
ネタバレ注意
「ライラの冒険」???また子供が主役の冒険物かー。「ハリーポッター」も「ロードオブザリング」も大好きやけどさー、もうええんちゃうん???って最初は思ってたんですよねー。でも、ちらっと雑誌を見ているとこのライラの世界では「ダイモン」と呼ばれる人間の魂が動物の姿をして人間一人に一匹ずつくっついてるっていうではありませんか。んー、それはなんか面白そう。しかも、悪役はニコールキッドマンかー。んー、それもなんか面白そう。しかもまたまた3部作っていうじゃないですか。んー、これはいっちょ見に行ってみるかというわけで行って参りました。
なんと言っても、ライラダコタブルーリチャーズが強いそして、賢い、というかズル賢い。うん、でもそのズル賢さは冒険には絶対必要。現にすごく役に立ってるし。ワタクシ、ポタリアンを自称するほどのハリーポッターファンですが、あのハリーのウジウジ加減にはたまにイヤ気が差すんですよね。しかし、ライラは一切ウジウジしない
コールター夫人(ニコール)が母親だと分かっても一切動揺しない。あれ、ハリーだったら絶対素直に羅針盤渡しちゃってたよ。
よろいグマのイオレクバーニソンイアンマッケランを仲間に引き入れるときも、ラグナー王イアンマクシェーンとの戦いのときも得意の話術で巧みに相手の心理を利用して動かし、口だけじゃなくてダイモンと子供たちを引き離す機械をぶっこわすという行動力も持ち合わせ、まさに勇気凛々、才色兼備の女の子。顔の表情に彼女の意志の強さと頭の良さが表れてるもんね。しかも、美人さんだしなー。将来が楽しみだ。
そんな強い強いライラのダイモンはちょっぴり弱虫のパンタライモンフレディハイモア。強すぎるライラの代わりに可愛いパートを担当してくれます。ライラはまだ子供だからダイモンの形が決まってなくて、蝶、小鳥、イタチ、ヤマネコって具合にころころ変身するんだよね。それがまた可愛いなー。でも、時間的にはイタチが一番長かったから最終的にはイタチに定まるのかなー。ライラと引き離されそうになったときのパンタライモンの表情なんて切なくて涙が出そうだったな。
前述のよろいグマのイオレクバーニソンはめっちゃくちゃカッコ良かったラグナ王との戦いのときは勝つだろうとは思ってたけど、本気でドキドキしたし、その後の橋のくだりではまさかここで死んじゃうんじゃないかとこれまたドキドキ。でも、これからもライラと一緒に旅をしてくれることになって本当に良かった。最後のシーンで子供たちと一緒に寝てあくびをしている姿を見てホッとしたよ。
ライラを助けてくれる人間たちもみんなカッコ良いしねー。アスリエル卿ダニエルクレイグは次回もっと活躍してくれることを期待ですね。
それぞれのダイモンの声の担当もすでに書いたフレディハイモア、クリスティンスコットトーマス、キャシーベイツと豪華。特にアスリエル卿のダイモンである雪豹のステルマリア(クリスティンスコットトーマス)は最高にクールですね。
ストーリー的には魔女の王女さまセラフィナペカーラエヴァグリーンの登場なんかがちょっと唐突な感じがして、原作では詳しく書かれてるんかなぁと思わせるところも少々あったり、展開はやっ!って感じもしますが、112分にまとめたということでヨシとしようかって感じでした。122分なら子供たちも楽しめるしね。
完全に続き物ということで今回は中途半端に終わってますので、早く続きが見たい作品です。「ナルニア国物語」も第2部が公開になるし、さて、「エラゴン」はどうなったかなー???
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