電脳筆写『 心超臨界 』

自分の人生を変えられるのは自分だけ
代わりにできる人など誰もいない
( キャロル・バーネット )

独裁者の「いつか来た道」――石平さん

2019-01-12 | 04-歴史・文化・社会
今月2日、中国の習近平国家主席は台湾問題に関する「重要講話」を行った。講話の中で彼は40回以上、「統一」との言葉を使って台湾併合への強い意志を示す一方、併合の具体案として「一国二制度」を提案した。「一国二制度」は、もともと、鄧小平氏がイギリスの植民地であった香港の中国返還を求めた際に考案した折衷案である。今になって習主席が独立している台湾に対してそれを言い出すのはお門違いだ。しかも、香港で実行された「一国二制度」は、結果的に香港の民主主義と法治を破壊してしまい、それが、最初から中国共産党の欺瞞(ぎまん)であったことが分かった。 . . . 本文を読む

日本にとって 韓国の意味とは――阿比留瑠比さん

2019-01-12 | 04-歴史・文化・社会
いわゆる徴用工問題や、海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射などをめぐって最近、政府高官の口からこんな冷め切り、突き放した言葉をよく聞く。「韓国と関係が悪化しても、日本としては何も困ることはない」「韓国と関係改善したって仕方がない。中国と違って、日本にとり脅威でも何でもないのだから」外務省幹部も「これから日韓関係は何年、何十年も悪いままだろう」と漏らす。政府内には、2年ほど前から「日韓関係は破綻している」(首相周辺)との声があったが、その後も愚行を繰り返す韓国の度し難さに、政府関係者も本音を隠さなくなっている。 . . . 本文を読む

許せない奴!――伊藤肇さん

2019-01-12 | 03-自己・信念・努力
ある日、山本周五郎を訪ねてきたある編集者が「大仏次郎さんって、いつもきちんとした紳士なのに、意外に子供っぽい悪戯(いたずらをやることもあるんですね)といって話しはじめた。「東京で一緒にのんで、新橋駅の横須賀線のホームで下り電車を待っていたんですよ。大仏さんは階段の手すりのところに立っていましたが、下からの階段をつぎつぎと人が上ってくる。すると大仏さんが火のついた吸いかけのタバコをえりと首のあいているところめがけて、つぎつぎとほうるんです。」 . . . 本文を読む