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“カリン”の実は風邪の特効薬です

 今日は大晦日・一年の終わりです                                                                時の経つのは本当に早いですね                                                            今年は特に師走半ばまで、何となく暖かく感じていたので、まだまだ師走の季節感がなかったせいでもあります

ここに来て、ぐっと冷え込んできました                                                          あぁ~冬になったな!!・・と思ったら、師走が急に押し迫ってきました                                           そして周りでも、風邪を引き込む人が増えた様な気がします                                                    気温の変化に体がついていかないせいだろうと思いますが、用心です                                                  

先日散策していて、近くの雑木林に、“カリン”の実が沢山落ちているのを見つけました

数本のカリンが雑木林の片隅に植えられて、つい最近まで頭上高くに果実がたわわになっていましたが、気がついたら、1~2個枝間に残すだけで、すっかり冬の姿になっています

“カリン(花梨)” は、1000年以上前に日本に渡来したバラ科の落葉高木です                                                                     

ピンク色した5弁の可愛い花が、4月に咲き、暑い夏を通してじっくり実を育て、秋になって黄色く熟します

中国名で、「木瓜(もっか)」と書きますが、“カリン”の実は丸で「瓜」のように大きくなり、花の大きさからは想像できません                                                                             香りがよく、美味しそうなのですが、生食としては固く渋いので、そのままでは食べれません

果実は「カリンポリフェノール」という成分を含み、のどの炎症をしずめて風邪やぜんそくのせきを止め、たんを取る効用があるとされています                                                                       中国ではそのいろんな効用から、「杏一益、梨二益、カリン百益」 と呼んで、薬用に利用され、日本でも砂糖漬けや果実酒に加工し利用しています・・・そうそう「のど飴」もあります  

林の落ち葉の中に、ごろごろと風邪の薬が一杯ころがっていました  

「そうだ!!」  これで、「カリン酒」を造ってみようと、3個ほど拾ってきました                                             これがあれば、周りの人に「風邪引きさん」が出ても治してあげられるかも…    

“カリン”の薬効は、喉の痛みや咳止めに効果絶大で、「薬要らず」と言われるぐらいによく効くので、「はちみつ漬け」などを作っておくと、いいそうです

今日は「カリン酒」造ってみよう                                                            漬いた(2~3ヵ月は冷暗所で)後が楽しみです

因みにカリン酒の作り方は

①皮を良く洗い、水気をしっかりと切り輪切りにする

②果実酒用のビンに輪切りにしたカリン(1kg)、氷砂糖(200~300g)、焼酎(1.8ℓ)を入れる

種からもエキスが出るので種も焼酎に漬け込むといいようです

 

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