かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

はしかとはまた厄介なものが流行っているようです。

2019-02-15 20:21:31 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温はー1.7℃、最高気温は6.6℃、五條市の最低気温はー4℃、最高気温は5.4℃でした。今日は一丁前の冬並みに寒かったですね。朝のうちよく晴れていたので今日は上天気かと思いきや、10時を過ぎる頃には分厚い雲が張り出してきて、以降はすっかり曇り空で時折小雨がぱらつくという生憎の天気になりました。今夜また雨か雪が降って、明日も1日日差しは望めそうにないという土曜日になりそうで、このところ休日の好天気に恵まれないめぐり合わせになっているようで残念です。

 さて、はしかが流行っているそうです。インフルエンザがようやく峠を越してきた感がある中、いつの間にか感染が広がっていたみたいで、しかも感染者がことの重要性をあまり理解していなかったようで、新幹線に乗ったり仕事に出たりしたために随分と広範囲に広がりを見せつつあるのだとか。
 あべのハルカス近鉄百貨店本店では従業員が感染していましたが、ついにお客にも伝染していたことが判明、現在16人が発症しているとのこと。また、新幹線では、8日昼の新大阪発東京行きのぞみ340号と、10日の下り121号に往復乗車した40代の女性が感染していたことが判明したとのことで、この新幹線に乗ったヒトが発熱などの症状が現れた場合は速やかに医者にかかるよう注意が促されていました。
 はしかはとにかく感染力が強く、感染者の咳などで生じる飛沫感染だけでなく、空気中に浮遊して感染することもできる厄介なウイルスです。特に空気感染はマスクで防ぐのは難しいですし、手洗いやうがいでなんとかなるものでもないようで、感染者と同じ空間にそれなりの時間過ごすと感染する危険性がいや増しに増します。免疫があれば大丈夫ですが、最近は免疫のない人が増えているそうで、海外から持ち込まれたウイルスによる感染拡大などもよく観られるとのことです。
 潜伏期間は7日から12日、風邪と見紛う発熱、せき、鼻汁などの症状が現れ、一旦熱が下がりますが、その後今度は39℃以上の高熱とともに全身に赤い発しんが広がり、はしかと判るという寸法です。インフルエンザのような簡易な検査法が無さそうなことや、治療薬がないのが厄介なところ、発疹が出てからより初期の発熱時のほうが感染力が強いらしいことなどなど、中々に厄介な病気でもあります。
 私の子供の頃は、はしかは1度は患ってしまうもので、おとなになってからかかると回復が遅い、などということもまことしやかに言われていたりもしました。今は海外から新しいウイルスが「輸入」されてしまうことや、免疫を持たないヒトが増えていること、子供の頃にかかっていても免疫が衰えていてまたかかってしまうようなヒトも出ているらしく、私などもあまり安閑とはしていられません。とは言え、日常生活で電車などに乗っている以上防ぎようがありません。せめて咳をするヒトはマスクを必ず着用し、少しでも発熱のある人は大事をとって人混みには出ないなどを徹底するよりありません。さほどの発熱でなくてインフルエンザじゃないと安心して高をくくらないよう、注意しなければなりませんね。

コメント (1)
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