かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いまさらですが、トレハロースが手に入らなくなるの?!

2011-02-10 22:34:59 | Weblog
 今日は、午前中は比較的暖かく感じたのに、午後からは薄ら寒い空気になり、夕方には、すっかり冬らしい寒気を覚えるようになっていました。今夜から更に冷え込んで真冬に逆戻りし、巷は雪になるかも? という話です。明日は出来れば実家まで車で行きたいのですが、明朝のお天気や道路事情次第では諦めるしか無いかもしれませんね。

 さて、トレハロースの量産技術を開発して一躍独占企業となった岡山市のバイテク企業『林原』が倒産していた、という話を、今日、初めて知りました。ネットニュースはこまめに見ていたつもりだったのですが、なぜか気づくことが出来ず、たまたま職場で、実験で使うトレハロースがそろそろ無くなってきたね~と話題にしていた時に、同僚から倒産話を聞いて、ようやく知ることができた、という次第です。
 まあ今さらではありますが、大躍進を遂げた岡山の一地方企業、しかも今や食品はもちろん、様々な分野で欠かすことができず、代替品も存在しないトレハロースを独占している会社が、何故に倒産などするのか、あまりに不思議だったのでちょっと過去の記事を検索してみると、何のことはない、過大な設備投資やら不動産やらでお金を使い過ぎたのと、同族支配で上場せずに経営実態をベールで包み、更に粉飾決算をやってごまかしを続けていたのがついに限界を迎えた、ということなのだそう。トレハロースとかインターフェロンとか、世界を圧倒する技術力でのし上がっていった会社が、慣れない余計なことに手を出したが為に、そのかけがえのない宝をも泥に放り込んでしまうという、なんとも成金の栄枯盛衰を地で行くような情けない感じが拭えませんでした。しかし、1kg数万円はしたトレハロースを100分の1の価格で量産できるようにしたその技術はあまりに惜しいですし、第一トレハロースなしでは大打撃になる企業だって少なくないはずですから、どこかの企業が買い取って事業継続するなり、支援するなりというような動きが当然出てくると期待したいです。願わくばそれが国内企業でありますように。間違っても中国とか韓国とかに取られないよう、国を上げて支援と技術防衛に乗り出すべきなんじゃないでしょうか。
 ・・・どっちにしても急いで欲しいですね。うちも在庫がほとんどありませんし。


コメント
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