ここまで勝っているのは成瀬だけで2勝4敗と負け越しているソフトバンクが相手ですし、明日からは大嶺に阿部、あるいはゴンザレスとローテーションとしてはかなり苦しくなってくるだけにどうしても勝ちたいカードの頭だったのですが、その期待に応えて成瀬がエースの名に相応しい完投勝利でリーグトップの4勝目です。
5連勝で首筋に息づかいが感じられるところまできたソフトバンクを叩いたこの一勝は大きく、さすがは成瀬と日本全国のロッテファンはスタンディングオベーションでしょう。
これで明日の大嶺は少しは気が楽になって武田とのリベンジマッチに臨めるでしょうし、かつてソフトバンクキラーと呼ばれた片鱗を敵地で見せる快投を期待です。
それにしても成瀬が素晴らしかったです。
やや高めに浮くボールもありましたがコーナーのコントロールが抜群で、球数も少なく3安打8奪三振ですから文句のないピッチングです。
競っているところでの先制点となるアーチを内川に浴びたところなどは成瀬らしくもありましたし、三回に今宮を簡単に歩かせてピンチを広げた軽率さには思わず溜息も出ましたが、逆に言えばそれ以外は危なげのない左うちわで見ていられるぐらいの安定感でした。
ペーニャの打球が左膝に当たったときにはヒヤリとしましたがバウンドをしてのそれだったのが幸いしたのか大事には至らなかったようで、まるで他人事のような口調でそれでピリッとしたとヒーローインタビューで語れるぐらいに気持ちに余裕があるのが喜ばしいです。
左膝は明日ならないと本当に無事かどうかは分かりませんし、あまりに打球を当てるイメージがついたことでゴールデングラブ賞も遠ざかったでしょうが、その根性には拍手です。
清田のファインプレーなど外野陣の守備に助けられたところもありましたがそれも球威で押し込んでいたからこそであり、打球を当てた直後にイヤらしくバントで揺さぶってきた細川を三振に切って取ったシーンには快哉を叫ぶだけの頼もしさが感じられました。
気がつけば79勝目で黒木の76勝を抜きましたし、今季で28歳ながらも若い投手が伸びてきたことを喜び、またここ一週間で4試合の登板の松永や三連投の益田を休ませることを意識するなど選手会長としての自覚もたっぷりな成瀬ですから、今季こそシーズンを通してロッテのエースとして君臨をしてくれるものと信じています。
打線は今季初登板の大場の落ちるボールに手こずって六回までゼロ行進でしたが、ワンチャンスを活かした見事な逆転勝利です。
前日に続いて七回に勝ち越しタイムリーを放った角中は今日もマルチヒットとエンジンがかかってきたようで、3四球は相手にもその好調ぶりが伝わったからこそでしょう。
一死一二塁の場面で左打者が続くところで藤岡に代わったのもラッキーで、前日に打ち込まれて25球を投げた森福がベンチ外だったのは結果的にソフトバンクとしては誤算だったかもしれず、際どいところをしっかりと見送って四球を選んだ福浦のベテランの味も見逃せません。
サブローもそうでしたが四番としてはちょっと軽いながらも代打で出てくれば顔で勝負できるところがありますので、本人たちはまだまだスタメンでと気負っているでしょうがチームとしては切り札として控えてくれている方が心強く、そのためにも大場を乗せるきっかけとなったノーツーからの併殺打と今日は今ひとつだった井口や3タコのホワイトセルに頑張ってもらうしかなく、明日は右が相手ですので今日と同じオーダーでしょうから今度こそヘラヘラ王子を撃ち落としてもらいましょう。
やや調子が落ち気味の鈴木も強肩ぶりで成瀬を助けましたし、セーフティーバントを決めるなどマルチヒットの岡田が調子を上げてくればさらに勢いがつきますので、チーム内の激しい競争を勝ち抜いた選手たちがピチピチと跳ね回る伊東ロッテの戦いを今後も楽しみにしています。
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まさにエースらしい試合ではないでしょうか。
ここまで、4勝のうち3勝がホークスですから、ホークスファンも嘆くしかないでしょう。
まして、ヤフードームはまさに「水を得た魚の如し」。
マウンドが合うと言えますな。
ただ、大嶺はどうかな。
気楽になるどころか、逆に気合が入りすぎて力むきがします。
立場を考えれば、力まない訳がないかな。
それでも結果を出してくれないと先週の絶賛したロッテファンが嘆きに変わるだけ。
仮にですが、武田が勝利して互いに3勝同士として成瀬と対武田の試合が見たいなんて第3者的なコメントはご法度かな。
交流戦に入って、今のローテからは一旦、解散するのだし武田と今年4度目の対戦があるかは秋山監督のご意向次第だけど、ちょっと見てみたいかも(笑)。
今は打線の雰囲気がいい。
最近、あの角中が笑っていますからね。
岡田の提唱で、ジャンボ尾崎の専売特許「コブラの鎌首のようなガッツポーズ」をみんなで真似し始めたんだけど、
笑いってすごく大事。
私には招き猫のポーズにしか見えないけど。
あんなポーズ1つだけど、
乗ったら怖いチームを象徴している。
岡田は偉い。
結局、笑って仕事ができるかどうかが、
去年との違いかもしれない。
ソフトバンクが1点取って均衡が崩れたので
次の回力んでくれないかな~と期待してたら
その通りになってしまいました。
よくあるパターンではありますが、
やっぱり精神面に脆さがあるのでしょうか。
その点、どんな場面でも、表情が変わらない
成瀬投手はさすがです。
真偽は定かではありませんが、
Y高校では得意の時も失意の時も
ピッチャーは決して表情を崩してはいけない
というふうに徹底している、と聞いたことがあります。
やはり毎試合試合を作り、かつイニングも稼いでくれる成瀬は貴重ですね。ホントは火曜から木曜のローテ投手の中にももう一人イニングイーターがいるといいんですけどね。
打線、欲を言うともう少し右打者の層を厚くしたいかなと思います。代打サブローは別として、守備固めできた伊志嶺や細谷がどうしても安パイ扱いされてる気がしてなりません。
打線ではやはり角中でしょうか。ここにきての好調はチームとしてはありがたいですね。一方少し落ち気味なのが大地ですがこれは仕方がないですね。守備の面でも頑張ってもらっていますから、それに打撃も・というのは虫がよすぎますからね。
さあ、今度は大嶺です。多分武田からはそう点は取れないでしょうから勝つには成瀬同様に長いイニングを投げてもらいたいです。
七回の攻撃のプレッシャーのかけ方は秀逸でした。大場の球が浮わついてきたせいもありますが相手の四球を誘発し取るべくして取った三点かと。
挟殺プレーもたまたまではなく狙ったものでしょうし(キャンプでやってたと思います)得点こそ挙げられませんでしたが、一連の粘りは伊東ロッテの成長を感じた試合でワクワクしました。
前日にバチバチに西武とやりあってくれたお陰で岩崎も森福もいなかったてのもツキがありましたね。地味に大隣もいませんし、明日の武田にどういった攻めを見せるかも興味津々です。
勿論大嶺が炎上しないことが前提だけど、敵地にビビって腕がちびらないか心配。
SB戦にセル砲がスコスコなんで援護して欲しいですし、成瀬に引っ張られて躍動する若手達であって欲しいです。
コントロールミスは内川のホームランだけと完璧なピッチングは圧巻でした
FOXスポーツでの解説本間氏はチームが成瀬に対して苦手意識がかなりあると話されていて
ボールの出どころが分かりにくく形を崩される投球にお手上げ状態とのことでした
これからもこういう相性の良さは大事にしていきたいです
5月に入り全試合ヒットで今日は全打席出塁と角中も復調がチームを牽引しているので頼もしいです
ようやくマルチヒットの岡田も当たりだしました
前回観戦したときは武田の変化球と速球に手も足も出なかったので
今回は4連勝の勢いそのままに打ち崩して大嶺を援護してもらいたいです
今年の清田選手と言えば。あの「スッキリした顔」に象徴される肉体のフォルムアップですが、顔の肉があれだけ落ちていると言う事は胴まわりの余分な肉も落ちているのではと思われ、それに伴って「敏捷性(クイックネス)」を手に入れてますか?昨日のファウルフライにしても、去年までだったら「あと一歩でポトン」だったのが、今年は「追いついちゃってる」みたいな。そして走塁でも前回のアウェーの福岡だったと思いますが、鬼のような反応してホームに帰ってきたシーンがありましたけど。
以下推論。
こと打撃に関しては、頭の中は去年までのイメージでスイング始動&軌道している為、能力が向上したカラダとのシンクロにズレを生じている状態。という事で自然に肉体能力が落ちる梅雨時~真夏にシンクロする???バッティング覚醒???
と言う事でね、伊東監督!長い目で見てやってくれませんか。
ホークスの中継ぎ、離脱した岩嵜と森福以外は千賀だけ要注意。明日は6回までは武田も大嶺も行けるはずだから、7回が勝負のような気がします。
今日は久々のTV観戦。
成瀬のピッチングに酔いました。
明日の大嶺も頑張ってもらいたいのですが、
三戦目の先発が読めません。
阿部なら期待しますが、ゴンザレスはもういいでしょう。
上野あたりはだめなんですかねぇ。