今日は獅子の日だから負けても仕方がないかな、なんて言い訳を用意しての西武戦でしたが、見事な勝利で60年ぶりの開幕四連勝です。
こうなると次は何年ぶりかと気になりますが、そもそも毎日オリオンズの創設から62年ですので限界が見えてきました。
何にせよ無敗のままでQVCマリンに戻ってくるなどと思っていたロッテファンは皆無に近いと思われますので、地元開幕となる金曜日は異様な雰囲気に包まれることでしょう。
その雰囲気の中で自分を見失わずに快投をしてこそのエースですから、成瀬の次の一歩に期待をします。
今日のグライシンガーは完璧に近い投球内容でした。
立ち上がりはチェンジアップやカットボールが中心でしたが、カーブが使えると見るや里崎のリードに変化が見られ、そのカーブが勝負球として有効だったのが大きかったです。
オープン戦の終盤から尻上がりだったのでそれなりの期待はしていましたが、ここまでのピッチングをしてくれるとは嬉しい誤算です。
ストレートも140キロ台が出ていましたし、そのおかげもあって緩急が抜群でしたので、これで暫くはローテーションの4席目を確保したと言ってよいでしょう。
完封も狙えるかと思っていたのですが故障あがりでもありますし、7回を4安打零封の9奪三振ですから文句のつけようがありません。
正直なところ今日は出来過ぎの感がありますし、中盤からストレートが高めに浮きがちになったことでの交代の意味合いもあったでしょうから、外国人投手にありがちな100球を目処にした今後の起用が中継ぎ陣にどういった負荷を与えるのかがポイントになりそうです。
そのグライシンガーを継いだ益田、藪田は皆勤賞を継続中で、しかしこういった試合展開ですから当然と言えば当然です。
酷使という観点から言えば藪田の心配は無用でしょうが、益田を同点の場面ですら使わないぐらいでいて欲しいと、今に思うのはただそれだけです。
それぐらいに益田のピッチングには魅力があり、適当に荒れながらも外角低めにズバッと投げ込む威力のあるストレートは打者からすればイヤらしいことのこの上ないでしょう。
キャンプで見たときには荒れっぷりの方が目立っていたのですが、オープン戦で登板を重ねるうちに安定感がでてきました。
あの140キロ台半ばのストレートがあってこそボールになるスライダーに手を出してくれるのでしょうから、そのストレートが基本であることを忘れずに頑張ってもらいたいです。
打線は今日も12安打で2得点と結果的に無駄打ちが目立ちましたが、攻撃の形としては悪くはありませんでした。
要所で締める牧田のピッチングも冴えていましたし、なかなか得点に繋がらなかったのも無理はありません。
それだけに今江の虚を突いたセーフティバントにキャプテンとしての使命感が見えたことが喜ばしく、ロッテらしくない二死からの先制点は今江効果だと思いたいです。
これまで活発だったクリーンアップが沈黙をすれば今日は下位打線が軸となっての攻撃と、珍しくも打線が噛み合っています。
この開幕四連勝を支えているのが西村監督の采配で、オープン戦での西村野球とは真逆に近い変身ぶりに戸惑っているのは自分だけではないでしょう。
どういう思考ルーチンでの起用かは分からない、と言うよりは例によって左対左にこだわっているだけではないかとは思いつつも、先日の清田と伊志嶺に続いて今日は岡田がマルチヒットですからやることなすこと当たりまくりで、サブローとともに今後にどう使いこなしていくのかという昨年からの嬉しい悩みに苛まれそうです。
また失敗はしましたが九回の里崎のスクイズはこれまでの西村監督では考えられず、犠牲フライぐらいは打ってくれるだろう的な采配だと思って見ていました。
あそこで得点が入らずとも今日の一番のシーンだったと思っていますし、是非ともこの一点を堅実に取りにいく姿勢を継続してもらいたいです。
今江はともかく根元と岡田の盗塁チャレンジにも拍手を送りたいですし、以前はフリーパスに近かった炭谷に完全アウトのタイミングであったのには不思議な感じがありましたが、ロッテは隙を見せれば走ってくるとの印象を相手に与えることは今後の戦いに際して有利に働くはずです。
何だかんだ言いながらもやっぱり里崎なのかなと、そう思ったのも今日の試合の一つの結論です。
グライシンガーの持ち味を上手く引き出したリードはもちろんのこと、益田の逃げていくスライダーに身を挺して捕球をする技術はロッテでは頭十個ぐらい抜けています。
だからと言っていつまでも里崎というわけにはいきませんし、このあたりは井口と同様にいかにシーズンを通してベストコンディションを維持させるかが重要でしょう。
まだそういった展開にはなっていませんので西村監督の思惑は見えませんが、点差が開いたときに休ませることを今季こそ真剣に考えてもらいたいです。
それが結果的に次の選手を育てることにもなりますので、中継ぎ陣だけではなくベテランを使い潰すことにならないよう願っています。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
お疲れ様です。
勝とうれしいです。まだ、4試合ですがね。
しばらくは計算はしないが期待してもよいかなという、ルーキーを見る思いでいます。
そんな中で、グライシンガーの、彼自身のやる気と、、体調を含め、調子が良ければ私は今年のロッテは戦えるのではと思っています。
まだ始まったばかりなのですが、、まぁ、勝とうれしいですね。
今日のグライを見て、私の見込み違いもいいところ。ありゃ表ローテ級の格付けでカード初戦に起用されてますね。4戦目に唐川を分けろという分散論がありますけど、実はファンの思惑とは裏腹に、最初からグライの信頼が2番の位置付けだったのかな、と思いました。つまりは唐川以上。
まだ1試合投げただけですけど、大変いい買い物をしたという印象です。
昨年まで、ホークスの松田など、「俊足の部類ではないが、普通に走れる」選手が塁上からプレッシャーをかける姿が羨ましかったので、今日の今江の姿には明るい兆しを感じました。
たとえ失敗しても、そういう姿勢が徐々に相手にプレッシャーをかけられるものと信じて、前向きな盗塁失敗にはエールを送ります。大松や井口もおねがいね!
しかし、サトのスクイズもあり、監督どうしちゃったんですかね。継投は相変わらずですが。
ファンのブログを読み漁ったのか、はたまた背中にチャックがついているのか(笑)
だが、セットポジションになったときにややランナーを気にし過ぎな感じはしました。走ってくるチームにはちょっと厳しいかな?
西武打線が本調子ではないとはいえ、全体的に球が低めに集まっており、しっかりコントロールすればそんなに打たれないだろうと感じました。
盗塁アウトが目立ちましたが、銀二朗の肩が去年より良いということで去年と同じだとなめてかかると刺されるよ。というのを今日の試合で感じたなら収穫ですし今後に生かしてほしい。
高山の3塁封殺が試合の分かれ目でしたが、ちょっとでもチンタラしていたら隙をつかれますよ。
何がともあれ無敗でマリンに帰ります。
エースが勢いに乗って完投勝利するだろうと期待します。
結果的には盗塁三回失敗しましたが、「走ってくるんだな」という余計なことを相手投手の頭に植え付けたことが、好結果に繋がったかと思います。
まだ始まったばかりとは言え、貯金があることの余裕でしょうか。監督には今のうちにガンガン冒険采配もしてもらいたいもんです。
グライは素晴らしかったです。言う事なし。
かつてのロッテらしからぬ、美しく安心展開な試合でした。
ちなみに今日私が一番嬉しかったポイントは9回裏のサブローの守備交代です。最終回は工藤だったから処理できた打球だと思います。ようやく守備の重要性に気づいたんでしょうか。この際スタメン起用も考え直してくれると有り難いのですが・・・
益田の登板過多は考えたほうが…
数年前のホークスの久米みたいにならなきゃいいんですが。
開幕カードで本拠地初開幕の楽天を空気を読まずに3タテしたのですから、
金曜のハンカチも各紙が困るようにKOしてもらいましょう。
今日のグライシンガーは言う事なし。
益田は4連投無失点と、どこまでいくんだという気になりますが、
投げさせすぎには注意ですね。実力のある事はわかったので、
息の長い選手になってもらいたい。
とりあえずまた1日空きますので、しっかり休んでもらいましょう。
起用・采配ですが、盗塁企画の多さや、里崎のスクイズなど、私もいい采配だったと思います。
代走・守備固めとして、工藤も有効に使えていたと思います。
まさか連勝のまま自分にまた回ってくるとは成瀬も予想外だったかもしれませんが、
エースの投球に期待しようと思います。
今日の試合の序盤を見る限り正直「今日は勝てそうにない」と思いました。グライシンガーも全盛期と比べたら球が高かったし、何より牧田の出来が良かったからです。
唐川VSヒメネスのときといい野球はわからないものですね。
とりあえずこれでグライシンガーのローテ入りは確定ですね。オープン戦から不調の西武打線だから抑えられた、なんて言われない様に次も好投を期待してます。
あと今江の盗塁はおそらくエンドランの失敗だと思います。牧田の素早いクイックに今江の単独スチールはあまりに無謀だと思うので・・・
ここまで4試合、ホワイトセル、益田、中後、グライシンガーと、新加入の選手たちの活躍が非常に目立ちます。根元の覚醒も含めて、戦力の上積み分だけ強くなっている。そうこうしているうちにバッター連中もみんな見られる打率になってきています。どこまで行けるか、もう少し走り続けてもらいたいですね。