ロッテがこどもの日にこども扱いをされるのは有名な話ですが、それでも2007年からの連敗を昨年に唐川が止めて、今年も大嶺が勝利しましたのでもうお蔵入りでしょう。
チームも5連勝で出足は絶好調だった昨年と同じだけの貯金5を積み重ねていますし、しかしその昨年とは違って一部の選手での勝利ではありませんから今後に期待が持てます。
今季は勝利よりもチームの足固めが優先をされると考えていますので目先の勝敗に一喜一憂をしたくはありませんが、それでも負けるよりは勝ちながらチームを作っていく方がいいに決まっていますので、しっかりと新陳代謝をしつつのGWの連勝にチームのムードは盛り上がっていることでしょう。
これで明日に阿部が勝つようであれば上を下への大騒ぎになりそうで、しかし自分を見失わずに伊東ロッテの野球をやり続けてくれればと願います。
大嶺が3年ぶりの、実に1040日ぶりの勝利を手にしました。
ベンチでリリーフ陣に声援を送っている姿には落ち着きがありましたし、試合が終わった後は笑顔で握手をするなど大人の余裕が感じられましたが、しかしヒーローインタビューの途中で感極まったのか涙声になったのを見て復活を信じて期待をしてきた自分も目頭が熱くなる白星です。
前回と同様に今日も140キロ台のストレートに伸びがあり、また低めに集めようと意識をしていたとのコメントどおりに大嶺らしからぬコントロールされたボールにソフトバンク打線も手も足も出ないといった感じで、相性もあるのでしょうが光原にならずに同じ相手を牛耳った大嶺に拍手喝采でしょう。
とにかく大嶺にはストレートのスピードを取り戻すことが第一で、コントロールは「あの辺りにドーン」で充分だと言い続けてきましたが、そのスピードとコントロールを兼ね備えた大嶺を見ることができるとは驚きとしか言いようが無く、スリーボールになっても慌てないところなどは別人を見るかのようです。
「ピッチャーは打たれるものだ」と割り切れる心境になれたことが大嶺にとっての成長の証しなのかもしれず、そうであればやはりメンタル面は大きいなと思わざるをえません。
立ち上がりこそ長谷川に粘られて歩かせたところでカーブが高く入っての内川の先制タイムリーと不安定なところがありましたが、その後は危なげないピッチングで球数も少なく、また同点に追いついてくれた直後のピンチに崩れることなく粘りきったところが今日の試合の最大のポイントでした。
もちろん今日も60球ぐらいで抜けるボールが目立ち始めましたのでスタミナが課題であることは明白ですし、先発が六回途中で降板をするようでは中継ぎ陣はたまったものではないのですが、それでもかつては完投、完封をしたことがある大嶺ですから焦らずに一歩ずつでも階段を昇ってくれればチームとしては大きな助けとなります。
打線の援護によるものではなく武田との投げ合いを制しての僅差での勝利は大嶺にとって大きな自信になるでしょうから、今後の飛躍が楽しみです。
その大嶺のピンチを凌いで白星に繋げたリリーフ陣は、今日は100点満点でしょう。
大嶺と同じく別人モード全開中の服部は今日も左打者に対して絶妙のコントロールで三振を奪い、また前回に大嶺の足を引っ張った中郷はこれまたリベンジとばかりにアンラッキーなヒット1本に抑えての1回1/3を零封ですので肩の荷が下りたのではないかと思います。
松永はもはや貫禄の僅か8球で三者凡退に切って取り、益田もMAX148キロのストレートと抜いた落ちるボールとのコンビネーションで完璧なリリーフでした。
各投手とも大嶺に白星をとの気持ちもあったでしょうし、チーム一丸となった勝利にベンチに笑顔の花が咲いていたのが喜ばしいです。
自分が出るべき場面で投げるという役割が明確になっていることも中継ぎ陣が好調な理由の一つではないかと、今後も是非ともそうあり続けてもらいたいです。
打線は例によって武田のカーブに苦しめられましたが、前回とは違って球数を投げさせたことが中盤での逆転に繋がりました。
これまでの対戦で武田が80球前後で乱れるのはベンチも分かっていたでしょうから、円陣を組んだ直後の同点、そして逆転にしてやったりといったところではないかと思います。
もっとも大嶺を助けるべき川本のバントミスはいただけませんし、映像を見る限りではベースをかすりもしていなかったボールではありながらも際どいコースではあったので根元にはカットをしてもらいたかったかなと、岡田が粘りのタイムリーを放ったからよかったものの危うくロッテな攻撃で終わるところでした。
それは無死一三塁からボール球を振って三振のホワイトセルと今江も同様で、今日は粘って武田に3打席で18球も投げさせての1安打1四球の鈴木が隠れたヒーローでしょう。
その鈴木の躍動感のある強肩な守備を見せられればセカンド推しの自分としてもショートでいくべきだと思わざるをえませんし、七回の細川のスリーバント失敗をもたらしたカーブを要求した江村など、地味ではありましたが守備面でのバックアップも今日は効果的でした。
そして何よりベンチに左の中継ぎがいない、その左の中継ぎの森福を明日に先発させなければならないソフトバンクの苦境があってこその連勝との側面もありますので、叩けるときにしっかりと叩くべく明日も投打が噛み合う試合となることを、いい加減に阿部に打線の援護があることを期待します。
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私も何度も「〇〇の爪のアカでも」なんて失礼な発言連発しました。しかし、二試合連続でロースコア展開を落ち着いて投げられるあたり、メンタルでも本当に成長したんだな~と感慨深いです。
球数が、往時の半分くらいになってるのが気になるところですが、「しっかり気をつけて投げる」と、それだけ消耗するってことなんですかね?
ただそこは、走り込み等でカバーできる部分。着実にレベルアップしてもらえれば、それでOKです。
次は、「兄弟でお立ち台」だね。
6回の大地の打席は、非常に見応えがありました。
武田は、「いつストレートが来るか?」という展開で、カーブの連発。
一方の大地は、足元のストライク→ボールとなるカーブは平然と見逃し、高めのカーブは一塁側にファールで粘る。
結局、あそこで根負けさせたのが、清田の押し出しにも繋がった感じですね。流石の武田も、緊張感切れたんでしょう。
大地の打席、あそこで一球でもストレート混ぜていたら、どうなっていたか?
プロ野球観戦の醍醐味として、その点興味が尽きません。
自動更新にしつつも、見るもままならない職種なので
気が気じゃありませんでした(笑)
あとでYouTubeでヒーローインタビューみましたが
同じくもらい泣きしそうになりました。
おかえり。そして、おめでとう大嶺!
しかし…ソフトバンクの千賀、
圧巻の投球だったようですね…
大嶺もあれくらいの力強さを
取り戻して、メンタル・スキルは
今のままを保ってくれれば大エース…(夢想)
まさに『必殺仕事人』です!
中郷も、しっかりリベンジしてくれました!
この二人が7回に活躍してくれるようになって、
伊藤とレデズマがバックアップ要員とは……考えてませんでした(笑)
長いシーズンを通じてとはいかないとは思いますが、
調子のいい時に、しっかりアピールして欲しいですねぇ~
明日は阿部! 5回とは言いませんので、
立ち上がりから全力投球して、成長ぶりをアピールして欲しいです!
フォローは、上野!
服部、中郷、松永、益田と繋いで、6連勝!!! 狙って欲しいです!
うーん、その勢いで、首位西武にチャレンジ!
そして、週末には、マリン生観戦で楽天撃破で首位奪取!
さらに、来週は………東京ドームでマリーンズ祭だぁ~ と
脳内は、早くも、妄想モード突入中です(笑)
明日の全国放送!楽しみですねぇ~(笑)
しかし本日のヒーローインタビューではウルッときてしまい何度も機会がありながらサインを貰わなかったこと後悔しております。
今年ファームで見た大嶺は昨年までと違いその雰囲気というか落ち着きがあるように思えました。大人になりましたね。
ファームで過ごした時間は無駄では無く、いよいよ秘めていた本領を発揮するシーズンとなることを期待します。
コーナーの際を突く、あのいい回転のストレートが投げこめれば、コンスタントな結果が叩きだせるのでは。あとテンポもいい!
そして、後を継いでくれた選手の方々も有難う。
さて一方で見応えがあったのが、junさん同様、「大地×武田」でしたね。
決め球を完全に見切っとりましたね、ウチの大地は。ま、捉えられないまでも、決め球で仕留められないイライラで完全に武田にダメージを与えました。あの局面、もしやストレートが来ても、現在の大地なら両面待ちでも空振りしなかったんじゃないっすかね。
近い将来のプレーオフCSの1シーンを観たかのようで、震えましたね。
今後は全力で応援します。
にしてもロッテってこんなに強いチームでしたか(笑)?
勝ち方も強いチームの勝ち方だし、いや、夢は長く見たいなぁ(笑)。
既に書かれている方もおられますが、僕も武田対大地+清田が、勝敗の分岐点だったと思います。あの四球は打者の勝利。ヘラヘラ王子に+α年齢の大地や清田が「やられっぱなし」では困る。事実として対戦成績は良いし、二人は決してヤワでは無かったことが嬉しく、今後もヘラヘラ王子に勝てるような気がしました。
敵は投手陣が苦しそうですね。森福は四回まででコマ送りでしょう。ロッテも心配は抑えの二枚。明日は阿部と上野で最終回まで行って二人を休ませるような展開を望んでおります…。
祐太を何とかしてくれとお願いされてるけど、今日のピッチングであれば問題無しと言ってました。
結果ですね。
うちらは応援しかできませんが、頑張ってもらいたい!
大嶺が教えてくれましたね。
オリオンさんも、遅くない。
あきらめなければ結婚できますよ(苦笑)
でもこれで再スタートを切っただけです。まだまだこのくらいで満足してもらっては困ります。ロッテ躍進の立役者になってもらわないといけない投手だと思うのでこれからが本当の勝負です。
それともう一人服部ですね。正直大嶺の好投以上に驚いています。この二人の共通点は小谷コーチだと思います。当然全員が小谷コーチに教わればよくなるわけではないでしょうが、もうすでに大嶺、服部がここまでの投手になっているのですから小谷コーチの手腕だと思いますし、それまでのコーチ陣では絶対にこうはならなかったと思います。
先発は阿部でしたね。キャンプの時点では同期の植松のほうがコーチ陣の期待が高かったというふうに記憶しているのですが、その数ヶ月後に阿部が先に一軍で投げる訳ですから分からないものです。阿部にとってもそれほどチャンスはないかも知れませんが一軍初勝利を故郷福岡で上げてほしいです。