電脳筆写『 心超臨界 』

人生は歎き悲しむよりも
笑いとばすほうが人には合っている
( セネカ )

製本された本の内容を短時間でデジタルデータに変換する複写機を開発した――石川正俊さん

2009-10-06 | 05-真相・背景・経緯
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1冊250㌻1分で処理――東大、デジタル化しやすく
【「本の内容、高速読み取り」09.10.05日経新聞(朝刊)】

東京大学の石川正俊教授と渡辺義浩特任助教らは、製本された本の内容を短時間でデジタルデータに変換する複写機を開発した。高速カメラの下で本のページをパラパラとめくって読み取る。250㌻の本1冊なら約1分間で処理できる。図書館が書籍や資料をデジタル化して保存したり、出版社が市販の本をインターネットで公開したりするのに役立つ。複写機メーカーなどと協力して製品化を目指す。

複写機は高速カメラと赤外線レーザー技術を組み合わせた。高速カメラの下でページをパラパラとめくり1秒間に500枚の画像を撮影。撮影した文字や図などのデータを、赤外線レーザーで補正する。文字だけでなくグラフや写真も読み取れるほか、日本語や英語などあらゆる言語に対応できる。新書1冊なら1分程度で読み取れた。読み取った内容を数時間かけてデータ処理すれば本のように閲覧できるようになる。

開発した複写機は電子書籍の普及を後押しする。デジタル化したデータは知りたい言葉を入力して検索したり、新たな情報を加えて加筆したりできる。

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