電脳筆写『 心超臨界 』

人生は良いカードを手にすることではない
手持ちのカードで良いプレーをすることにあるのだ
ジョッシュ・ビリングス

ヴェノナ文書を歴史戦に生かせ――江崎道朗さん

2019-02-18 | 04-歴史・文化・社会
「記憶を失った個人が、どこにいたかどこへ行くかも分からずに、まごついて呆然(ぼうぜん)とするのと同様に、自らの過去についての概念を持たぬ国民は、自分たちの現在を、そして将来を処理することができなくなるだろう。国民的自己同一性を想定する手段として、歴史それ自体が歴史を形成する手段となるのである。だとすると、歴史を書くということは、単なる思索から武器へと転化する」(アーサー・シュレージンガー) . . . 本文を読む

フリーダム――江崎道朗さん

2019-02-18 | 04-歴史・文化・社会
平成20年にアメリカを代表する民間シンクタンク、ヘリテージ財団の研究員リー・エドワーズ博士による『現代アメリカ保守主義運動小史』(邦訳は明成社刊)を邦訳・刊行しました。この邦訳に際して最も問題になったのが「liberty」や「freedom」の訳語でした。英語の「liberty」も「freedom」も日本語に直すと共に「自由」ということになりますが、邦訳を担当してくださった渡邉稔さんと話し合っているうちに、後者の「フリーダム」は「自由」というよりも「自主独立」と訳す方が適切ではないのか、という話になったのです。 . . . 本文を読む