Marines Watch Party の第六弾は史上最大の下克上となった2010年、シーズン最終戦です。
もう少し伊東ロッテが続くのかと思っていましたが一気に西村ロッテの一年目まで戻ったのはやや意外ではあり、次はバレンタイン時代に突入をするのでしょう。
それはさておき結びの三番の最終章、いきなり成瀬が2失点でどうなることかと思いましたが競っていた日本ハムには申し訳ないぐらいにオリックスが消化試合モードだったのにも助けられて、伊原にバイナムがやらかしてくれたアシストでの逆転勝ちは現地での興奮を今でも忘れていません。
もっともこの日はどうにも外せない行事があったために球場に着いたのは七回表で、それでも最後のジリジリした攻防を見られたのは一生の思い出です。
それしても10年前ともなるとやはり皆若い、内なんてピチピチですし成瀬も腹が出てき始めたところなのでここが坂の頂点だったのか、大松、今江、西岡も懐かしすぎます。
必要はなかったように思いますが今岡のヘッドスライディングはチームを鼓舞するためのパフォーマンスだったのでしょうし、今もあまり変わらない井口のシルエットもさすがでした。
温故知新は西村監督の投手起用、シーズン半ばぐらいまでは鬼神の活躍だった小林宏はしかしそこから急降下、それでも防御率は2点台前半であれば使い続けてもおかしくはないところでの伊藤は日本シリーズで胴上げ投手にもなりましたし、もし伊藤が打たれていたら叩かれていたでしょうからこのときの臨機応変の勇気は今に学びたいです。
また福浦の引退ロードとの被りを避けたのが理由かもしれませんが、昨季にチームの戦いとして盛り上げるような「結びの~」をやらないままに力尽きたのがもったいなかったとはそのときも指摘をしたような、やっていれば商売的にもいけたはずですのでどういった試行錯誤があったかが気にはなります。
そんなこんなで野球ができる喜び、応援できる喜び、当たり前が当たり前でなくなってしまっている今だからこそその有り難さを痛感した下克上への第一歩でした。
プロ二年目未勝利、今季ラストチャンス、初回味方が敵エースから二点先制したその裏、課題の制球が乱れ出塁「うゎ またやっちまった」から思惑通りの内野ゴロで「よしゃ、ゲッツー、チェンジや、0点!」からの来年居るかどうかわからん外人のせいでピンチ逆転★。
書いてて気の毒、伊原。
今江も西岡も成瀬も井口も輝いてたなー。
イトーちゃんの何となく不安そうな表情も懐かしい。
内も清田も細い。
ベンチには塀内だの青野だの南だのと。
テギュンはどーでもいーや。
この後2010ライオンズホークスドラゴンズとやってくれるかなぁ。
日シリはnpb管轄だから難しいかなぁ…
決めたことは替えない心中型の機械的起用の西村監督が、最後に小林を見限って伊藤に替えたのが優勝を導きましたね。逆にこの優勝で、もう一回この感動を、ということで若手の育成に舵を切れなかった西村政権が短命に終わった原因になりましたね。
成瀬はダイジェストで観たときはもっとアウトコースの出し入れが凄かったと思ったんですが、この試合ではもう通用しなくなる兆候が見てとれますね。
もう10年経ったんですね、早いなぁ。
これ、週イチなのがもったいない、スポンサーも付いたんだから毎日やればいいのに。
ネタはいくらでもあるはずなのにね。
>たかぽてさん
日本ハムのベンチ、選手たちも中継を見ていたでしょうから、このオリックスに怒り心頭だったでしょう(笑)
仰せのように流れとすればここからCS、そして日本シリーズなのでしょうが、ポストシーズンは映像の権利関係からして難しいんだろうなぁ。
公式チャンネルだけにYouTubeの無法地帯に乗るわけにもいかず。
>大垣のロッテファンさん
荻野の衝撃で始まり、その荻野が故障離脱をしたところに清田がすっぽりと入って日本シリーズでも活躍と、上手く回ったシーズンでした。
その日本シリーズで神懸かる今江ってのもありましたしね。
シリーズ後に中日の選手が「久しぶりに150キロらしい150キロを見た」と内を讃えていたのも印象的です。
ここから黄金時代もいけたはずが小林宏はともかく西岡が抜けたのと、大砲不在で繋ぐ野球から抜け出せなかったのがその後の低迷の理由かな・・・
タレントはいながらも足を使った野球もできませんでしたし。
>頑張れ福浦さん
韓国人選手の使い方の難しさ、を覚えただけでもプラスだったかしら。
李承燁もそうでしたが金泰均も被害妄想、李大恩はわがままでしたし。
その金泰均、この年は21発ですから助っ人としてはまずまず、今であれば間違いなくクリーンアップです。
それだけに翌年は故障はありながらも「面白くなかった」とやる気が無かったのがもったいない。
てか、まだ現役なんですね、KBOで2000本安打とはさすが打高投低。