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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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話を聞け

2009-07-20 00:05:40 | 千葉ロッテ

 

オールスター前の最後の試合は、KAT-TUNの亀梨和也の始球式で幕を開けました。
西岡繋がりでの登場だと思われ、当然のごとく西岡が打席に立ちましたが、芸能界でも野球通で知られる亀梨のストライクのボールを打ち損じてスタンドを沸かせてしまったシーンが今日の一番の盛り上がりにならなければいいと、そう思ったロッテファンは多かったのではないかと思います。
幸いにもその西岡の先頭打者初球ホームランで先制をしたまま、必死の継投で何とか逃げ切ることができました。

今日の千葉マリンは7~9メートルの数字以上の強風が吹き荒れていたために、ホームランが出るとは思ってもいませんでした。
向かい風の場合はライナー性の打球は逆に伸びるとも言われていますが、西岡の打球は高く舞い上がったもので、打った瞬間はいったという当たりではありましたが、折からの強風に戻されるであろうと思って眺めていたところ、意外にもバックスクリーンにそのまま吸い込まれていきました。
自らのブログに包帯を巻いた左手首の写真を載せていたのはブラフではないでしょうが、押し込む左手が万全ではない打撃であそこまで飛ぶとは、ちょっと驚きました。
この先制パンチで昨日の嫌な流れを断ち切ったことは効果抜群で、その後は攻めあぐねながらも主導権を握ったまま試合を進めることができたのは、西岡のおかげでしょう。
ただ2打席目に死球を受けた際に、外国人投手だけに狙ったと思って怒るのはいいのですが、商売道具であるバットを高く放り投げたのは反省をしてもらわなければなりません。
しかも投げた先に誰がいるかも見ずにかなり遠くに放りましたので、ベンチから出てきたバレンタイン監督の側まで飛んでいき、ちょっとヒヤッとしました。
以前にも里崎が折れたバットをボールボーイの方向に投げつけたことがありましたが、これも何度も書いているのですが、プロ野球選手は自分の一挙手一投足が多くのファンに見られているこということを常に意識をしてもらいたいです。
今日のヒーローに呼ばれた西岡はプレーでは正真正銘のヒーローでしたが、野球選手としての行動としてはお立ち台に呼んではならなかったと思います。

もう一人のヒーローである福浦は、久しぶりのインタビューで舞い上がってしまったのでしょうか。
インタビュアーの質問を聞き漏らしてしまって聞き直すという、ちょっと恥ずかしい姿を見せてしまいました。
それにしてもこの福浦のホームランも低めのボールをすくい上げた高めの弾道で、まさかスタンドに届くとは思いもよらなかったのですが、全く勢いが衰えることなく完璧とも言えるような軌道を描いてライトスタンドのファンのもとに達しました。
福浦としては1本のホームランより2本のヒットの方が嬉しいのかもしれませんが、久しぶりの貴重なホームランを見ることができたのは、ファンとしては喜ばしいことです。
2割5分にも達しない打率は福浦としては不本意でしょうから、これを機に猛ラッシュをかけてくれることに期待をします。

先発の小野はチームトップの6勝目をマークしましたが、ピッチングとしては今ひとつの内容でした。
やたらと外野に打球が飛ぶ小野らしくないピッチングで4回までノーヒットというのは巡り合わせだったのでしょうが、適度な風は小野の味方であっても、今日のような強風ではコントロールを乱す要因にしかならなかったようです。
ボールが先行をしてしまい、ストライクゾーンでの勝負も勢い真ん中近辺に放らざるを得ず、序盤は微妙にポイントを外すことが出来ていたために何とか凌げていたのですが、疲れが出始めた中盤に一気に捕まってしまいました。
気になるのは5回の攻撃の前にソフトバンクがベンチ前で円陣を組んでいたことで、単なる偶然なのかもしれませんが、その5回から小野がヒットを打たれ始めたわけで、どういった指示がされたのかを聞いてみたいところです。
6回途中での降板は小野も不満の表情を見せていましたが、とりあえずは7月にして昨年の5勝を上回ることができましたし、この鬱憤は次の登板でお返しをしてもらいましょう。

小野の後は中継ぎ陣のお披露目でもないでしょうが、細かい継投で逃げ切りを図りました。
昨日の橋本健と同様にオールスター休みの恩恵もあってか久しぶりの1軍登録となった松本は、先日のイースタンで見たとおりの、左キラーぶりを発揮してくれました。
フルカウントとなって押し出しのプレッシャーに負けないようにか、マウンドから数歩下がって自分に何かを言い聞かせるようにつぶやいていた姿が、松本の必死さの表れでしょう。
打ち取った際の体全体からほとばしる喜びは、見ている方も嬉しくなりますし、こういった感情を忘れかけている選手たちにも何かを感じてもらいたいです。

7回の頭からはリードをしている場面で内が登場をして、ようやくバレンタイン監督も育てるということを考えてくれたのかとの思いが脳裏をよぎったのですが、四球を出したところであっさりと川崎にスイッチをするわけですから、例によって走者を出したら交代という後手後手の継投でしかなかったようです。
それにしても内は同じ過ちを繰り返しすぎで、自分に何が足りないかが分かったでしょうから、持ち味を活かしつつ課題克服のために浦和に戻った方がよいような気がします。
このまま1軍で経験を積ませることも手だとは思いますが、今日のように気持ちの弱さが出るようですと、かえって逆効果になりやしないかと、そんな心配をしています。

その内を継いだ川崎は回またぎのリリーフにも耐えて、昨日のお返しをしっかりとしてくれました。
8回をきっちりと抑えたことが試合の流れを完全にロッテのものとしたという意味で、今日の隠れたヒーローと言ってもよいでしょう。
何だかんだ言っても一時の不調からは完全に脱したようで、それでも昨年に比べれば物足りないことは間違いないのですが、ストレートも130キロ台後半まで戻ってきましたし、オールスター明けから調子を上げてくれるのではないかと期待をしています。

最後を締めくくったシコースキーは、あっさりと先頭打者をストレートの四球で歩かせたことでドキドキとさせてくれましたが、その後は得意のストレートでガンガンと押しまくり、守護神としての役目をしっかりと果たしてくれました。
シコースキーもコントロールに課題があるのですが、150キロのストレートを投げれば多少のボール球には手を出してくれますので、そこが内らとの違いでしょう。
フォークも決まっていましたし、今日のセーブで気持ちの整理がついたのであれば、意味がある試合であったと思います。

序盤の得点を継投で逃げ切ったような試合ではありましたが、その逃げ切りを助けたのは意外にも外野手の守備でした。
地元ですから当たり前ではあるのですが、強風の中で高く上がった打球に右往左往することなく余裕で捕球をしたサブロー、大松、竹原の地味なプレーが、投手に安心感を与えたことは間違いのないことだと思います。
5回の小久保の本塁憤死は、おそらくは里崎の「ボールが返ってきそうにない」素振りに騙されてスライディングをするどころか走るスピードを落としたというボーンヘッドで、このトリックプレーが無ければ試合はどうなったかは分からなかっただけに、非常に大きなプレーでした。
今日は投手ではなく野手が守りきったと、そう言ってもよいでしょう。

その一方で終盤の先頭打者が四球を選んだ無死一塁の場面で、またしても里崎と今江がバントを失敗して追加点の足がかりを作れなかったことは、いつもながらの見慣れた光景だとは言っても、何をやっているのかと怒鳴りつけたくなるようなものでした。
この2人はチーム内ではバントが上手い方で、スクイズやセーフティは器用に決めるのに対して、構えたバントをミスすることが多いのには、何か理由があるのでしょうか。
こうなったら端っからセーフティのサインを出せばいいのに、というのは以前にも書きましたが、試してみる価値はあると思います。

オリックスが負けたことで、オールスター前に最下位に落ちる可能性はほぼ無くなりました。
これがチームにとっていいことなのか、悪いことなのかはオフになってからの判断となるのでしょうが、勝つに越したことはないので、日曜日の勝利に喜んでいます。
明日は久しぶりに大嶺が1軍に戻ってきますので、やや勢いが落ちている唐川にカツを入れるためにも、久しぶりの勝利を札幌の地で挙げてくれることを期待します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 6

0

千葉ロッテ 1 2 0 0 0 0 0 0 X 3 4 0


◆7月19日(日) 千葉ロッテ-ソフトバンク12回戦(6勝6敗、17時、千葉マリン、28,973人)
▽勝 小野 13試合6勝4敗
▽S シコースキー 32試合5勝4敗4S
▽敗 ホールトン 15試合7勝4敗
▽本塁打 西岡7号(ホールトン)、福浦2号(ホールトン)


▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、松本、内、川崎、シコースキー―里崎
ソフトバンク ホールトン―田上

 

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小林雅がフリーとなる

2009-07-19 14:39:43 | 千葉ロッテ

中継ぎ、抑えが崩壊をしているロッテとしては、またぞろ球団が嫌な動きをしそうなニュースが飛び込んできました。
メジャーから外されて3Aで調整をしていた小林雅が、チームから契約を解除されたようです。

小林雅、契約解除「こちらから申し入れた」 (7/19 スポーツニッポン)

インディアンス傘下マイナーの3Aコロンバスは18日、小林雅英投手(35)の契約を解除した。
小林は「残りシーズンを無駄にしたくない気持ちが強く、こちらから新しいチームを探せるように申し入れた。現時点では何も決まっておらず、代理人に(米国の)チームを探してもらっている。それまでは投げられる準備を続けていきたい」と話した。
ロッテで通算227セーブを記録した小林は、大リーグ1年目の昨季はインディアンスで57試合に登板し4勝5敗6セーブ。
今季は10試合登板で勝敗やセーブは付かないまま5月半ばにマイナー降格し、3Aでは18試合に投げ2勝2敗1セーブ、防御率4.66だった。

契約解除は自ら申し出たかのような内容ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
年俸を補償をしたまま球団が契約解除に応じるとは思えませんから、移籍による活路を見いだしたい小林雅と、無駄な出費を抑えたい球団との合意が成ったのでしょう。
小林雅は引き続き米国でのプレーを目指しているようですが、是非ともその思いを貫き通してもらいたいです。

バレンタイン監督が退任をする来季に向けて、話題作りも兼ねて、球団が小林雅の獲得に走る可能性は充分にあると思います。
今年の抑えの崩壊で、球団にその口実を与えてしまいました。
しかし私は小林雅のみならず、藪田にもロッテには選手として戻ってきて欲しくはありません。
理由は先日も書きましたので割愛をしますが、彼らの復帰によって一時の解決にはなっても、そのことで根本的な問題の解決が先送りとなることを心配しています。
せっかく中継ぎ、抑えを新しい顔ぶれで構築をすると決めたのですから、結果がなかなか出ずとも、5年のスパンで物事を考えるべきだと、それが私の結論です。

 

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自力優勝が消滅をする

2009-07-19 01:36:40 | 千葉ロッテ

 

終盤の粘りは見事でしたが、その粘りも報われずに借金はバレンタイン政権での最大である12に舞い戻ってしまいました。
さらにほぼ満員のスタジアムで自力優勝が消滅をし、まるで花火のように燃え尽きてしまいました。

さすがに伊藤は、ちょっとやばいかもしれません。
昨年は1本しか打たれなかったホームランを、今年は既に6本も打たれています。
今週は3試合に登板をして1回1/3で7安打5失点の3敗ですから、まさにチームの足を引っぱりまくっています。
今日も松中に真ん中やや内寄りのストレートをライトスタンドに運ばれて、ロッテファンの高ぶる気持ちに一気に冷や水をかけてしまいました。
初球に投げたのはシュートのように見えましたが、基本的にはストレートとスライダーの組立ですから、昨年の活躍で研究をし尽くされたのかもしれません。
ピッチングとしても昨年のデビュー当初と同様にボール先行の苦しい投球内容で、昨年も登録を抹消をされて浦和で調整をして戻ってきてからストライク先行のピッチングとなりましたから、験を担ぐという意味でも、浦和で出直すことも考えた方がよいでしょう。
と言いますか、被弾直後の写真の伊藤の表情を見れば本人もその覚悟はしているでしょうし、2軍で頑張っている他の投手にも申し開きができません。

先発の唐川も、同様に立ち上がりはコントロールに苦しみました。
ボール先行でストライクを取りにいったボールを痛打されるという悪循環で、3回で8安打ですから自責点が3で済んだのが不思議なぐらいです。
投球フォームに違和感はありませんでしたが、どうも最近の唐川は微妙にコントロールをしきれていない感じがあります。
球威があるタイプではないだけにコーナーを狙っているが故なのかもしれませんが、それで自分自身を追い詰めているようでは本末転倒です。
ストレートにスピードがなかなか乗らないだけにリスクはあるのですが、バックを信じてストライクゾーンで勝負をすることを考えてみてもよいように思います。

もっともバックを信じてよいのか、そう思えないようなプレーを西岡が見せてしまいました。
記録上のエラーは1つだけですが、西岡であれば捕って欲しかった打球が他にも2つあり、もし全てを捕れていたら唐川の失点は1で済んだかもしれません。
途中で交代をしましたから昨日も話題になった死球による足首痛が原因なのかと思ったのですが、どうやら打球を左手に当てての交代だったようです。
さて、例によって明日からまたしても休養モードに入って早坂に再び出番がやってくるのか、注目をしたいと思います。

オールスター休みがあるために登板間隔が空く小林宏が登録を抹消され、久しぶりに橋本健が1軍に戻ってきました。
その橋本健は前回の登録時やイースタンで見たときとは違って、ストレートのMAXが145キロと別人のような投球を見せてくれたために、ちょっと見直してしまいました。
ややすっぽ抜けも多かったストレートですし、なぜにそこまでストレートばかりを要求するのかという里崎のリードもあったのですが、これだけのボールを投げられれば最大の武器であるチェンジアップも活きてくるはずで、もしかしたら面白い存在になるかもしれません。
今日ぐらいのピッチングを続けることができれば1軍でも充分にやっていけそうですので、とりあえずオフの解雇リストに載せた名前の横に、保留マークをつけることにします。

内もストレートが大半のピッチングでしたが、そのストレートは橋本健よりも伸びがあり、素材の良さを再認識させてくれました。
1球だけ投げたチェンジアップの威力は橋本健の足元にも及びませんが、緩急をつけるという意味では面白い試みだと思います。
ただ縦のスライダーを有効に使うためにも基本であるストレートの精度を上げることが内の課題ですから、次の登板でも強い気持ちでミットをめがけて投げ込んでもらいたいです。

試合としては見事と言いますか、面白い追い上げがあったので楽しめたことは楽しめたのですが、そもそも7回まで大場に2安打に抑えられたことが問題です。
変化球がボールになる大場にストレート待ちをしながらも振り遅れる打者が多かったことには頭が痛く、初夏の段階でバットの振りが鈍いようではお話にもなりません。
振り遅れるのであれば軽打で対応をすればいいのですが、逆方向へ上手く流すソフトバンクの打者とは対照的に、夏の夜空に気持ちよいぐらいの空振りを繰り返しました。
痛かったのが初回のチャンスで、井口やサブローが我慢をして四球を選んだのに対して、里崎は初球から打ちたいオーラがありありで、予想どおりに空振りの三振に倒れました。
西岡が四球で出塁をし、今江がきっちりと送ってバッテリーにプレッシャーをかけたからこその暴投に四球でのチャンスでしたから、1人だけ周りが見えていない選手がいたのには腹が立ちましたし、なぜいつまでも指導をしきれないのかとベンチに呆れてもいます。
8回の猛攻では貴重なホームランを放った里崎ではありますが、私は初回の三振のマイナスの方が大きいと判断をしています。
2打席目の三振でさすがにライトスタンドからもブーイングがあがり、3打席目の2球目までは応援がされないぐらいでしたから、ロッテファンの多くも同じ気持ちだと思います。

これまでの実績があったからとは言っても、ファルケンボーグを引っぱりまくった秋山監督にも助けられはしたのですが、8回の攻撃は見事でした。
井口はボール球に手を出さずに四球を選び、大松は風をものともしない豪快なホームランで大場をようやくマウンドから引きずり下ろしました。
その後は里崎の宝くじ当選アーチや、福浦とベニーの綺麗なヒットで走者を溜めて、昨日のヒーローのバーナムJr.がセンターオーバーの同点スリーベースを放つわけですから、野球は本当に分からないものです。
代打の切り札である橋本将で逆転が出来なかったのは仕方がないと諦めるしかなく、またそこがロッテの限界でもあったのかもしれませんが、かなり盛り上がりましたし、塁上やベンチの選手たちの興奮ぶりを見れば、まだまだ死んでいないと、その確認が出来たことが大きな収穫でした。

ちなみにビジョンに外国人をかなり長い時間映していたのですが、誰かと思っていたらどうやらウォーレンだったようです。
どこぞのメジャーのスカウトか何かになっているそうで、誰かお眼鏡にかなった選手はいたのでしょうか。
ロッテで言えば今日出場をした選手の中でFA権を持っているのはサブロー、福浦、橋本将、堀の4人で、まあ関係は無さそうです。
バレンタイン監督の采配を採点していたのであれば面白いのだがと、ちょっと思ってしまいました。
それと井口は今日もしっかりと走っていましたが、他の選手には残念ながら波及をしていませんでした。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 1 1 2 0 0 0 1 0 3 8 13

0

千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 5 1 6 9 1


◆7月18日(土) 千葉ロッテ-ソフトバンク11回戦(ソフトバンク6勝5敗、18時、千葉マリン、29,188人)
▽勝 ファルケンボーグ 34試合5勝1S
▽S 馬原 28試合3勝1敗17S
▽敗 伊藤 38試合2勝4敗
▽本塁打 小久保9号(橋本健)、大松11号(大場)、里崎6号(ファルケンボーグ)、松中15号(伊藤)


▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、橋本健、内、伊藤、川崎―里崎
ソフトバンク 大場、ファルケンボーグ、馬原―田上

 

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大多喜が現実のものに

2009-07-18 23:49:47 | 独り言

 

春先にぶち上げた「自転車で大多喜に行く」という夢が、現実のものとして近づいてきました。
ついに1日の走行距離が100キロを突破し、手応えを感じています。

週末がナイターですと、日中を有効に使えて助かります。
先日に届いたジェッターの慣らし運転をするため、天気が気になりながらも、初っ端から雨に濡れれば猫かわいがりをしなくなるだろうと、そう割り切って出発をしました。
幸いにもいつもどおりに天気予報が外れてくれたおかげで雨にも降られず、暑くもなく風も強くなく、ちょうどよい気候でした。

さすがにママチャリとは違ってちょっと踏み込むだけで時速は30キロにすぐに達しますので、最初は細いタイヤで路面の凹凸をもろに受けることもあって怖さがあったのですが、20キロも走るうちに癖もだいたい分かりましたし、ブレーキの効き具合も習得をしたことで、だんだんと大胆になってきました。
今日の最高時速は47.5キロで、さすがに40キロを越えると路面に何か落ちていないかと神経質になりますが、何だか別世界に入った気分です。
もっともそんなにスピードを出す必要は基本的にはありませんので、ほとんどは30キロ前後で走り続けました。
信号での停止などがあったために100キロを走るのに4時間程度かかりましたが、ママチャリでは考えられないスピードに大満足です。

苦しかったのはやはり尻で、50キロを越えたあたりからヒリヒリとし始めました。
それでもママチャリのサドルに比べて出来がいいのか、100キロを走りきっても我慢ができるレベルです。
それよりも辛かったのは肩からかけていたメッセンジャーバッグで、3.5キロほどの重さがあったために肩に食い込み、さらに前傾姿勢で腕にも力が入ったため、上半身の負担の方がどうやら大きく、何らかの対策が必要になりそうです。
ショルダーパッドを探すか、ツーリング用のディパックに手を出すか、いろいろと出費がかさみます。

ちなみに平均時速が電動アシストの制限である24キロを越えたために、ほとんどアシストの意味が無く、バッテリーの目盛りは1つも減りませんでした。
こうなると普通のクロスバイクの倍以上の値段の価値があるのかと自問自答をしたくなりますが、停止からのスタートは快適ですし、きっと疲れてアシストのお世話になることもあるだろうと、そう自分に言い聞かせています。
もっとも次に買い替えるときには、普通のクロスバイクを買うという判断をするような気がします。

今日はほぼ平坦な道を走ったことで、これで大多喜がぐっと近づいたとは言えません。
往復140キロはなかなか苦労もあるでしょうし、風が強ければさらに苦難の道のりになると思われます。
それでも最初に言い出したときには夢でしかなかった大多喜が、もう夢ではないと言える自信が出てきました。
力強く、こう宣言をしたいと思います。

 

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井口が走った

2009-07-17 23:59:32 | 千葉ロッテ

 

半月ぶりに千葉に戻ってきたチームは7連敗中とぼろぼろでしたが、やはり地元はしっくりとくるのか連敗がようやく止まりました。
いろいろと興味深い変化も見て取れましたし、ちょっとだけ期待ができそうな週末になりそうです。

井口が走った、今日はこのことに尽きます。
4打席目の内野安打は走って当たり前ですが、その前の打席の普通のサードゴロでもほぼ全力で一塁ベースを駆け抜けましたし、最終打席のフライでもセカンドが捕球をした時点で既に一二塁間まで達していました。
これまでタラタラと走っていた井口に何が起きたのか、ついに3割を切った危機感によるものなのかは分かりませんが、理由は何であれ非常に喜ばしい変化です。
こんなことは出来て当然のことではあるのですが、それが出来ていなかったのがこれまでの井口であり、他の選手でもあったわけで、今日は井口以外の選手が同様に走っていたわけではないので井口だけの変化でしかないのですが、この変化がチームに何かをもたらしてくれればと思います。
明日の試合で「単なる気まぐれだったのか」と失望をさせられないことを、心の底から願っています。

采配では嫌みなぐらいに、今日のバレンタイン監督はバントを多用しました。
4番の大松にサインを出したのはやり過ぎで、それであれば2回に大松が粘りに粘ってヒットを放った後のサブローにもバントをさせるべきでしたが、3点をリードした8回に早坂にバントのサインを出したのは意外でもあり、喜ばしくもあります。
機関紙のスポニチに「1点にこだわる野球をやるべきだ」と書かれたことに反発をしたのではないかと思っているので、こういったことであればどんどんと書いてもらいたいものです。
バントに限った話ではなく進塁打もそうですが、こつこつと得点圏に走者を進めるという作戦はバッテリーに負担を与えますので、仮にヒットが出ずに得点に繋がらなくとも、ボディーブローのようにじわじわと後で効いてきます。
今日の試合でソフトバンクが2点ビハインドの7回に一死からバントを決めたことで、小林宏がマウンド上でおたおたとしたことを見てもそれは明らかです。
地味ですし、消極的にも見えるこういった作戦が、結局はチームを勝利に導く一里塚であると、こういった作戦を徹底することで点を取ることの難しさ、そして堅実な野球の大切さが選手に浸透をしていくのだと、私はそう信じています。
派手な野球は長続きはしないと、それはこの6年間のバレンタイン政権が証明をしてくれています。

これだけ負けても、そして地元に帰ってきても不調の選手を抹消して、代わりに浦和から活きのいい若手を呼び寄せるということを考えないバレンタイン監督は、昨日の試合でホームランを含む3安打のベニーを外すという、らしいオーダーを組んできました。
そしてその不調のバーナムJr.とランビンを下位に並べるオーダーが、今日は当たってしまうから困ったものだと、もう苦笑いをするしかありません。
この両人への評価は、その年俸と野球への情熱から非常に甘い私ではあるのですが、それでもその存在が若手の登用への足枷となるのであれば、浦和送りの決断をします。
今日の決勝ホームランは内角のボールを上手く肘をたたんで振り抜いた見事な当たりでしたが、併殺シフトながらも正面のゴロを握り直して併殺が取れない一塁守備では、福浦ばりのショートバウンド処理を誇っても、スタメンで起用をするには躊躇をせざるを得ないバーナムJr.です。
ヒーローインタビューでは陽気な受け答えに終始をして、後ろ髪を引かれる気持ちでいっぱいなのですが、やはり助っ人としては物足りないと、浦和でもう一段の伸びを見せてくれなければ、やはり1軍で居場所を見つけるのは難しいように思います。

先発の小林宏はストレートは145キロを越えていましたし、フォークも今日は決まっていましたが、ボールにボリューム感がいまいち無いように見えました。
きっちりと振り抜かれていることが本人を不安にさせるのか、走者が出ると気弱な表情を浮かべていたのが印象的で、アウトにしたときのガッツポーズは自分を鼓舞するためのものではないかと、そう思って見ていました。
しかしそれは悪いことではなく、自分の気持ちを高ぶらせることを意識をしてやることは大切なことで、100球を越えても続投をした7回は本人の意志だと、そう思いたいです。
3回の守備でなぜか二塁走者から目を切って、封殺をされた一塁走者に気を取られて失点をするという無様な姿を見せてしまいましたが、そこからピッチングの内容が変わりましたので、何か思うところがあったのかもしれません。
何にせよようやく両目が開いた小林宏が次の登板でどういったピッチングを見せるのか、他の先発陣と同様の課題を克服できるのか、オールスター明けに注目です。

勝ってしまった、と言うと語弊がありますが、流れとしてはいい展開でしたので素直に喜ぶことにします。
2階のスタンドは風が冷たくて夏とは思えないぐらいの寒さでしたので、5回を待たずに帰ろうかと迷ったことなどはすっかりと忘れて、10日ぶりの勝利に酔いしれています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 8

1

千葉ロッテ 0 0 3 0 0 2 1 1 X 7 12 0


◆7月17日(金) 千葉ロッテ-ソフトバンク10回戦(5勝5敗、18時30分、千葉マリン、18,373人)
▽勝 小林宏 16試合2勝7敗
▽敗 ジャマーノ 6試合4勝1敗
▽本塁打 バーナムJr.3号(ジャマーノ)


▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、荻野、シコースキー―橋本将、里崎
ソフトバンク ジャマーノ、三瀬、金―田上

 

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最下位にリーチ

2009-07-16 22:53:06 | 千葉ロッテ

ロード9戦は幸先良く連勝でスタートをしたものの、その後は泥沼の7連敗となり、今季最多の借金12を抱えての千葉へのご帰還となりました。
果たしてチームを迎えるファンの数はいかほどのものか、週末のスタンドの入りが注目をされます。

同じ過ちをこれだけ繰り返せば、いい加減に愛想を尽かされます。
今日も渡辺俊は、いつもどおりの不甲斐ないピッチングでリーグ最多の8敗目を喫しました。
好投をしながらも大事なところで踏ん張れない、今年の渡辺俊を象徴するかのような投球内容でした。
立ち上がりや失点をしたイニング以外は簡単に抑えても、味方が点を取ってくれた直後に流れをぶち切る失点をするわけですから、勝てないのは自分の責任です。
シンカーを投げなかった理由は今ひとつ分かりませんが、そんなことに関係なく80球前後で打ち込まれるスタミナ不足は、WBCによる調整不足が理由なのかもしれません。
しかしそんなことは開幕前から分かっていたことですし、帰国後にそれなりの調整期間を与えられたのですから、それは言い訳にはなりません。
心配なのはアンダースローという投球法の最大の欠点である、足腰の衰えによる手投げになっているのではないか、すっぽ抜けが目立つのはそれが理由ではないかという点です。
フォームを見る限りではその気配は感じられませんが、結果が伴っていない以上は走り込み不足などの調整ミスを指摘されても仕方がなく、苦手なドームだったからということを理由にするには負けが込みすぎています。
次は、また次はと期待をし続けてきましたが、そろそろ限界です。

逆にベンチが限界を感じているのは、内のピッチングかもしれません。
今日も四球を足がかりに3失点と、防御率も14点台ですから明日にも登録を抹消されてもおかしくはありません。
あの衝撃のプロ初セーブを足がかりに飛躍を期待したのですが、課題の制球難を克服できませんでした。
ピンチになるとすぐ交代をさせたり、敬遠を指示するベンチのやり方には納得ができませんが、内にとっては久しぶりの1軍でレベルの差を感じたことは無駄にはならないはずです。
弱気の虫を押さえつけること、このことを課題に、浦和に行くことになってもオールスター明けには逞しくなった内に再会できることを、ただそれだけを願っています。

上野もまた、微妙な投球内容でした。
今日もストレートよりも変化球主体で、特に8回は点差を考えればもっと活きのいいピッチングを見せて欲しかったところです。
抜いたカーブが使えそうだと分かったことは収穫ではありますが、どういったテーマを持って里崎がリードをしていたのかが、やや疑問に思えます。
逆球を捕球した際の「なんだこいつ」的な素振りは相変わらずですし、そんなことであれば田中雅にマスクを被らせた方がよかったのではないかと、そう思えるシーンでした。
それでも気持ちの強さが見て取れる表情は内とは好対照で、磨けば光る素材であるとの再認識をしたのは、贔屓の選手だからではないと思います。

打線は先制点を取り、逆転をされてもじわじわと追い詰めて、ついには逆転まで持っていったのですから、今日については頑張ったと言ってよいでしょう。
無死の走者を進めることができずに併殺となったケースについては、ベンチの無策の責の方が大きいとは言っても、せめて進塁打ぐらいは打てなかったのかとも思いますが、相手のあることですから思い通りになるばかりではないと諦めるしかありません。
しかし2回の意味不明の走塁ミスは弁解の余地はなく、こういった細かなミスの積み重ねでチャンスの芽を摘んでしまうことを何度見たことか、デジャブの嵐です。
端的に言えば野球が下手ということですし、個々人が好き勝手にやっていればこうなるという、見本みたいなプレーと言ってよいでしょう。
ベンチがあんな風ですから選手には持てる力を最大限に発揮をするプレーに走って欲しいとは思っていますが、それを個人プレーとはき違えないでもらいたいです。

ようやく、あるべきところへのリーチがかかりました。
今年のロッテを象徴するかのような、オーティズにやられての最下位転落であれば因果応報ということで、目を覚ますスタッフや選手が出てくるかもしれません。
落ちるところまで落ちて、そこから不死鳥のように蘇る姿を期待して、今は子を千尋の谷に突き落とす親ライオンの心境にあります。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 1 0 1 1 2 0 0 0 5 11

0

オリックス 0 4 0 0 0 2 4 0 X 10 12 1


◆7月16日(木) オリックス-千葉ロッテ12回戦(オリックス10勝2敗、18時、京セラドーム、10,270人)
▽勝 大久保 29試合2勝
▽敗 渡辺俊 13試合1勝8敗
▽本塁打 サブロー10号(山本)、ベニー5号(大久保)


▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、内、上野―里崎
オリックス 山本、大久保、レスター、香月―鈴木、辻

 

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さあ国盗りへ

2009-07-16 02:15:22 | 独り言

「ケータイ国盗り合戦」 公式ガイドブック


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毎年のように日本シリーズへの出場を横目に夏休みの日程を考えるのですが、残念ながら今年は心置きなく暑い時期に休みを取ることができそうです。
私の旅は史跡巡りが中心ではあるのですが、最近は「ケータイ国盗り合戦」があるために、各駅電車に乗ったまったりとした旅が増えつつあります。
年初に行った東北、北陸旅行もそうでしたし、今夏に予定をしている四国旅行もそうなる予定です。

そんな中で、「ケータイ国盗り合戦」のガイドブックが刊行をされることになりました。
ネットからいくらでも情報が取れる昨今を考えれば、ゲームの攻略本と同様に触手が伸びるジャンルの本ではないのですが、紹介を見れば600カ国へのアクセス法、当地での旅行ガイド情報など内容満載と謳っていますから、旅に出る前に購入をすることにしました。
値段が安いということもありますが、旅先で盗り逃した場合は取り返しがつきませんので、情報は多いに越したことはないとの判断です。

発売日が出発予定の直前であるために発売延期となると無意味になりますが、それでも未だ248国しか盗っていないので今後の役には立ってくれるでしょう。
これからの私の旅は、史跡巡り・国盗り・日本100名城スタンプの3本立てで行くと、そう心に決めた2009年の初夏でした。

 


蛇に睨まれた蛙

2009-07-15 21:39:10 | 千葉ロッテ

昨日と同じような展開でリードをして迎えた最後の守りで、リリーフ陣が打ち込まれての逆転負けを喫しました。
これで日本ハムと同様に対戦成績は2勝9敗となり、強いチームにも弱いチームにも大きく負け越す、でも最下位ではない、中途半端なチームぶりを発揮しています。

余裕があるプレーであったにもかかわらず、しっかりと立ち上がらずに膝立ちで一塁に悪送球をした井口は、たかが半年でロッテな野球に染まってしまったのでしょうか。
考えられないような手抜きのプレーで、基本に忠実な野球を軽視しているとしか言いようがありません。
目の前のベースを踏めばチェンジになるところで一塁に送球をして内野安打にしたプレーを昨日に見せたばかりで、脱力感に拍車がかかります。
捕ったところまでは見事でしたが、だからこそその後のプレーのお粗末ぶりが際だってしまいました。
ここまでチームを引っぱってきた打撃も疲れからか振りが鈍くなってきていますし、こういったプレーをこうも見せられると、適度な休養がやはり必要なようです。
契約の問題もあり、また球団主導で獲得をした井口だけに扱いが難しいところではありますが、ベストなプレーを見せることを優先に考えれば井口も同意をせざるを得ないでしょう。

竹原の守備も、状況判断が出来ていない酷いものでした。
左打者の切れていく打球に追いつけないのは仕方がないとしても、中途半端に落下点の近くまで近づいていったことで、大きく跳ねた打球を後ろに逸らしてしまいました。
終盤の1点リードという状況を考えれば絶対に後ろには逸らしてはならないケースで、いかにこういったケース守備を真剣にこなしてこなかったかが分かるようなプレーでした。
守備固めとして早川を起用しなかったベンチの作戦は、1点差ということを考えれば竹原の打撃に期待をしてということで理解ができないこともありませんが、その一方で昨日は大松に代走を送ったことを考えれば、こちらも中途半端との誹りを免れないでしょう。
代打の代打で貴重な選手の無駄遣いをしたり、とにかく手駒を使い切れていない感が強く残ります。

またしても初球を打たれてピンチを広げた伊藤に、出ては打たれるという繰り返しの荻野と、昨年は中盤から終盤を支えてくれた両投手の不調には目を覆いたくなります。
伊藤はスピードがあっても空振りが取れない小林雅状態になりつつあり、荻野も例によって緩急の無い単調なピッチングに終始をしてしまっています。
何が悪いと端的に言えばボールにキレがないということになり、ともに7月にして30試合以上の登板による疲労も無関係ではないでしょうから、心身ともにリフレッシュをさせるために浦和での調整を検討しなければならない時期にきているように思います。
ただ1軍登録を抹消してしまうとメンタル面で鬱屈が溜まりかねませんので、きっちりとした対話をした上で、が前提であることは言うまでもありません。

そんなリリーフ陣に白星を奪われた形になってしまいましたが、久しぶりに成瀬が成瀬らしいピッチングを見せてくれたことは大きな収穫です。
右打者の外角へのストレートとチェンジアップ、膝元へのストレートのコントロールが抜群で、まさにこれこそが成瀬だと言えます。
内角のボールが有効に使えたことで外角のボールになっていく球が効果的であったこと、これは今日の調子を見極めた里崎の好リードであったと思います。
その里崎が好きな外国人選手への高めに外すボールも、ボールにキレがあったために外すボールではなく空振りが取れる勝負球になったことも大きく、大事なところで三振を奪ってピンチを切り抜けるなど13個の奪三振ですから、今日は100点に近い投球内容でした。
問題は昨日の清水と同様にこういったピッチングが続かないことで、この先発陣の不安定さの理由が奈辺にあるかのかが分からず、今後も落ち着かない観戦となりそうです。

いろいろとありましたが、結局は立ち上がりにふらつく今季未勝利の小松を捉えきれなかったことが最大の敗戦の理由で、ここまでの防御率が10点近い投手に完投勝利を許すわけですから、出てくるのは乾いた笑いのみです。
中盤以降に立ち直りを許してしまうのはよく見る光景ですが、それでも5安打に抑えられるほど小松の出来が良かったとは思えず、初回のイメージのままにただバットを振っていたという積み重ねの結果なのでしょう。
見ている方もそうですが、やっている選手やベンチも「勝てる気がしない」と思っているのではないかと、そんな気がするぐらいに不甲斐ないと言いますか、やる気が無いと指弾をされても仕方がないようなプレーが続きます。
相性があるとは言っても最下位のオリックスとこういった試合をやらかしてくれるわけですから、間違いなく今のパシフィックで一番弱いのはロッテです。
プレーは中途半端ですが、負けっぷりは中途半端ではありませんので、とことん付き合っていく相手としての不足は無く、逆に何だかやる気がでてきました。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 5

1

オリックス 0 1 0 0 0 0 0 2 X 3 12 1


◆7月15日(水) オリックス-千葉ロッテ11回戦(オリックス9勝2敗、18時、京セラドーム、9,692人)
▽勝 小松 8試合1勝5敗
▽敗 伊藤 37試合2勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、伊藤、荻野―里崎
オリックス 小松―前田、鈴木

 

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どこまででもいける!

2009-07-15 02:26:14 | 独り言

 

秋口に自転車で大多喜までの140キロの旅をすることを目標に、徐々に走行距離を増やしてきましたが、どうしても100キロの壁を破ることが出来ません。
先月に91キロを走ったときには尻が猿状態で、とてもじゃないけどこれ以上は無理だと悟りました。
サドルの交換も検討をしましたが、フレームがきしむ今の自転車では限界だと考えて、こちらは通勤などの短距離用と割り切って、長距離用の自転車を新たに買うことにしました。

そして購入をしたのが、パナソニックのジェッターです。
電動アシスト自転車ではありますが、ママチャリではなくクロスバイクスタイルです。
6月上旬に発売となり、人気があるのか生産台数が少ないのかは分かりませんが、納品までかなりの日数がかかり、ようやく昨日に届きました。
週末まで我慢が出来なかったため、今日のロッテの試合を見終わった後に、15キロほどの慣らし運転をしてきました。

やはりママチャリとはものが違います。
ちょっと踏み込むとすぐに30キロぐらいまでスピードが上がり、電動アシスト自転車は24キロ以上はアシストをしてくれませんので、実はあまり意味が無かったかもしれません。
もっとも停止状態からのこぎ出しのアシストは秀逸で、スタートダッシュが見事に決まります。
新基準でアシスト比が倍になっている点については、上記の理由からあまり実感がありません。
それよりも非接触モーターなるものが採用をされていることで、アシストが無い状態でも普通の自転車と同じぐらいのペダルの軽さという方が、私にとってはポイントでした。
前の自転車は電源が切れるとトレーニングマシンと化すぐらいのペダルの重さでしたので、このペダルの軽さは夢のようです。
8段変則というのは私にとってはオーバースペックですが、坂道ではアシストよりも役に立ってくれそうです。

もちろん、いいことばかりではありません。
覚悟はしていましたが、路面からの突き上げはかなりのものがあり、歩道などを走るには向いていない自転車であることを痛感しています。
700×32Cというタイヤや、サスペンション機能がないことが理由なのでしょうが、ちょっとした凹凸でハンドルを取られそうになります。
慣れるまではスピードを出し過ぎるとかなり危険で、ヘルメットを被った方がよいかもしれないと、そう思うぐらいのインパクトがありました。
また標準のサドルの高さにすると前傾姿勢となり、お尻への負担が軽くなる反面、腕を含めた上半身にそれなりの負荷がかかります。
クロスバイクは腕で乗る、みたいな書き込みをどこかで見ましたが、まさにそんな感じです。
いずれにせよ、慣れるまではそれなりの時間がかかりそうです。
乗りこなせるまでは家の周りで慣らし運転をして、ツーリングのデビューは来月の中旬ぐらいを目指すつもりです。

このジェッターは、慣れさえすれば「どこまででもいける!」というぐらいの可能性を感じさせます。
自転車について無知であるが故の思い込みなのでしょうが、今までのママチャリとは世界が違います。
PSPのナビシステムを搭載する予定ですし、100キロ圏内であれば軽い気持ちで足を伸ばせると、そんな夢のようなことを思えるような、とても魅力的な自転車です。

 

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求む!守護神

2009-07-14 21:44:57 | 千葉ロッテ

清水と金子の見事な投手戦は、ロッテから見れば悔いが残るサヨナラ負けで幕を降ろしました。
ついに借金は2桁の10となり、ひたひたと何かが近づいてくる気配があります。

シコースキーは中継ぎとしては完璧なピッチングをしてくれていましたが、抑えに回ってからはピリッとしない投球が続いています。
今日もストレートはMAX152キロと威力は抜群でしたが、とにかくボールが高めに浮きまくり、悪いシコースキーが出てしまいました。
最後に打たれたのが自慢のストレートではなくフォークであったということに悔いが残るでしょうし、メンタル面で守護神には向かない何かがあるのかもしれません。
もちろん先日の掟破りの起用が影響をしているであろうことも承知の上ですが、タイプ的には守護神にぴったりのシコースキーがこんな感じですし、守護神タイプではない荻野は中継ぎに転向後は調子を落としていますから、冗談抜きで話題性も込みで球団が藪田や小林雅に触手を伸ばしそうな雰囲気が漂います。
内や上野は時期尚早ですし、伊藤はそれどころではない不調に陥っていますから、YFKの解散から2年目で本当の危機がやってきたのかもしれません。
当面の危機を乗り越える手当を優先するのか、多少は目をつぶってでも真の守護神を育てることを考えるのか、チームは重大な岐路に立たされています。
バレンタイン監督のことですからシコースキーに任せたまま動かないのでしょうが、中継ぎの起用法をきっちりと固定をした上で、伊藤と内にチャンスを与えることを考えてみるのも、このモヤモヤしたシーズンを意味のあるものにするためには、悪い選択ではないように思います。

先発の清水は、まさに私が思うところの清水らしい見事なピッチングでした。
さほどスピードがあったわけではありませんが、ストレートのキレが抜群で、カブレラを見逃し三振に切って取った外角低めのボールはエクセレントの一語に尽きます。
このストレートを軸にすることで変化球が効果的となり、まとまっていたコントロールも相まって、ほぼ完璧と言っていい内容であったと思います。
これだけのピッチングができる力がありながらも継続ができない、これは清水に限ったことではないのですが、本人たちに言わせれば落ち着いて野球ができる環境ではないからとの言い訳にもなるのでしょうが、見ている方からすると力の出し惜しみにも見えます。
たとえ勝てなくともプロとしての技量を見せつけるようなプレーをファンは望んでいますので、何とか願いを叶えてもらいたいところです。

打線としてはきっちりとバントをしましたし、ヒットもそこそこ出ましたが、清水と同様に金子の力のあるストレートにねじ伏せられたといったところで、もちろん精彩を欠いている井口の力ない打撃に助けられたところもありますし、無茶振り打線が三振の山を築いたということもありますが、幾度かのピンチを気合いで凌ぎきった金子を誉めるべきでしょう。
そんな中でその井口が延長戦でタイムリーを放って均衡を破っただけに、この流れで勝てないようでは最下位も近いように思えます。
このまま3タテを食ってもオリックスに抜かれることはありませんが、サヨナラ負けをした際のバレンタイン監督のどこかサバサバとした表情を見るにつけ、先日の満塁アーチを被弾したときの笑顔とともに、何か憑き物が落ちたような感じすらあります。
既に進退の決断をしており、何かのきっかけ、タイミングを待っているのかもしれません。

これからもいろいろな報道があるでしょうし、気持ちが晴れない日々が続くのでしょうが、明けない夜は無いと信じて応援をしていくしかありません。
私の友人の言葉に、ロッテが弱いだけで自分が弱いわけではない、という名言があります。
こんなことにへこたれていてはロッテファンなどはやっていられませんので、死に水を取るぐらいの気持ちでとことん付き合っていくつもりです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
千葉ロッテ 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 10

0

オリックス 0 0 0 0 0 1 0 0 0 2X 3 10 0


◆7月14日(火) オリックス-千葉ロッテ10回戦(オリックス8勝2敗、18時、京セラドーム、9,016人)
▽勝 大久保 28試合1勝
▽敗 シコースキー 30試合5勝4敗3S

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水、シコースキー―里崎
オリックス 金子、香月、菊地原、大久保―鈴木

 

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ごたごたは続く

2009-07-14 02:20:54 | 千葉ロッテ

今日は深夜の立ち会いだったために午前様での帰宅で、試合もなかったのでそのまま寝ようかと思っていたのですが、機関紙のスポニチは休息を与えてくれません。
見逃すには惜しいぐらいのネタを提供してくれましたので、とは言っても時間が時間だけに、さくっとまとめてみます。

ボビーの苦言に里崎イラッ「攻めたやん」 (7/13 スポーツニッポン)

9回に5安打を集中して同点に追いつきながら、今季2度目の4連敗で借金は今季最多の9に膨らんだ。
最後は6番手・伊藤がカウント2-1から投じた外角スライダーを二岡に運ばれ、バレンタイン監督は「二岡は内角に強い打者じゃないので、インサイドをもう1球攻めてもよかった」。
指揮官の“苦言”に対し、捕手・里崎は「それまで3球連続で(内角を)攻めたやん。(試合が)終わったら何でも言えるわ」と語気を強めていた。

相変わらずの醜態を見せつけてくれます。
バレンタイン監督が指摘をしているように、外角での勝負に首を傾げる向きが多かったのは確かだと思います。
ですから二岡の窮屈そうなスイングを見れば内角で勝負、というのも分かります。
一方の里崎からすれば、投げた伊藤が言っていたように勝負をしたのではなく外すつもりが中に入ってしまった感があり、それまでの内角攻めは見ていなかったのかとでも言いたいのでしょうから、こちらも分からないでもありません。
要はお互いに言っていることは当人からすれば正しいのでしょうし、そんなことはよくある話です。
それよりも問題なのは、なぜにこういった話を試合後のミーティングやベンチ裏で直接にやりとりをせずに、マスコミを通じてやり合うかです。

バレンタイン監督の足を引っぱりたい球団が機関紙を使って、と勘ぐりたくなる気もしますが、実際にマスコミに対して口を開いているのは当のバレンタイン監督ですし、これまでは選手やプレーを批判するようなことはマスコミに対してはしていなかっただけに、人となりの変化が見て取れます。
同様に選手があからさまに口答えをすることも昨年までは無かったはずで、バレンタイン監督の今季限りが既定路線となっていることで、遠慮が無くなっているのかもしれません。
昨年終盤からベンチで不機嫌さを隠さなくなったバレンタイン監督に、開幕前に全試合出場をぶち上げた里崎と、既にその兆候は見え始めてはいましたが、繕いきれなくなってきたと言いますか、溜まり溜まったものが流れ出てきたといったところなのかもしれません。

まあ里崎は昨年に小林雅がサヨナラヒットを打たれた際に、「真ん中に投げれば誰でも打てる。自分でも打てる。」と言い放つほどの口の悪さがあるだけに、サヨナラ負け直後で気が立っていたこともあるでしょうし、既にバレンタイン監督との手打ちは済んでいるのかもしれません。
しかし世間からすれば内部がごたごたとしているように見えますので、いろいろな面で悪影響が出ることは避けられません。
まさに都議選で大敗をした自民と同じで、有権者から見放されるようなことになるのではないかと心配をしています。
もちろんここで言う有権者とはファンのことですが、ファンだけではなくアマチュア球界への影響も計り知れないものがあるでしょう。
また「ロッテだけには行きたくない」と発言をする有力選手が出ないことを、心から願っています。

 

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都議選は民主が圧勝、自公は過半数割れ

2009-07-13 02:05:57 | 独り言

千葉県民としては直接は関係のない都議選ですが、次の衆議院選挙を占う上では非常に大事な選挙でしたので注目をしていましたが、予想どおりに民主の圧勝に終わりました。
初の第一党を獲得し、NHKの速報を信ずれば54議席ですから完勝と言ってもよく、前評判を確かなものにして国政選挙への勢いとしたい執行部の願いが叶ったというところでしょう。
どこか飄々としていた自民東京都連合会会長の石原伸晃とは違って、真っ赤な目をして憔悴をした感のある民主の岡田幹事長との差が、結果に表れたとも言えます。

自民は史上最低の38議席ですから、ポスト麻生を狙って森喜朗や青木幹雄らにすり寄っていたとも言われている石原も、この惨敗で一気に後退をせざるをえません。
そうなるとポスト麻生がどうなるかが不透明になってきましたが、当の麻生はどこ吹く風で、奈良市長選でも破れたことで連戦連敗が続いても国政には無影響とうそぶいているようですが、それもいつまで持つかは微妙です。
民主としても森を蹴落とした後に登場をした小泉に惨敗をした苦い経験があるために、どこまで麻生を本気で追い詰めるつもりなのかが注目をされます。
東国原騒動で有権者は人気取りの候補にそっぽを向いていることが明らかになっただけに、口だけで実行が伴わない舛添あたりが担ぎ出されても大丈夫だと強気で押し通すのか、鳩山代表の献金問題が広がらないうちに選挙をしたいでしょうから、なかなか難しい判断となりそうです。

それにしても公明はしっかりと議席を伸ばして、選挙に強いところを見せつけました。
自公で過半数割れをしましたので存在感は薄れたものの、民主も共産や諸派の協力を得なければ過半数には届かないだけに、今後の両党の関係がどうなるのか、これは国政での関係にも微妙に影響をしそうですから、目が離せません。
何にせよ石原都知事もこれまでのような強引なやり方は通らなくなりますので、少しは大人しくなって・・・まあ無理と言いますか、なるはずもないと思った方がよいでしょう。
いずれにせよ無駄としか思えない東京オリンピックの開催に貴重な税金を費やすのであれば、もっと別のところにかけるべきだという流れになってくれればと、今回の都議選の結果に望むのはこの一点に尽きます。

 

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総力戦に屈する

2009-07-12 18:48:21 | 千葉ロッテ

日本ハムファンにはたまらない3連戦であったことと思います。
多田野のあわやノーヒットノーランのプロ初完封にサヨナラ勝ちも含めた3タテですから、笑いが止まらないことでしょう。
逆に札幌まで足を運ばれたロッテファンの方々は、重い足取りで帰ってくることになってしまい、お疲れ様でしたとしかかける言葉が見つかりません。
もちろん私も含めた現地に足を運べなかった多くのファンも、同じ気持ちでいるであろうことは言うまでもありません。

それでも4回に大野に満塁ホームランを打たれた時点で負けを覚悟していただけに、よく粘ってくれたと思います。
負けたという結果ではなく、ここまで粘れたという経過を大事にしてもらいたいです。
そうでなければ5時間もの長い試合が、ただの消化試合となってしまいます。
また負け投手となった伊藤を責めたくはありません。
ここのところは不甲斐ないピッチングが続いていますが、勝っていても負けていても投げさせられて、チームの約半分となる36試合に登板をしていることを誉め讃えたいぐらいです。

サンデーならぬ惨デーとなってしまったことで、日曜日の連勝も止まってしまいました。
小野は立ち上がりからボールが高めに浮き、ストライクゾーンで勝負をするピッチングが出来なかったことが全てだったと思います。
いきなり四球でスタートをし、味方が逆転をしてくれた次の回に打ち込まれるという、今日は悪い小野が顔を覗かせてしまいました。
もったいなかったのが大野への初球で、無死満塁から福浦の好捕で1つアウトを取ったことにホッとしたわけでもないでしょうし、打率が2割そこそこの大野を舐めたわけでもないのでしょうが、それにしても不用意な一球でした。
きっちりとベースカバーをしていましたし、丁寧に投げようとしていることは見て取れたのですが、4回を8安打5失点では言い訳もできません。
本人も忸怩たる思いがあるでしょうから、次の千葉マリンで晴らしてもらいましょう。

試合が壊れなかったのは、上野とのシコースキーの踏ん張りがあったからこそです。
上野は初登板の際の力強さはありませんでしたが、まとまりのあるピッチングを見せてくれました。
表情だけではなく投球内容も強気で、今日のような2イニング程度のリリーフを重ねることで経験を積んでいけば、秋口には先発も充分にありえるでしょう。
次の登板で小林宏や渡辺俊に白星がつかないようであれば、オールスター明けにもチャンスを与えたいぐらいです。
またシコースキーは守護神としては掟破りの2回2/3の45球を投げきり、諦めない姿勢を見せてくれました。
こういう選手がいるうちはまだまだ大丈夫だと、そう思いたいです。

その他でも12回に早坂がファインプレーで止めていなければあそこでサヨナラでしたし、井口の久しぶりのマルチヒットにホッとしました。
初回の西岡のセーフティや併殺を逃れるためのスライディングなど、勝ちへの執念を見せてくれたプレーもここそこにありました。
それだけに目についたのがベンチの迷走で、上手くなってきたとは言っても福浦に1球毎にサインを変えるのはやめて欲しいですし、8回の3点ビハインドの場面で連投の川崎を投げさせる必要があったのか、そして何より大野の被弾の際に映ったバレンタイン監督の苦笑いとは違う笑顔の意味は何だったのかと、いろいろと問い質したい思いでいっぱいです。
ベンチだけではなく5回のサブローのだらだら走りは送球がそれただけに怒りを覚えましたし、実績があろうともチームのためにはならないスタッフ、選手の選別をする必要が早急にあるのではないかと、オフを待たずに考えてもらいたいです。

私の野次が聞こえたわけでもないでしょうが、昨日は2軍で大嶺が7回を投げて勝ち投手になりましたし、スタメンにはムニスと宮本、そして岡田の昇格3人組が名を連ねていました。
特に頑張ってはいても結果が出ないバーナムJr.とランビンに代えて、次のオリックス戦からムニスを合流させて欲しいです。
合わせて細谷と根元と南を、もちろんランビンらの2軍での成績を見れば彼らがすぐに1軍でバリバリと活躍ができるわけではないのは分かってはいますが、気のないプレーを見せる選手に比べれば見ていて希望が持てるだけ意味があります。
我慢をして使うことで結果を出した大野の例をとるまでもなく、若い力の伸び方は尋常ではないことが多々あります。
現実逃避の意味合いを含んでいることを否定はしませんが、倒れるのであっても仰向けではなく前のめりに倒れたいです。

今日も札幌遠征の友人からメールが多数届きましたので、折角ですからいくつか紹介をしておきます。
いろいろと異論はあるとは思いますが、一つの意見として受け止めていただければと思います。
ちなみに明日は富良野で心の洗濯をしてから、帰京をするとのことです。

「力のない二岡に外角勝負アホすぎ」「最後内ならよかったのに」「これでいろいろフロントもしやすくなっただろう年俸も安くなるし」
「これで夏休みはロッテに関係のない北陸へいけるわ、ボビーありがとう」




1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
千葉ロッテ 0 0 0 2 1 0 0 0 3 0 0 0 6 14

0

日本ハム 0 0 1 4 0 0 0 1 0 0 0 1X 7 17 0


◆7月12日(日) 日本ハム-千葉ロッテ11回戦(日本ハム9勝2敗、13時1分、札幌ドーム、34,764人)
▽勝 宮西 32試合4勝
▽敗 伊藤 36試合2勝2敗
▽本塁打 金子誠8号(小野)、9号(荻野)、大野2号(小野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、上野、荻野、川崎、シコースキー、伊藤―里崎
日本ハム スウィーニー、林、菊地、建山、武田久、江尻、宮西―大野、鶴岡

 

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ドラゴンクエストⅨを買ってはみたものの

2009-07-11 23:49:07 | ゲーム

 



ドラゴンクエストIX 星空の守り人


スクウェア・エニックス

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世間が待ち望んでいたドラゴンクエストの新作が、本日発売となりました。
以前とは違って予約販売やネットでの購入が普通になったために、量販店の前で長蛇の列といった光景を目にすることはなくなりましたが、それでも一般紙でも流れるビッグニュースであることは間違いありません。
かく言う私も、とりあえずお祭りには参加すべく購入だけはしました。

ただ、すぐにプレイをするかどうかは話は別です。
と言いますか、おそらくは秋口までは書棚の肥やしになることが必至です。
そもそもⅧも開封すらしていませんし、昨秋に始めたDSのⅤも半年近くは放ったままです。
学生時代とは違ってゲームに集中をしてプレイをする時間を割けないために、プレイをするかどうかは分からずとも、ただコレクション的に惰性で買い続けている自分がいます。

それだけ、ドラゴンクエストには魅力がありました。
私が初めてプレイをしたのはⅢで、なかなか手に入らなかったものを既に社会人であった兄が会社の近くで手に入れたのを、喜んで職場まで受け取りに行ったものでした。
当時はファミコンですからセーブをするための呪文をメモし間違えて、絶望の淵に立たされたことも1度や2度ではなく、それでも根性でエンディングまで持って行きました。
あまりに面白かったのでⅠとⅡも買い求めて、この3作が大きな1つのストーリーになっていたことを知ったときの感動を、今でも覚えています。

社会人になったことで暫くはゲームから離れており、ドラゴンクエストを再びプレイをしたのはⅦでした。
いろいろと賛否のあった作品ではありましたが、久しぶりのドラクエに酔って最後までやり抜きました。
もっとも真の神様は強すぎて、そこはパスをしましたが・・・
次のⅧは3Dになったことの違和感が抜けず、また長時間のプレイに耐えられない生活となっていることでお蔵入りをしたままです。

今度のⅨはDSということもあり、従来のドラクエスタイルに戻ったのではないかと期待をしています。
しかしやはり、教会に行かなければセーブができない仕組みである以上は、ちまちまとした時間しかとれない私には難しいような気がします。
少なくとも野球中心の10月までは手を出せる状況ではなく、秋口から国盗りのお供として電車の旅に持ち出すのが精一杯でしょう。
もっとも仲間との通信プレイや、期間限定のアバターなどには興味がないだけに焦って始める必要もなく、長くじっくりと楽しめればいいので、攻略法が適度に世に出回った頃の方が自分には向いていると、封を開けたい気持ちを抑えつつ、そう自分に言い聞かせています。

 

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捕手を変えてみませんか

2009-07-11 21:15:25 | 千葉ロッテ

ロード9戦も折り返しの5戦目で黒星が先行し、借金も今季最多の8まで膨らみました。
何とか借金は1桁のままで千葉に戻ってきてもらいたかったのですが、あっさりと黄色信号が点灯をしてしました。

スタメン捕手に田中雅、金澤を起用してみたい気持ちが強くなっています。
彼らが現段階で里崎や橋本将よりも優れているとは思っていませんし、まだまだ力不足であることは承知をしています。
里崎の強気のリード、橋本将の安全志向のリードと、今年に入ってからはやや様相に変化が見られつつあるとは言いながらも、それぞれに色を出したベテランの安定感があることは確かなのですが、それがややもすれば惰性に繋がっているのではないかと、そんな気がしています。
追い込んだらとりあえずは大きく外す、あるいは顔の高さに要求をするなど、それがセオリーではあっても見ている方からすれば無駄だと思えるような、相手からすれば分かりやすく読みやすいものになってはいないでしょうか。
たまに3球勝負を仕掛けてみれば、次はストライクからボールになる球に手を出してくれるかもしれません。
あるいは普段はカウントを稼ぐためのボールを決め球に使ってみるなど、目先を変えることで何かが見えてくるかもしれません。
しかしこういった「冒険」を一定のポジションを築いた里崎や橋本将に求めるのは、今さら無理ではないかと思っています。

田中雅や金澤は違うはずです。
自分の頭で必死に考えて、何とかしようと一生懸命にやることが、きっと今とは違ったリードに繋がると思います。
どうすれば投手が気持ちよく投げられるか、相手の裏をかくことができるかなど、チームとしてプラスになることを第一に行動をするような、そんな捕手が今のロッテには必要です。
自分の思ったリードどおりに投げられないと露骨に不機嫌な素振りをするようでは、若い投手は萎縮をしてしまうだけです。
こういった自分本位のリードではなく、チーム本位のリードができる捕手を育てることが急務であり、田中雅らを起用することで3年後に向けての準備にもなりますし、力を出し切っていない里崎らへの刺激にもなるという一石二鳥の効果もあります。
そのためには若いから、経験が無いからということでベンチからサインを出すといったことをしないことも大事です。
無理をしてでも大野を起用する日本ハムとの差がますます広がらないよう、バレンタイン監督にそれを望むのは酷だとは重々承知をしていますが、切なる願いをかなえてください。

今日の唐川は四球を連発するような制球難ではありませんでしたが、細かなコントロールが今ひとつでした。
簡単に追い込みながらも、そこから際どいところを狙いすぎて、結局はカウントを悪くして真ん中に入った甘いボールを痛打されるという、見ていてもったいないと言いますか、非常に歯がゆいピッチングとなってしまいました。
コントロールが抜群というイメージに影響をされて四球を嫌がって打たれた昨年後半に、四球を怖がらない勇気を持てと書いたことがあります。
それと同様に、もっとストライクゾーンで勝負をする勇気を持ってもらいたいです。
これは相反することのようにも見えますが、要は自分を信じて思うがままのボールを投げてもらいたいということです。
我が儘ということではなく、我を忘れないでもらいたいという意味で、おそらく今は里崎のリードのままに投げているのだと思いますが、デビュー戦のように首を振る勇気を持つことが、それが唐川が飛躍をするための鍵だと考えます。

打線もただバットを振っているというバッティングが、今日も続いています。
ボール先行で有利なカウントになりながらも、満を持して打った打球が弱々しいのを見れば、ただストライクに手を出しているのに過ぎないのでしょう。
一時は同点タイムリーとなった里崎のヒットも、バットを出したら当たったみたいなコメントを残しているようでは、もう心身ともに終わっているとしか言いようがありません。
仮にそれが事実でも、チームのために何とかするために必死にボールに食らいついた、ぐらいのことを言ってもらいたいものです。
本来は1+1が3にも4にもなるのがチームであるはずなのですが、今のロッテは1+1が2にも足りていないように見えます。

継投もきちんとした考えを持っているのか、ベンチに問い質したいです。
ただ川崎が調子よく抑えているからという理由で、予定よりも長い回またぎの3イニング目を任せたとしか思えません。
球数も少ないし、好投をしている投手を引っぱりたくなる気持ちは分からないでもないですが、先発であればまだしも、継投に入ったところでしっかりとした計画を立てなければこうなるという、まさに典型的な失敗例であったと思います。
DHを外してみたり、というのと同様の、場当たり的な采配にしか見えません。

選手が鍛えられていない、というシーンも目につきました。
7回の一死三塁で何の警戒もせずにストライクを取りにいったバッテリーには、袴田コーチも含めて反省会をしてもらわなければなりません。
また8回の一死一二塁で竹原のセンターへの当たりで、二塁ランナーの早坂はタッチアップができないぐらいにハーフウェイに飛び出す必要があったのでしょうか。
あの飛距離であればボールが落ちてからスタートをしても早坂の足であればホームインはできたはずで、画像には映っていなかった一塁走者に押し出される形であったのかもしれませんが、組織としてまとめられていないプレーに見えました。
チームのために自分はどう動くべきか、ここではどういったプレーが求められているのかなど、考えがまとまっていないのか、考えてすらいないのかは分かりませんが、無駄な送球をして走者を進めてしまう守備と同様に、とっさの判断が著しく劣るのがロッテの選手の特徴だと思います。
シンキングベースボール、状況に応じて適切な動きをするための練習を日頃から行っていればこういったプレーにはならないはずで、次期監督には大きな重荷になりそうです。

今日は完全に愚痴に終始をしましたが、札幌まで遠征をしている友人からの、悲鳴にも似たメールを最後に紹介します。
彼らが笑顔で戻ってこれるように、何とか明日は勝ってもらいたいものです。

「バーナムと細谷交代や」「ボビー辞めろ」「明日も絶望的だ」



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 1 3 0 1 0 0 0 5 7

0

日本ハム 0 0 4 0 1 0 1 0 X 6 10 0


◆7月11日(土) 日本ハム-千葉ロッテ10回戦(日本ハム8勝2敗、14時、札幌ドーム、37,116人)
▽勝 江尻 18試合1勝
▽S 武田久 27試合1勝16S
▽敗 川崎 29試合1勝1敗
▽本塁打 ベニー4号(八木)、稲葉11号(唐川)、里崎5号(八木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、川崎、伊藤、荻野―里崎
日本ハム 八木、江尻、建山、武田久―鶴岡

 

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