清田が心配です。
頭部、どうやら鼻の下らしいのですが死球で途中交代、診断は打撲で歯も折れていないとのことですからボールが大きく跳ねたことが幸いをしたのでしょうが、それでも場所が場所だけに慎重な対処が求められますし、無理をさせるべきではないとは敢えて言うまでもありません。
おそらくは明日になればかなり腫れると思われ、それでもチームに勢いがありますので本人は出場を志願するでしょうが、その判断を本人に委ねることは止めてもらいたいです。
それでマスコミ受けはいいかもしれませんが体調面、心理面ともにきっちりとしたケアをしなければ、せっかくの清田の覚醒がおじゃんになります。
医師、トレーナーがしっかりと状況を見極めて、その報告を受けて伊東監督が自ら決める、そう願います。
涌井が5年ぶりの二桁勝利にリーチの9勝目、136球の粘り勝ちです。
前日に中継ぎ陣がフル回転だったことも理由でしょうが、先発に長いイニングを投げさせるベンチの変化の第二ステージ、といったところでしょう。
さすがにちょっと多いかなとは思いますし、例によって涌井に甘えているような気がしないでもないですが、その涌井の粘投があってこその逆転勝利です。
味方がエラーをしたときに踏ん張ってこそのエース、5失点目の明石のタイムリーが余計だったとは厳しすぎる指摘かもしれませんが、その四回を除けばコーナーに力強いボールを投げ込んでの僅かに1安打、さすがに八回は疲れが出たのか3四球で満塁のピンチも最後は集大成のようなストレートでねじ伏せました。
その涌井のピッチングに応えてひっくり返し、ソフトバンクの連勝を止めて恥ずかしながら今季最多の貯金2となり、これも投打の歯車が噛み合っている一つの形態でしょう。
諦めていた大谷の背中が、おぼろげながらも見えてきました。
大砲はこれだから怖い、デスパイネの逆転スリーランで勝利伝説が続き、0点台の防御率だった五十嵐を一気に叩き落としました。
清田の代わりに入った岡田が執念のツーベースで繋いだことが、主砲の一発を引き出したのだと独り合点です。
難敵のバンデンハークの立ち上がりを攻めた先制も見事でしたし、しかしそれだけに走塁のミスが目立ったのも正直なところです。
デスパイネの盗塁死、相手のミスが無ければ走塁死となったであろう四回もそうでしたし、あれがバンデンハークの立ち直りのアシストをしたように思えてなりません。
積極的なのはいいですし、好走塁と暴走は紙一重ではあるのですが、自らの脚力と状況判断を誤ればそれは暴走となります。
また守備でも軽率としか言いようのない鈴木の送球ミスが涌井のリズムを崩したのではないかと、三木もチャレンジは買いますが力が伴っていませんでした。
その三木はバントのミスもあり、そして初回に角中がバントをミスしたことでエンドランに切り替える采配も個人的には逃げとしか映りません。
劇的な勝ち方ではありましたが野手陣には不満もちらほら、そんな今日の試合でした。
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◆8月7日(金) 千葉ロッテ-ソフトバンク15回戦(ソフトバンク9勝6敗、18時16分、QVCマリン、20,015人) ▽バッテリー |
早よ戻って来んかいや。
復帰イキナリへっぴり腰の三振しよーもんなら、ただじゃ済まさんけぇのぉ。
判っとろーが、次バンデンなんちゃら?と対戦しよったら、放った球、スタンドブチ込まなんだら、ワシャ納得せんからのぉ!
とにかく、早よ戻って来いや。に
しかし、今また打撃好調に戻りつつあっただけに持ったいなさすぎる怪我でした。
西武の殺人野球が浸透してきたのでしょうか?
清田はロッテでは貴重な長距離砲ですから壊さないでいただきたいものです。
デスパイネは良く打ったネ。
ホームランで逆転されたゲームは何度も見て来ましたが、逆転したのは稀であり痛快です。
こういうマリーンズが見たかった!
打撃の良いチームは「もしかしたら逆転するかも」という期待で試合を諦めずに見続けることができます。
観客動員数も増えるといいですね。
涌井はエースの鑑。こんな風に勝ち負けに関係なく責任回数を全うする投手が後一人二人いたら…。
三木はポカが目立ってしまいましたが、地肩の強さもコントロールも鈴木の比ではないでしょう。一軍の試合で使うことで育ててもらいたいものです。
ただ無理はさせないでほしいですね。
今のクルーズもDHにしてまで使う必要があるのか?
三木には期待していますが、落とすの細谷でなく別の方でしょう。
内野が手薄です。大松は何気に上手いけど…
キヨ、しっかり治るまで治療に専念。
オギタカ、今こそ、キヨの分まで頑張る時やで。荻野の昇格を切に願います。
あと、唐川!今日こそ気迫を見せてください。現地参戦してきます。
顔面モロだったから、骨折でもしていたら大変だった。
あの場面は球場が凍りつきましたね。
ソフトバンクの選手は人間だったと言おうか、
誤解を恐れずに書けば
「相手の中軸にぶつけて壊しといて、
俺たち、今日はこれ以上ガツガツ攻めちゃいけないな」という空気が見て取れた。
悪者が過ぎては、と手を緩めたのだ。
人間、そんなものよ。
涌井が粘ったとはいえ、ソフトバンクは明らかに引いていた。
自分はそう見ました。
ただ、一日経てば気持ちはリセット。
今日からまたガチの闘いになるから、
展開に注目している。
デスパイネが打てば、チームは負けない不敗神話ですが、これまでは、勝ちが決まっているような試合でのホームランが多かったように思います。3点差を4点差にして、西野のセーブシーンを消すような働き。ですが、昨日のような終盤での逆転スリーランは、さすが4番といったところです。本人も、日本に来て一番嬉しいHRとのことですが、ファンにとっても一番嬉しいです。
なぜか、いまだにイースタン打点王の細谷が抹消で何と!イースタン記録上位にまったく名前のないズッコケ三木が謎の登録となりました。イースタンでも目立った活躍もなく登録即スタメン。当然3タコ・1失策で浦和レベルミドル級では厳しいく伊東マジックは現在もミステリーです。
さて、結果的に強いSBに勝ってしまいました。涌井9勝おめでとうございます。
それよりも絶好調男の清田が上顎打撲で心配です。選手生命に影響する場所でありチョット一休みも必要です。さあ今日の伊東監督の判断は…。
これも涌井が踏ん張ったからこそでしょうね。
8回まで投げたのは涌井自身が志願したそうで、まさにエースだと感服しております。
清田は本当に心配。幸い軽傷なようですが、打撃に影響がないことを祈るばかりです。
エラーはどれも難しい打球ではありましたが、もっと守りを引き締めていかないとホークスには勝てないでしょうね。バントミスにしてもそうですが, そういう部分の差が順位に現れているのでしょう。鷹ハムは野球が巧いです
あのポーカーフェイスが頼もしかったです。
ヒーインに現れなかったのは本人が固辞したのでしょうか,それもまたエースの矜持かと好感です。
清田の死球の場面では声を失いました。
チームにも本人にも「幸い」とはとても言えないダメージではありますが,それでも不幸中のなんとやらです。
オリオンさんはじめ皆さま既にご指摘のとおりですが,復帰を焦らず,ゴールデンイヤーの結実につながるよう慎重な時機判断を希望します。
「腰」の痛みと判明したクルーズですが,私もDHにしてまで使う意味があるのかと疑問に思います。
腰と言ったら,守備はもちろん打撃にも大きく影響しますし,現にずっとポップフライばかり。
クルーズにも少し時間をとって休養が必要では。
もっとも,昨日の(だけではないけれど)三木の守備を見ると,ベンチもなかなか踏み切れないかもしれないですね。
今更ながら細谷の抹消は謎+もったいなかったですし,あるいは高濱待望論の成就もありかもですね。
これまで,内が昇格しても登板すべき展開にならない試合が多すぎましたが,今こそ上げ時使い時では。
下では調子は悪くなさそうですが,どうなんでしょう…。
親戚のオコエ君も話題ですし,本人の嬉しい話題が待ち遠しいです。