
40 吉原正平 投手 27歳 年俸920万円
【2016年成績】 E 25試合 2勝1敗0S 防御率4.67 34回2/3 42被安打 6被本塁打 14与四球 2与死球 29奪三振
社会人野球の屈指の名門である日本生命の出身ですからもう少し見るかとも思っていたのですが、3年でリリースとなった吉原です。
ただ上背が足りない、年を食っている、などのネガティブな理由で上位での指名を敬遠されるような選手を中位から下位で獲るのは日本ハムの例を出すまでもなく意味も意義もある補強策ですので、一度や二度の失敗で方針を変えることなく球団にはめげないでやっていってもらいたいです。
その吉原はトライアウトに参加をしましたが声がかからずにユニフォームを脱ぐ決意をしたとのこと、それでも世間的にはまだ若いので第二の人生を頑張ってください。
特徴を出せないままだった、これに尽きる三年間でした。
本人は二年目の春先に故障をした左膝を悔いているようですが、プロ入り直前に右肘を痛めたことも「吉原」を出し切れなかった大きな理由だったと思います。
今季は投げているところを見ていないので多少の回復はしていたのかもしれませんが、130キロ台のストレートに決め球が無い組み立てではいかにも苦しい、小柄なこともあってかボールにボリュームが無いことでコーナーを意識しすぎての自滅、は典型的なパターンでもありました。
中継ぎでフル回転、あるいは先発としても期待をしていたであろうベンチのそれを裏切る結果となり、浦和でもそれなりに投げた中での4点台後半の防御率でピリッとせず、来季以降に何かを取り戻せる気配がなかった、その判断での戦力外であれば仕方がありません。
吉原には申し訳ありませんがある意味でギャンブルだったわけで、当たるも八卦、当たらぬも八卦です。
【オリオン村査定】 920万円 → 戦力外通告 ※10/1に戦力外通告
しかし、
入団時にはピークが終わっていたのかもしれませんね。
1勝しただけでも良き思い出は残せたか。
故障が絡んだとはいえ、
4位以下の入団にはわりと簡単に?戦力外通告しますね。
しかし滅多打ちにあって下に落ちてからは全く1軍で見ることがありませんでした。
谷元も似たようなタイプだと感じますが、上背がなくてもあれだけ速いボールを投げて抑えまで務まりそうなほど実績を積むことができる投手に対して、ウィークポイントを全く是正できないまま消えていく投手…。本人の問題だけでなく、指導者の問題もあるのでしょうかね。小谷さんを持ってしてもダメだったか。
吉原選手、残念でしたね。
怪我さえ無ければね・・・・。
勿体無いですね。
道を踏み外さない事を祈ります。
香月くらいはやってくれんじゃって期待感もあったけどプロのマウンドって厳しい。
社卒という点では信楽とかもヤバそう…有吉には光って貰いましょう。
そのあたりが「指名巡目などは入団をしてからは関係ない、横一線のスタートだ」が嘘でしかない証左ですね。
6巡目でしたっけ、山口が日本ハムの指名を拒否したのは、ある意味で正解かもしれません。
入団時がピーク、とは服部も同じ、なかなか難しいものです。
>JFさん
開幕一軍でしたし、オープン戦でもかなり出番を与えられていたような。
その映像を見て「これは」と思ったのもつかの間、ナマで見てあまりのボリューム感の無さにガッカリとしたことを覚えています。
素人目から見てもそうだったのですから、編成部などは「あれ?あれ?あれ?」だったのでは。
日本ハムは仰せの谷元だけではなく両武田なんかもそうでしたし、目の付けどころや育成が秀逸なのでしょう。
広島とヤクルトの海外担当、日本ハムのスカウトをヘッドハンティングするのが補強の最優先事項かも。
>まめすけさん
道を踏み外すって・・・そんな気配はありましたっけ。
まだ若いとはいっても不景気ですし、野球をずっとやってきた人にとっては厳しい冬でしょう。
古巣に復帰するなんてのも簡単ではないでしょうし、企業としてケアすることはできないのかしら、年に数人のことなのですから。
>ロッチさん
即戦力、は出足に躓けば一気に土俵際、の裏返しでもあり。
そういう意味での焦りのようなものがあったのかも、ルーキーイヤーの春先に万全になっていたのかしら・・・
これも運、ではありますが故障も実力の一つだったりもして、残念ながら吉原は持っていなかったのでしょう。
>オブさん
力押しのタイプ、はなかなか育ちませんし、そういうタイプの投手を獲ってきませんでしたからね。
軌道修正をしたのが南の年で、そこから数年を経てようやくですからツケの大きさを嘆くしかありません。
野手の頭数不足も理由の一つであろう貧打線も然り、死ぬまで経験はできないだろうと諦めていた日本一をもたらしてくれたことには感謝をしていますが、光には影がつきものなわけで(涙)
慶大であの巡目で入団をする選手は希有なわけで、他球団も遠慮と言いますか敬遠と言いますか、ぶれない日本ハムにしてやられたといったところでしょう。