「エターナルサンシャイン」「マルコビッチの穴」の脚本家チャーリーカウフマンの初監督作品で、フィリップシーモアホフマンが主演で、キャサリンキーナーも出てるしね。そりゃ見に行くさ、あぁ、見に行くさ。チャーリーカウフマンだもの、多少難解でしょうけど、それでもやっぱり面白いと言える何かがあるに違いないって期待するさ。
うん、もうさ、ごめんやけど、ケイデンが“脳内ニューヨーク”を作り始めたところあたりから、
分ーかーらーん!!!
凡人には分からん作り?ってやつですかい?日本語題も悪くってね。“脳内ニューヨーク”ってちょっとオシャレな感じするけどさ、別にニューヨーク関係なくね???ニューヨークじゃなくて“脳内ケイデン”?自分自身の日常を全部演劇で再現しちゃうわけよね。それが「生」で「死」で、「人生の主役は自分自身」?みたいなことなのか?つーか全然分からんし。
なんかねー、評論家たちはこれを面白いと言わないとダメみたいな空気がないですか?やっぱカウフマンだし。オタク、分かんないの?みたいなこと言われそうな気がしてつい分かると言っちゃうみたいな。
ワタクシなんか途中からもう眠くて眠くて睡魔との闘いですよ。家でDVD見てるなら確実に寝てたな。もちろん、「エターナルサンシャイン」も「マルコビッチの穴」もワケ分かんないと言えばそうだけど、そこここに面白いシーンとか意味深なところとかあって楽しめたんですけどね。今回はダメだったなぁ。フィリップシーモアホフマンも気持ち悪くって。ってそれは彼がケイデンを演じているからなんですけど。あんなのと寝たい女がわんさかいるってウディアレンかっ!って突っ込みたくなっちゃう。前半は悪くないんですけどねー。もうちょっと妻との関係がなんとかなったりするのかと思ったけど、妻はドイツに行ったっきりだし。それにしても、なんか妙にほっとしたのはフィリップシーモアホフマンとキャサリンキーナーのベッドシーンがなかったことでしょうか。夫婦役だから、ベッドシーンがあるのかなと思ったですけど、なんかなくて良かった。なんで?って分かんないんですけどね、キャサリーンキーナーってすごく好きな女優さんだけど、そういうのは似合わないし、フィリップシーモアホフマンとのベッドシーンなんて絶対見たくなかったからなぁ。って本編とは全然関係ないこと書いてます。だってそれくらいしか書くことないねんもーん。
ま、分からんかったワタクシがゴメンなさいです。あの、結局脳内ニューヨーク中でのケイデンを演じて最後には自殺したずっとケイデンのことを見張ってた(?)おっさんサミートムヌーナンのこととか全然分からんかった。なんで、ケイデンのこと2年間も見てたの?他の出来事とか、登場人物の小さいときの話とか、ケイデンの病気とかとにかく何もかもワタクシには分からん。ってこれ、ヒドいレビューになったな。ワタクシのせい?カウフマンのせい?
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