中国での生活も4日目、ようやくに慣れてきました。
身から出た錆とは言いながらも連日の長時間労働に疲れも溜まってきましたが、それでも日本にいた頃よりも手応えを感じています。
この調子であれば場合によっては12月に再度の出張もと考えており、そのときには1ヶ月を越える長期になることでしょう。
基本的にはホテルと職場との往復の毎日ですから、中国を肌で感じる機会はあまりありません。
タクシーで職場に向かう際のカオスな交通事情や、日本と変わらない交通標識、ど派手なネオンに彩られた建物群が目につくぐらいです。
二車線の道路で車が三台並んで走っているのには驚きましたし、青色の交通標識は日本と全く同じで、また電気代が心配になるぐらいの赤青紫などのネオンには美的センスの違いを思い知らされています。
そしてそれ以上にカルチャーショックなのが、やはり食の世界です。
日本で食べる食事は日本料理とは限りませんし、むしろ日本料理を食べる機会などはほとんどありません。
しかし中国での食事は日本人から見れば全てが中華料理であると、これは私も含めた出張者の見解です。
麻婆豆腐などの見慣れたものから原材料が不明な得体の知れないものまで、まさに中華料理のオンパレードで朝昼晩を過ごしています。
今のところは問題はありませんが、私よりも早く来ている出張者によると1週間ぐらいで飽きと胃のもたれがやってくるそうです。
食の狭い私の難敵は見た目であり、いかにもゲテモノという食材を使った料理には箸が伸びません。
ナマコやロバは遠慮をして、ウサギが精一杯でした。
そのウサギも見た目は手羽先のようなものだからこそチャレンジもできたわけで、そんな私を面白がっていろいろな料理を薦めてくる周りにいつかは陥れられるような気がします。
形は何ともないので食べてみたら実は、なんてことにはならないよう、注意をしていかなければと気持ちを引き締めています。
せっかくのチャンスにいろいろな経験をしないでどうする、とは思いますが、やはりダメなものはダメです。
犬を食べるなら牛を食べよう、が基本的なスタンスです。
また残すのが前提で沢山の料理を注文することにも抵抗があり、もったいないお化けが出ないかと恐怖もしています。
辛さや脂っこさには慣れてもゲテモノと贅沢には慣れたくはない、慣れてはいけないと心に誓う今日この頃です。
最悪の事態を想定し、そこから逆算して対処しようとする発想がオリオンさんの真骨頂とお見受けしました。
仕事がデキル方なのでしょう。
もはやユーモラスな高みに達しているのが、読んでいて楽しくて仕方ありません。
中国出張お気をつけてください。
私も中国出張が年に最低1回あるのですが、3,4日なので助かっていますが(笑)
ただ、良く出て来るのが鳥の足の炒め物ですけどそれはちょっとダメですね。
以前天津に行ったときはきつかったです。上海や厦門は日本で言う中華料理という感じのものが多かったですけど、天津は基本的に魚などは塩味の味付けだけだったり、やたらからかったりするだけ。辛いけど美味しいという感じじゃなかったです。現地の駐在者の話では、自分が行った事がある中国の都市で天津が一番食べ物が美味しくないと言っていたぐらいです。
しゃぶしゃぶだと言われて喜んだら、羊でそれも鍋のスープがやたら辛いだけの赤いのと、羊のダシで全く辛くないけどやたらと臭い(肉自体も日本のジンギスカンとは違って臭いのです)のでほとんど食べられませんでした。
ホテルの朝食バイキングのハムエッグとかポテトフライの方が美味しくて朝食でお腹を満たしていました(笑)
今年は厦門に3度目だったのでたまには変わった物と言われていったところで出た鍋がなんと・・・・コブラとスッポン鍋でした。
ぶつ切りになっていてスープが濁っていたから魚のぶつ切りかウナギかなともって食べていましたが、コブラとスッポンだと聞いてから箸が止まりました。味はそこそこなんですけど、聞いちゃうとダメでした。途中から餃子と焼売ばかり食べていました。
確かに、接待だと残すほど頼むというのが普通らしいですから、食べ過ぎには注意しましょうね。
やはり、ゲテモノは勘弁ですよね。
ゲテモノ、カンベンですよね。
私ごとで恐縮ですが、
若い頃、体育会系の上司たちに連れられて
赤坂の中華料理屋へ行った際、
上司が「サソリの姿揚げ」を
面白半分で注文し、そのくせ一匹も食べず、
「ぽんたろう君(仮)、若いんだから食べなさい」などと理不尽な責任をとらされ、
やけで4匹ほどバリバリといただいた思い出があります。味は、覚えていませんが。
イナゴ、蜂の子、サメ、エイ、熊等、何となく網羅してまいりました。
その結果、私の場合は見た目よりも匂いに苦手な要素が多い事が判明しております。
色々大変でしょうが何かをきっかけに、一線を踏み越える事を期待しています(笑)。
でも、毎日中華料理では飽きてしまいますよねぇ。
それにしても、ロバの肉って食べられるのですか?(まあ、日本でも馬肉は食べますけどね、汗)
私、オリオンさんと同世代で、いまだ海外渡航歴ゼロなんですけど、もし中国出張を言い渡されたらどうしよう(涙)
オリオン村の目玉企画の通信簿(初めて読んだときオリオンさんのことを球団関係者だと信じて疑わなかった)&池上彰ばりの解説が分かりやすいストーブリーグ情報から、「サラリーマン・オリオン氏中国激闘編」にいたるまで、ロッテ日本一の余韻が覚めやらない東京(本当か?)で毎日楽しませてもっらてます(感謝♪)
海外ではホントに食事に困りますよね。
・・・しかし、私もオリオンさんの中国珍道中、次は何事かとすごく楽しみになってきてしまいました。すみません。
基本的に臆病なんです。
だからこそネガティブなのでしょう。
そして仕事ができないので中国まで来ているわけで、そして明日は休日出勤です(涙)
>寿限無さん
まさに私そのものです(笑)
昨日もナマコを薦められて、速攻でお断り申し上げました。
そしてホテルの朝食ではパン、目玉焼き、ベーコン、レタスにオレンジジュースが3日連続で、この箸休めがあるからこそ持っているのだと思います。
餃子は美味しいのですが、焼餃子が懐かしいです。
>ぽんたろうアルトマンさん
麻婆豆腐は飲み物かもしれませんが、サソリは食べ物ではありません(笑)
しかし他に安くて美味しいものがあるのに、何でそういったものを食べるのかが理解できず・・・
ちなみに安いと言えば外食が安いのが中国のようで、そして一人一品を頼むのがルールだということを、その一品が二~三人前もあるから残るのだということを今日に理解しました。
それでも25元ですから驚きです。
>もちまるさん
いやあ、冒険者ですね(笑)
私の一線はウサギでしたが、これ以上に踏み出すつもりはありません。
ですので熊などはとてもとても。
これまで匂いには困っていませんが、だからこその香辛料なのかもしれません。
>雅さん
アワビです。
昨日はお偉いさんに連れられてのお店でしたので、高級食材のオンパレードでした。
日本からのお客さんということで隠しメニューまで出していただき、ここまでは反日のハの字も感じない毎日です。
>荻貴さん
食べる前に「これ何?」と聞くことを、先に来ていた部下にたしなめられました・・・
でもそうしないと怖くて。
>武蔵野線直通府中本町行きさん
白酒、昨日に初めて飲みました。
舌触りは日本酒に近くて香りもいいのですが、アルコール度数が37.5度で、それでも低い方だと言われたのでビックリです。
中国式の乾杯で都合5~6杯を飲みましたが、意外にスッキリとした今朝でした(笑)
私も、形が残っていたりすると無理です><
鳥肌が立つぐらいです…
中国で頑張ってくださいね◎”
ゲテモノでは、杭州で出された「アジ」と間違える「ヘビ」の唐揚げと、武漢で出された「カニ」と間違える「カメ」の姿煮。高級料理です。内蒙古の羊、まずかったけど毎晩羊でした。
白酒とは、中国人も晩酌で飲めない高価高級酒(透明の、原料は砂糖大根?)で、体力ある下っ端を宴会要員に準備します。ただの高純度アルコールです。どんどん進めてきますので気を付けてください。
国名のとおり中華料理の本場ですが、中華は結局、日本の学生街の、ラーメン、餃子、麻婆豆腐、酢豚、鳥唐揚げが一番おいしいと思いますが、中国には絶対にお目にかかれません。ただ朝食に出てくるトロトロの白いお粥と、フルーツ類は大丈夫かな?。ご自愛ください。
中国駐在、給料をたとえ倍にすると言われても、食事情を考えただけで絶対に勘弁です。