電脳筆写『 心超臨界 』

今日のあなたはあなたの思いが導いたもの
明日のあなたはあなたの思いが導くもの
( ジェームズ・アレン )

自分のための人生 《 ときには“心の荒療治”をせよ!――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-05-23 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
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自分が昨日、そして先週、さらには去年、不安に思ったことを全部並べて、不安の一覧表をつくってみるのもよい。それら不安のうち、一つでも自分にとって生産的だったものがあるかどうかを調べる。それから、自分が心配したことのうち、とにかく具体的な形をとってあらわれたものがいくつあるかも調べる。不安は、実際、二重にむだな行為だということがすぐにわかるだろう。不安には、未来を変える力はまったくない。


『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p167 )

  過去のことを後悔したり、また将来のことに不安を抱いたりするこ
  とに時間をかけさえすれば、過去や未来のできごとを変えることが
  できる……そんなふうに信じる人がいるとしたら、私たちとは違う
  現実体系を持った別の惑星の住人に違いない。

5章 いつも“今”が最高のチャンス
6 弱い心を「強い心」に大手術する!

◆ときには“心の荒療治”をせよ!

不安をなくす一つの手段として「不安のための時間」を区切り、それをだんだん短くするという手がある。

午前中10分、午後10分を何かについて心配する時間に当てる。この時間を使って、起こる可能性のある不幸について時間内に収まる分だけ、あれこれ思い悩むのである。それから、自分の考えをコントロールする力を発揮して、その不安のための時間を超過する不安があったら、次の「不安のための時間」まで延ばす。そうすると、たとえわずかでもこんなむだな時間の使い方をする愚かさに、まもなく気がつくだろう。いずれ、自分の不安な部分はすっかりなくなってしまうことになる。

自分が昨日、そして先週、さらには去年、不安に思ったことを全部並べて、不安の一覧表をつくってみるのもよい。

それら不安のうち、一つでも自分にとって生産的だったものがあるかどうかを調べる。それから、自分が心配したことのうち、とにかく具体的な形をとってあらわれたものがいくつあるかも調べる。不安は、実際、二重にむだな行為だということがすぐにわかるだろう。不安には、未来を変える力はまったくない。また、頭で考えた不幸も、いざ現実のものになってみると、思ったほどではなかったり、かえって福に転じたりすることが多いものである。

「私に起こり得る最悪のできごとは何だろう。それが起こる見込みはどれくらいか」

自分自身にそう問いかけてみれば、不安のばからしさがわかり、それを一掃することができるだろう。

ふだん抱いている不安とまともに衝突するような行動を、わざととってみることもできる。強迫的に将来のために貯えたり、次の日の分まで十分なお金があるか、いつも不安に思う人は、あり金は今日のうちに使うということにしてみるのだ。

自分が抱いている恐怖に生産的な考え方と行為で対処することができたらもっとよいだろう。

私の友人が、コネチカット州の沖に浮かぶ島で、1週間ばかり過ごしたときのことである。その女性はゆっくりと散歩するのを楽しみにしているが、この島には犬がたくさんいて、そのあたりを自由に走りまわっているということにすぐ気がついた。もしかしてこの犬に嚙まれるのではないか、ひょっとしたら手足をくいちぎられるかもしれない……。

災難に対する恐怖と不安があったが、彼女はそれに立ち向かう決心をした。手に石を持ち、犬が近寄ってきても恐怖のかけらも見せまいと心に決めたのだ。犬がうなり声をあげて自分のほうへ走り寄ってきたときも、歩調をゆるめることさえしなかった。犬のほうは突進してきたものの、たじろぎもしない相手にぶつかって、諦めて逃げていった。

危険な行為を支持するつもりはないが、恐怖や不安に対して有効な手段で立ち向かうのは、自分の人生から恐怖や不安を一掃するにはもっとも生産的なやり方である。

以上は、不安をなくすためのテクニックの一部である。しかし、不安をぬぐい去るもっとも強力な武器は、自分の人生から神経症的な行為を追い出そうというみずからの決意なのである。
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