日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
「烏瓜(からすうり)」の赤い実で、今を知りました
寒い日が続くようになりました
ちょっと小春日和の暖かさがあった先日、近くのヤブの縁に、「烏瓜(からすうり)」が下がっているのをみつけました
ここはまだ寒さの訪れは遅いのでしょうか!?・十分赤さが残っています
まるで人生最後の輝きをしているようです
「烏瓜」はウリ科のつる性多年草で、巻きひげで他物にからみつきながら生長します
雌雄異株で、夏の夕方、縁が糸状に裂けた五弁の白色花を開かせ、果実は秋に大きな楕円形で赤熟します
ヤブの竹の葉や、側に立つ名の知らぬ雑木の枝に巻き付いて、遠目には柿の実とも見紛う赤い実を生らしていました
見上げて、パチリ!!した「烏瓜」
「烏瓜」を詠った歌や句が沢山あります
与謝野晶子の歌・一首 「 赤らかに 雑木の垣の からす瓜 なびくつる引き 君まつわれば 」
「烏瓜」は秋の季語です
「烏瓜」を詠った句を沢山見つけました・・・その中から抜粋すると、「烏瓜」が見えてきました
「 行く秋の ふらさかりけり 烏瓜 」 ( 子規 )
「 烏瓜 塀に売家の 札はりたり 」 ( 漱石 )
「 秋風を わづかに染めぬ 烏瓜 」 ( 石鼎 )
「 濡れそむる 蔓一すぢや 鴉瓜 」 ( 龍之介 )
「 蔓切れて はね上りたる 烏瓜 」 ( 虚子 )
「 烏瓜 老の手力 あまりけり 」 ( 青畝 )
「 ぶらさがつて ゐる烏瓜 は二つ 」 ( 山頭火 )
「 かなしければ 一つ並びに 烏瓜 」 ( 汀女 )
「 烏瓜 言葉何やら 聞きもらし 」 ( 汀女 )
「 うら枯て いよいよ赤し からす瓜 」 ( 太祇 )
続いて私の駄句一句
「 烏瓜 下がりし蔓に 歳を知る 」 ( ダッペ )
「烏瓜」の効用は古来から知られています
「烏瓜」の根から採ったデンプンは、天瓜粉(てんかふん)の代用になります
また、漢方で、根を通経・利尿剤に、種子を袪痰(きよたん)・鎮咳剤(ちんがいざい)に用いられます
昨日はマイ碁の仕事納めでした
昨日27日(金曜日)は、「仕事納め(しごとおさめ)」の日でした
「仕事納め」とは、年末となる12月の下旬ににその年の全ての仕事、業務を終える事を指して使われる言葉です・・・「御用納め」とも言います
日本の官公庁では行政機関の休日に関する法律(昭和63年12月13日、法律第91号)により、12月29日から1月3日までを休日として定められ、通常12月28日を「御用納め」として、その年の最後の業務日となっています
しかし12月28日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ12月27日、12月26日が御用納めとなります
「囲碁」は私の仕事ではありませんが、ライフワーク的になってきています
スローライフに入ってから、稼がねばならぬ仕事から離れ、楽しみながら自分を磨く仕事の一つに「囲碁」を位置づけました
昨日は、いつも楽しむ市営の囲碁道場を掃除し、囲碁仲間と使う石や盤を綺麗に洗って、碁笥に収めて新年を迎える準備をしてきました
今年のマイ囲碁はあまり上達したとは思えませんが、楽しめ、加齢による心身の後退がなかった事を思えば来年に向けて心新たです
今年は色々特徴のあった年のように思えます
特に地球温暖化による、天変地異が各地で起こってきています
フィリピンではかってなかったと思えるほどの最強の台風がありました
これからは毎年日本でも同様規模の台風が心配されます
温暖化防止をどうすればいいのか世界中が考えねば、・・・です
オゾン層復活をさせるには、科学的にできないのだろうか!?
アベノミクスによって経済の上向き傾向が見られますが、消費税は上がるし、社会保障対策はまだよく見えません
弱者を踏みつける事のないようなアベノミクスであって欲しいな
正しい事をしてるつもりでも、時に思いやりと優しい心を忘れたりすると、心無い政治と云う事になってしまいます
碁において、緒戦で石をとりすぎた時は、最大限に注意をしなけば勝ちきれません
世界遺産に富士山が選ばれ、7年後のオリンピック開催は「お・も・て・な・し」を売りにした東京に決まったのは日本株上昇と喜ばしい限りです
手をたたいて喜んでいたら、開催に最大尽力した知事さんが、「御・気・の・ど・く」になりました
知事さんは、知事になるための詰めを誤ったようです
まだまだいっぱいあった一年です・ゆっくり考えてみようと思っています
ロウバイの黄葉と花咲く!?時期がかさなって・・・
先だって近くの森林公園を散策していた折、黄葉の葉をしたロウバイを見つけました
大分寒くなり、12月も後半になっているのに、こんなに黄葉しているなんてちょっとびっくり!!
樹に近づいてよく見ると、黄葉と共に、つぼみが膨らんでみえます
最近は気候温暖化で、黄葉の時期がずれてきたのと、つぼみの時期が重なってきているようです
ロウバイの黄葉 ( ➝ つぼみが大分膨らんでいます。黄葉の時期に花が咲きそうです )
つぼみの表情を見てください
黄葉の中を覗き込んだら、随分膨らんだ「つぼみ」もありました
あれから一週間ほど経ってますから、花が咲いているかもしれませんね
間もなくお正月が来ます
新春になったら、また見に行ってみようかな!?
ここ数日雪情報がでています
もしかしたら年明け雪が降るかもしれません
雪をかぶったロウバイの花って、なんか見てみたい
こんな句を見つけました
「 ロウバイや 雪打ち透かす 枝のたけ 」 ( 芥川龍之介 )
「冬栗」って言葉は、ないかもしれないけど・・・
先だってクリ園の側を通ったら、栗の木に「いがぐり」が残っていました
寒くなったこの時期に、枯れ葉をつけた「いがぐり」が落ちずに残っているなんてとても奇妙に、いえ不思議に見えました
私はこれを「冬栗」と名付けてみました
栗は落葉性高木で、高さ17m、幹の直径は80cm、あるいはそれ以上にもなりますが、クリ園の栗は手近で採れるほどの高さです
でも青空高く、「いがぐり」が映えていました
栗の葉は長楕円形か長楕円状披針形で、やや薄くてぱりぱりし、葉の縁には鋭く突き出した小さな鋸歯が並んでいます
栗の花は雌雄異花で、いずれも5月から6月に開花し、全体にクリーム色を帯びた白い花です
栗の花の香りは、スペルミンという人の精液の臭いに似た独特の強い香りで、昆虫が沢山集まり、虫媒されます
生っている「いがぐり」を見ながら、「いが」について色々考えてみました
「いがぐり(毬栗)」の「いが」は、雌花の総ほうが発達したものです
栗の雌花の集まりは、雄花の穂の基部につきます
雌花は普通3個集まって鱗片のある総ほうに包まれ、受精が済むと総ほうが発達し雌花全体を包み込んだ、いわゆる「いが」になります
9月から10月頃に実が成熟すると、自然に「いが」のある殻斗が裂開して中から堅い果実(=堅果であり種子ではない)が1~3個ずつ現れます
尚「栗」はブナ科ですが、ブナ科植物の果実総称である「どんぐり」とは区別され、「クリ(栗)」、または「クリノミ(栗の実)」と呼ばれます
「いがくり」は四裂して実が現れ、“いがより栗”・“いがも中から割れる”といった、「いが」に関したことわざがあります
前者は、“痛い「いが」より中のおいしい栗が良い”ということから、ガミガミ怒る人よりもご馳走してくれる人(甘いことを言う人)の方が良い、という意味です
後者は、実を固く包んでいる棘のある「いが」も、秋になると自然に割れることから、人も年頃になると自然に色気が出て熟れることを意味しています
これだと「いが」は邪魔者扱いですが、栗の「いが」を天井に播いてネズミ除けにしていたり、「いが」に含まれるタンニンを利用した草木染めに使われたりと利用もかってはされていたようです
栗を食べると、穴がないのに、中に虫がいるのに出くわします
一体どこから入るのでしょう
調べてみたら、その虫は「クリシギゾウムシ」か、「クリミガ」だそうで、実が若いうちに卵を産み付けるため、実が成長するうちに穴はふさがれてしまうのだそうです
尚、穴が開いてるのは、中の幼虫が実を食べて外に出てきた後だそうで、外から食い破ってではなさそうです
更にこの幼虫は美味しい栗を食べて育つので、間違って食べても毒にはならず、幼虫のみを食しても「蜂のこ」同様美味しいとか…でも食べられませんね
こんな句を見つけました
「 栗虫に 生れて栗の 中にゐる 」
この意味は、そのままに読み取ると、「 クリ虫に生まれて、クリの中で死す 」です
今日12月25日は、「クリスマス」です…ジョウビタキもいたよ
先日藤岡ICの道の駅・ラランにある花の交流館を覗いた時、クリスマスツリーが飾られていました
小さいけど、あ~クリスマスなんだと季節感を味わいながらパチリ!! してきました
ところでクリスマスは、「イエス・キリスト」の降誕を記念する日で、生誕日ではありません
「イエス・キリスト」が降誕した日がいつにあたるのかについては、古代からキリスト教各宗派も様々な説があり、それぞれに日付を定めてキリストの生誕を祝っていたのが、3世紀半ば当時のローマ皇帝コンスタンティヌス1世が、太陽神信仰のミトラ教の祭である冬至祭の日を「イエスキリスト」の降誕の日と決めたのだそうです
キリストの生誕を祝うのになぜツリーを飾るのでしょう
キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー(常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く習慣があり、これはプレゼントを贈る気持ちにより「愛」を伝える日にしているのだそうです
即ちクリスマスツリーの習慣は、中世ドイツの神秘劇でアダムとイヴの物語を演じた際に使用された樹木に由来しています
またクリスマスツリーに飾りつけやイルミネーションを施す風習は19世紀以降のアメリカ合衆国で始まったものだそうです
最近はツリーだけでなく様々なイルミネーションが飾られています
サンタクロースは、キリスト教の聖人である奇蹟者聖ニコライ(ニコラウス)の伝説が起源とされ、トナカイもクリスマスには不可欠な動物です
今はやりのゆるキャラみたいなものかもしれません
日本では、クリスマスの25日は「終い天神」の日です
これは御祭神菅原道真公の誕生日の6月25日と祥月命日の2月25日にちなんだ、毎月25日のご縁日「天神さん」の中でも、その年最後の縁日となる12月25日を「終い天神」の日として祝っています
天神さんとキリストでは比較になりませんが、なんか日本古来のお祝い事と共通させて面白かったです
日本ではこれが過ぎるとお正月が来るし、西洋では、クリスマスが過ぎると、ニューイヤーを迎えます
25日の今朝庭にやってきたジョウビタキをパチリしたしたので、紹介します
ジョウビタキは、全長15cm。雄では頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。雌は体が灰色味のある茶色で、翼に白斑があります
日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します
名前のジョウは「尉」で銀髪のことで、ヒタキは「火焚」で、火打石をたたく音に似た音を出すことからジョウビタキなのだそうです
去年も来たジョウビタキなのかな
今日はお休みします
冬至が済み、間もなくクリスマス
そして年の瀬を迎えます
忘年碁会をしようと、群馬伊香保温泉にこれから行ってきます
成果のほどは後ほど (笑)
初冬の花ヤツデ咲く
先日近くにある森林公園を散策してきました
大きな落葉樹林の中で、常緑のヤツデがこんもりと花を咲かせていました
ヤツデはウコギ科の常緑低木で、葉が掌状に多裂するためにつけられた名前です
でも実際は、裂状葉の裂片数は8つ手ではなく、通常奇数で9裂が多いそうです
丈は2~4mほどになり、枝分かれは割に少なく野生化して林内で増える典型的陰樹です
葉は、互生で茎の先に集中し、葉身は掌状の円形で7~9裂し、15~45cm長の葉柄を持っています
写真撮りしてきませんでしたが、面白いのは、葉柄の葉こんが大きなV字型して興味ある形にみえることです・・・今度撮ってきます
ヤツデの葉は、葉を乾燥させ、鎮咳、去痰の民間薬として利用できるそうです・・・但しサポニン効果なので、多量に摂取すると下痢、嘔吐、溶血などの障害がでるそうですから
注意が必要です
ヤツデは一つひとつの花は小さく、枝分かれした柄の先にまとまって咲きます・・・花の集まった部分を花序といいます
10~11月に茎頂に花序を付け、花序には球形の散形花序を円錐状に(=円錐花序とも呼ばれます)多数つけ、開花は、円錐状の頂部から始まり、散形花序の単位で順番に開いていきます
1つ1つの花には、雄性期と雌性期があり、初めは花弁と雄しべがある雄性期で、花弁と雄しべが落ちると、柱頭が伸びて雌性期になります
雄しべが成熟し、蜜が出て虫によって花粉を運んでもらい受精が進むわけです
この時期、蜜がでる植物は少ないせいもあり、色々な種類のハエやアブが集まってきます
どの虫も蜜をなめるタイプの虫で、これがヤツデの受精に関連があるようです
雄しべの蜜をなめている「ショウジョウバエ(?)」です (向かって左上の緑の粒は、雌しべを残した受精後の実です)
ヤツデの花言葉は、「 分別 」、「 親しみ 」、「 健康 」、「 おだやか 」 です
ヤツデは12月27日の誕生花です
ヤツデは玄関蔭に植えてあると、縁起がいい植木だそうです
ポインセチアが、いま盛りです
12月も中旬になって、寒さも本格的になってきました
この時期のもっとも人気の花は、ポインセチアかもしれません
ポインセチアの花色は今のクリスマス時期にとっても似合っています
ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑性低木です
メキシコを中心として、中央アメリカに分布する熱帯性の低木で自生地では3m~5mの大きさに達するものもあるそうです
日本には明治時代中頃に入ってきて、和名はショウジョウボク(猩々木)といわれます
葉は薄く楕円形で、花はいわゆる杯状花序です
花びら等は存在せず、その下に着く葉の形の苞葉が赤く染まり、花代わりに鑑賞します
苞葉は赤く色づくものがスタンダートですが、白、クリーム色、赤と白のマーブル模様、紫など品種改良により様々な色彩のポインセチアがあります
先日埼玉寄りの産直の温室を覗いた時、木立ち状のポインセチアを見つけました
丈は1mほどで鉢植えになっていましたが、この大きさのポインセチアは初めて見ました
なるほどポインセチアって、草ではなく木なんですね・・・また姿からトウダイグサの仲間だというのも納得!!です
ポインセチアは20世紀前半にアメリカで改良が始まり、ノルウェーやドイツでも育種が進み、現在でも新しい品種が作出されています
色や形、大きさだけでなく、落葉しにくいもの、茎が折れにくいなどの利点を持った品種など多様になってきているそうです
上信越道・藤岡ICの「道の駅・ららん」の花の交流館で、ポインセチア の鉢が一杯売られていました
真っ赤な派手派手いろの葉っぱ(苞葉)がめだってました
茎の頂点に、葉っぱ(苞葉)に埋もれるように粒粒状に花があります
そんなポインセチアに混じって、プリンセチアと名前のついたポインセチアそっくりさんがありました
『え!! プリンセチアって、ポインセチアのミスプリントではないの!?』と、店員さんに聞いちゃいました
プリンセチアは、“ポインセチアの仲間ですが、ユーフォルピアの新品種で、「サントリーフラワーズ」が約10年かけ品種改良し2009年に販売を始めたものだそうです
今までにない独特の色合いから若い人たちに人気で売れ行きが伸びているのだそうです
名札に見えるように、「サントリーフラワーズ」とは「サントリー」の関連会社で、花苗・花鉢、野菜苗および切花の開発・生産・販売を行う会社だそうですが、夢を持たせる仕事でうらやましいです
ポインセチアの花言葉は、「 祝福 」、「 私の心は燃えている 」 です
観葉植物 ″プラチーナって知ってましたか!?・・・シルバーリーフの魅力です
上信越道藤岡ICにある道の駅『ララン』の花の交流館には時折めずらしい植物がよく売られています
先日何気なく覗いた時も、ガーデニング用の鉢苗で、シルバーのカラーリーフを見かけました
名札に書かれていた名は、プラチーナですが、カロケファルスとかシルバーブッシュと呼ばれるカラーリーフです
キク科の常緑小低木で、原産地はオーストラリアで、海岸地帯に自生しているのだそうです
花棚にびっしり並んでいたので、広い海岸にびっしり群生している姿を想像してパチリ!! してみました
押しつけがましいけど、シルバーの重なり合った姿が幻想的だと思いませんか!?
プラチーナという名もプラチナ色から来たものなのでしょうか!?
シルバーグリーン色の細いフサフサとした茎葉をして、よく分枝し、こんもりと球状の姿に育つそうです
樹高はあまり大きくならず、キラキラとしたシルバーリーフが冬の花壇の縁取りや寄せ植えにマッチすると最近人気がでてきたようです
ただあまり市販されていないらしく通常の花屋さんではあまり見られませんでしたし、花図鑑でもあまり載っていません
これから流行るガーデニング素材なのかもしれませんね
花は茎先先端に淡黄色の小さな花が咲くようですが、分かりにくいようです
秋から冬に出回り、寄せ植えのアクセントに利用される事がお勧めのようですが、育てるのは寒さには強くないため、戸外では霜に当てないようにしてやる必要があるようです
尚乾燥には強く過湿は苦手のようです・・・海浜植物の仲間なのかもしれませんね
プラチーナの樹林にもし迷い込んだら、一体何を考えるでしょう
樹氷の世界かな、それとも行ったことないけど月世界かな
エリカ・セッシリフローラの花は、うんと優しいです
花の少なくなってきているこの時期スーパーの花棚では、エリカがよく見られます
エリカはツツジ科の植物で、アフリカ、ヨーロッパに600種以上が分布する常緑性の樹木です
分布範囲は広いですが、9割近い種が南アフリカに集中しているそうで、日本にも多く出回っています
多くの種は高さ20~150cmほどの低木ですが、中には高さ6~7mに達する種もあるそうです
品種の多様なところから、葉や花の形も色々豊富です
葉は大部分が短い針型や線形で、枝にびっしりと付く姿は、枝に葉が生えているといった感じです
花の形はタマゴ型や壺状の小さな粒々のもの、紡錘形などがあります
先日見かけたエリカは、セッシリフローラといい、まるで針葉樹の新穂のような枝葉から筒形の黄緑色の花が咲いて実に優しい雰囲気を醸していました
エリカの呼び名は、英語ではヒース、ドイツ語ではハイデ、日本では学名エリーカから、エリカと呼ばれているのだそうですが、その名の由来はギリシア語のエイレケー(砕く)から来ているのだそうです
エリカが体内の胆石をとる(砕く)薬効があるされていたためだそうですが、胆石に効能ありとは何とも不思議な話です
友人に胆石で苦しんで、手術した人がいましたが、この話知っていたら教えてあげたかったな
英名の「Heath(ヒース)」は、荒野そのものを示す意味があり、ヒースの茂る荒野は、羊の放牧ぐらいにしか使われない不毛の地と思われがちですが、その環境に住む人々は昔から、ヒースの恩恵を受けるすべをちゃんと知っていたそうです
エリカ・セッシリフローラは南アフリカ原産のため、耐寒性はやや弱いそうで、強い霜が降りることが予想されるときや雪が降るときは、防寒してやるようにすると花は永く楽しめるようです
エリカの花言葉は沢山ありますが、
エリカ・セッシリフローラの花言葉は、「 幸福な愛 」、「 博愛 」 が似合っていると思いました
冬の朝に見る朝焼けって見事です
今年の冬は暖冬なのか極寒なのかよく分かりませんが、いえる事は雪になれば大雪になりそうだし、冬だというのに台風のような強風が吹くようだし、雷も多いようだし・・・とっても変化の多い天候になっています
ここ数日間小春日和のような暖かい日が続いて、その後とっても寒い日が続いています
周囲の山は、随分雪が積もっています
毎朝ウォーキングをしていると、天候の変化いや自然の動きにとても気になるところがあります
夏に比べると、日の出の時間がずいぶん遅くなりました
今は朝6時といっても真っ暗です
夏場は4時になると明るくなりはじめていたのに・・・
このところ気になるのは、日の出の時間もさる事ながら、朝の「暁」の綺麗さです・・・「暁」とは太陽の昇る前のほの暗いころを言います
6時20分頃の朝焼け開始ごろです 新幹線高架の方から見たものです
冬の空気の方がその赤さが、単なる赤でなく紅色に感じます
冬の朝焼けは空気が澄むせいか特に綺麗に思うのですが・・・
「朝焼け」というのは、日の出時に太陽が地平線下6°くらいに近づくときから東の空で雲が赤く輝く現象です
何故赤く見えるかというと、地平線の方向にある大気中の細塵のため短い波長の青い光が散乱され、主として赤色光が目に入ることによるものだそうですが、その日の気象によって色合いが格段に違って見える気がします
ちょっと寒い風が強く吹いていた朝、東雲の雲が色鮮やかです (向かって右:新幹線高架です)
しののめ雲ってホントに茜色ですね
寒い朝、しののめ雲の色に感激でした
早朝ウォーキングも三文の徳の感じです
ボンザマーガレットの花って !?
花屋さんの鉢花コーナーでびっしり花を咲かせた、マーガレットを見つけました
花の名はボンザマーガレットというのだそうです
このボンザマーガレットという呼び名は、新しい品種だと云う事ではなく、人為的に園芸品種として、商品登録された名前だそうですが、何となくいい名前だなと花を見て思いました
ボンザ(Bonza)とはオーストラリアの言葉で、“素晴らしい”を意味しているのだそうです
ボンザマーガレットはキク科アルギランセマム属で、非耐寒性の多年草です
花色は豊富らしいのですが、花棚におかれた色は3色程です
花の開花は3~5月、9~12月の年二回です
多年草ですから夏越し、冬越しができれば一年中楽しめる訳ですが、結構夏越しが難しいようです
花形は一重咲き、八重咲き、アネモネ咲きもあり、普通のマーガッレトよりも豪華な感じです
関東以西の温暖な地域は戸外で冬越し可能ですが、霜や雪が直接当たらないよう、寒気を避けて0℃以上の場所で管理要との事です
でも割りに強勢なようなので、初心者が挑戦するのにいいとお勧めされました
ボンザマーガレットの花言葉は、「 秘めた愛 」、「 誠実 」、「 真実 」、「 恋占い 」 です
ドラセナという観葉植物
先月になりますが、産直の花木コーナーで庭木として売られていたのですが、 熱帯地方原産の観葉植物・ドラセナを見つけました
ドラセナというのは、身近な観葉植物の一つで大変人気があります
リュウケツジュ科ドラセナ属あるいは、リュウゼツラン科ドラセナ属に属する植物で、品種はとても多くあり、日本で出回っているものもかたちや大きさは様々で、約50種類くらいあります
ドラセナは非常にバリエーション豊かな観葉植物な上、強靭な生命力がありインテリアとしても気軽に栽培できるそうです
聞くところによると、19世紀のカナリア諸島において樹齢1000年以上の樹木が発見された記録があるそうです
花木コーナーで見つけたドラセナの品種名は分かりませんが、紅葉の始まった時期に沢山の果実をつけ、輝いていました
樹高は3mほどですが、熱帯植物特有の逞しさを思わせました
ドラセナ属(ドラセナぞく、学名Dracaena)は、スズラン亜科の属の一つで、原種および分布はアフリカ全土、ギニア北部を中心とした亜熱帯地域で、リュウケツジュ(竜血樹)属ともいいます
この属の植物の中には、葉が美しく観葉植物として栽培されるものが多くあり、それぞれ個性的な姿をしています
特に幅の広い黄色い斑のはいる葉を付けるドラセナ”マッサンゲアナ”という品種は、「幸福の木」という名前で売られています
ドラセナの中で、「万年竹」と呼ばれるものがあり、中華文化圏、特に台湾では金運を呼ぶ植物とされています
何本も束にしてリボンと金色の鈴で装飾された鉢植えが縁起物の装飾品にされています
この実の綺麗さも、なんか縁起がよさそうな感じです
チャアーミングな花 ブルーデージを見つけました
スーパーの花棚で、先日見つけたとってもチャーミングな花を紹介します
花の名は、ブルーデージ(=別名・ルリヒナギク)といいますが、大分寒くなってきている今頃咲く花とは、知りませんでした
ブルーデージは名前のように青色の花で、キク科の常緑半低木の多年草です
花期は春~秋咲くようですが、どちらかというと春先が旬と思われています
南アフリカが原産で、18世紀ころにヨーロッパに伝わりました
花径は4㎝ほどで、マーガレットを少し小さくしたような花ですが、とにかく澄んだ青色と中心花の黄色のコントラストがひときわ美しく感じます
草丈は20~60cmほどあり、すっきりした花姿ですが、花姿に似合わず極めて強健な性質なので、花壇やコンテナの寄せ植えのメインとしても利用でき、更に切り花などにも用いられると人気があるそうです
ブルーデージは冬や夏を越して花を咲かせる常緑性の低木で、晩秋までも花を咲かせる様子はとても芯の強さを感じさせます
頭花が長い柄の先に1つ付き、花の中心の部分(管状花)が黄色くなり、一重の青柴色の花びら(舌状花)とのコントラストがとても綺麗に見えます
高温多湿が苦手なので、育てるときは置き場所を移動できるコンテナや鉢植えで育てると長持ちさせられるそうです
ブルーデージの花言葉は、 「 純粋 」、「 幸福 」、「 恵まれている 」、「 かわいいあなた 」、「 協力 」、「 幸運 」 です
アップで撮ったブルーデージの容姿に、『うん!! 出来よし!!』 と、自分で気に入ってます
埼玉山西省友好記念館・神怡館(しんいかん)に、行ってきました
大分寒さを感じるようになりました
里山にはまだ紅葉が残っていますが、大分冬景色になった感じです
暦の上では今年12月7日が大雪でしたから、雪が増え極寒になってきたと云う事ですね
冬に向けて木々の落葉が始まっていますが、落葉というのは、紅葉が葉を80%以上散らすことだそうです
そんな時期に、埼玉秩父の初冬の様子を見に行ってみようと車を走らせてきました
訪ねたのは、大分以前に行った埼玉・小鹿野町両神です
このところお隣の中国との関係があまり思わしくありませんね
隣国と仲良くいかないというのは何かとダメなのにね~
お互いが競い合うことが高める事になるのですが・・・
両神には日中の友好を象徴するような記念館があり、こんな時だからと立ち寄ってみました
1982年(昭和57年)に埼玉県と中華人民共和国山西省との友好県省が締結されて、平成4年に満10年を迎えた時、これを記念して、両県省友好のシンボル施設として「埼玉県山西省友好記念館・神怡館(しんいかん)」が当時の両神村に建設されオープンしました
埼玉県と山西省は、国際交流事業の一環として、「日中友好の里づくり事業」を推進してきました
この事業は、相互に相手国風のシンボル施設を建設し、これを中心として、「友好の森」や「友好の道」を配置した友好の里づくりを行なおうとするものです
「埼玉県山西省友好記念館・神怡館(このあと神怡館とだけいいます)」は、中国山西省の五台山と景観が良く似ている秩父の奥両神国民休養地内に、友好の里づくりの中心施設として建設され、ここで山西省の歴史、自然、文化等を紹介し、県民の国際理解を深めるための施設としたようです
一方、山西省においても「中日友好の郷」事業が、五台山台懐鎮において進められており、その中心施設として、川越の蔵造りをイメージした、和風宿泊施設「雲峰賓館庭院客房(和顔荘)」が建設されているそうです
訪ねたこの日は小春日和で、とっても静かなで、山西省の情緒はこんな感じなのかと偲べました
友好の道の散策道路から見た通称「神怡館」です
「神怡(しんい)」とは、北宋代の政治家・范仲淹(はんちゅうえん)が書いた『岳陽楼記』の中にある一節「心曠神怡(しんこうしんい)」に由来し、「心がひらけて気持ちが和らぐ」という意味だそうです
この建物の様式は中国唐代の寺院形式で、山西省にある、唐代の857年に建立された五台山仏光寺の東大殿をモデルにしており、山西省が基本設計したもので、間口50m、高さは16mもあり、山吹色に照り映えての瓦葺もまぶしい感じでした
自然豊かな奥秩父に巨大な中国仏教メッカ五台山の寺院建築物が、威風堂々のたたずまいで出現しているのがとても面白く感じます
「神怡館」の玄関部です
中国古代寺院建築様式の「神怡館」は、唐代の寺院建築を模したものだそうですが、玄関口におかれた迫力を帯びた鉄人、鉄牛、更には天井の構造様式等日本では見られぬ構造様式で面白く感じます
この鉄人と鉄牛は、黄河浮き橋をつなぐ杭として黄河の両岸に置かれたものだそうです
天井の内壁に美しい壁画がならんでいます
大口を開けた龍の棟飾り : 日本のシャチホコのようです
館内に入ると、鮮やかな彩色による美しい菩薩像(仏光寺東大殿脇侍菩薩像)、20分の1に縮小された精密な木製の塔(仏宮寺釈迦塔)など、高さ3mを超える大型の展示物が迎えてくれ、更に古代中国楽器「編鐘」の復元品や仏宮寺釈迦塔(応県木塔)など、山西省を中心とした中国の文化がいろいろ紹介されています
山西省は三国志の義の英雄関羽の生まれたところで、世界最大の関帝廟のある地として知られていますから、三国志に関連したものが多く見られました
特に中国仏教の聖地五台山の大白塔、秦の始皇陵の銅馬車などは興味が持てました
兵馬俑の復元品 (向かって右奥は暗くて分かりにくいのですが、銅馬車です)
もう少しよく知り合って、交流がもてたらどんなに素晴らしい事でしょう
山西省にあるという和風宿泊施設「雲峰賓館庭院客房(和顔荘)」はどんなふうに日本を伝えているのでしょう!?
日本人のおもてなしの心が伝わっているといいのですが・・・
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