かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

B787型機は、いつになったらバッテリー周りの初期トラブルを潰しきる事ができるんでしょうね?

2014-02-21 22:39:54 | Weblog
 今日の昼間は暖かいのか、と思っていたのですが、意外に空気が冷たくてやはりまだ2月なのだな、と意識させられました。そう言えばまだ先日の雪が溶けていないですし、多少日差しが出て気持ちよく感じられても、春を喜ぶには少し気が早過ぎたようです。もっとも、週明けからはどうやら気候が春めいてくるような予報も出ているので、文字通り、もう少しの辛抱、ということになるのでしょう。

 さて、さっそうと就航した直後にバッテリー火災が発生して運行を停止、その後、対策を重ねてようやく再運行したボーイング787型機で1月14日にまたもバッテリーから白煙を吹き出す事故。中々この新型機はのびのびと世界の空を飛ぶことができないでいるようです。一応、今回は、8つのセルのうちの1つだけ電解液が飛び散り加熱して白煙を生じたものの、前回のような火災にはならず、他の7つのセルは正常動作して影響を受けずに済むという、なんとかフェイルセイフは確保したみたいです。
 とかく新型機というものは色々と潜在的な不具合があって、運行を重ねていく中でその不具合が顕在化し、ソレを改修して安全性を高めていく、ということになるようですが、とは言え、ヒトを載せて飛ぶ以上はやっぱり初めからトラブル無しであって欲しいですし、今回大事に至らなかったからといって、それを喜んでばかりもいられません。製造元のGS湯浅には改めて万全の対策を講じてもらいたいものですが、バッテリーでなくて電気回路や充電回路に問題があってバッテリーに余計な負担をかけているようなこともありうるとなれば、単にバッテリー屋一人を糾弾して済む問題でも無くなります。早く問題を解決して、今度こそ安全な空の旅を約束できる性能を持って欲しいですが、もし難しいのなら、リチウムバッテリーではなくて、性能は劣っても枯れた技術で作られた安全な他のバッテリーを採用してやりかえてみるというような、安全最重視の決断を何処かでやらないといけなくなるのかもしれませんね。

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