かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アルバイト禁止のはずの公務員に、副業を認めようという動きが全国的に広がりつつあるそうです。

2019-02-25 19:59:40 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は2.8℃、最高気温は16.5℃、五條市の最低気温は−0.3℃、最高気温は17.4℃でした。今日も1日よく晴れました。朝もそんなに強い冷え込みではなかったですし、昼間はもう季節を間違えているのではないか? と思える暖かさで、朝出勤するときこそセーター、マフラー、コートを装備していましたが、帰りはセーターとマフラーは外してカバンに仕舞い、コートも邪魔に思えるほどでした。まあ着ていても暑いと言うほどではありませんでしたし、手荷物になるのは余計邪魔でしたので着て帰りましたが、気分は4月上旬、快晴無風の放射冷却で遅霜が発生した時のような感じでした。もう寒波はやってこないのでしょうか? 気候的にはもう十分サボテンの植え替えもできそうな感じなのですが、大昔そう思って3月初めに植え替えた後来襲した寒波に、サボテンをほぼ全滅させられたトラウマがあるので、中々踏み切ることができません。もっともあの頃に比べたら遥かに温暖化が進んでいるはずですし、今年に関して言えば、本当にもう冬は明けてしまったのかもしれません。

 さて、全国に、地方公務員に「副業」を認める自治体がちらほら出てきつつあるそうです。本来、公務員は副業を禁じられており、作家であったり家が兼業農家だったりした場合は特例的に認められる場合があるようですが、それ以外の仕事、例えばコンビニのバイトなどは当然できない規則になっています。ところが、例えば宮崎県宮崎市の北、日向灘に面した人口1万7千人弱の新富町では、農家の手伝いや高齢者の買い物支援、地域行事の手伝いなどに加え、コンビニのアルバイトも認められているとのことです。その理由は、「今や地域になくては困る存在だから」と町長が宣っておいでです。
 新富町では、勤務時間外の務めで、地域に貢献する活動であること、という2つの条件を満たした場合、収入を得る副業を認めるとのことで、中には年25日祭りなどで奉納される神楽の舞い手を副業とする職員も居るのだとか。
 同じ様な副業認可の自治体は、神戸市や奈良県生駒市も導入しており、徐々に全国に広がりつつあるそうです。まあ特に限界集落な町や村などでは、地域の産業のトップが公務員や脳教職員だったりすることもあるそうですから、そんなところでいい若い者がお役所仕事だけしていてはもったいない、ということもあるのでしょう。もはや如何ともし難い超高齢化社会の到来と人口減少という未曾有の事態に見舞われる地方において、ある意味「人材の宝庫」である公務員が貴重な地元の戦力となりうるとあれば、そんな人材を提供することもまた地方自治体の責務になるのかもしれませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする