電脳筆写『 心超臨界 』

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永遠に生きるものとして学べ
( マハトマ・ガンジー )

般若心経 《 目に見える事実と真理との関係――松原泰道 》

2024-05-18 | 03-自己・信念・努力
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事実と真理(法)とは分離できません。事実そのままが真理の相(すがた)・表象です。事実と真理との関係は、一枚の紙の表裏に似ています。この意味から、目に見える現象や事柄、つまり事象を、仏教思想では「諸法」と、法の複数形で表します。私が先に「目に見えない真理を、原則的に『法(真如)』という」と記すゆえんです。


『わたしの般若心経』
( 松原泰道、祥伝社 (1991/07)、p82 )
2章 「智慧の完成の心」を求めて――経題に込められた願いと真実
摩訶般若波羅密多心経

◆目に見える事実と真理との関係

仏教用語では、後に学びますが、形のあるものや、目に見える事柄をすべて「色(しき)」といい、目に見えない真理を、原則的に「法(真如(しんにょ)とも)」といいます。たとえば、野球で打者が打った飛球(フライ)が落下する現象や、落ちるボールが色(しき)です。ボールが落下する原理が引力の法です。私たちは球場のスタンドやテレビで、ホームランの打球が外野席に吸いこまれるように落ちるボールは見えますが、引力の法そのものは見えません。法にはまた色彩もないからです。

この事実をまとめると「目に見える事実(物体の落下の現象)は、目に見えない法(引力の法則)の現われた状態」となります。あるいは「目に見えない引力の法は、目に見えるボールの落下という現象を借りて、真理の機能(はたらき)を示す」と言い換えられましょう。

しかも、事実と真理(法)とは分離できません。事実そのままが真理の相(すがた)・表象です。事実と真理との関係は、一枚の紙の表裏に似ています。この意味から、目に見える現象や事柄、つまり事象を、仏教思想では「諸法」と、法の複数形で表します。私が先に「目に見えない真理を、原則的に『法(真如)』という」と記すゆえんです。
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