37 林啓介 投手 22歳 年俸580万円
【2009年成績】 なし
今年もダメなら今度こそ戦力外通告は間違いない、そう力一杯に断言をした昨年でしたが、林はまたしても逃げ切ることができました。
結果が伴わなければ1巡目の指名であっても数年で解雇となる中で、しぶとく生き残る林の魅力とは何なのかに頭を悩ませています。
フューチャーズやシリウスでは登板機会があったのかもしれませんが、公式戦ではついに登板がないままに4年目のシーズンが終わりました。
5年間は解雇がないとの条項が契約に盛り込まれているのではないかと思いたくなるぐらいに、この林の待遇は摩訶不思議なものとなっています。
三島や木興、あるいは柳田や末永といった林よりも結果を残していた同年代の投手が次々とNPBを去っていく中で、この林の存在は理解の範囲外です。
フェニックスリーグでは力のあるストレートを投げていたようですが、とにかく林の課題はコントロールであることに間違いありません。
全くストライクが入らないなんて話もよく聞きますし、昨年までの成績がそれを裏付けています。
さすがに来季も公式戦に登板ができないようですとユニフォームを脱ぐことになるでしょうから、周りの期待を裏切らない林であってもらいたいですし、栄光のドラ2の伝説を復活させるためにも佐藤とともに奮起を促したい2010年です。
【オリオン村査定】 580万円 → 戦力外通告
何ともコメントしようがない、と言ったところでしょうか(笑)
まずはイースタンで投げること、林にはそこからのスタートになる2010年です。
>ちょろさん
さすがに来季がラストチャンスでしょうから、残した以上はしっかりと起用をしてもらいたいです。
やるだけやってダメなら本人も諦めがつくでしょうが、来季も公式戦の登板がゼロでは残した意味がありません。
>臙脂さん
速いボールを投げることは財産ですから、まだまだ球団としては見切れないところがあるのでしょうね。
ただそのストレートが宝の持ち腐れでは仕方がなく、毎度のことながら「あの辺りにズドーン」でいくしかないように思います。
コーナーを狙えるコントロールなどは無いのでしょうし、それであれば自分のボールの力を信じるのみです。
>惜しむさん
林に打撃センスがあるとは知りませんでした。
ただ来季も投手でやって、6年目から野手転向は相当のセンスがなければ厳しいでしょう。
糸井の例もありますが、柳田のように1年程度で見切られる可能性が高いように思います。
とはいえ、ストライクが取れないことには意味がないので、ストライクゾーンの中に武器であるストレートを投げ込めるかが今後生き残っていくための課題でしょうか。
このチャンスをどう生かすかは本人次第。
野手転向するとかでもプロで野球をやりたいなら何でも取り組んでほしいですね。
とはいえ、球団から最後のチャンスを与えられたのであれば、壊れるくらいの気概で臨んで欲しいものです。
まだ若いのですから、人生の選択も色々できます。しっかりとした気持ちで頑張ってもらいたいものです。