かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

雷雨の中バイクで疾走!

2005-08-16 21:04:19 | Weblog
 夏が難儀だと思うのは、もちろん暑いと言うこともありますが、それ以上にひょんな事で普段はあまりない様なことが起こることです。例えば、夏祭りで道が大渋滞したりとか、帰宅途中で夕立にあってずぶぬれになってしまうとか。仕事で車を走らせていた私は、まずお祭り渋滞で戻るのが1時間遅れました。田舎のことですので、まともな道は国道筋くらいしかなく、周辺の町からも花火見物に車で集まってくるので、普段は快走できる道が、帰省ラッシュを想起するくらいびっしり車で埋め尽くされてしまうのです。あれじゃあ、最後尾の車はひょっとして花火のクライマックスに間に合わないのではないか、と思わせるほど、珍しい大渋滞でした。
 そんな渋滞を潜り抜けて職場に戻り、報告や残務整理などを行って帰路につきますと、こんどは途中からぱらぱら降ってきます。私は通勤にバイクを使っており、一応雨具一式を携帯しているのですが、夕立なら降っている範囲は狭いだろうし、降っている時間も短いから、このまま走っても少し濡れるくらいだろう、と思ってそのまま走りました。案の定雨足が強くなってきましたが、夏の雨なら少し濡れるくらい大したこと無い。寧ろ気持ちいいくらいに思って更に道を進みますと、いよいよ雨足が強くなり、やがて、ヘルメット越しに道が見えなくなるほどの降り方になっておりました。そのころには既に全身ずぶぬれですので、今更雨具を取り出す気にもなりません。まあそのうち止むだろうと気楽に構えてまだ走りますと、今度は雷が進行方向でぴかぴか光っております。おいおい、随分広い範囲で降る夕立だな、と思っているうちに、結局全行程30キロのうち25キロを雨具無しで雨中走行しておりました。ずぶぬれになるくらいはまあたまには構わないのです。それよりも私は、雷を屋根のあるところでお茶でも飲みながら眺めるのが割と好きなんですが、ずぶぬれの状態で稲光が輝き、雷が鳴るのを聞くのはぞっといたしません。
 ようやく帰宅して玄関で服を脱ぎ、タオルを使っていると、一瞬外が真っ白になったかと思う間もなく途轍もない轟音が耳をつんざきました。近所に落ちたんでしょう。ひょっとして間一髪だったのかも、と少し肝を冷やしました。
 早く帰宅したかったというのはありましたが、もう少し季節を考えた行動をとらないといけないな、と感じた次第です。

コメント
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