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‘十二単(ジュウニヒトエ)’が満開になりました

庭に咲く‘十二単(じゅうにひとえ)’ (西洋ジュウニヒトエ)が紫のかわいい小花を付け、今が満開のようです
別名を‘アジュガ’と呼ばれるシソ科の花で、群生して咲く青紫色の花姿がとても綺麗です  
庭の片隅に友人に分けてもらい10年位前に植えました
ランナーを伸ばしどんどん増えていくので、プランターに植え替えたところ水不足で、途端に絶えそうになりました
昨年また植え替えたところ、今年は元気良く咲いてます



立ち姿は真っ直ぐ伸びて、草丈は10~15cmほどになり、小さい青紫色の花は階層になって咲きます
花期は春(4~5月)、花は茎の先に5~8cm位の花穂をつくり、花冠は唇形で、密に咲く様子は、離れてみると紫の絨毯を敷き詰めたように見えます



花言葉 ; 「 強い結びつき 」 、「 達成 」 

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‘忘れな草’を、あな~たに~♪♪

マイガーデンで、‘忘れな草’が、今年も咲いています 
数年前から、毎年こぼれだねで、顔を見せてくれます
綺麗な薄いブルーの小花です・・・忘れないからね
ちょっとピンクも混じって・・・貌を、薄く赤らめてる様にみえます
  ‘ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)’は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称です  
欧米諸国では、古来より友愛や誠実の象徴として広く親しまれ、アメリカ・アラスカ州の州花にもなっています 

 花期は春から初夏にかけて、薄青(紫)色・鮮青(紫)色(園芸種はさらに白色・ピンク色など)をした6~9ミリ径の小さな5弁の花を次々咲かせ、花冠の喉に黄色・白色の目(小斑点)を持っています
株元から匍匐した枝を伸ばし、枝先はそのまま巻き上げたような形の花序をなして、多数の花を咲かせます
開花とともに巻き上がった尾のような花序は解けて上に向かって真っ直ぐになります 


 
ドイツには、この花に因む悲しい伝説があります  
その伝説は『恋人に捧げようと、この花を手折る際川へ落ちた若者が、急流に飲まれながら、「私を忘れないで~!」と恋人に花を投げたのだそうです』…以来この花の名前の由来になったといいます

 

忘れな草・花言葉 ; 「 私を忘れないで 」 、「 真実の恋 」 、「 真実の愛 」 
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‘牡丹’の表情と文学 → 何の関係もありませんね!

我が家の‘牡丹’がようやく咲きました 
どうも日当たりがあまりよくないのと、野良猫君の通り道になっており、自己主張の強い猫君の被害にあって、大きくなれず、貧弱な木のままなんですが、今年はとても大きな花が咲きました
うれしくなって思わず パチリです

  ボタン科  ボタン属  落葉小低木  中国原産
日本への渡来は奈良時代後期・弘法大師が持ち帰ったとも云われています
‘牡丹’の花は中国の国花で、新年を祝う花として、中国の上流階級ではとりわけ珍重されてきました
別名は「名取草」、「二十日草」、「深見草」、「富貴草」、「富貴花」、「百花王」、「花王」、「花神」、「花中の王」、「百花の王」、「天香国色」、「忘れ草」、「鎧草」、「ぼうたん」、「ぼうたんぐさ」など、なんとまあ多数あります
とにかく咲いた姿の豪華さから「花の王様」扱いですね
開花時期は、 4/25頃~ 5/ 5頃と短いのも、‘牡丹’花の綺麗さを余計印象付けている様に思えます

 
  朝、これから咲こうとしている顔はなんとも清々しささえ感じられます 
 
  気温が上がるにつれ、次第に艶やかな表情になってきました

  柔らかな花びらの中で、赤い雌しべを沢山の黄色い雄しべが踊る様に、風に揺らいで見えます

‘牡丹’の花はあまりに艶やかな花故に、詩の中に詠まれるのが、割りに少ないように思われます
綺麗過ぎて「言葉見つからず!」なんですかね~  
日本では前述の様に、8世紀(平安時代)には栽培されていた訳で、文学に登場したのは『枕草子』が最初だといわれます
勅選和歌集の一つ『詞花和歌集』(10世紀初期の作)の中で、‘牡丹’を詠んだ歌がとてもいいと、ネット紹介されていました
“ 咲きしより /散り果つるまで見しほどの /花のもとにて /二十日へりけり ”  
江戸文学では、「与謝蕪村」が俳句で、‘牡丹’の句を多く残しています
“ 牡丹散(ちり)て / 打かさなりぬ / 二三片 ”
“ 閻王(えんおう)の / 口や牡丹を / 吐かんとす ”
“ ちりて後 / おもかげにたつ / ぼたん哉
明治に入っては、「正岡子規」の句がよく知られています
“ 一輪の / 牡丹かがやく / 病間かな ”
そして、白樺派の歌人 ・木下利玄 の歌が、私には秀一です
“ 牡丹花は / 咲き定まりて / 静かなり / 花の占めたる / 位置のたしかさ ”

花言葉 ; 「 王者の風格 」 、「 風格あるふるまい 」 、「 高貴 」 、「 富貴 」 、「 壮麗 」
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‘シラネアオイ’ → ‘白根葵’ と書きます

群馬・子持にある道の駅で、鉢植えされた‘シラネアオイ’が咲いていました 
‘シラネアオイ’ は1属1種の日本特産種で、北日本の雪深い山などで、しかも窪んで、残雪のあるところを好んで生育すると言われていますが、関東では名前由来の「日光白根山」に多く生えていることが知られています
別名は‘ハルフヨウ’とも‘ヤマフヨウ’とも呼ばれています
鉢植えで売られているのを見ると、欲しいけど「家の庭で育つかなぁ~」・「これって山採りしたのではないのかなぁ~」と複雑な思いです



茎の上部に2枚の手のひら状の葉が互生してつき、7~11裂して,裂片の先端はとがっています
淡紅紫色の花は、直径 5~7センチくらいのガク片が花弁のように開き、優しい風情で、まるでほんとうの花の様に咲いています
中央に小さい花が寄り集まっているようですが、まるで蕊(しべ)が一杯あるようにみえ、自然の造形力にびっくりです



‘シラネアオイ’は今日(4月27日)の誕生花です
何故今日なのか理由は分りませんが、なんか今日生まれの人は「日本人~」と言う事なんでしょうか… 
花言葉 ; 「 優美 」 、「 完全な美 」
本物の花で無いのに、「完全美」という花言葉は、なんともそぐいませんね
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‘水芭蕉’の花が咲いている~♪~♭

先週群馬・子持にある白井宿を訪れた折、堰の一角で咲いている水芭蕉を見つけました  
‘水芭蕉’と言えば雪解け時に咲く高山植物の代表花で、「尾瀬」 の代名詞にもなっています
そして有名な「夏の思い出」の歌が思い出されますが、尾瀬の雪解けは5月下旬過ぎですから、夏のイメージ歌 になったのでしょうか 
  里芋(さといも)科  ミズバショウ属
葉がバショウ(芭蕉)の葉に似ており、水辺に生えるのでこの名がついたようです



白いのは花ではなく仏炎苞(ぶつえんほう)で,本当の花は中心部の黄色いところについています
花後、葉がすごく伸びて1mぐらいにもなるそうで、見たことはないのですが、そうなるとまったく芭蕉ですね 
実はどんな形なんでしょう!…ちょっと想像できません 

 
花言葉 ; 「 美しい思い出 」 、「 変わらぬ美しさ 」

「夏の思い出」歌はこの花言葉がイメージされたのでしょうか

 “ 夏がくれば思い出す / はるかな尾瀬 遠い空 / 霧のなかに うかびくる / やさしい影 野の小径 
/ 水芭蕉の花が 咲いている / 夢見て咲いている水のほとり / 石楠花色にたそがれて / はるかな尾瀬 遠い空 ”

 “ 夏がくれば思い出す / はるかな尾瀬 野の旅よ / 花のなかにそよそよと / ゆれゆれる 浮島よ 
/ 水芭蕉の花が 匂ってる / 夢見て匂っている水のほとり / まなこつぶればなつかしい / はるかな尾瀬 遠い空 ”
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群馬・榛名山麓の「芝桜公園」に行ってきました

先日(4月21日)、榛名山麓に広がる花の絨毯を見に、群馬・高崎‘箕郷芝桜公園’ に行ってきました 
織姫が置き忘れた桜色の羽衣を模したという色とりどりの‘芝桜’はまだ少し隙間もみられ、満開にはまだ間があるようでした 
この日は雨模様 のお天気のせいか、見に来ている人は少なかったです



丘の上の二本の‘ソメイヨシノ’は散り始めています
丘手前の‘菜の花’もやや緑が多くなってきています
でも、連休頃は満開になり、さぞ見事だろうな~ 
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‘ベニバナトキワマンサク’ が咲き、春真盛りです

先日、公園の片隅で鉢植えの ‘ベニバナトキワマンサク’ が植えられているのを見つけました 
最近‘ベニバナマンサク’は庭園木として植栽される様になっているようです
  マンサク科  トキワマンサク属  中国原産の常緑小高木
生息分布は日本~中国~インド らしいのですが、鮮紅色をした細紐のリボン状の花が咲く様子はエキゾチックな感じを受けます
花色が紅色だからこの名がついているのですが、本来の‘トキワマンサク’はまだ見た事ないのですが、どうやら白いのだそうです



3月の中頃から5月にかけて咲き、花弁は4枚、雄しべも4本なのですが、花が密集していてなんともわかりにくい姿です
マンサクの仲間ですが、春告げ花というより春満喫花の感じをさせてくれますね


花言葉 ; 「 深い愛 」 、「 援助 」 、「 おまじない 」
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‘ライラック’の花がもう終わりそう … (+_+)

今年は例年以上に、季節の進み方が、とても早い気がします
折角撮った写真の整理が追いつかず、自身撮った時の感激・興味が半減になってしまうので、弱ってしまいます
この‘ライラック’ も先日ご近所早朝散歩の折に撮って、昨日行ったら、あの可愛い4弁花はもう散って、ハート型の緑葉ばかりになっているのです  
慌てて今日紹介しま~す


 ‘ライラック’はモクセイ科ハシドイ属の落葉樹で、この呼称は英語の仮名転写に由来します
別名の‘リラ’はフランス語由来の呼称で、和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)といいます
ヨーロッパ南東部が原産で、日本には明治時代に入ってきたと言われます
冷涼地が好まれ、日本では札幌が‘リラ’の花咲く地としてなじみがふかく、「市の花」にもなっています
開花時期は、 4/20頃~ 5月中旬の筈ですが、もう葉ばかりになっているのですから、やはり今年は暑いんですよね 
イギリスでは5月祭の花になっていますから、今年のお祭りはどんな具合なんでしょう

 
花言葉 ; 「 無邪気 」 、「 初恋の情緒 」 、「 愛の芽生え 」 、「 青春の喜び 」 
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群馬・子持ちの‘白井堰’は、今八重桜が満開

先日上信越道・渋川伊香保ICを下りて、沼田方面に向かって国道17号線鯉沢バイパスを2~3分程  走ると、道の駅・白井宿 があります
道の駅の裏手の方は、道中央をさらさらと‘白井堰’が流れ、つるべ井戸や白壁土蔵造りの趣のある家などが点在する宿場通りになっています
‘白井堰’の両側には、約900m程に渡って植えられた八重桜並木が続いています



 室町時代に建てられたといわれる白井城が廃城した後、「白井宿」として栄えた時、‘白井堰’は、町並み中央を流れる生活用水路として利用されてきました
明治時代に、清水越往還(しみずごえおうかん)-現在の国道17号-が開通したためメインの通りから外れ、「白井宿」は市場町から農業集落へ変容してきました
「白井宿」の中央を流れる‘白井堰’には、8つの古井戸、草津・江戸等への道しるべ、古い家並みなどが今も残り、堰両側に咲く、何種類もある八重桜はなかなか見事です
毎年、今度の日曜にある「白井宿八重桜まつり」は最近では結構有名で、地元の人達による武者行列は活況を呈しています


白井堰の両脇に咲く八重桜は今7~8分、今度の日曜は満開かも 
城下町や市場町として賑わった当時をしのばせる町並みと八重桜はよく似合います


                      八重桜の下に歌人「尭恵(ぎょうえ)」の歌碑がありました

 
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‘紫モクレン’ ≡ ‘モクレン’ の花で思うことは・・・

大分暖かさが増して、ハクモクレンはもうすっかり散ってしまったのに、紫モクレンの花は今が盛りの様に咲いています
通常、「モクレン(木蓮)」と言えば、濃紅色の花を咲かせる‘シモクレン(紫木蓮)’のことを言います
ハクモクレンよりも花持ちがいいのは何故なのでしょう

 「モクレン(木蓮)」 は、別名を マグノリア(Magnolia) と呼ばれるモクレン科モクレン属の落葉小高木です
原産地は中国



春(3月~5月)、新葉が出る前に、骨格の様にぐい・ぐいとした木の枝先に、濃紅色で卵形(花弁:6枚 萼片:3枚)の大きな花を咲かせます
花は上向きに咲き、全開せず、半開状(開ききらない状態)に咲きます
花色が濃い紅色は花弁の外側だけで、花弁の内側は白または白味がかった極薄紅色をしています
日に照らされた感じは「ちょっと妖艶さ」と、「気高さ」を感じます


そして、聞きかじりの薀蓄(うんちく)です 
「モクレン」は地球上で最古の花木といわれており、1億年以上も前(!)からすでに今のような姿であったらしい
一億年前というと、恐竜が全盛期です
恐竜の闊歩している横で、紫モクレンが咲いている様子を想像できますか
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榛名山麓・渋川公園は‘桜吹雪’の最中です ;群馬の桜情報

昨日、桜前線は北海道に渡ったと  聞きました
もう群馬・平野部の桜はすっかり葉桜です
山手のほうに行けば、桜があるだろうと一昨日追いかけてきました 
群馬・榛名山麓の渋川公園 では桜祭りが開かれ、大勢の人が散り行く桜を 楽しんでいました
昨年来た時よりも、桜の開花は大分早めだったようです 

 

ちょっと風が吹くと、ハラハラ・ハラハラ… 『これって、いいなぁ~!』 まさに「春の花雪」降る中にいるようです
古来から日本人の心情では、潔さと重ねて、桜の散る風情がもっとも好まれてきたようです
この事は「桜の散るを詠んだ歌」が、とても多いことからも知る事ができます


「新古今和歌集」から目の付いた歌を選んでみました  
『なんか、いいなぁ~』…‥ 古人の、桜を偲ぶ切ないような姿が目に浮かびます

 “ 花ざくら / まだ盛りにて / 散りにけむ / なげきのもとを / 思いこそやれ ”   (成尋法師)
意訳 ; 桜の花は、盛りの時に散ります・ですから苦の根本である諸行無常、愛別離苦について思って見てください

 “ 桜ばな / 過ぎゆく春の / ともとてや風の / 音せぬよにも / 散るらむ ”    (藤原忠教)
意訳 ; 桜の花は過ぎてゆく春の友ということで、後を慕って風もない夜に、散るのでありましょうか

 “ 匂うらむ / 霞のうちの / 桜ばな / おもいやりても / おしき春かな ”   (原元輔)
意訳 ; 霞の中の桜は、美しく咲いているのでしょう・想像するだけで、近くで見ることが出来ずに残念な春です・是非貴女にお会いしたいものです
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‘ハナスオウ( 花蘇芳 )’の花言葉は複雑~!!

先日ご近所を散歩中、枯れ木にいきなり赤紫色の花が咲いたように見える、‘ハナスオウ’を見かけました  
  ハナズオウ(花蘇芳)は中国原産のジャケツイバラ科(またはマメ科ジャケツイバラ亜科)の落葉低木です
‘ハナズオウ’は春に咲く様子が、美しいので、庭木に混じってよく植えられています
インドやマレー原産の木で、染色で赤い色が染まる蘇芳(スオウ)という木がありますが、‘ハナズオウ’の名はその蘇芳色で染めたみたいな花の色ということからつけられたようです
別名を「ユダの木」といいます
銀貨30枚でイエスを売ったユダは、この木で首を吊ったとされているからですが、そんな大木になるとはちょっと疑問なんですが… 
他の多くの花木と一番違う点は、束生した数~10個の花が、幹や枝から直接出ていることです
葉は、黄緑色のハート型をしています
花が終わると、豆の鞘のような実をつけます
樹皮は、漢方薬にも利用されるようですが、何に利くのかな



‘ハナズオウ’は昨日4月18日の誕生花です
そして花言葉は「豊かな生涯」、「高貴」、「質素」、「不信仰」、「裏切り」、「疑惑」、「目覚め」と何がなんだか分らない程、一杯あります
勿論みんな本当らしいのです
「花言葉」は、地域柄、故事・伝説・言い伝え・宗教・小説(物語)等から引用されており、世界各国で違っているのだそうです
とは言え、「豊かな生涯」と「裏切り」との、「花言葉」は随分違い過ぎる感じがします
何事にも裏表があるという事なのでしょうかね~
最近の社会情勢のシンボルツリーみたいですね 
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‘プルーン’の花が咲いたけど・・・

このところ急に暑くなりました 
マイ菜園の片隅に植えた‘プルーン’の小木に、花が一杯咲きました 
苗木を買って来て今年で4年になります
去年、花が初めて咲いたのですが、実は一個もならず、今年もこんなに咲いたのに実はならないのでしょうか!?
今年は温暖化の影響かミツバチがいないという異変が起こっているのだそうです
この為、受粉作業が出来にくく、果樹栽培農家は果実の形や収量に影響がでると、騒ぎになっていると聞きました
となると、マイ‘プルーン’も期待できないのかなぁ~  

 薀蓄!!と言うより、聞きかじりですが…
‘プルーン’は、ヨーロッパで栽培が多い‘セイヨウスモモ(ヨーロッパスモモとも言う)’の一種で、その中でも乾燥果実用の特定の品種が‘プルーン’と呼ばれています
‘プルーン’や‘プラム’もギリシャ語の「プロウノン(PROUNONまたはPROUMNON)」からきた同じ言語系列とされています
簡単にいうと、‘プルーン’はフランス語で、‘プラム’は英語ということになりますが、もともと‘プルーン’という名詞は古代アジア西部のフリジア(現在のトルコ中央部にあたり、紀元前数千年頃に栄えた)に本源がある言葉だったといわれます
これがギリシャに入り、次に古代ラテン語に転じ、そして中世以降にフランス語に取り入れられて‘プルーン(PRUNE)’になったようです


 薀蓄!!・その2
‘プルーン’の実には鉄分、ビタミン、カルシウムなどが豊富に含まれます
特に鉄分はグレープフルーツの40倍、ビタミンAは桃の4倍、ビタミンB1はリンゴ、バナナの2.5倍、ビタミンB2はオレンジの約5倍含まれているといわれます
便秘や高血圧、貧血、糖尿病に良いとされ、アメリカでは、奇跡の果実(ミラクルフルーツ)とも呼ばれています
これって本当かな!?
一般果実並みの栄養素しかないという書もありましたが…



とにかく純白の‘プルーン’の花が青空に映えて、とっても綺麗でしょう  
花言葉 ; 「 誠実な一生 」 、 「 忠実 」 
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新芽・新芽・若葉・若葉・・・あったか~い日が続いています

この所の暖かさで、いや暑さで周囲の木々が一斉に芽吹き、若葉になって茂ってきました
季節の進み方はとても早いのに、慌しささえ感じます
先週「群馬の森」に行った折、見かけた木々の新芽がとても新鮮に感じ、思わずパチリ しましたが、もう今日はこの姿は見られないのでしょうね
立ち止まって、今写真を見ながら、新鮮な「生命の息吹」を再確認しました 
   ‘ニシキギ’の新芽です
造形の美を感じ、一人で悦に入っています (背景は近代美術館壁です)


   ‘モミジ’の新芽です
深紅の若芽で、何か幻想的とも云える姿です


   ‘シャラ’の新芽です
‘シャラ’の実殻の表情がとてもユニークでしょう 
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‘花桃’の花 → 春・爛漫花で~す (^^♪

春は、今まさに爛漫です!!  
春の代表花といえば「桜の花」という位に、桜がとても目立っています
しかし「桜の花」の華麗だが儚いイメージに対し、「桃の花」は桜と同時期に咲きだし、桜がすぐ散ってしまっても、長期間咲いて、豪華絢爛・艶やかなイメージを保っています
平均開花期は3月下旬~5月始め 枝にそって可愛らしく花が咲きます
  バラ科  サクラ属  落葉高低木  原産地 中国 
「桃の花」は基本的に桃色の一重咲きですが、品種改良によって、八重咲き、色変わり、枝垂れといった種類が生まれています
桃には、「花桃」と「実桃」があり、花の豪華さは呼び名の通り‘花桃’の花が勝ります
‘花桃’は江戸時代以降に、観賞用の種類として改良され、たくさん出回るようになったもので、桜ほどではありませんが、あちこちで庭木として、色鮮やかな花姿を見せてくれます


                                2009年3月下旬  撮影 

                                2009年4月初め  撮影

「桃の花」は中国から万葉の時代に渡ってきたのでしょうか
万葉集の中では7首ほどしか詠われておらず、華やかな花の割りにすくないのは意外です
桃を詠んだ歌を探してみたら、大伴家持の歌(春の~)で、若い女性の美しさを桃の花に見立てて詠み込んでる歌を見つけました

“ 春の苑 / 紅匂ふ / 桃の花  / 下照る道に / 出で立つ娘子  ”   ( 大伴家持  巻十九 ) 
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