今日は梅雨らしい一日。そんな天気のせいか今日は肌寒さもひとしおで、幸い通勤時には降ってなかったのですが、それでも合羽を着ようか、と本気で考えました。結局がんばって無理無理走り抜けましたが、普段の夏なら恨めしいだけのエンジンから立ち上ってくる暖気が、今日は実にありがたいものに思えました。これから一週間ばかりは梅雨最後の雨が続くらしいですが、九州の例を見るまでも無く、こういうときの雨は集中豪雨のように大雨が降りがちなので、注意が必要になります。とは言え、たとえば四国などはもう少し降ってもらわないと夏以降の水が足りなくなることでしょうから、加減良く降ってもらいたいところです。
さて、社会保険庁はついに病膏肓に入る、と言うべき事態になっているようで、今日も年金時効分の申請がスタートする、と大々的に宣伝していたというのに、いくつかの社会保険事務所では連絡の不手際で申請が受理されないトラブルが起きたそうです。社会保険庁からの連絡メールに気づかない事務所があったためで、窓口業務が始まってからも必要な書類が届かないことがあったとのことです。官房長官が昨日の記者会見で6日からの受付開始を発表していますし、特例法の施行についてはもっと前から決まっていたはずで、事務所の職員なら当然知っていなくてはいけないし、その日に備えておのおの準備怠り無く進めていなくてはならないことのはずです。本庁からの指示に対しても神経を研ぎ澄ませておくのが当たり前だと思いますし、この期に及んでメールに気づかなかった、などといういいわけが出てくるあたり、一体この公務員達は何を持って己が職務と認識しているのだろう? とその不手際ぶりが信じられません。社会保険庁やその関連事務所には、対米開戦通知を攻撃後に手交した当時の外務省役人達の末裔達が山のようにはびこっているに違いないのでしょう。
その一方で、社会保険庁では自己都合による退職が急増しているのだそうです。若手が将来に見切りをつけて辞めるのもあれば、定年間際のベテラン職員が「疲れ果てた」と早期退職を選択する例も多いと言います。「疲れ果て」るほど仕事をしたのか? と私は思わずそのニュースに突っ込んでしまったのですが、おそらく20年とか25年とか、そんなぬるま湯に浸りきっていた身には、この数ヶ月の激変が耐えられなかったのだろう、というのは理解できる気がします。こんな粗大ゴミを量産してしまったのは、職員の福利厚生の増進にこれまでかくかくたる戦果を挙げてきた労働組合や、その要求を唯々諾々と承ってきた歴代長官の責任だろうと思います。自分達の楽園がどういう形で保たれているのかを理解しないままその屋台骨まで食い尽くしてしまい、自らの手で滅ぼしてしまった職員達には同情する余地はありませんが、責任ある立場の人間は誰一人としてその危険性を認識して舵取りする決意を示さなかったことのほうが罪は重いでしょう。他山の石として自らを戒めるとともに、一日も早く常態に復して、将来の私の年金が無事健全に支給される体制となりますよう、祈りたいと思います。・・・それまでに国が滅んでしまったら元も子もなくなるわけですが。
さて、社会保険庁はついに病膏肓に入る、と言うべき事態になっているようで、今日も年金時効分の申請がスタートする、と大々的に宣伝していたというのに、いくつかの社会保険事務所では連絡の不手際で申請が受理されないトラブルが起きたそうです。社会保険庁からの連絡メールに気づかない事務所があったためで、窓口業務が始まってからも必要な書類が届かないことがあったとのことです。官房長官が昨日の記者会見で6日からの受付開始を発表していますし、特例法の施行についてはもっと前から決まっていたはずで、事務所の職員なら当然知っていなくてはいけないし、その日に備えておのおの準備怠り無く進めていなくてはならないことのはずです。本庁からの指示に対しても神経を研ぎ澄ませておくのが当たり前だと思いますし、この期に及んでメールに気づかなかった、などといういいわけが出てくるあたり、一体この公務員達は何を持って己が職務と認識しているのだろう? とその不手際ぶりが信じられません。社会保険庁やその関連事務所には、対米開戦通知を攻撃後に手交した当時の外務省役人達の末裔達が山のようにはびこっているに違いないのでしょう。
その一方で、社会保険庁では自己都合による退職が急増しているのだそうです。若手が将来に見切りをつけて辞めるのもあれば、定年間際のベテラン職員が「疲れ果てた」と早期退職を選択する例も多いと言います。「疲れ果て」るほど仕事をしたのか? と私は思わずそのニュースに突っ込んでしまったのですが、おそらく20年とか25年とか、そんなぬるま湯に浸りきっていた身には、この数ヶ月の激変が耐えられなかったのだろう、というのは理解できる気がします。こんな粗大ゴミを量産してしまったのは、職員の福利厚生の増進にこれまでかくかくたる戦果を挙げてきた労働組合や、その要求を唯々諾々と承ってきた歴代長官の責任だろうと思います。自分達の楽園がどういう形で保たれているのかを理解しないままその屋台骨まで食い尽くしてしまい、自らの手で滅ぼしてしまった職員達には同情する余地はありませんが、責任ある立場の人間は誰一人としてその危険性を認識して舵取りする決意を示さなかったことのほうが罪は重いでしょう。他山の石として自らを戒めるとともに、一日も早く常態に復して、将来の私の年金が無事健全に支給される体制となりますよう、祈りたいと思います。・・・それまでに国が滅んでしまったら元も子もなくなるわけですが。