日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
“サンビタリア ”=“蛇の目菊”・・・“ヒマワリ”そっくりさんです
今日は6月末日です
梅雨がまだ明けないのに、この所本当に暑い日(正確に言うと猛暑・(+_+) )が連日続いています
因みに今日も35度以上の猛暑日予想で、『熱中症に気をつけて!!』と 、テレビで注意を促すのがしきりです
スーパーの花木コーナーで、そんな暑さを喜んでいるかのように、ヒマワリの小型にしたような雰囲気の小さな花がびっしり並んで咲いていました
メキシコ原産の花で、“サンビタリア”といい、日本には明治時代に入ってきたといわれます
“サンビタリア”の草丈は10~20cm位、茎が立ち上がらずに横に這うように伸びて拡がります
花は7~10月にかけて、2~3cmくらいの小さな花を頭花として咲かせます
花色は黄色もしくはオレンジ色で、花の中心部が黒紫色で花びらの明け色とのコントラストは引き立っています・・・この事から別名を“蛇の目菊”とも言われます
暑さにはとても強いのですが、多湿には弱いそうで、蒸れて枯れてしまうそうですが、“サンビタリア”も熱中症にかかりやすいのですかね
“サンビタリア”の花言葉は、「 私を見つめて 」、「 切なる喜び 」、「 愛の始まり 」 です
暑さを吹っ飛ばしたくて、青春時代を思い出して、“サンビタリア”の花言葉 & NHK連続朝ドラ「ひまわり」を見て・・・
“ 私はいつもあなたを見つめています こんなに可愛いあなたなんだから・・・
暑さにも負けずに これからも一杯咲いてください ・ 咲き続けてください
心に太陽を持て!! あなたを見つめて、生きることを確認です ”
群馬フラワーセンター・水生園に行ってきました
数日前、赤城山麓にある「群馬フラワーパーク」に行ってきました
園内の水生園では、ちょっと遅めの花時期になっていましたが、 “花菖蒲” が満開に咲いていました
薄いピンク色の “睡蓮” の花も開いていました
今年の梅雨は場所によって雨の量が随分違っています 関東地方は先日最高気温が記録されたように、暑い梅雨になってます
今日辺り梅雨明け宣言があるのではないのかなぁ~ こんな時にみる“花菖蒲”はなんとも云えぬ涼しさですね
こんな句をネットで見つけました
「 菖蒲園 隅より水の 忍び出で 」 平畑静塔
「 どこにでも いる顔多し 菖蒲園 」 中村苑子
「 わが恋は 人とる沼の 花菖蒲(あやめ)」 泉鏡花
「 てぬぐいの 如く大きく 花菖蒲 」 岸本尚毅
“サンダーソニア”はおくりもの花にぴったりです
スーパーの花木コーナーでは、最近区分けしてひときわ綺麗な棚に置かれる花があります そこはお手ごろ贈り物コーナーになっているようです
今の時期の贈り物鉢物に、“サンダーソニア”がおかれていました
“サンダーソニア”はユリ科の南アフリカ原産の球根植物です 冬は球根状態で休眠し、春に芽だしし、初夏にベル型のユニークな花を咲かせます
花色はオレンジ、レモンイエローで、草丈80cmくらいあり、花の咲いている姿は茎葉とともにすっきりして、上品なイメージです 個々の花の寿命は大体一週間位持ち、下から順に咲きあがります・・・株全体では一ヶ月くらい楽しむ事が出来るそうです
*窓辺に置くとおしゃれかも
“サンダーソニア”の別名は 「クリスマス・ベル」と呼ばれますが、これは南アフリカではクリスマス(12月)頃に咲くためです・・・南アフリカは知ってのとおり、南半球ですので、日本とは季節は逆で夏季は10~3月です
“サンダーソニア”は夏の花の訳ですが、“クリスマスベル”の名からはちょっと季節感が??ですね
“サンダーソニア”はつる性で、一属一種の植物です ヒメユリに似た細長い葉が直立して葉先が巻きひげみたいになって、このひげで細い体を支えるそうですが、鉢はまだ若いのかひげなしで立ってました
葉腋から出る長い花柄にふっくりふくらんだ釣鐘型の花が、上品さと可愛さを持って垂れ下がっています 下からそっと覗いたら、明りが透けて見え、ぽっと灯っているように見えました・・・蛇足だけど、英名で“チャイニーズランタン”だそうです
そんな“サンダーソニア”の花言葉は、
「 純粋な愛 」、「 福音 」、「 祈り 」、「 祝福 」、「 愛嬌 」 です
“黒ホウズキ(オオセンナリ)”の花が咲きました
昨日に続いて・・・スーパーの花木棚に並んでいた“ホウズキ”についてです
じつは形は“ホウズキ”に似ていますが、赤くはならない 黒いホウズキ・その正名は“オオセンナリ” です
“オオセンナリ”は南米・チリ~ペルーが原産の一属一種・耐寒性一年草で、江戸時代末期に園芸用途で渡来したそうです
“オオセンナリ”の葉はやや卵形から楕円形で互生し、縁は粗い鋸葉ぽくなってます 花期は6~9月の夏場で、葉腋から綺麗な薄紫色の花を咲かせます
茎はよく分枝して直立し、草丈60cm~1m位になります 花径は3~5cm位、花冠はカップ状で、先端が浅く5裂し中心は白色となります
“ハナアブ”が飛んできて、花の蜜を吸いに来ました “オオセンナリ”は蝿の嫌いな芳香を放つそうだけど、“ハナアブ”は一向に気にしないみたいです だけど有毒植物だそうで、“ホウズキ”の仲間だからといって、食べてはいけません
“オオセンナリ(黒ホウズキ)”の花言葉は、 「 忍耐 」、「 可憐な愛 」、「 自然美 」 です
“ホオズキ” の花言葉は、「心の平安」が似合ってます
スーパーの園芸棚で、 “ホウズキ” の花が咲いていました
“ホウズキ”は、ナス科ホウズキ属の多年草で、草丈は60~80cmくらいになります
“ホウズキ”といえば、まっかな実をすぐ思い出しますが、花の素朴な綺麗さはあまり知られていないような気がします
ホウズキの花は・・・6~7月頃、中心部が緑色をした淡い黄色の花が咲きます 2cmほどの素朴で可憐な花です
花びらは5弁、花形はちょっと実直な形とも言える5角形です 咲き進むにつれて、ぐっと胸を張るように大きく開き、3.5cmくらいになります
花びらの裏側に5枚の「ガク」がありますが、花が散る頃、緑の「ガク」は次第に大きくなり、受粉して出来た実を包み込み袋状になっていきます
果実をすっかり包み込むなんて、他の植物ではあまり見られないように思いますが、面白いですね
8~9月頃、緑色の“ホウズキ”の実は赤味の濃い橙色に熟します
“ホウズキ”の花言葉は「心の平安」、「自然美」ですが、花を見ると納得です でもこの他に、「半信半疑」とか、「偽り」、「欺瞞」といった言葉があり、この言葉にはどんな謂れがあるのでしょう
どうも“ホウズキ”の果実が、実のない種と皮だけに思われている事から付けられたと思えます という事は花言葉でなく、果実言葉じゃないですか!?
“ホウズキ”の花は「偽り」だっていうのは、かわいそうですよね
昨日の暑さは6月の国内最高気温更新です・・・電力使用は大丈夫!?
昨日(24日)は6月での国内最高気温が記録されました 埼玉・熊谷で、39.8度だそうです・・・この記録は20年ぶりの更新だそうです
ところで熊谷は、平成20年8月16日に岐阜県多治見市と並んで40.9度を記録し、国内最高気温を更新したことがありました・・・今年の夏はもっと暑い記録が出るのでしょうか
内陸性の気候で、元々夏場の気温が高くなる熊谷ですが、こんな気温のデーターを見つけました それは猛暑日(日中最高気温35度以上)日数の増加です
1960年代では8月に猛暑日は平均2日であったのが、90年代には7日、2000年以降は8日に増加し、2007年8月は実に19日が猛暑日だったそうです 記録は常に破られるものと思っていますが、こんな記録は破られて欲しくない記録です 6月24日の記録は今年の最高記録であって欲しい
ところでこんな猛暑になると、今年はもう一つ気になることがあります それは原子力発電の停止による電力供給の不足です
この為国民一致団結して節電の気持ちになっている(まるで戦時中の耐乏生活みたい・・・)のですが、こんな暑さに対しいかに熱中症に対抗するのかです
なんせ熱帯夜(日最低気温が25℃以上)いや超熱帯夜(最低気温が摂氏30度以上の夜)の時もエアコンなしで過ごすかどうかまずは考えなくてはいけないのかも・・・気持ちは28度以上は使おうとは思っていますが・・・
なんでこんなに気温が上がってきたかといえば、専門家は口を揃えて、『猛暑は、温暖化に加え都市の高層化・高密度化で気温が上昇する「ヒートアイランド現象」が影響している』といわれています
一言で云うと、文明が招いた現象なんですね
思うに、おごらず、たかぶらず、そしてあせらずに、知恵を出し合う時期に来たんです 自分のできる事で、一歩一歩、地球を大切にしよう
一杯云いたい事があって、何を言いたいか、分らない文になりましたが、私の中ではすっかりわかっています
“エボルブルス(アメリカンブルー)” は涼を感じさせる花です
昨日に続いて、花屋さんの花だな紹介なんですが・・・この暑さを乗り切る力添えの花がありました・・・私の勝手な決め付けですけど 花の名は“エボルブルス(別名:アメリカンブルー)”です
“エボルブルス”は約100種類位あり、大半が北~南アメリカに分布し、日本で一番多く栽培されているのは「アメリカンブルー」の名前でも通っている「エボルブルス・ピロサス」と言うのだそうです 本種は北アメリカ原産で1980年代に日本に入ってきたといわれ、、その折詳しい名前が分らぬままアメリカ産の青い花を咲かせる植物・『アメリカンブルー』の商品名で普及して現在に至るようです
ということで、 “アメリカンブルー” の名が通りが良いですね
“アメリカンブルー”は1~2cmのブルー小花を暑い夏の長い期間咲き続けます ちょっと朝顔に花形が似ています 朝早くからつる状にのびた茎先に青紫色の花が咲く様子はとても涼しさを感じさせます
ところで、“アメリカンブルー”は英名では “Blue daze(ブルーダゼ)”と呼ぶそうです 日本語的に読み替えると、『ブルーだぜ!』だって ・・・わかっているよ!と言いたくなるような呼び名です 「daze」の意味は、「動詞」で、「…をぼうっとさせる」だそうです 直訳すると、「ブルー色が(とても涼やかで、暑さ解放され・・・)ぼうっとさせられる??」 ・・・違うかな!?
“エボルブルス(アメリカンブルー)”の花言葉は、 「 あふれる思い 」、 「 清潔 」、 「 清涼感 」 です
“ユーフォルビア・初雪草” ・・・盛夏(?)に一服です
梅雨はまだまだ明けません 梅雨の最中だというのに、猛暑になり、昨夜は熱帯夜かと思うほど蒸し暑かったです せめて気持ちだけでも涼しくと、今朝は先日花屋さんの売り場で沢山並んでいた花苗の内から、 “初雪草” を選んで紹介します
“初雪草”は、先日紹介した “ダイヤモンドフロスト” と同じトウダイグサ科でユーフォルビアの仲間です 同じ仲間ですが、見かけはまったく似ていません
“初雪草”は、葉の縁が白く縁取りされ、中の緑いろとのコントラストがとても綺麗です 固めて植えると まわりの部分が白っぽくなり、まるで雪がかぶったように見えることから、名前の由来となったと思われます
非耐寒性の一年草で、今頃から秋にかけて小さな花が咲きますが、葉の方があざやかで観賞価値が高く、ポインセチア同様観葉植物として人気です・・・夏の花壇には、涼しさを感じさせる格好の良材ですね
ユーフォルビア・“初雪草”の花言葉は、「 祝福 」、 「 好奇心 」 です
盛夏に向かっている時期に、“初雪草”が茂っているなんて・・・うぅ~ん・・・
“ニントウ(忍冬)” = “スイカズラ” ・・・夏至の時期です
今日は夏至・昨日辺りから急に暑くなりました 予報によると今日は猛暑日になるらしく、前橋・熊谷は35度、震災を受けた東北地方の太平洋側は33度だそうです 地球は廻っています・・・時を刻んでいるんです・・・北半球では夏至が一年中で一番昼が長く、当然ながら夜が短い日です これは日本での話ですが、じゃ南半球の今日はどうなんでしょうか!? 実は冬至なんですよ・・・即ち一年中で一番昼短く、夜が長い日なんです・・・これ本当!!
先だって、埼玉R254沿いにある産直の花木コーナーを覗いてきました 花だなに、花が萎れかけていましたが、ちょっと変わった鉢花を見つけました
花の名前は、“ニントウ(忍冬)”といい、スイカズラ科のつる性の常緑低木です じつは“忍冬”は “スイカズラ” の別名で、漢方(薬)の呼び名だそうです
“スイカズラ”が鉢花されているのはめずらしい(私がそう思うだけかもしれませんが・・・)ので、よく似ているなと思いながら(・・その通りだから当たり前だよね)別花かと思ちゃいました
それにしても、“ニントウ”の名は、「忍冬」と書くように、冬場を耐え忍ぶ事からつけられたのですが、北半球一帯に分布し、繁殖力強い植物のようです
夏至の今、“忍冬”の花が咲く・・・自然は巡るんだな~と思いながら、一人ちょっと感傷に入ってます
“スイカズラ”の別名は、“忍冬”の他に“金銀藤(キンギントウ)”とも呼ばれ、踊るような花の形がとてもチャーミングな感じです
“忍冬”の花言葉は、「 愛の絆 」 です ・・・つらく寒い冬を耐える姿の象徴のようです
ちょっと魅惑的な花 “ゲンペイシモツケ”
これもスーパーの花木コーナーでで見かけた鉢植えなんですが、・・・ 色が咲き分けになった花を時折見かけます 咲き分けの色は白~ピンク~赤が多く、名づけは決まって原種の名に「源平(げんぺい)」と冠した名前が付けられています 「源平」とは源氏の赤い旗印、平氏の白い旗印を合わせたものなのは、ご存知のとおりです
見かけた花は、“源平下野(ゲンペイシモツケ)” です 勿論名前のとおり “シモツケ” の咲き分けです・・・通常ピンクか白の単独色が多く見られ咲き分けは珍しいですよね
“ゲンペイシモツケ”は“シモツケ”の園芸品種で、開花は5月~9月です
“シモツケ”は日本の山地に自生している落葉性の低木ですが、“ゲンペイシモツケ”も自然の中で見られるのでしょうか!? 花の咲いている感じはとても魅惑的な咲き方ですから、自然で見たらどんなにきれいでしょう
「源平」とは一本の木で、紅白に咲き分け、更に一枝の花房の中でも、紅白咲き分けもあるんです
丸い散房花序で、ながい雄しべを弾けるように伸ばしている花の様子をのぞくと、幻想的なイメージを醸していると思いませんか!?
“イトバハルシャギク”→“糸葉春車菊”と書きます
梅雨の切れ間ちょっと陽射しが見えた先日、 近所の花屋さんで売られていたコスモスの花によく似た“糸葉春車菊(イトバハルシャギク)” を紹介します
“イトバハルシャギク”はキク科のコレオプシス属の多年草です 原産地は北アメリカで、東部地方に多く分布しているそうです
草丈は30~40cmくらいで、名前の様に葉は細かに糸状に分裂して輪生しています 開花の時期は6~9月で茎の上部に散房花序を出し花径5cmくらいの黄色い花が咲きます・・・でも開花の時期から云って、名前の真ん中の「春」の字が気になりますが、理由は分りません
黄色い頭花は舌状花で、8枚花片・「コスモス」そっくりさんです でも「コスモス」よりは花はやや小振りで、毎年同じ根から花を咲かせるので、「宿根コスモス」とも呼ばれています
葉が細かいので花の咲く姿は、とても優しげに見えますが、生育はとてもたくましく、花後にきり戻すと、秋には再び花が咲くそうです
“イトバハルシャギク”の花言葉は、「 いつも明るく 」、 「 楽しい思い出 」 です
ちょっと勉強です・・・いつも何気なく使って分っているつもりの言葉なのですが、『花序』って知ってますか?
『花序(かじょ)』とは、枝上における花の配列状態のことで、この花の集団を総じて『花序』といいます そして花の配置、軸の長短、花柄の有無、比率等によって、いくつかの基本形態に分かれているといいます
『散房花序』とは、主軸が短く、それより長くのびる柄の花が間を詰めている (例:サクラなど)
“夏雪カズラ”なんて、涼しい名前の「カズラ」があります
梅雨の真っ最中ですが、これから夏に向かい段々と暑くなるのでしょうか 昨年は猛暑の年でしたが、今年はどうなるのかな
大震災により原子力発電の信頼性が揺るぎ、電力依存の文明社会に警鐘がなっています スーパー等の花木コーナーでは、緑のカーテン推奨で今年の夏を乗り切ろうとキャンペーンが張られていました
そんな仲間に入ってはいないのですが、名前から涼しそうで、省エネに役立ちそうな植物を鉢物ですが見つけました “夏雪カズラ”というのですが、その名を聞いただけで、涼しそうでしょう
“夏雪カズラ”とは、タデ科の落葉つる性の低木です 生長は旺盛で、剪定しないと数年で10m以上にも伸び、白い小花が咲きますので、株いっぱいに咲くさまは雪が積もったように見えることから名付けられたようです
原産地は中国~チベットで、江戸時代には日本に渡来していたようです
穂状花序の花は6月初めから9月一杯、白い花が次々に咲き、風に揺れる様はとても涼やかで、なかなか見事な景観になると人気が高いそうです・・・開花時は甘い香りもするようですが、まだ鉢物で小さい為か花が少ない事もありあまり匂いは分りませんでした
“夏雪カズラ”の花言葉はないようですが、カズラの花言葉 「 好機をつかむ 」が似合っている気がします
花が終わって秋は紅葉しますので、ガーデンに植えてカズラ棚ができたら、緑のカーテンならぬエコガーデンのメインになるような気がします・・・学校の校庭なんかいいと思うけど
“クレロデンドルム・ブルーエルフィン” = “ゲンペイカヅラ”
昨日に続いて・・・スーパー花木コーナーの花だなに、“クレロデンドルム・ ブルーエルフィン”を見つけました 舌かみそうな名前が、名札でさがってましたが、別名の“ゲンペイカズラ”とか、“バタフライフィシュ”の名がなじみがあります・・・でも“ゲンペイカズラ”名は “ゲンペイボク” などの別名にもなっており花のイメージが随分違って見えるので、敢えて“クレロデンドルム・ ブルーエルフィン”と呼びました
一般的に“クレロデンドルム”はクマツヅラの仲間で、常緑つる性の低木です 色々な種類がある中で、“ブルーエルフィン”は青い蝶のような花を咲かせるので、その呼び名の様に、「青い妖精」のイメージです
“ブルーエルフィン”の花は、葉腋からつる状に集散花序が出ています 花びらは5枚、両側は淡青色をした倒卵形の4裂片で、中央裂片は濃紫色の舟形をしています 3本の雄しべが雌しべに添うように、上に大きく伸びています・・・まるで躍るようにみえます
以前この花に似た “カリガネソウ” を軽井沢で見ました 同じクマツヅラ科ですので、そっくりさんなのかもしれません・・・但し“カリガネソウ”は夏の終わり秋にかけて咲く花ですから間違えようはありません
“クレロデンドルム・ ブルーエルフィン(青い妖精)”の花言葉は、「 大きな希望 」 です
生きる意義を考えると、希望ある人生である事が大事ですが、老いてきた身に、踊るような姿はちょっと眩しい感じです
“チョコレートコスモス”という、エレガントでシックな花を見つけました
昨日スーパーに買い物に行き、マイ菜園の肥料購入にと花木コーナーを覗いたら、なんともおしゃれな色柄の花を見つけました
その名も“チョコレートコスモス”といい、チョコレートを思わせる濃赤紫色の花色の「コスモス」の仲間で、花形は一重・“キバナコスモス”によく似ています
原産地はメキシコで、20世紀初頭に栽培され、日本には大正時代入って来たそうですが、高温多湿には弱くやや育てにくかった為か、原種の“チョコレートコスモス”は広まわらなかったようです・・・今は“キバナコスモス”との交雑により育てやすい種類が多く出まわるようになっているそうです
“チョコレートコスモス”の花の直径は4~5cm程で、普通の「コスモス」よりも花びらの幅が太く、茎は40~60cmぐらいまで細長く伸びます
匂いをかぐとチョコレートの香りがするというのですが、確認できませんでした 香りはともかくこんな色の花が群生して咲いていたら、なんともすばらしいな~という感じですよね ただ残念なのは、原種の“チョコレートコスモス”は野生では絶滅したといわれています
“チョコレートコスモス”の花言葉は、「 恋の思い出 」、 「 移り変わらぬ気持ち 」 です
優雅な感じだけど、どこかちょっとさびしい花なんでしょうか!? それとも人生のさびしさをそよがす花なのかな~!?
“ツチグリ(土栗)” 見っけ!!
10日程前になるのですが、梅雨の切れ目(?)とも思える薄日の日、自然園の散策路を歩いていましたら、木組みのフェエンスに “ツチグリ” が乗っているのを見つけました
まるで陸上を歩く子ダコみたいに見え、なんとも微笑ましくパチリ !! です
この“ツチグリ”は勿論腹菌類の「キノコ」で、山の中の道ばたや崖の、露出した裸土の上などに生えます なのに材の上に乗っているんだから不思議です・・・私が乗せたのではない事は本当ですよ どうやって上がったのかなぁ~
“ツチグリ”の幼菌は直径3cmぐらいの黒褐色の堅い球体をしています 成熟すると厚い外皮が星形に裂けて反り返り、内から薄い皮に包まれた球状の袋が出てきます 星形の外皮は、湿っているときは開いていますが、乾くと再び閉じて球状になり、そのとき内部の袋を押しつぶし、袋の中の胞子を飛散させ子孫を増やしていきます
乾燥して球状になっているとき、風に吹かれて地上を転がったりして移動し、別の場所で湿気を帯びると、再び星形に開き胞子を飛ばす準備をします
そんな晴れた日に移動することから、「晴天の旅行者」とも呼ばれるそうですが、湿気を帯びると星型に開く事からイギリスでは「星型の湿度計」と呼んでいるそうです
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