15 関谷亮太 投手 27歳 年俸2050万円
【2018年成績】 2試合 0勝0敗0S 防御率5.40 5回 5被安打 0被本塁打 1与四球 0与死球 2奪三振 被打率.250
お化け、とも称されたチェンジアップを活かすためにはストレートの力を取り戻すしかない、とは素人目にも分かりますし、自主トレで「まずは強い真っすぐを投げられるように、こだわってやっていきたい」と井口監督の方針にも沿う目標を打ち立てていましたから、停滞の原因を本人も分かってはいたのでしょう。
しかし昨年の130キロ台後半から上積みはありましたが140キロに届くのがやっとで、そうなればチェンジアップを活かすどころかまともに投げることすらできませんでした。
そうこうしているうちに岩下や種市らの若い芽が出てきたことで先発としてのチャンスは厳しくなってきましたし、中継ぎとしても同期同い年の東條がシーズン終盤に台頭の兆しを見せただけに来季に足踏みが続けばかなりヤバい状況に追い込まれそうで、とにかくルーキーイヤーのストレートの輝きを取り戻すことに注力をするしかありません。
数値はもちろんですがストレートに力が感じられないのは、その攻め口を見ても明らかでした。
関谷の一番の武器は強気、デビューしたては内をガンガンと攻めていたものが昨年、そして今季とどこか探るような、かわすスタイルになってしまえば持ち味は半減、ダメとみれば外中心のリードになる捕手陣に首を振れないのが現実でもあり、気持ち的にも弱ってしまっているのではないかと思います。
石垣島ではそうでもなかったのですがシーズンに入ってからかなり痩せていたのが気にもなりますし、二軍でもイニングの半分程度の三振しか奪えずに防御率は4点台後半ともなれば栄光のドラ2の復活どころか中後、川満、田中英の路線に乗ってしまいそうで、また同じく低迷期に入った日大三でバッテリーを組んだ吉田もドラ2です。
仲間であると同時にライバルでもある東條、高野の出来次第でもありますが、中後と川満が引導を渡された4年目のオフはいよいよ来年ですから関谷にとっては大事な一年、新任の吉井コーチは中継ぎ陣の立て直しを第一に掲げていますから先発に色気を出さずに中継ぎに特化をした瞬間沸騰型へのモデルチェンジこそが生き残る道でしょう。
勤続疲労が顕著な中継ぎ陣を絶好なチャンスと考えないようであれば終わりの始まり、その来季に向けた意気込み、発言に注目をしたいです。
【オリオン村査定】 2050万円 → 1800万円 (▼12%)
高橋礼、黒木優太、佐藤優、加藤貴之、薮田和樹、九里亜蓮、又吉克樹、森唯斗、小川泰弘、則本昂大、牧田和久、美馬学とか、
2位指名で戦力になっている投手は結構います。
日大三と智弁和歌山出身はプロで大成しない代表格みたいに言われますが。
あっ、今年2位の東妻投手も高校は智弁和歌山か。うーむ。
2011年から続いた中後川満吉田田中英関谷らドラ2たちが使い物にならないことがチーム弱体化の大きな要因です。高卒が伸び悩むのならまだわかりますが大社ですからスカウト陣の責任です。残念でなりません。もちろんドラ1でもダメな選手はいますけど。
少しの制球力欲しさに球威を大幅に失う、いわゆるロッテな投手になってしまったのが痛い。
申し訳ないですが今年も期待薄です。
結局そのピッチングをこの目で見る機会はありませんでした。
関谷は社会人1年目をピークに年々直球の球速も落ちてきているのでどうにも来年あたりで...っと思っていたんですが、川満らも4年目のオフだったんですね。
社会人1年目は平均で140中盤あたりの角度あるストレートを投げていた記憶なんですがね。
年初に直球を磨くと言っておきながら、今年も140届くのがやっとだときかされてはあまり期待が持てないのが現実ですね。
ありゃ、バッサリ(笑)
ロッテは大学生や社会人投手が好きですからね、それが二木や岩下、種市らの台頭で傾向が変わってくることを切に願いたく。
もちろん石川なんて例もありますから即戦力も必要ですが、ホント2巡目がダメダメだからなぁ。
東妻、大丈夫か?
>ノアさん
出だしはやっとドラ2がって期待をしたんですけどね。
ズルズルと中盤以降はスピードダウンをして停滞、同じような軌跡を描いた二木が翌年に再浮上をしたのとは対照的に沈んだまま・・・
もう二年もロッテ化から抜け出せていないところから、清水直コーチが復活させれば自身の復権にも繋がるでしょうから二人三脚で頑張ってもらいたい。
>頑張れ福浦さん
ホント、ロッテは走らないからなぁ。
他球団はどうなんだろう、走らずにウエイトトレーニングってのが球界のトレンド?
やっぱ石垣島に金やんと兆治を呼びましょう。
>うみうみさん
一方で岩下や種市なんかはプロに入ってからスピードアップしましたし、この違いは何なんでしょうね。
大卒社会人と高卒との違いなのか。
島もイップスから復活傾向にあるところでスピードは落ちていないようですし、このあたりからしても高校生路線を推し進めた方がよいような。
>デリック・メイさん
ですよね、そうなると投げないのではなく投げられない、のが現状なのか。
投手は微妙な生き物ですからちょっとしたズレで修正不可能になってしまうことがあり、コントロールを意識しているうちに唄を忘れたカナリアなのか。
ルーキーイヤーのように140キロ台半ばを投げられるようにならないと、ちょっと期待薄かな。
>オブさん
逆に白黒つけないと拙いですね、関谷としても。
石川なんてのが例外中の例外で、どうも大卒社会人は右肩下がりなんですよね。
高校生は体作りが最初にくるのに対して大卒社会人はそうでもない、ことで上積みができないのかなぁ。
やっぱ練習が足りない、に尽きるような気がします。