日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“オーニソガラム・ダビウム” → 別名;“オオアマナ”
埼玉・神川R254 沿いにある「産直・ひびきの」に先日寄りました
暖かになってきたせいか鉢植えの色々な春の花がツボミを膨らませて、棚に並んでいました
棚の隅に、“オーニソガラム”と名札のついた鉢植え花を見つけました まだ咲きはじめたばかりで、とても初々しい感じです
“オーニソガラム”はヨーロッパ~西アジア、アフリカに約100種類が分布する球根植物で、球根はタマネギのように薄い鱗片が重なった鱗茎を持ち、卵形か平たい球形をしているそうです
秋植え球根で、草丈は20~60cm、開花は3~5月、夏は地上部は枯れて休眠します
球根から線形の細長い葉が伸び、葉の中心から花茎を伸ばして、先端に十数輪の花が咲きます
“オーニソガラム”の名前は、ギリシア語のオルニス(鳥)とガラ(乳)からなっているそうですが、花の姿も草質等なんの関係もありそうもなく、由来ははっきりしないそうです
別名は“オオアマナ”といいますが、日本に現在自生している“オオアマナ”とはなんとなく印象が異なってみえます
“オーニソガラム・ダビウム”
“オーニソガラム”の花は6枚の花びらをもつ星形で、色は白や乳白色が多く、他に黄色、オレンジ色などがあります
見つけた“オーニソガラム”は“ダビウム”という種類で、黄色~オレンジ色の花(=だれかがこの色ビタミンカラーというのだと言ってました)を咲かせます
豊富な咲き方をするので、群生するととても華やかになるそうで、切花だけでなく鉢物を沢山並べ、フラワーアレンジすると豪華だと最近人気が出ているのだそうです
夜空に輝く、黄色の星のような形の“オーニソガラム・ダビウム”
その 花言葉は、「 才能 」 です
群馬・高崎の「小串(おぐし)」は「カタクリの里」です
今年は春のくるのが遅いようでしたが、ここ数日すっかり暖かな日が続いています 桜の開花予想が出されたりして、いよいよ春本番が間近になってきたのかも・・・
例年今頃になると、“カタクリ”の花は咲いたかな(!?)と気になります こらえ性のない性格ですから 思いつくと落ち着かず、先日車を走らせ「小串・カタクリの里」へ行ってきました
「カタクリの里」は、群馬を抜けるR254 沿い・富岡~藤岡にはさまれた地にあります
ちょっと狭い道路沿いの駐車場はまだ時期が早いと思っているのか、停まる車も少なくとても静かでした
坂道を上がって、建っている「カタクリの里」の道標が、格別に春の暖かさを感じさせました
斜面一杯に植えられた“カタクリ”はツボミが一杯付いて、満開間近です
でもまだ全体的にはツボミは固い表情で、陽射しのよく当るところが少し開いていました
やっと見つけたカタクリの花姿です
訪ねたこの日はまだ陽射しが何となく弱いのですが、風がなかったせいか、目一杯に開いた表情がなんとも悠々とした気持ちにさせてくれました
いいなぁ~と顔を近づけ眺めていたら、隣の山間から鶯の鳴き声が聞こえてきました
今年初めて聴きました・・・まだ鳴き方ヘタだけど・・・とても春を感じた時でした
“アマリリス”の花はとても豪華です
春植えの球根で最も豪華な花を咲かせるのは、“アマリリス” かなと思いますがいかがでしょう!?
産直の温室花木コーナーでは、花径20cmはありそうな大型“アマリリス”が咲いていました
“アマリリス”はヒガンバナ科の半耐寒性球根植物で、原産地は南アメリカです 開花時期は5~7月頃・ユリに似た六弁の大きい花を2~4個つけます
熱帯生まれの植物なので、全体的にとてもカラフルな色の花が咲きます 花の色は、赤、ピンク、白などです・・・緑ぽい色の花もあるらしいのですが、見たことはありません
大輪を咲かせるこぶし大もある球根は、養分たっぷりと思われ、植え付けると温度が上がれば1ヶ月後には開花するそうですから、今見られるこの花は2月に植えたものなのでしょうね
“アマリリス”の栽培は水栽培でも可能だそうで、室内インテリアの様に楽しめ、昔から人気の園芸植物花だそうです
別名を“ナイトスターリリー”といいます 繰り返しになりますが、花は呼び名のように本当に豪華です
“アマリリス”の名の語源は、ギリシャ語の「Amarullis」に因むそうです 意味は「輝くような」でギリシャ神話に登場する気取りのない美しい羊飼いの女性の名前だといいます 別説では、ローマの詩人が田園詩に歌った田舎娘の名前が由来とも言われています 昔「ソフィアローレン」という情感豊かなイタリア出身の大女優がいましたが、“アマリリス”の花は彼女のイメージにぴったりに思えます
“アマリリス”の花言葉は、「 誇り 」、 「 内気の美しさ 」、 「 素晴らしく美しい 」 です
“ミッキーマウスの樹”の花 見っけ!!
昨日に続いて・・・産直の花木コーナーで、見てみたいなと想っていた花を見かけました
鉢植えされた “ミッキーマウスの樹” です 別名を“ミッキーマウスプランツ”といい、生った果実がディズニーの人気キャラクター「ミッキーマウス」に似ている事から名づけられた、南アフリカ原産の常緑小低木です
今まで果実は見たことあり、どんな花が咲くのかなと興味がありましたから、見つけたときは少し興奮しました
花木コーナーの棚に鉢植えされた40cm位の丈の“ミッキーマウスの樹”は、花のまだ少ない時期のせいか周囲の花木の中で目立っていました
オクナ科 オクナ属
“ミッキーマウスの樹”の花は春から夏にかけて枝先の葉の脇に黄色の花が咲きます 黄色の花びらが散っても雄しべが残っており、緑色のガク片がまるで代わりの花びらの様に見えます
花後、残っていた緑色のガク片は反り返って、次第に赤く色づいてきます おしべが残る中心の盛り上がった花床に、楕円形の黄緑色をした実ができ、熟すに従い緑色から光沢のある黒色の実(石果)に変わります
黒い石果と赤く色付いたガクとの形状が、「ミッキーマウス」に似ている訳です
鉢の“ミッキーマウスの樹”は、一つの樹で、枝を違えて花も咲き、果実もなり始めていました
「ミッキーマウス」の顔は見れませんが、花も果実(=わかいけど)も、なんともラッキーなものが見れました
“ミッキーマウスの樹”の花言葉は、「 陽気 」、「 快活 」 です
この花言葉・「ミッキーマウス」の好奇心旺盛で、楽しさ一杯の性格がぴったりの言葉です
“ミッキーマウスの樹”は、寒さに弱いので、冬は室内で育て挿し木で増やすことも出来るそうです
“ローダンセマム”は、銀緑色葉が魅力ですが・・・
3月も下旬になり、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の様に、どうにか寒さも加減気味の気配です
関東では梅の花もようやく7分咲きになったと、今朝のテレビで報道されていました
先日出かけた産直の花木コーナーでも、一足早く春を知らせるマーガレットに似た白い花を咲かせた鉢花が並んでいました
名札に書かれた名前は、“ローダンセマム” “ローダンセマム”はキク科のアフリカ原産の宿根草で、幾種類かあるようですが、パチリ!! したのは、“ホスマリエンゼ”という種類です
がっしりした印象の茎葉で、花径5~7cm程度の白花が、ややシルバーがかった葉腋から首を伸ばすように咲いていました
“ローダンセマム”は草丈20~30cmくらいになり、葉は細かな切れ込みがあるシルバーグリーンなのが特徴です 加えて、花のつぼみもなかなか魅力的で、特徴的です・・・ちょっと亀の甲羅に似ています
花は目玉焼きみたいですが、"ローダンセマム・ホスマリエンゼ(Rhodanthemum hosmariense)"とは「白い太陽」という意味だそうです
ツボミを見つめる“ホスマリエンゼ”です
“ローダンセマム”の花言葉は、「 永遠の愛 」、 とか 「 希望 」 だそうです
愛情・感謝の花 → “ミモザ”が咲きました
先日通りすがりの花木店で、2m程に育った “ミモザ” の樹が造園用として仮植えされて売られていました
丁度花の時期でもある“ミモザ”の樹は、黄色のポンポンのような可愛い小さな花をビッシリつけて咲いていました
“ミモザ”はまだ花の少ない3~4月・春の訪れを知らせる花として知られています
“ミモザ”はオーストラリア原産ですが、この花の明るさからか ヨーロッパ各国でとても親しまれています
フランスでは、花の最盛期に“ミモザ”の花束を投げ合うミモザ祭りを行い、春の訪れを祝うそうですし、イタリアでは男性が女性に愛を告げる時、“ミモザ”の花を贈るのだそうです
尚3月8日は、「“ミモザ”の日」と呼ばれ、世界的にこの日が「国際女性デー」となっており、イタリアではこの日を『フェスタ・デラ・ドンナ(女性の日)』と呼ぶそうです
日本では3月3日がひな祭りで、女性の日ですが、春を迎える頃は世界中で女性に感謝する習わしが共通してあるのですね
“ミモザ”の丸い黄色の綿毛のような花はなんとも云えぬほど暖かさを感じさせてくれます
花を花粉の散る前に収穫して、枝ごと逆さにつるして乾燥させれば、エアドライが出来ます
ドライにすると、レモンイエロー花は色濃さを増し、オレンジかかって濃い黄色になり永く色あせなくなるそうです
ドライフラワーのアレンジメントに使えるとして随分重宝しているようです
そんな“ミモザ”の花言葉は 「 優雅 」、「 友情 」、「 秘密の愛 」 です
そうそう、今年1月見た病院の“ミモザ”の樹は、花開いたかな~ 体調いいけど、その内見に行ってみようかな
今年の早春 ・・・雪の多い早春でした
気がつくと、3月も下旬となってもう春だと感じていいはずなのに、まだ梅の花も満開といかず、気温としては3月上旬の感じです そしてまだ山手の方は雪の情報が聞かれ、周囲の山は雪景色です
しかし昨日あたりはようやく風に暖かさが感じられました
今年2月下旬~3月初め全国的に雪が降りました マイ庭もすっかり雪化粧になり、いつも来る鳥たちもなんか呆然の態で庭の木々で雪を眺めていました
庭に置いたアヒルの人形も、すっかり雪を被っています (2月29日・大雪のパチリ!です )
周りの鉢などのガラクタは、雪ですっかり隠れいい感じ・・・
棒状に出ているのはバラの木です
この日は“ムクドリ”が、群れて飛んできました 甘くないオレンジの樹に、羽根を休めて辺りの雪景色を眺めていました ( 下画像 )
雪に隠れたオレンジの実が美味しく見え、食べようとしているのかも・・・・
窓越しに、ムクドリの所作をパチリ!! しました
よく降る雪に、思案投げ首の態!?です
降りしきった雪で、庭の木々はすっかり化粧されました
庭の土に下りたって、いつも餌を拾っているスズメ達も、この日は餌探しも出来ず、枝に止まって下を眺めるばかり・・・
“ 何想う 雪の白さに 佇みて ” ( ダッペ )
“ 糧あるか 雪見下ろして 元気なく ” ( ダッペ )
この雪は、1~2日でほぼ溶けました
雪の上がった数日後・陽射しが春めいた時、買い物先の産直で見つけた水壷で、“メダカ” が泳ぎだしていました
水奥の藻の色が春の色です 何となく温んできているのを感じます やはり春が近づいているのです
“コリゼマ”の花は実に鮮やかです
花屋さんの飾り棚で、背丈が40~50cm・大変艶やかな花をビッシリ咲かせた鉢を見つけました
花の名は“コリゼマ”といい、オーストラリアが原産のマメ科の常緑樹です
和名は、“ヒイラギマメ”といいますが、「葉の縁に棘がある豆によく似た花」というところから付けられたようです
“コリゼマ”は十数種の品種があるそうですが、出回っているのは“コルダタム”という種類のみのようです “コリゼマ・コルダタム”の特徴は、派手とも言える花の色彩にあります
豆花特有の蝶形をして、花径1cmほど、花びらは橙色で花の中心はちょこっと黄色、下の花びらは紅色と実に鮮やかです
原産地では潅木状に生え、樹高は2mくらいになるようです 花は3~5月開花し、花は小さいですが、とても花つきが良く、色鮮やかですから、群生するような所があればどんなに見事でしょう
“コリゼマ”の花言葉は、あるようなないような・・・
どうにかさがしたら、「 栄光 」と、いうらしいと知りました
色鮮やかな“ボンザマーガレット”の花
今年は「春一番」という風が吹かぬうちに、3月中旬が過ぎそうです 寒さがいつまでも残って、春はまだまだというかのように暖かさが続きません 二三日前低気圧がぐんと迫って、強風が吹きました この時期に吹くと、今更「春一番」が吹いたといえませんね・・・さしずめ「春遅番」が吹いたというところでしょうか
春探しのドライブで、色あざやかいや艶やかな花が立ち寄ったスーパーの園芸コーナーで売られていました
この花 “ボンザマーガレット” といい、昨年暮れ別な花屋さんで見かけたときは寒さもあってちょっと元気ない花でしたが、今回見つけた花はリーフ咲きの小さなポット苗ですが、花は元気よく輝いて咲いていました
ツボミも沢山ついて、これからの花壇つくりにお勧めみたいです
“ボンザマーガレット”の開花期は年二回あり、10月~12月、3月~6月ですが、以前見た花は晩秋期の花だったのかもしれません
「ボンザ(Bonza)」とはオーストラリアの花のブランド名で、「素晴らしい!」の意味だそうです
“ボンザマーガレット”は八重咲きの花もあるようです 八重咲きをオペラ咲きと呼ぶそうですが、「ボンザ」の八重咲きは、シドニーのシンボル・オペラハウスがイメージされているんだそうです
オペラ咲きの“ボンザマーガレット”を見てみたいです
暮れに探した時は見つからなかったのですが、
“ボンザマーガレット”の花言葉は 「 恋占い 」、「 誠実 」 だそうです
なんか随分温度差ある花言葉に思えます・・・
“ポロニア”という可愛い花を知ってますか!?
先日産直を巡っていたら、「お祝い用にどうぞ」と、綺麗にラップされた可愛い鉢花が売られていました
“ポロニア”というミカン科の常緑花木で、 花付きがとてもよいことと、香りも楽しめることから最近とても人気があるのだそうです
しかし“ポロニア”はオーストラリア原産、半耐寒性の小低木で、種類は多数あるようですが、総じて日本の夏の高温多湿には弱い為、露地での栽培は難しいといわれているようです
日本で多く出回っているのは、花が釣り鐘状のヘテロフィラ種と、星状のピナータ種だそうです
“ボロニア・ヘテロフィラ”
“ボロニア・ピナータ”
“ボロニア”の花は2~4月が花期で、ピンク色が一般的ですが、白花もあるようです
花形は釣鐘型の“ヘテロフィラ”がよく知られているようですが、星型に咲く“ピナータ”は私にはとても鮮やかで魅力を感じました
香りもいいということでしたが、売られていた“ポロニア”はラップされていたせいもあり、ちょっと香りを感じる事はできませんでした
“ボロニア・ピナータ”をアップしてみました
花径2cmほど・桃色の星状花が葉腋にたくさん咲いています 葉は羽状複葉で、小葉が細く生えて、ミカン科植物特有の香がして、花持ちもよく長く観賞できるそうです
“ボロニア”の花言葉は、「 印象的 」、「 愛嬌 」 です
“フランネルフラワー・フェアリーホワイト”の花
先日近所の花屋さんで見かけたのですが・・・
白い花弁の先にちょっと緑が載って、そして灰緑色の葉・ 花も葉も細かい毛で覆われていて、触るとまるでフランネルのようなやわらかな感じの花が花屋さんの片隅に置かれていました
花の名前は、“フランネルフラワー” です
「フランネル」とは英語で、「柔らかく軽い毛織物」の意味ですから、毛織物で作られているような花という訳ですが、「言い得て妙」・そうぴったりの名前です
“フランネルフラワー”はオーストラリア原産のセリ科の常緑多年草です 鉢では育てにくいとしてあまり広まっていなかったようですが、近年矮性品種‘フェアリーホワイト(白い妖精)’の名の“フランネルフラワー”が改良され出回り、すっかりポピュラーになっています
花台にある‘フェアリーホワイト’
‘フェアリーホワイト’ の一重の花はちょっと星に似た感じがします でもお星様は5面体で表現されますが、‘フェアリーホワイト’ の花弁は7~10枚とおおくあります
名前の通り、「白い妖精」がいいでしょう
ガーデニング用にはやや難しそうですが、増やすには酸性土に種まきすると、1ヶ月ほどで芽が出るそうです 挿し木もできるようですが、難しいというのが残念ですね
“フランネルフラワー”の花言葉は、「 高潔 」、 「 誠実 」 です
“雪割草”(別名;ミスミソウ)の花が咲きだしていました
今日は春分の日です まだまだ寒さがきついですが、春の便りが聴こえてき始めたし、体の方も春を感じる様になりました 花屋さんの棚も次第に春の花と代わりつつあるようです
先日花屋さんの棚で、ちょっと元気ないポッと苗ですが、“雪割草” が花開いていました
“雪割草”は春を告げる早春の植物で、雪の残っているような処から、雪をかき分けるように咲き出すのがその名の由来です
花色・花形は豊富ですが、花棚で咲いていたのは最も標準花ではないでしょうかね
うすくピンク色の入った花の表情は春の知らせです
“雪割草”は葉が三裂するところから、“ミスミソウ(三角草)”とも呼ばれます 葉の形がハート型とも見られ、英語では「Liver leaf(肝臓の葉)」といわれるそうです
“雪割草”はユーラシア大陸に広く分布しています 基本種はヨーロッパ生まれのようですが、日本に自生しているのはこの種の変種とおもわれます 変異は多様で、花弁(=がく片)の色、枚数、形、それに雄しべや雌しべの色、数、形などがいろいろに変化して同じ花が無い程に多種多様な花を生み出しているそうです
花の形は清楚な標準花の一重咲きが基本みたいです
ピンクの花が数輪咲いているのを見つけました
“雪割草”の花言葉は、「 信頼 」、「 内証 」、「 忍耐 」 です
厳しい冬をじっと「忍耐」し過ごして、「秘かに」雪を割り、きつい思いをして花を咲かせ、必ず春がくるのを
ひたすら「信頼」しているのが、“雪割草”なんだって…
“アネモネ”は3月17日の誕生花です・・・過ぎちゃったけど(*_*;
先日産直の花棚に並べられていたちょっと“オキナグサ” に似た葉をして、白く“コスモス” に似た花をつけたポット苗を見つけました
名札を見たらなんと“アネモネ” だそうです
“アネモネ”は、キンポウゲ科の多年草で、春先色艶やかな花をつけると認識していましたが、花棚で咲いている“アネモネ”の花は、一重の白い楚々とした花でした
“アネモネ”の和名は“牡丹イチゲ”とも、“ベニバナオキナグサ”ともいうそうです
原産地は地中海沿岸で、その名の由来は風を意味するギリシャ語の「アネモス」だそうです 英語では“ウィンド・フラワー(風の花)”とも呼ばれるそうです 白い“アネモネ”の花は、「風の花」がとても似合っています
ところで、“アネモネ”の花は、花びらにみえるのがガク片で、いわゆる装飾花だそうですが、とてもそうには思えません 今度もう少し良く観察してみます
色鮮やかな“アネモネ”が別の花棚にありましたが、こちらは八重咲きで、色鮮やかです
“アネモネ”は3月17日の誕生日花だそうで、今よく買われたそうですが、色鮮やかな“アネモネ”がやはり人気のようです
“アネモネ”の花言葉は、「 あなたを愛します 」 です そして、紫色は、「 あなたを信じて従う 」、 白色は、「 期待 」、「 希望 」、 青色は、「 儚い恋 」 等色によって色々あるそうです・・・?
花色でずいぶん「花言葉」が変わっていますから、えらんで買われるのでしょうかね
ところで、“アネモネ”は、「プロトアネモニン」という毒成分を含んでおり、茎を折ったときに出る汁に触れると皮膚炎・水泡を引き起こすことがあり、園芸時等には注意が必要とのことです
“洋蘭”の中で、最も多彩な“バルボフィラム”属
先日、関越道藤岡ICにある「ららん藤岡・花の交流館」で、「群馬の洋蘭展」 を見ましたが、中でとても珍しい“蘭”を見ることが出来ました
ラン科の植物中で、一番種類の多彩な属は“バルボフィラム”といい、全世界で1000種類以上あるといわれています
“バルボフィラム”属の花は、どれも割りに小型花が多く地味な感じだそうですが、花形や草姿はバラエティーに富んでおり品種によってはとても珍しい花が見られるようです
“バルボフィラム”はギリシア語のbolos(球)とphyllon(葉)からの造語で、厚くて多肉質の葉に因んでいるのだそうです
展示された“蘭”の中で、格別異彩を放って見えた“蘭(画像下)”を見てください
“バルボフィラム”の花は珍奇な花が多いのだそうで、昆虫の形に擬態している物など色々だそうです パチリ!!した“蘭”は、まるで毒蛇・コブラのように見えました
蘭名は、“パープレオラキス”・別名は“コブラオーキッド”と呼ぶそうです
“パープレオラキス”は、熱帯アフリカに自生し、花は冬~春にかけて咲きます
葉は普通の着生蘭と同じような革質で草形をしていますが、花茎がとても特徴的で、褐色で扁平な花茎は緩やかに捩れ、まるで毒蛇のコブラの尾や頭をもたげた姿をすぐ連想できます
これから、“コブラオーキッド”の愛称ができたというのもうなづけました
それにしてもなんとも奇怪な形の“蘭”です まさかコブラに擬態している訳ではないでしょうに・・・もしそうなら怖がって媒介受精できないでしょう
近寄って花茎を観察したら、扁平な花茎の巾の中心に、小さな紫褐色の花が咲きあがるように並んで咲いていました 花期は2ヶ月あまりあるそうです
聞く所によると、数年前「世界ラン展」でも飾られていた事があり、こんな“蘭”があるのかと人気があったそうです
となりに、同じ“バルボフィラム”の“蘭”がありました ( 下画像 )
この花形も変わっています 花名は探したのですが、分りませんでした
ちょっと、“ゴクラクチョウ花”に似ています 見方によっては、なんか恐竜といった爬虫類のイメージです
半耐寒性・宿根草の“ユリオプスデージ”が咲いていました
ようやく暖かくなって来ましたが、まだまだ木枯らしめいた風が吹くこともあり、寒さが残っています この時期の花屋さんの店頭は、冬から春にかけて咲く花が寒さを耐える姿をにじませながら色々咲いています
少~し銀白色をし、柔らかな毛を密生した葉をつけて、黄色の花が咲いている鉢花がありました 名札に書かれた名前は、“ユリオプスデージ”とありました
“ユリオプスデージ”はキク科の南アフリカ~アラビヤ半島にかけて分布する常緑低木(?)です 日本には昭和40年代に渡来し、もっぱら鉢花として普及したのだそうです
性質が強健で、寒さにも強くキク科ですが、生長するに従い茎が木質化するので、低木としてあつかわれているようです
最近は霜にあたらなければ戸外でも冬越し出来るとして、生垣状に植えられている“ユリオプスデージ”を見られるそうです 見てみたいな~・・・きっと真冬にも咲く黄色の花がオシャレに見えるでしょう
草丈60cm以上にもなる“ユリオプスデージ”・その葉は羽状に深く切れ込んで表面に柔らかい毛が密生して、銀灰緑色に見えます
花は一重の黄色い花で、花径は3~4cm、花茎が15cmくらい伸び先端に1輪をつけます ちょっと“マーガレット”の花に似ています
“ユリオプスデージ”の銀緑色で深い切れ込みのある葉と、鮮黄色の花とのコントラストを見せる姿はとても綺麗です 花の少ない冬に咲き続ける花ですから、貴重な鉢花といえます
“ユリオプス”の名はギリシア語の「euryps(大きな目を持つ)」という意味だそうで、花の形からついたといわれますが、そう見えますかね・・・??
でもこの黄色の明るさは、冬の陽射し下で咲くのをみれば、眼を見晴らせてくれました
“ユリオプスデージ”の花言葉は、「 明るい愛 」、「 清楚 」、「 円満な関係 」 です
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