かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ふとしたきっかけで、忘れてしまった昨夜の夢を思い出すこともまれにはあるようです。

2011-09-07 20:48:23 | 夢、易占
 今朝、目覚めた時、見たはずの夢をすっかり忘れていたのですが、なんとなく夢を見た、という感覚だけは残っておりました。そこでなんとか思い出せないものか、と考えながら、日課の朝の血圧測定をしようと左腕に腕帯を巻いたその瞬間、ぬりゅっと夢の記憶が一気に頭の中に蘇りました。たまたま病院の夢だったために、消えかけた記憶が自らの具体的な行動にバッチリリンクしたのでしょう。思い出してみるとやたら具体的で内容豊富な夢だったのですが、どうしてこれが朝イチの記憶に残らなかったのか、今考えても不思議です。というわけで今日は夢の記録をします。人間ドック(健康診断かも?)の夢です。

古い病院。
まずは血圧検査。事務机に腕を乗せる枕が2つ並んでいます。机の向こう側に、看護婦さんが二人。血圧コーナーから右手に机2つ分くらい離れて採血コーナーがあり、看護婦さんが立っています。私は血圧コーナーの右側の席について、セーター(?)を脱いで左腕を差し出しました。その看護婦さん(痩せ型、若いか年いっているか分かりません)は指に長さ1~2センチほどの鋭いトゲが冠状に付いた指サックを右手の指にはめて、まずは〇〇反応を見ます、と言って俯せにした私の左手の親指の爪の辺りをトゲトゲの人差し指と親指で挟み込み、ぎゅっと摘んできました。あまりの痛さに「痛い痛い!」と叫んでしまったのですが、看護婦さんはニコニコしながら次々と左手のあちこちを摘んでいきます。
 次に〇〇の血を取ります、と言いながら、太い注射針か畳用の針のようなモノを持つと、どこでもいいんですけどね、と言いながら私の手の甲の真ん中に2センチばかりその針を思い切りよく打ち込みました。ところが、これは衝撃はありましたが不思議と痛みはありませんでした。看護婦さんが針をすっと引き抜くと、次は血圧です。腕帯を肘のあたりに巻いて機械のスイッチを押します。腕帯の位置が少し肘にかかっていたのが気になったのですが、それ以上に看護婦さんが機械の数値がこちらから見えないようにと、機械に覆いかぶさるようにしているのがよほど気になりました。
 看護婦さんは、やがて、ハイ、と検査表をこちらに渡して、次は採血です、と言いました。結局血圧が分からなかったので、細かい字で色々書いてあるB4ほどの紙を見て、血圧を確認しようとしたのですが、結局見つけることが出来ませんでした。


ここから2つめの夢ですが、一応続いています。

最後に会計に行きました。階段下に設えられた、薄暗い古ぼけた木の窓口が小さく開いていて、向こう側にもうおばあちゃんと言っても良いようなおばさんが一人座っています。私は組合のサービスで無料で受けに来ていたのですが、ここで間違えられたら料金を払わなければならない、と不安になり、共済の〇〇です、とそのおばさんに告げました。するとおばさんは、「あ、そう」と一人納得したようにモゴモゴ言いながら書類を見て、目にも留まらぬ早業で、そのA5かB6ほどの小さな書類に、日付の印やらなにやら大小様々なはんこを次々と押して書類を作成しました。日付が変えられるダイヤルのついた印など何回も連続して押しています。私のすぐ後ろに並んでいたおっちゃんが、ファーと舌を巻いていましたが、私も驚きを隠せなかったので、出来上がった書類を受け取る時に凄いですね、と一声かけてみました。するとおばさんははにかみながら検査表を渡してくれました。
 それをもらうまで私は何か私の性格分析をした内容のA3くらいの大きめの紙の中身を読んでいました。どうも当たっているような外れているようなことが書いてありますが、全部読み終わる前に会計が済んでしまい、その紙はおばさんに回収されてしまいました。詳細な結果は後日郵送されてくるので、回収された書類はきっとそれについてくるのだろう、と思い、簡単な数字が並ぶ検査表だけもらって、病院の外に出ました。


 血圧を測る夢を見ていたために、朝の血圧測定で記憶が引っかかったのですね。こんなこともあるのか、と我ながら朝から感心してしまいました。

コメント
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