春の山には触手もどきがいっぱい出てきます（笑）

　今日もまた良く降りましたね。朝からずぶぬれになるわ、帰りもしとどに濡れそぼつは、と、一日まるで水中を行くがごとく、でした。なんでも沖縄では４月の雨としては過去最高を記録したとかで、とにかく今年の春は雨が多いです。その分夏はからっからになったりしないか、と不安がもたげてきたりもいたしますが、まあ先のことは今心配してみたところで致し方ないので、なるべくそれなりの天気になってくれることを祈るばかりです。
　ところで、今日職場周辺を散歩していてふと気づいたのですが、タンポポって、雨の日は花を閉じるのですね！　いつもはもうあちこち我が物顔で地面を占拠している感さえある黄色い西洋タンポポの群れが、今日はなぜか妙に目立たないのでどうしたことか、と改めてみてみましたら、皆、あれほど満開に咲き誇っていた花が、しゅっとまるで根元に向けて紐を引っ張ったみたいに花が閉じていたのです。その巧妙な仕組みに、思わず感心してしまいました。
　それから、こう雨が多いと写真のように山菜もあちこちで生えてきます。ヒトによっては『美味しそう』と思うヒトもいるでしょうし、春を感じるヒトもいるでしょう。でも、場合によっては、妙にエロティックに感じるヒトもいるかもしれませんね。まあ一本ではそうでもないでしょうけれど、これが大小何本も地面からにょろにょろ伸びていたら、感じは大分変わるんじゃないか、と思います。