シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

glee シーズン3 第17話 Dance With Somebody

2012-06-26 | 海外ドラマ

ホイットニーヒューストンの追悼の回です。これはもちろんホイットニーの急死を受けて製作されたものでしょうから、「ホイットニーの死から2か月経っても生徒たちは立ち直っていない」というセリフをシュー先生マシューモリソンに言わせたんでしょうね。

ホイットニーにお別れをするのと同時に自分たちの高校生活にも別れを告げるという課題だったので、彼らの卒業が間近に迫っているんだなぁというのがだんだん実感として出てきて悲しいです。

カートクリスコルファーはチャンドラーっていうゲイの子にレコード屋で知り合って何やら意気投合。最近冷たいブレインダレンクリスの代わりにメールのやりとりをやたらとしています。それがレイチェルリアミシェルに見つかって責められてるけど、カートは浮気じゃないって言い張ってます。

ブリタニーヘザーモリスとみんなが歌って踊るのを見て傷ついているクインダイアナアグロンのリハビリにジョーサミュエルラーセンがついて行ってあげたりして二人はなんかいい雰囲気。でもクインは自分が車いすなことで卑屈になり、ジョーはジョーでクリスチャンであることと恋愛の板挟みになってます。ワタクシはサミュエルはあんま好きじゃないのでクインとくっつくのは気に入りませんが、卒業まであと少しだしヨシとしましょう。

シュー先生は12月のエマジェマメイズとの挙式を5月に早めようと焦っています。どうやら、いまのグリー部の子達が卒業してしまって12月の式に来てくれなかったらどうしようと思っているみたいで。「彼らなら10年後に月で式を挙げたって来てくれるわ」というエマの言葉になぐさめられます。このシーン泣けました。シュー先生も彼らが卒業していくのがとても辛いんですね。彼らはやはり特別な生徒たちですもんね。

カートがチャンドラーとばかりメールしているのがブレインにバレます。ブレインは浮気だと責めますが、カートはあくまでも浮気ではないと言い張り、エマ先生のカウンセリングで、ブレインが最近カートに冷たかったのはカートがニューヨークに行く話ばかりして、自分が置いて行かれるのが寂しかったからだと判明します。確かに最近のカートはちょっと無神経でしたよね。ニューヨークに行くのが楽しみなのは分かるけど、ブレインの気持ちを考えてあげてなかった気がします。このカウンセリングのときにブレインが気になることを言っていたんですが、サムコードオーバーストリートメルセデスアンバーライリーってこの時点でも別れたままってことになってるの?先週いい感じだったのになぁ。

「How WIll I Know」オープニングナンバー。最近こういう始まり方多いですね。メルセデス、サンタナナヤリベラ、カート、レイチェルってコーラスが重なっていくのがすごくきれいでした。これぞ、グリー部の真骨頂ですね。
「I Wanna Dance With Somebody」ブリタニーとサンタナのデュエット。PVの衣装なんでしょうけど、なんか二人とも太って見えたなぁ。ブリタニーのダンスはやっぱりすごいです。
「Saving All My Love For You」これはクインとジョーの声にとても合った曲でした。
「So Emotional」サンタナとレイチェルのデュエット。すごく良かった。この曲が終わった直後にレイチェルがサンタナをハグしますが、そっとサンタナが避けていたのが印象的でした。このシーンのあと、サンタナのロッカーで、この3年間いがみあってデュエットできなかったのが残念だとレイチェルが話に行きます。サンタナは最初拒否しかけますが、やっぱり素直になってまだデュエットできるわよと言います。ロッカーにレイチェルの写真を貼ってと頼まれたときは複雑な顔をするサンタナでしたが、レイチェルの気持ちを受け入れて一瞬だけハグしてあげ、写真も貼ってあげました。実際、シーズン3に入ってからサンタナとレイチェルのツインボーカルの曲というのは何曲かありましたが、ちゃんとしたデュエットという形は初めてという解釈でいいのかな?「We Are Young」のときとか「I Kissed a Girl」のときとかかなり仲良くしているように見えましたけどね。製作側としては卒業までにきちんとオフィシャルに仲良しにさせておきたかったのかなと。
「It's Not Right But It's Okay」カートの浮気疑惑を受けてブレインが歌う曲。これもPV風にしてありますが、曲のアレンジが男性的になっていますね。
「I Have Nothing」ブレインの誤解を解こうとカートが歌います。カート、声高い!この時点ではまだブレインはカートを許すには至りませんでした。
「My Love Is Your Love」これはワタクシがホイットニーの曲の中でもっとも大大大好きな曲なので最後に歌ってくれてしかもニューディレクションズ全員で歌ってくれてものすごく嬉しかったです。やっぱりホイットニーの曲にはメルセデスの声が合うなぁ。これもコーラスが美しい曲なのでグリー部にピッタリでした。この曲のとき、サンタナがレイチェルにちゃんとしたハグをしてくれます。こんなふうに曲のパフォーマンスの中でそれぞれの関係性とかが示されるのがすごく好きです。