つか種類があり、写真パチリしたのは‘パンダカンアオイ’という中国原産の‘カンアオイ’のようです
そういわれてみれば、花の表情がパンダに似ているという所なんでしょうね!!


‘カンアオイ’の葉は互生し、卵形~卵状楕円形・その先端は尖っています
茎は短く、地面を匍匐し、根元の地べたに、柿のへたのような 茶色っぽい花が咲きます
花は、秋から春にかけての半年近い寒い期間咲くのだそうですが、地表付近に埋もれるようにして咲いているので、なかなか目に付きません




花のように見えるのは花弁ではなく3枚の萼片で、基部でくっついて萼筒を形作っています
萼筒は先がくびれず、暗紫色をしていますが、ちょっと不気味感ありますね

  ‘寒葵’の万葉集歌を見つけたので、お披露目します
   “ 梨棗(なつめ) 黍(きび)に   粟(あは)つぎ 延(は)ふ蔦の 後も逢はむと  葵花(=寒葵)咲く ”   
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‘ハナニラ’の花が咲きました

この所暖かくなり、畑作業が次第に増えてきました
自転車  で近くのマイ菜園に通勤(つい現役の気分で・・・)途中、どこかのお宅の生垣の陰で、‘ハナニラ’の花が咲き始めているのを見かけました 

 ‘ハナニラ(花韮)’は、ユリ科の多年草で、原産地は南アメリカ(メキシコ、アルゼンチン、ウルグアイ)
葉の形は‘ニラ’によく似ている上、匂いも‘ニラ’や‘ネギ’のような匂いがします
花は愛らしい星形の花が咲き、葉の匂いから想像できないような甘い芳香があります
こんなところから‘ハナニラ’(別名:‘西洋甘菜’)の名前が出来たようですが、野菜のニラとは属が違っており、食用としては食べて食べれない事はなさそうですが、不味いそうです


‘ハナニラ’の花は通常4~5月が開花期ですが、今年は暖かなのでしょう
淡青色をした星型の花形は何か夢を感じさせてくれます
‘ハナニラ’の別称を「ベツレヘムの星」と呼ぶそうですが、「ベツレヘムの星」とはキリスト誕生の時に輝いた星の事で、‘ハナニラ’がキリストと何か関係あるのでしょうか
そうそう、クリスマスツリーの天辺にある星が「ベツレヘムの星」の象徴ですが、知ってました!? 


花言葉 ; 「 耐える愛 」 、「 悲しい別れ 」 、「 うらみ 」 、「 卑劣 」
何か花の感じにそぐわない花言葉に感じられるのですが、・・・!?
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‘雪割草’の花を見つけました

「春!~」と声上げたいような感じの日が、続くようになってきました
花屋さんの店頭・まさに足許に、‘雪割草’の花苗がいくつか並べて売られていました
早春・まだ雪の残っている頃、雪を割るようにして咲き出す事が‘雪割草’の名の由来ですが、可憐とも云えるこの花姿を山中で見つけたら、激感激しそうですね 
別名では「三角草(みすみそう)」とか「洲浜草(すはまそう)」とも呼ばれています
葉が三裂するところから「三角草」、葉の形が、祝いの席に飾る島台の”州浜”に似ているところから 「洲浜草」と名づけられたそうです
でもこの名より‘雪割草’の名前がロマンありますよね
ハート型の葉っぱの形から、英語では「レバーリーフ(肝臓の葉)」とも呼ばれるそうです
葉の形が名づけ由来になるならば、和名より英名の方が、私は好きだな 



春を誘う可憐な花・‘雪割草’は4月前半までが見ごろだそうです・・・いいな~ ・ みたいな~     
一見花のように見えるのは、がく片で、通常6~8枚あるそうです
雄しべの先端の赤紫色がとても印象的です
薄紫の可憐な花が、長く厳しい冬を耐えて咲く様子は夢を感じさせると思いますがどうでしょう



‘雪割草’の花言葉は、「 はにかみ 」 、「 忍耐 」 、「 優雅 」 です
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‘ネコヤナギ’のやわらかな花穂が今盛りです

この所随分暖かくなってきました 
ご近所を散歩  していて、電柱の陰で眼一杯に咲いている ‘ネコヤナギ’ を見つけました  
‘ネコヤナギ’は北海道から九州に分布している落葉の低木で、山間にある渓流や中流の流れが急な場所などの水際を好んで成育します
そんな所から・・・別名は‘川柳’といい、「渓流の春」を知らせる植物といえます
そういえば、テレビ で以前‘ネコヤナギ’がほころび始めた頃、ヒグマが渓流に飛び込み、「鮭」をとっていたのを思い出しました


陽射しを一杯浴びて‘ネコヤナギ’の姿は、見るからに柔らかさを感じさせます 
‘ネコヤナギ’の花は雌雄異株で、雄花は先端にオレンジ色の葯(やく)のついた長い糸のような雄しべがたくさんあらわれ、葯が開くと黄色い花粉が出てきて、その後先に黒い筋が入ります
花が咲くときは一つの花穂の中で南側から開いていくそうです


‘ネコヤナギ’の花色の変化は、白赤黄黒色と四変化しますが、眼を見張るような変貌振りといえます
‘ネコヤナギ’の 花言葉は、 「 自由 」 、「 開放的 」 、「 思いのまま 」 
綿毛に包まれた花穂をそっと触れて見ると、しっとりと柔らかく、うっすらと赤みを帯びながら銀色に光る色艶が、開放感や生きる活力を示して、春到来を強く感じさせます
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‘ジゴニシア・ムラサキコマチ’の名前はおしゃれなランです

昨日に続いて、花屋さんの洋ラン紹介です・・・まるで花屋さんの広告みたいですかね 
‘ジゴニシア・ムラサキコマチ’という洋ランですが、「ムラサキコマチ(紫小町)」という呼び名が気に入っています
‘ジゴニシア・ムラサキコマチ’はその呼び名のイメージとはちょっと違って、なかなかエキゾチックな花形に加え、すっきり清涼感のある葉をもった半着生のランです
顔を近づけてみると、ほのかに香りがします



‘ジゴニシア’はジゴペタラム属とアガニシア属の人工交配種だそうです
   ラン科   ジゴニシア属
中南米原産の多年草で、他の蘭に比べ、比較的寒さに強い種類です
花期は12月~3月の花の少ない時期によく咲きますが、5度以上の明るい室内に置くのが花持ちよいようです
栽培は割りにしやすいと云われますが、夏場の直射日光は葉焼けを起こしやすいので、風通しのよく少し遮光が出来る場所を選んでやる必要がありそうです



花色は紫系の色が主体で、花びらのひろがりが艶やかな感じがするので、‘ムラサキコマチ(紫小町)’の名が付けられたのかなと想像しています
ところで「小町」という意味は、 美しいという評判の『娘』の事をいいます
「小町」の出処は、クレオパトラ、楊貴妃とならんで世界3大美人と言われる平安時代の歌人「小野小町」から出来た言葉だという説が一般的のようです
ですから‘紫小町’とは「紫色の綺麗な娘」と言う事になるのですが、そう思って眺めると『ふぅ~ん…・小町ねぇ~』って感じでした 
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