
4 藤岡裕大 内野手 25歳 年俸1430万円
【2018年成績】 143試合 535打数 58得点 123安打 打率.230 15二塁打 5三塁打 5本塁打 42打点 14盗塁 49四死球 97三振 得点圏打率.259
社会人で先輩だった源田に続け、との期待がされた藤岡裕でしたが、しかしその期待に応えきれないルーキーイヤーでした。
ショートでの全試合出場は立派ですが井口監督の偏愛に支えられたところもあってのものですし、球団史上9人目のルーキー100安打も打率が.230では誇れるものでもありません。
その起用の大半を占めた二番で出塁率が.294でしかなかったのもチームの得点力不足の一因となってしまい、どちらかと問われれば期待ハズレの感が強いです。
それでも井口監督はセンターラインを固めることを優先しての「我慢」だったのでしょうから、その投資を来季以降に活かすしかありません。
フェニックスリーグではサードを守らされるなどブレも見られますがおそらくは来季もショートを任されるはず、今季があったからと言われるような活躍を期待したいです。
二年前の指名漏れの挫折から一気にレギュラー候補へ、井口監督がどうしても欲しかったと指名をしたこともあり、最初からショートの一番手とされていた藤岡裕です。
その期待に応えて春季キャンプでは第一クルーのシート打撃は初打席でいきなりスタンドイン、ラミゴとの国際交流戦でも初戦初打席でツーベース、練習試合では二戦目に初アーチ&猛打賞、オープン戦は初戦に猛打賞と一歩目はとにかく快調、ロッテファンの期待は否が応でも天高く盛り上がりました。
しかしそのオープン戦の初戦の翌日に首痛でリタイア、平沢の台頭を許したことで開幕スタメンがどうなるかと注目をされましたが二番で起用をされての長打二本を含む猛打賞とここでも一歩目を華やかにぶちかまし、小坂以来のルーキー開幕戦猛打賞に早くも新人王確実と夢想をしたロッテファンは少なくなかったでしょう。
ただ外のボールを逆方向に長打したことで内を攻められるだろうな、との懸念どおりに執拗な内角攻めに徐々に調子を落とし、4月下旬には九番に降格するなどしましたがそれでも井口監督の我慢があってこその完走ですので自信にはなったと思われ、本人もそれなりの手応えはあったはずです。
ただどうしても気になるのは右左の違いはありますが往年の袴田を思い出してしまう手を被せるスイングで、低めや高めであれば被せようがないので結果的に何とかなりますが、そうでないとこねたようなバッティングでぼてぼてのゴロを量産、なぜあれをベンチが放置したままだったのかが理解できません。
逆方向への打球には鋭いものがあっても引っ張りはダメ、の印象が強く、それが相手バッテリーにも分かっているので内角攻めに拍車がかかったのでしょう。
また積極的ではあるのですが深追いの傾向がある守りは慣れの問題であるにしても何度も投手の足を引っ張りましたし、力任せで強引なスローイングにも改善の余地があります。
大卒社会人経由の20代半ばですからルーキーであっても厳しめの指摘になってしまいますが、実のところ来季が正念場、もう一乗せも二乗せもしないとあっという間に30代でまたライバルがいないわけでもなく、井口ロッテがいつまでも続くわけでもないですし、そして永遠の愛も存在はしません。
それでもロッテでは稀有な資質の持ち主であることは間違いありませんので平沢を問答無用で外野に専念をさせるぐらいの圧倒的な力量の差を見せつけて欲しい、そして井口監督にはレギュラーは出続けることが大事なのは否定をしませんが休養も仕事の一つと、持てる力を充分に発揮させる起用をお願いしたいです。
【オリオン村査定】 1430万円 → 3500万円 (△145%)
ショートの守備はまあまあ及第ではないかと思います。
肩がいい。
長打と足も魅力的。
現状、平沢や三木との競争にはならないでしょう。
総合力では競争するまでもなく藤岡がリードしているんじゃないですか。
相手がいないのですから、
全試合出場も当然。
全試合の経験値をつくったのは正解で、
来季以降の自信になるでしょう。
決してハイレベルの打撃成績じゃないですけど、
平沢や三木はさらに低いですからね。
脅かす存在なし。
ひょっとするとショート藤岡は10年ぐらい安泰かもわかりません。
春先はカットも出来て球数を稼いでる印象でしたし、パンチ力もそれなりのものを持っているので将来的には2番を任せてみたい素材です。
守備は無理に打球を追いに行ったりして落球するなど一年間遊撃を任せるのは少しキツイかなといった印象です。
ドラフト時から言っていますが、個人的には外野と遊撃をこなして初めて高評価を得るタイプだと思っていますので宜保などの若く身体能力がある将来の遊撃手候補を今年とって欲しかったのが本音です。
松田は攻守ともに粗く、サードが本職になる可能性が高いですし平沢は送球難もあり、しばらく遊撃は藤岡の天下になりそうですね。
藤岡猛打賞Tシャツなるものが売られ、早速購入しました。
守りはタッチの甘さを除けば肩も強いし及第点
です。
あとは打撃ですか、金森理論とは合わなかった
様なので新コーチのもと260位は打ってほしいな。
ショートは実際、エラーも多いポジションです、深い位置からの送球は、紙一重のプレーを求められますから、最低限、肩のつよさが必要でしょう、今宮を筆頭に、坂本、源田みんないい肩をしています。
今季は、一年間通して試合に出たことで、スタミナ切れもあったでしょうから、オフには走り込んでスタミナを付けて、来期は今宮、源田を押さえてゴールデン・グラブを取って下さい、期待してます。
おそらく、皆さんも笑った事と思いますが、いかなり「コーセイ」は(笑)せめて、新人入団発表からにしましょうよ。
さて、ユーダイ。私も一年目としてはよくやった方だと評価します。
あのテニス打ちは、本来よろしくないんでしょうけど。カラダに沁み付いている所作でしょうから…。
本人の自覚で変えるのでらあれば賛成ですが。
本人がこれで良いと思ってるのでしたら、別にいいかな。いじるとおかしくなりそうなので。
基本的な体力の増強と、スイングスピードを研ぎ澄ます(上げる…ではなく、研ぎ澄ます!)作業の方が、まず先かなぁと。
なぁ、ユーダイ。
言っちゃあ何ですが、この人、ただ者ですね!
地味かな?と思います!
新人王?無理かな?
過去1年目の小坂氏や荻野(貴)ほ「おっ!」と目を見張るような衝撃・感覚は個人的にありませんでした。
「源田を越える」っぽい発言もしていたようですが、黙して結果を出すか下手に公言しない方がいいですね。逆に源田選手がいかに凄いかが分かりました。
来季は他者をどうこうというよりも2018年の自分越え、ショートの死守、つまらない凡打・守備ミスを大幅に減らす事を期待しております。