goo blog サービス終了のお知らせ 

オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

千葉城で露払い

2009-07-26 23:41:32 | 日本史

 

大多喜城に一歩でも近づくために週末に100キロ、月に500キロの自転車での走行を自分に課しているのですが、ただ走っているのにもかなり飽きてきました。
そこで昨日は休日出勤の通勤で70キロちょっとを走ったので、今日はお手軽に千葉城を訪れることにしました。
先週末と同様の強風に苦しみながらも片道20キロちょっとですから、1時間弱での到着です。

亥鼻城とも呼ばれる千葉城は、千葉氏の館があったとされている亥鼻公園にあります。
立派な天守閣ではありますが、当時はこういった建造物があったわけではなく、単なる館のようなものであったとされています。
それでもこういった鉄筋コンクリート造りの城であっても、実際に目にすると大量のアドレナリンが分泌をされたような興奮状態に陥ります。

内部は千葉市立郷土博物館になっており、5階建てで常設展、企画展などが催されているのは全国の城と同様で、意外にも多くの人が訪れていました。
日曜日は地元のボランティアの方が展示物の説明をしてくださるようで、受け答えに「自分は詳しい」との雰囲気を醸し出してはみたのですが、展示物を熱心に見ている姿が印象的だったのか、他の入館者を差し置いて30分ぐらいもびったりと説明をしていただきました。
内容は知っていることばかりだっただけに、いろいろな意味で申し訳ない気分でいっぱいです。

城の脇には千葉氏の祖である千葉常重の嫡男、千葉常胤の像が立っていました。
平氏打倒を目指して挙兵をした源頼朝を同族である上総広常とともに助けて、千葉氏隆興の礎を築いたのがこの常胤です。
常胤の子から相馬氏、国分氏、東氏(遠藤氏)などの多くの一族が分派しました。

城に登ったときのお約束、展望台からの千葉市街です。
東西南北とも思ったのですが、海が見える方面だけにしておきました。
また館内では「千葉氏探検シート」なるものがあり、全18問を80点以上ですと記念品がもらえるとのことでしたので、頑張って100点をとりました。
記念品は千葉市郷土館と刻印がされている鉛筆2本でした。

ここからは完全な余談です。
本格的に稼働を始めたジェッター、そろそろ愛称をつけようかと思っているのですが、先週に平坦な道で47.5キロをマークしたので下り坂ならどこまでいくかとの興味に負けて、前後に車がいないことを確認した上でダッシュをしてみました。
結果は59.9キロで、これで転んだら擦り傷ではすまないでしょうから、こういった無謀なことは今回限りにしようと、またヘルメットの購入を真剣に考え始めました。

PSPのナビソフトも、今回の千葉城でデビューを果たしました。
ほぼ千葉街道を一直線なのでナビなどは必要なかったのですが、お試しという意味合いです。
自転車に据え付けるホルダーが存在をしないようなので、車載用のホルダーを無理矢理に加工をして据え付けたのですが、意外に見栄えもいい感じになりました。
日が差すと画面がほとんど見えないことや、音声ガイダンスが周りがうるさくて聞こえないという誤算もありましたが、そこは日陰でチェックをするなりイヤホンをするなりといった対策でどうにでもなりそうです。

MAPLUSポータブルナビ2

エディア

このアイテムの詳細を見る

使っているのはポータブルナビ2なのですが、起動時のGPS捕捉に時間がかかるものの、週末や旅先でちょっと使うといった用途であれば充分すぎるぐらいに働いてくれます。
ちなみにオプションではありますが、アムロ・レイやシャア・アズナブル、峰不二子や流川楓と言った音声データも販売がされています。
「アムロ、行きまーす!」の声でナビゲーションをしてくれるという誘惑に、負けそうな自分がいます。

MAPLUSポータブルナビ3

エディア


このアイテムの詳細を見る

もっとも本当は新製品のポータブルナビ3が欲しくて6月に予約をしていたのですが、発売が7月上旬から下旬、8月下旬、そしてついには9月末に延期となってしまったため、来月の旅行でも使うつもりなので仕方なく現行バージョンをヤフオクで手に入れる羽目となりました。
新バージョンは大多喜城へ行く際に、きっと私を軽やかに導いてくれることでしょう。

千葉城から自宅に戻るには時間が早かったのと、ちょっと走り足りない気がしたので、グッズでも漁ろうかと千葉マリンスタジアムに向かいました。
敷地内に入ったところ大歓声が聞こえたので何かと思いきや、どうやら甲子園大会の千葉予選が開催をされていたようでした。
あまりの歓声なので朝日新聞のテントが張ってあったところで聞いてみたところ、決勝戦が今まさに終わったところで、公立校であり、かつノーシードだった八千代東が甲子園への出場権を手にしたとのことでした。
時刻にして15時15分、その場に居合わせたのも何かの縁ですから、本大会では応援をしようと心に誓いました。

甲子園と言えば高校野球のお祭りのようなものですが、この週末は船橋市も「ふなばし市民まつり」で賑わっていました。
船橋に住むようになってから5年ちょっとになりますが、このお祭りを目にしたのは実は初めてです。
歩道には屋台が並び、通行止めとなった車道では昼間っから酒を飲んで顔が赤い人がたくさんいて、夏だなぁと思えるような光景でした。

その屋台から流れてくる香りに誘われて無性にお好み焼きが食べたくなったのですが、中学生のときに祭りの屋台で食べたお好み焼きにあたって死ぬ思いをしたことがあったので、無難に近くで目についたお好み焼き屋さんに入りました。
広島風のお店で、店員さんが焼いてくれるタイプのお店は初めてだったので、物珍しさもあって写真を撮らせてもらいました。
温卵豚玉そばは1人で食べるには多いぐらいで、これが今日の晩酌です。

土日とも晴天に恵まれたために、露出をしている部分はかなりの日焼けで肌がヒリヒリとしています。
みっともない焼け方が嫌だったのでグローブはしなかったのですが、ハンドルを握っていたために手の甲は焼けても指が焼けないという、変な日焼けとなりました。
こちらは覚悟をしていたサンダル履きの足は、見事なツートンカラーになっています。

来月の四国旅行に向けて、いい露払いの1日となりました。
どうやら天気が心配な感じとなっていますが、晴れ男の面目躍如といきたいところです。

 

コメント (5)    この記事についてブログを書く
« 来季は西村監督で決まりですか | トップ | バレンタイン監督が白旗 »

5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
千葉城! (85)
2009-07-27 00:35:33
城はそこそこ詳しいつもりが初めて聞きました。
(写真見たときは小田原城かと思いましたよ)

四国は以前車で一周したことがありましたが、思うようにスムーズに移動できず、城は高知城しか回れず、四国をなめたらいかんぜよ、ってな感じの旅でしたね(涙)

戻り梅雨が気になるこの頃ですが、良い旅になられますように。
返信する
はじめまして (SOU)
2009-07-27 00:54:34
いつも楽しく拝見させていただいております。
ロッテファンですが、歴史が浅いため野球コメントは控えさせて頂いてました。
大多喜は、二年程前に行ってきました。
本田忠勝は、忠勝主題の本では読んだことがなく、またゲーム等で知ってるだけですが、せっかくだからと家族に無理言ってお参りした思い出がありますよ。
オリオンさんの歴史の話も野球同様面白いので楽しみにしてます。
本田忠勝の寓話があまりない(歴史に反してない)本などありましたら、機会があるとき紹介して頂ければ幸いです。
(過去に紹介すみだったらすみません。携帯が基本なんでチェックが厳しい為)
因みに、先週から戦国無双2を再度やり始めました(^O^)
これからも楽しみにしてます。
旅行は、体調に気をつけて下さいね。
長文失礼しました。
返信する
お返事 (オリオン)
2009-07-27 23:41:57
>85さん
単なる郷土資料館としての箱物ですから、史跡的な価値は皆無に近いと思います。
ただこういった施設が千葉市の中心部にあり、かつ意外にも多くの方が足を運ばれているのを見て、ちょっと嬉しい気分になりました。

四国は真ん中に山脈あり渓谷ありで車では厳しい地形かもしれません。
前に訪れた際には高知に向かう特急列車の中で、車内放送で「あと30分で高知駅に到着します」の案内があったときに走っていたのは完全に山の中で、誰かがつぶやいた「あと30分でこんなところにいて大丈夫かよ」の一言に車内が爆笑の渦に包まれました。

さて、戻り梅雨のおかげで旅は中止、の気配がひたひたと・・・

>SOUさん
携帯ですと写真が多いと辛いかもしれず、申し訳ありません・・・

本多忠勝の逸話は、有名武将でありながら意外に少ないです。
50回以上の戦いで身に一つの傷も負わなかったとか、蜻蛉切ぐらいでしょうか。
「家康に過ぎたるものは二つあり、唐のかしらに本多平八」という狂歌が一番有名かもしれません。
返信する
はじめまして (Unknown)
2009-07-28 12:10:22
千葉城の写真いいですね!
私は甲子園決めた八千代東出身です 是非応援よろしくお願いします!
返信する
お返事 (オリオン)
2009-07-28 22:45:26
やれ応援だの、寄付金だのと、OBの方は大変でしょうね(笑)
私の母校は甲子園の出場はありませんので、それでもとても羨ましいです。
返信する