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“カラスウリ”の花が咲き、早くも果実が見えました

早朝歩きが大分板についてきました

しないと何か忘れていませんかの気持ちです

でもまだまだ眠気に負けて今日は止めたいなという悪魔のささやきがしてきます

そんな意識に打ち勝ってどうにかほぼ4ヶ月が経とうとしています

歩いている周囲の景色も色々変化してきています

先日歩くコースの中で、大きな生垣のあるお宅があり、そこに絡みついているカラスウリが花開いているのを見つけました 

99%の花は咲き終わって皆萎んだ状態になっており、開いていた直前痕跡の花はこれ一個でした

“カラスウリ”の花期は夏で、7月~9月にかけて日没後から開花を始めます

雄花の花芽は一ヶ所から複数つき、数日間連続して開花し、雌花の花芽は、おおむね単独でつきます

花弁は白色で主に5弁(4弁、6弁もある)で、やや後部に反り返り、縁部が無数の網目状に白く細いひも状になってひろがり伸びます

花の直径7~10cm程度・網あるいはレース状に広がリ咲きます                                                  花は翌朝、日の出前には萎んでしまいます

笹薮がある日当たりのいいところで、まだ他の部分では萎んだ花が一杯ある中で、たった一個“カラスウリ”の果実が生っていました

ずいぶん早や生りなので、パチリ!!したのですが、いろいろなんですね!? 

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“蝉”の抜け殻を見つけて・・・

 昨日はお休みしちゃいました                                                                 囲碁仲間と毎年恒例の研修旅行です

旅行中にやってみたい事があり、準備して行ったのですが、碁を打ったり、ビールを飲んで騒いでいたらすっかり忘れてしまいました

やってみたかったのは画像を用意しておいて、携帯からブログ投稿をしてみたいと思っていましたが、次の機会に又挑戦してみましょう

準備してあったのは、蝉の「抜け殻」の画像です                                                                     折角用意したので、今日は「抜け殻」の紹介です

先だっても、お休みした時、「蝉」の話題でしたが、今回も何でか同じ話になりそうです

「セミ(蟬・蝉)」は、カメムシ目・セミ上科に分類される昆虫の総称で、「鳴く昆虫」の一つとして知られています

日本の文化では、暑くなって「蝉時雨」が聞かれなければ、夏になった気がしないし、声が聴こえなくなったら、『あぁ~・今年も夏は終わりかぁ~』と秋の気配を感じます

上の画像は7月の末頃、群馬・高崎にある群馬県立公園・群馬の森で、“トチノキ”に一杯ぶら下がっていた「蝉の抜け殻」です

ところで“蝉”はアジア圏の生き物なんでしょうか !?                                                                ヨーロッパでは、“蝉”は鳴かないらしいのですが、本当でしょうか !?

とにかく、中国では地中から出てきて飛び立つ“蝉”は、生き返り、復活の象徴とされ、新石器時代にその姿を彫った装飾品が多数見つかっているそうです

日本では、種類毎に独特の鳴き声を発し、地上に出ると短期間で死んでいく“蝉”は、古来より感動と無常観を呼び起こさせるいわゆる「もののあはれ」の代表として扱ってきました

“蝉”の抜け殻は「空蝉(うつせみ)」(=蝉の抜け殻の古語)と呼んで、「現身(うつしみ)」と連して考え、無常観の象徴ともいえます

尚余談ですが、“蝉”の抜け殻を「蛻(もぬけ)」と呼ぶこともあるようですが、この言葉は甲殻類やヘビなど脱皮をする動物全般の」抜け殻」を指して“蝉”には限らないようです                                                 とにかく『蛻の殻』という慣用句として用いることが殆どである

下の画像は、群馬・高崎の植物園で撮った8月初旬の“アブラゼミ”(?)の「抜け殻」です                                       つかまっている葉は、“ヤブミョウガ”の葉です

 下の画像は、8月中旬近くの造園屋さんのガーデン見本園に植えられた“ハンゴンソウ”の葉にしがみついていた抜け殻です

結構良く見るのですが、何で同じ葉に重なるように脱皮するのでしょう                                                  余ほどいい場所なのでしょうか                                                                それにしても、眼の球から爪の先まで綺麗に脱ぎ変わり、しかも出てきた姿はまったく別に変身しているなんて感動物ですね                                                                 

先にヨーロッパでは蝉はいない(?)と書きましたが、地中海沿岸では声が聞かれるそうです

しかし知らない人が多いのも事実らしく、日本映画では夏を表現する音に蝉時雨を入れる事が多いのですが、輸出映画にはわざわざ蝉の声をけしているのだそうです

「もののあわれ」を解することは、ヨーロッパの人にはなかなか分ってもらえないのかもしれません

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“ミソハギ”の花が盛りです

 今マイ畑の片隅にも、ご近所の庭の縁にも、“ミソハギ”の花が見られます

でも“ミソハギ”は「みそぎはぎ」を略したものといわれ、お盆の花で、別名“ボンバナ(盆花)”とも呼ばれているほどです

お盆はとうに過ぎ、残暑がきつい毎日です

そんな“ミソハギ”の開花時期は、7月~8月末頃ですから、花の盛りはやや過ぎてきたといえます

池の淵や溝などの湿地を好んで繁茂するので、「ミゾハギ(溝萩)」が転じたと言われる位の“ミソハギ”ですから、水辺で咲いていた“ミソハギ”の花姿はなかなか綺麗です

この画像  は、過日群馬・赤城自然園で撮ったものです

石楠花が沢山植えられたセゾンガーデンの水辺に植えられていたものですが、暑い夏に咲く“ミソハギ”の赤紫色は水辺に似合っています

こんな句を見つけました

  “ みそ萩や 水につければ 風の吹く  ”   ( 小林一茶 )

ところで、“ミソハギ”は秋の季語だそうです という事は上の一茶の句の「風」とは涼やかになって来た「秋風」ということですから、丁度今頃詠まれたものかも知れません

 

“ミソハギ”の 花言葉は、「 悲哀 」、「 慈悲 」、「 愛の悲しみ 」、「 純真な愛情 」 です

 

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暗紫色の“タチアオイ”が咲いていました

造園屋さんってちょっとした植物園ですね

 すぐ売れる苗木は別にして、大きな木が植樹風に植えられて野草や、変わった花々が植えられているところがありこの頃産直だけでなく、造園屋さんを覗いたりして楽しむ事を覚えちゃいました                             買う訳でないので、いいお客とはいえませんから、造園屋さんも迷惑かもしれませんね

先だって近所の造園屋さんに立ち寄った時、大きな落葉樹の下で暗紫色の“タチアオイ”が咲いているのを見つけました

“タチアオイ”の開花時期は6月~8月末頃です                                                                  梅雨の始まる時期に、茎下から順番に花が開き、梅雨が明ける頃にはまっすぐ延びた茎の先端まで、花が咲きそろうと言われています

とっくに梅雨があけ、残暑に入ったのに、赤紫色の花が今年最後かと思えるほど目一杯に一重の花びらをひろげていました

草丈が丁度私の目線と同じ高さで咲いているのが、とっても綺麗に見えました

“タチアオイ”は花を穂状に多数付けるアオイ科タチアオイ属の耐暑性耐寒性の宿根草(多年草)です

“ムクゲ”にちょっと似た花をたくさん咲かせ、花色は赤、白、淡い黄色、ピンク、紫、黒に近い赤などと結構豊富にあり、花の大きさは10cm以上になります

実は黒や紫の“タチアオイ”花を見たのは初めてでした

“タチアオイ”は「立葵」と書き、掛け言葉として、源氏物語や枕草子に多く使われたことばです

「 くやしくぞ  つみをかしける  あふひ草   袖のゆるせる  かざしならぬに 」     源氏物語  柏木

 ”タチアオイ”の花言葉は、実に沢山ありますが、

フランスで言われるまとめた花言葉は、「  あなたの美しさは気品にあふれ威厳にみちている 」です

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早朝の土手で咲いてました・キツネのカミソリ

早朝ウォーキングをはじめてまもなく3.5ヶ月になろうとしています

最近は習慣になってきた感じがし、我ながらよく続いてるなと少し自分を誉めています

なんせ現役時代ならともかく、お金は無いけどあまり物事に決まりを作らず自由に勝手気ままを目標にしてましたから、信じられません                                                                        まあこれも自然の行為に任せましょう                                                            半年、1年と続いたら、私の「悠悠(友でなく)ライフ」本来のページに1項目入れましょう                                                                 

暑さがまだまだきついのですが、朝の日の出の様子が大分変わってきています                                          ウォーキングのコースの一つで川沿い堤防コースがあります

歩く先から、日の出が始まってきました ・・・眩しいので、ちょっと木の間から撮りました                                                 向って右手の並木は桜の樹です                                                                      まだ若木ですが、4月の頃はなかなかきれいです

土手の片隅で、“キツネのカミソリ”が咲いていました

“キツネのカミソリ”は通常明るい林床や林縁などに自生しており、明るい土手にしかも一株だけなんてとても珍しい感じです

この所数年がかりでこの河の両岸にヒガンバナがうえられていましたが、その中の一株混じって植えられたのでしょうか・・・ヒガンバナが咲く頃にはこの事は解明されるでしょう

“キツネのカミソリ”は盆(8月なかば)前後になると、花茎を 30~50cm ほど伸ばし、先端で枝分かれした先にいくつかの雌雄同花の花を咲かせます

花の色がちょっとオレンジでキツネ色・細くて長い葉がカミソリに似ていることから、“キツネのカミソリ”の名がついたそうです

緑の草叢から茎を直立させ、茎頂に散形花序をだし、漏斗形の橙色の6弁花を咲かす様子はなかなかきれいです

“キツネのカミソリ”の花言葉は、「 妖艶 」  です

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「カエル」君頑張る

この所猛暑が続いています

雨が少なくカラカラに乾いた畑道を、早朝ウォーキングで歩いていたら、足許で夜露に濡れたところを探してか乾いた砂地の畑から 「カエル」 が跳ねだし、道を横断し始めました

小さな「カエル」が、まるで崖をよじ登るような感じで、手足を広げて上がっていきます

30~40cmの高さですが、彼(カエル君)にはそそり立った壁のような感じなのでしょう

ゆっくりゆっくり登って行きます                                                                  柳に飛びつく「カエル」がいたけど、山登り(ちょっとオーバーかな!!)する「カエル」もいるんだ

 それにしてもまだ生まれ育って間もないのか小さな「カエル」です

 

  枯れ草の茎に手をかけ、『よっこらしょ』    私の指の平よりも小さく見えます

 

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清々しい“サギソウ(鷺草)”の花に魅入ってきました

先日、車 を走らせていて、山野草店を見かけ覗いてきました

竹屏風で仕切った花棚に、“サギソウ”の鉢が並んで売られていました

いいとこ撮りの画像ですが、侘び寂び好みの私には、まあまあいい形に撮れました

 

“サギソウ(鷺草)”は、ラン科サギソウ属に分類される湿地性の多年草で、準絶滅危惧種に指定されています

花期は7月~9月に白い花を咲かせます・・・暑い時期に茎先近くに真っ白い花が1~数輪つけて咲く様子は清涼感一杯です

花形が唇弁の幅広く、その周辺が細かい糸状に裂ける様子が、「シラサギ」 が翼を広げた様に似ていることから“サギソウ”の名前で呼ばれています

“サギソウ”の花は3~4cmにもなる長い距があり、この末端に蜜が溜まり、夜には甘い香りがするそうです

花持ちは然程良くなく、4~5日で萎んでしまうようですが、花茎を長く伸ばし存在感を高めて虫媒効果を出しているのかもしれません

“サギソウ”の花言葉は、「 繊細 」、「 清純 」、「 芯の強さ 」、「 夢でもあなたを想う 」 です

“サギソウ”は、7月25日、8月13日、8月21日 の誕生花です

「高浜虚子」の句を見つけました

    “ 風が吹き 鷺草(さぎそう)の皆 飛ぶが如  ”  

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“クサギ”の花が満開になってきました

 あっちこっちで、“クサギ” が満開に咲き出しました

“クサギ”は、クマツヅラ科・クサギ属の日本全国に見られる高さがせいぜい3~4mほどのお馴染みの落葉樹です

 原産地は日本~中国で、道端などでよく見かけ、藪の状態の所に侵入する最初の樹木として先駆植物の典型と見られています

毎日の早朝ウォーキングも色々コースを変えています                                                                                                      住宅横に流れる灌漑用水の横の空き地で、去年まではなかった“クサギ”が生え出し、随分大きな木になって花を咲かせているのを見つけました

“クサギ”の花期は7月末~9月初めで、薄いですが“ユリ”に似た甘い香りがします                                             “クサギ”の葉はとても大きく柔らかな毛が密生しており、触れてみたい感じになりますが、触るとちょっと異様な匂いがするので、花の匂いはあまり気づかれないようです

“クサギ”の花は、枝先に多集散花序が付き、枝や葉の上を、花序が一面覆うように開花する様子はなかなか綺麗です

 

花びらは萼(ガク)から長く突き出してその先で開き、雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出しています                                                                                                 雄しべは4本、長く花外に突き出し、葯は黒紫色です                                                                                              花冠は5裂し花弁は白く、萼ははじめ緑色で、しだいに赤くなります

昼間、“アゲハチョウ”等大型の「チョウ」が、日が暮れると“スズメガ”等の大形の「ガ」がよく訪花し、受粉にあたります

“アゲハチョウ”が吸蜜に来ていたのですが、デジカメ持たずに歩いていて、パチリチャンスを逃しちゃいました

“クサギ”の花言葉は、「 運命 」、「 治療 」  です

 

☆ ちょっと薀蓄(うんちく)です

“クサギ”は山菜として使えます
茹でて和え物や汁の実、混ぜご飯などにすると美味しいそうです

“クサギ”は薬効もあります
生薬名は「シュウゴトウ(臭悟桐)」と呼ばれ、高血圧の予防・リウマチ・下痢にも良く、利尿作用によるむくみにも効果があるようです

このことが分ると、花言葉が納得でした

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「トンボ」が飛び回っています→「ハグロトンボ」

暑い日が続いていますが、すこ~し秋の気配が感じられます                                                        散歩をしながら眺める自然の変わり方が微妙にこの頃気になるようになってますが、齢をとったということなのでしょうか

近くにある公園横を流れる川の水が、先日の夕立でちょっと流れが強くなっていました                                         川の中にある大きな石の上で、“ハグロトンボ”が寄り集まって休憩していました

“ハグロトンボ”は漢字で書くと(羽黒蜻蛉)と書き、名前の様に細長く、真黒い翅を持った体長5~7cmの「トンボ」で、出現は5~10月です

平地や丘陵地の水草の多い緩流の岸辺が好きだと見え、黒い翅(はね)をヒラヒラと優雅に舞うように飛んでいるのが見られます

上の画像で、ちょっと分りにくいのですが、1匹だけ離れて留まっている“ハグロトンボ”がいます

他の5匹の“ハグロトンボ”は一列に並んで、流れを見ています

一体何をしているのでしょう

中央1匹の“ハグロトンボ”はオスで、他の5匹は雌トンボです

別の大石には、1匹の雄トンボを囲むように2匹の雌の“ハグロトンボ”が翅を拡げています

“ハグロトンボ”のオスは腹部が、緑の金属光沢で輝いています

メスは腹部は真っ黒です

通常の生き物は子孫を残す為に、雌を巡って雄が争う事が多いようですが、“ハグロトンボ”では雄が雌を選ぶのでしょうか

石の上で留まっている様子では、雌トンボが、雌トンボを品定めしてるかのようです

実は成熟した雄は、縄張りを張っており、そこへ他の雄が近づくとやはり追い払い行動をとるらしいですから、不思議でもなんでもないのかも・・・                                                          テリトリーを作った中で、金属光沢のある腹の先端を上向きに曲げて、自分を認めてくれる雌に求愛行動をとり、交尾をするそうです  (上の画像での雄の求愛動作を見てください)

交尾を終えた雌は、沈水植物等に産卵をしますが、雄はこの時雌の近くで産卵を見守り、他の雄が産卵中に近づくと猛然と追い払うそうですから、単に本能だけでなく、愛に似た感情があるのでしょうか!?

    1匹だけ飛んできて、目の前に留まった雄の“ハグロトンボ”です

「 トンボ」は、死んでいる餌は食べません                                                             食べるのは生き餌で、飛行中に小型の昆虫(主に蚊、ハエ、アブ等)を補食します
この時期、こうして留まっているのは、雌が近寄ってくれるのを待っているのでしょう

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「トンボ」が飛びまわっています

 暑さが厳しい日がまだまだ続いています

今日は18日、まもなく処暑(今年は23日)といって暑気が納まり、朝夕初秋の気配が漂い始める筈なのですが、果たしてどうなのでしょう!?

つい先日までは、am4時半頃は白々として明るくなり始めていましたが、気づくと5時過ぎにならぬと明るくなりません

明るみ始めると、蝉が一斉に鳴き始め、往く夏を惜しむようです

季節の変化と共に色々な虫たちが活きています                                                          かんかんと照らしている陽の中で命を目一杯に謳歌しています

群馬・高崎自然遊歩道で見かけた「オニヤンマ」です

暑い陽射しが指す遊歩道を歩いていて見つけたのですが、茂った道の整備がされたきり枝に、えさ探しに疲れたのか休んでいる「オニヤンマ」なんてなかなか見た事がなかったので、そぉ~とパチリ!!してきました・・・飛んでいかないかとビクビクしながら

    オニヤンマの停まっている周囲のツルの葉は、“カラスウリ”の葉です

「オニヤンマ」は、グリーン色の複眼と体全体に黄色と黒の縞模様を持った日本で一番大きなトンボです

大きいだけに、幼虫から成虫になるまで2~3年もかかるそうです

普段「オニヤンマ」は道や池・川の上をゆうゆうとパトロールしています

まれにパトロールしているうちかどうか分りませんが、庭にも舞込み、間違って家の中にも入ってしまうあわて者もいます

 

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“クロホウシ” →漢字で書くと“黒法師”と呼ぶ多肉植物です

先日産直の花棚で、鉢植えされた黒色の多肉植物を見つけました

葉が茎の基部からついてロゼット状になっているのですが、見方によって黒い花が咲いているように見えます・・・ちょっとバラの花に似ているかなとも思っています

この多肉植物は、ベンケイソウ科のアエオニウム属の1種で、名の由来は分りませんが、“クロホウシ(黒法師)”と呼ばれ、ユニークな名前だなとすぐ覚えました

“クロホウシ”は温暖な地域(亜熱帯・カナリア諸島)に自生し、葉の色が黒に近い濃い紫色になり枝の先端に放射状につきます

“クロホウシ”の葉は、春~夏にかけ、日差しに強くあてるほど色が黒ずんでいく、面白い性質があります

 

最近では、生産者が減ったことと、人気が高まったことから流通がかなり減ってきているそうです               日光不足、過湿等で徒長すると、下葉が落ちますが下葉を落としながら成長するのだそうです

但しこの葉は固く丈夫なのですが、成長する中央の部分から全体に緑色にも変わっていくようです

“クロホウシ”の花は見た事ないのですが、どんな花が咲くのでしょう

“クロホウシ”の花言葉は、「 永遠 」、「 従順 」、「 慈愛 」  です 
 

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“サルスベリ”の花

群馬・高崎の「少林山」に久しぶりに寄ってきました

山の上は高崎自然遊歩道の一部になっていますが、その一画の遊歩道沿いに、“サルスベリ”が公園樹として植えられていました

ちょっと余談紹介ですが、「高崎自然遊歩道」というのは、観音山丘陵を自然に触れあいながら歴史も満喫できるようにと、山名から少林山まで全長22kmを散策用に整備コース化したものです

訪れたこの日の少林山・達磨寺の裏手の散策路は、強く陽射しが照りつけて、濃いピンク色の“サルスベリ”花が燃えるように咲いていました

 

“サルスベリ”(百日紅)は、中国原産のミソハギ科の落葉中高木です

“サルスベリ”の葉は対生または輪生しており、上部は互生し楕円形です                                           樹高は3~7m・幹肌にはところどころに瘤があり、樹皮は薄ペラッの為乾燥すると剥げ落ち、幹は滑らかになって生長します

花は頂生または腋生し、白、紅、紫色の円錐花序をつけます                                                花弁は6枚で波状縁になって、基部は糸状です

街路樹状に植えられた“サルスベリ”の一本は、真っ白い花を咲かせていました

近づいてアップしてみました

蕊(しべ)が長く伸びて何かユーモラスです

“サルスベリ”は”百日紅(ひゃくじつこう)”とも云うが、この名の由来は、中国の伝説では、「恋人と百日後に逢うことを約束した乙女が、約束の百日目の直前に他界、その死んだ日の後に乙女の墓から咲いたという花」だといわれている
日本では元禄時代の園芸書「花譜」に、
「紅花が100日間咲く」と説明があった事からとあるそうです

“サルスベリ”の名は樹皮のはがれた部分がつるつるになり、「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来らしい

“サルスベリ(百日紅)”の花言葉は、「 愛嬌 」 、「 雄弁 」、「 不用意 」 です

「不用意」なんていう花言葉は、“サルスベリ”の呼び名からか

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“シモツケソウ”です。 “シモツケ”ではありません

先日、赤城自然園で出合った“シモツケソウ”の花を見てください

いつも “シモツケ” を見ては、『はて!? これは、“シモツケソウ”とどこが違うんだっけ!?』と悩んでいました                                                                                       今回は“シモツケソウ”に出合って、『“シモツケ”はどんな花だっけ!?』と思ちゃいました  

“シモツケソウ”も、“シモツケ”も、同じバラ科で、小さな5弁の花が寄り集まってふわっとした優しげなふくらみを見せてくれます

“シモツケ”は、山地の日当たりのよい草地に生える落葉小低木です                                                    “シモツケソウ”は、草原や湿原に生える草本です                                                             きれいなピンク色の花がいっぱい咲き、草丈が30cm~1mになるすらりとした姿の美しさから、”高原の女王”とたたえられているそうです

自然園では、落葉樹の樹下を埋めるように咲いていました

“シモツケソウ”の葉は互生し、下部の葉は羽状複葉になり、茎葉はモミジ葉の様に掌状に切れ込んでいます

上部茎葉の大きさは、5~10cm程度・葉柄の付け根に、先端が尖った托葉があります

“シモツケ”の葉は、先が細くとがった長い卵形の葉形で、縁には鋸歯がありますから、見分けの特徴といえるようです

“シモツケソウ”の花期は7~8月、 枝分かれした先端に総状花序を出し、小花は蕾の時は濃いめのピンク、咲くと4弁の淡い赤紫色をし、雄しべが長く毛羽立ち、花が緑陰でかがやいている様に見えます

もっともこの咲き方が、ピンク色が煙っているようにも見え幻想的だという人もいます

“シモツケソウ”の花言葉は、「 ひそやかな恋 」、「 たおやかな風景 」、「 努力 」 です

 

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“ギンパイソウ”→ “銀盃草”と書きます

近所の公園で、見かけた“ギンパイソウ”の花です

アルゼンチン原産の小さな多年草で、葉はへら状をし、初夏(6月)~真夏にかけて広い釣鐘形をした乳白色の花を次々と咲かせます

茎が地面を這うように広がり、白い花がカップ状に咲くので、“ギンバイソウ(銀盃草)”の名が付けられていますが、納得です  

“ギンバイソウ(銀盃草)”は、ナス科の宿根草で、冬期落葉種の多年草です                                             しかし一端葉がなくなるので、園芸的には一年草扱いだそうです

しっかりしたヘラ状の葉は密に茂るので、グランドカバーに最近は良く利用されているみたいです

白の花がビッシリ咲いていると、踏みつけるのはとてもためらいがあり、庭園に似あっていますね

ただ多湿には弱いので、水はけ良く栽培する必要があるそうです

“ギンパイソウ”の花は、白色・中心は黄色を帯びており、うすく芳香がありました

“ギンパイソウ(銀杯草)”の花言葉は、「 着実な行動 」、「 心が和む 」 です

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“オミナエシ”の花が咲き、「シジミチョウ」とまる

先日、産直の花棚で、秋の七草の“オミナエシ”の鉢花を見つけました                                                  黄色い小さな花が寄り集まるように咲き、置かれた鉢花の中で眼だっていました

立秋が過ぎたばかり、まだ “オミナエシ” の咲く時期にしては早いと思うのですが、数鉢まとめて売られていました

“オミナエシ”には、多くの虫たちが集まってきます                                                                    花を眺めていたら、眼の前をひらひらと蝶が飛んできて、“オミナエシ”に停まり、吸蜜を始めました

 この蝶は“シジミチョウ” だとすぐ分りましたが、色々種類の多い“シジミチョウ”ですので、パチリ!!  して名前を調べてみました

“ヤマトシジミ”!? “ルリシジミ”!? 翅を拡げてくれてないので、よくは分らないけど・・・

翅(はね)地の色は、“ルリシジミ”の方がやや白が鮮やかで、“ヤマトシジミ”は褐色がかっているものが多いそうですから、この点からは“ヤマトシジミ”かな

裏の斑紋からみると、斑紋の位置からも“ヤマトシジミ”っぽいのだけど・・・

“オミナエシ”の小花は、黄色い清楚な5弁花です

優しい風情の“オミナエシ”は、万葉の御代から歌材としてよく歌われたようです

万葉歌をさがしてみたら、二つ見つけました

「 手にとれば  袖(そで)さへ匂ふ  女郎花    この白露に  散らまく惜しも 」   万葉集  作者不詳       

「 女郎花  秋萩凌ぎ  さを鹿の  露分け鳴かむ  高円(たかまど)の野そ 」    万葉集  大伴家持

“オミナエシ”は、8月16日の誕生花です                     
そして、その花言葉は、「 約束を守る 」、「 美人ではかない恋 」、「 親切 」  です

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