かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

地球を直撃する小惑星を砕くのはかなり難しいらしいですが、進路変更ならなんとかならないのでしょうか?

2019-03-09 20:28:28 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温はー0.3℃、最高気温は16℃、五條市の最低気温は−2.6℃、最高気温は16.5℃でした。昨夜から気温が冬並みの勢いで下がってましたが、今朝は案の定氷点下を記録しました。寝ている最中、妙に寒いと感じるわけです。ただ、今日は昨日に増して見事な上天気で、雲一つ無い快晴の青空が一日中続き、折からの微風も相まって、絶好の洗濯日和になりました。その分花粉が凄いことになっていますが、新たに入手した花粉症薬でしっかりと抑え込みできています。昨日まで、現在服用している高血圧の薬との飲み合わせが悪かったら困ると思い、なるべく花粉症の薬を服用しないようにしていたのですが、昨日高血圧の定期検診で医者に行った際に高血圧治療に問題ない花粉症薬が無いか相談し、結局どの花粉症薬でも問題ないとの医者の返事だったので、安心して飲める第2世代抗ヒスタミン薬を処方してもらい、一緒に飲むことにしました。今日は車で買い物に出かけた際、日差しが強く窓を閉めっぱなしだと暑いくらいだったのでやむなく窓を開けて走りましたが、特段くしゃみが出たり鼻がむず痒くなったりすることもなく済みました。まあもちろんマスクはしておりましたが、マスクの効果は気休め程度でしょうから、薬がしっかり効いていた事は間違いないでしょう。これでなんとか、1年で最も不快で乗り切るのが難しい季節をなんとかできそうな気がしてきました。

 さて、地球に衝突するかもしれない小惑星が想像以上に硬そうだ、という研究結果が公表されました。アメリカの、ジョンズ・ホプキンズ大学とメリーランド大学の研究で、直径25キロの小惑星に、直径1.6キロ未満の小型小惑星を秒速4.8キロの速度で衝突させるシミュレーション実験を行いました。それで小惑星を破壊するつもりだったそうですが、結局この条件では目標の小惑星は砕けず、破壊のためには更に大きなエネルギーが必要、との結論に至ったそうです。
 観測機はやぶさ(初代)がサンプルをとってきた小惑星イトカワの大きさが、 長さ500m、幅200−300
mとこの実験の弾丸役小惑星より小さめですが、その重量は3.5X10の10乗キロ、35Mtもあるとのことです。日本の誇るH2Aロケットの質量が400t位だそうですから、イトカワはその10万倍も重たい物体になります。それよりも更に大きな直径1.6キロの小惑星をどうやったら秒速4.8キロまで加速できるのか、抵抗のない宇宙空間でのこととは言え、現在地球側の手持ち機材でそんな事が可能なのか、個人的には甚だ疑問ではありますが、そんな膨大な力を持ってしても、恐竜を滅ぼしたとされる小惑星とほぼ同じサイズのものを砕くことができないというわけです。直径25キロサイズの小惑星が、遊星爆弾のように地球を直撃する確率は随分と小さいのでしょうが、過去にはあったことでもあり、今もしそれを食らうと文明が文字通り滅ぶレベルの大災害になるのは必至ですので、そんな事態に備える必要はあるでしょう。でも、この様子だとハリウッド映画みたいに小惑星を砕くのはちょっと難しそうです。ただ、要は地球に当たらないようにすればよいのですから、直撃コースに乗って飛んでくる小惑星の軌道を、なるだけ遠い地点で少しだけずらして直撃を免れるようにしてやれば大丈夫なのではないでしょうか? これなら、破壊は無理でもより小さな力で実現できそうな気がします。小惑星をぶつけるのでもよし、目標の小惑星の表面にロケットを並べて長期間推力を加えてみるのもよし、そんなシミュレーションもできればして欲しいところです。

コメント (2)
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