ソフトバンクの王監督が退任を発表しました。
一部に勇退と表現した報道もありましたが、今年の成績を考えれば退任というのが妥当なところでしょう。
選手として22年、監督として19年、まさに長嶋とともに日本球界の中心として君臨してきた王が現場から退くことは、いろいろな思いを持って受け止められる出来事だと思います。
19年間の監督人生でリーグ制覇が4回、日本一が2回ですから、名監督と呼ぶには寂しい成績です。
Aクラスが15回ですし、ソフトバンク(ダイエー)を常勝球団に育て上げたとの見方もできるでしょうが、ONの1人として球団から圧倒的な援助を受けてこの成績ですから、どちらかと言えば指導者には向いていなかったとの評価の方が正しいように私には思えます。
あれだけの資金援助をバックに有力選手を与えられたら、普通ならもう少しマシな成績を残せただろうにと、厳しいようですがそう指摘せざるをえません。
ある意味、ONは似たような監督人生を送ったと言っていいのかもしれません。
それでも長嶋とは違って巨人を飛び出してパシフィックに身を置いたことや、球界に苦言を呈するなど、いろいろな面で貢献してくれたことは間違いのない事実です。
巨人という殻に籠もったまま表舞台から去っていた長嶋に比べれば、よほど好感の持てる存在でした。
体調面の問題から噂されるWBC監督はもちろんのこと、その他の公職に就くことも難しいようには思いますが、昔ほどではないにしても未だに巨人中心の風潮のある球界に、風穴を空けるような今後の活躍に期待したいと思います。
前回のWBCは野球の神様が微笑んでくれたけど、二度目は流石に無いでしょうから、今回また監督を引き受けることはないと思います。
初回、先頭の緒方が出れば、次の川相はいつもバントでしたし、困った時はいつも鹿取でした。
懐かしいなぁ‥あの頃はまだ巨人ファンで「またバントかよ。ワンパターンなんだよ!」ってテレビの前で愚痴ってました。今はバレンタイン監督に「バントしろよ!」って言ってるのに‥(笑)
巨人を捨ててパリーグに来る決断は、あの当時は王さんには大変な決断だったと思います。
長嶋の現役時代はあまり記憶にないんですが、王のホームラン世界記録の時は毎日テレビにかじりついていた(なかなか756号出なかった)小学生でしたので、王監督がユニフォームを脱ぐのは正直寂しい気はします。
実質04年と05年もリーグ1位ですし、ダイエー後半時代は資金難で苦しんだ結果に小久保を放出したり。なんと言ってもFAで井口や城島のメジャー流出が痛かったです。あと変な外人も。今の時代で同じチームであれだけ続ける事ができたのは、結果と人徳が備わった素晴らしい結果だったからだったと思います。
確かに「ピッチャー鹿取」が王監督の代名詞になってしまいましたね。
ここ数年でも三瀬、藤岡、久米と使い潰した感があります。
溢れんばかりの好選手を使い倒すことでAクラスを維持し続けてきたとも言えるわけで、そこが最後まで名将と呼ばれなかった所以でもあると思います。
>富山マリンさん
私も選手時代のONはほとんど記憶にありません。
野球に興味を持ったときは長嶋の晩年でしたし、その時は既にロッテファンでした。
そのためONにはヘボ監督との印象しかなく、あれなら俺の方がいい采配ができると思ったものです。
ただこういった思いをファンにさせること、つまりはファンの参加型の野球をやったことは、ある意味プロ野球の人気興隆に貢献したのかもしれません(笑)
>miyorinさん
資金難とは言ってもそれまでの有り余る資産を有しての采配でしたから、やはり監督としては一流になりきれなかったのではないかと思います。
偉大なる選手であったが故に、自分ができたことをなぜ選手ができないとの苛立ちがあったとも思われますし、これは金田や長嶋にも共通のことだと思います。
そんな中で王監督は他の超一流プレーヤーが成し遂げなかった、多少でも選手に歩み寄ろうとした姿勢は評価されてよいと思います。
王さんがおっしゃるとおり、ラストシーズンと挑んだのが選手には重荷になってしまったのかなと。まぁこの時期まで来なければ分からなかったことですがね。
それにしても日本野球界にもたらした影響というものはとてつもないものがありますし、体調を崩しながらもよくここまでやってくれたと思います。
残り試合を魂込めて采配してもらいたいです。
次は秋山さんならともかく、古田監督となると、松中や小久保とやっていけるのでしょうか?
9月の悲惨な戦い方がプレッシャーによるものなのか、かなり微妙だと私は思っています。
中継ぎ投手にしてもそうですが、基本的に選手を酷使・浪費することでAクラスを維持してきた王監督の采配ですから、秋口にガス欠で失速するのは最近の傾向です。
日本球界に貢献してくれたことに異論はありませんが、やはり指導者としては一流の壁を破れないまま表舞台から去ることになってしまいました。
>ONEZEROさん
パシフィックにとっては王監督がダイエーに身を寄せてくれたことは、非常に大きかったですね。
セントラル中心の球界に苦言を呈するなど、長嶋とはひと味違う存在感を見せてくれました。
古田はどうですかね。
松中らがどうのというより、地元の関西ならともかく、九州まで行くとは正直なところ思えません。
個人的には小宮山政権のヘッドコーチ就任を期待しているのですが(笑)
ところがいざ球団周辺を含めた動きや野球の本質についていえば、贅沢な資金にものを言わせたスカウト・ドラフト戦略や外人・FA戦略、さらには意固地とも思えるような采配やコーチ陣の編成など、近年は特に閉口するようなことも多々ありました。個人的にはずうっと”読売福岡支店”とも思っていました。
問題山積みのドラフト制度も年々変わり、またSBHが低迷するいま、別の意味でのいち時代が終わったのかなあ、というのが正直な感想です。
ただ周りがONには恥をかかせられないという考えで押しつけた部分もあるのではと、同情する部分も正直なところあります。
それが一流への道を断った、と言えなくもありません。
も大きかったと思います。ベンチでは常に横に居て、二人で話をしていたのを良く見てましたし。
尾花コーチも広岡ロッテから始まり、ヤクルト、ダイエー、巨人と優勝させていますが、またロッテにって事は無いでしょうけど。