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“センダン”の実は、薬用にとても役立つそうです

 師走も段々押し迫ってきました                                                              

まだ気持ちは今年もまだあると、マイ年の瀬行事の年賀状やら何にもせずにいます                                          

空気にまだ暖かさを感じられていたせいでしょうか

ここ数日ぐっと冷えてきました                                                          

今朝起きた時、冷気にブッルとしたら、なんでか10日程前群馬・高崎の植物園で撮った“センダン”の実は、ふとどうしたかなと思い出しました

“センダン”はセンダン科の落葉高木で、樹高は5~15mほどになります

5~6月頃に若枝の葉腋に淡紫色の5弁花が円錐状に沢山咲きます                                               

秋になって長径2cmくらいの楕円形の実が出来、11~12月寒さが増すと共に、黄褐色に熟してきます

寒さが増して、葉がすっかり落葉しても、梢にはしっかり数珠球のような果実が残っています

“センダン”の名はこの実が残る様子が、まさに数珠のようだと「千珠(センダマ)」と名づけられ、これが訛ったといわれています                                                                 “センダン”は実に色々利用がされ、木材は家具や建築用材に使われ、果実や樹皮は薬用や、染色に利用できます                                                                          樹皮を灰汁で生糸を練り絹にする時、千反(センタン)の布を染められるという事から、“センダン”の名前がついた説もあるそうです 

“センダン”を薬用にするには、果実や樹皮を天日乾燥させて使うのだそうです

黄色く熟した果実から作った生薬は、“苦楝子(くれんし)”と呼び、整腸、鎮痛剤として内服使用します                   

樹皮を乾燥したものは、“苦楝皮(くれんぴ)”と呼んで、虫下しに特効があるようです

急に冷え込んで、風邪がはやりだしているようです                                                       

毎年新しいインフルエンザが発生し、防止・対策に新薬の開発が急がれています

インフルエンザ対策に沖縄県に自生する“センダン”の抽出成分が、インフルエンザウィルスを死滅させることが実験結果により証明され、製品化が進行中と聞きました・・・特効薬になるといいなぁ~

 

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