
「オールマイティ」と聞くとトランプを連想する人がいるかもね。「何にでも使えるジョーカー」ですが、ここでのオールマイティとは全能のことですな。つまり、キリスト教世界では神様のことです。主人公のブルースジムキャリーが自分の人生の不運を全て神様のせいにして「お前が悪いんじゃーーー」って文句を言うと神様に呼びつけられて「ほんじゃあ、お前がやってみろやぁ」と言われて神様にさせられる。彼は全知全能の神ブルースオールマイティに変身するわけです。
ただ、他人のfree willは好きにできないよ。と言われるのです。このfree willというのが厄介な存在でどっからどこまでがfree willかという話になるとすごく哲学的なところにまで踏み込んでしまうのでやめときます。ここでは、元恋人を神の力で振り向かせようなんて、もし彼女がイヤがっているなら、そんな都合良くはいかないぞという一番シンプルな設定になっていますので、それで良しとしましょう。
彼は人生を建て直し、彼女ともやり直すというストーリーも他愛ないけど、心温まるって感じがしていい。
モーガンフリーマンのちょっと冗談の通じそうな、でも威厳のある神様がいい感じだし、ブルースが神になった途端、いろんな人のいろんな願いがうるさいほどに耳に入ってきたり、Eメールを開くとドワーーーーーッて世界各国から神様へのお願い事が届いていたりして、神様っちゅうのも大変やなー。そりゃ、願いを叶えてくれんでもしゃーないわ…とか思ったりして。敬虔なキリスト教徒には怒られそうだけど、楽しかったですね。
ただ、他人のfree willは好きにできないよ。と言われるのです。このfree willというのが厄介な存在でどっからどこまでがfree willかという話になるとすごく哲学的なところにまで踏み込んでしまうのでやめときます。ここでは、元恋人を神の力で振り向かせようなんて、もし彼女がイヤがっているなら、そんな都合良くはいかないぞという一番シンプルな設定になっていますので、それで良しとしましょう。
彼は人生を建て直し、彼女ともやり直すというストーリーも他愛ないけど、心温まるって感じがしていい。
モーガンフリーマンのちょっと冗談の通じそうな、でも威厳のある神様がいい感じだし、ブルースが神になった途端、いろんな人のいろんな願いがうるさいほどに耳に入ってきたり、Eメールを開くとドワーーーーーッて世界各国から神様へのお願い事が届いていたりして、神様っちゅうのも大変やなー。そりゃ、願いを叶えてくれんでもしゃーないわ…とか思ったりして。敬虔なキリスト教徒には怒られそうだけど、楽しかったですね。
私もこの作品、ちょうどDVDが安くなったので手に入れたところです。何度か見ていて、この作品は好きですよ。自分が傷心の時に見て、ジェニファーが祈ってる部分で切なくなった思い出も・・・。
この作品とエターナルサンシャイン辺りでジムキャリーの好きさがアップしました。
願いごとがぶわーっと入ってくるところ、面白いですよね。付箋だったりメールだったりファイルだったり。何か仕事を思い出して妙に神様の仕事の大変さがリアルに体感できました。
神様ってみんなにストーカーされてるみたいですね。そんな仕事もモーガンフリーマンならそつなくこなしてそうな気がするから不思議です。