植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

幕末の行末 坂本龍馬

2018年03月11日 17時15分16秒 | ゲームシステム
ゲームマーケット2018春 新作「幕末の行末」人物紹介

■経歴■
土佐藩郷士の生まれ。
剣術修行で江戸に遊学し、北辰一刀流を学ぶ。
また、剣術修行の傍ら佐久間象山の私塾に入学し、砲術や蘭学などについても学んだ。
土佐に帰国後、尊皇攘夷活動を行う土佐勤王党が結成されるとこれに参加し、
脱藩し長州を訪れ、久坂玄瑞と面会するなど、諸藩の尊皇攘夷活動と連携する活動を行った。
その後、江戸に戻った際に、勝海舟と会ったことで、その思想を開国へと変えることになる。

以後、勝海舟の元で幕府の神戸海軍操練所設立のために奔走し開校に漕ぎつけるが、
政情の変化から勝海舟が軍艦奉行を罷免され、暫くして神戸海軍操練所も閉校となった。
この事から、坂本龍馬は幕府によらない操船団体 亀山社中を設立することになる。
これが薩摩・長州の橋渡しを担い、薩長同盟へと繋がっていく。
この亀山社中の活躍に目をつけた土佐藩は、坂本龍馬の脱藩を免除し、
亀山社中を土佐藩の外郭団体とすることで、海援隊として改編する。
この中で、坂本龍馬は土佐藩の後藤象二郎に大政奉還と、明治の官僚制度の元となる
船中八策を提示する。
後藤象二郎は、藩主 山内容堂にこれを奏上し、明治維新へと時代が進むことになる。
しかし、坂本龍馬自身は、近江屋事件で中岡慎太郎と共に暗殺されてしまう。

暗殺の当日、軍鶏肉を買いに行かせたことから、土佐で良く食べられていた軍鶏鍋が
好物と言われてきたが、恐らく軍鶏鍋は訪問してくれた中岡の為に買いにいかせたものと思われる。
坂本龍馬自身が好きだった食べ物は、鯖の刺身にダイダイ(柑橘)の酢をかけたものらしい。

■効果■
街道札の最初に花びらマークがあるなら、
坂本龍馬のカードを他のプレイヤーの好きな登場人物と交換できる。
交換を行ったこのラウンドでは、坂本龍馬は使用済みとなり
再び交換することは出来ないが、次のラウンド以降であれば
街道札の最初に花びらマークがあるなら交換が可能。

■基本戦略■
坂本龍馬の得点2よりも、得点の高いカードを相手の登場人物と交換することで、
ゲーム終了時に自分の得点を高め、相手の得点を減らせる。
この際、旗印ボーナスや、勝利思想の対抗思想など総合的に得点を計算して、
自分が有利になるように交換する必要がある。

交換したラウンドでは、相手に渡った坂本龍馬はその効果は使用できませんが、
次のラウンドから使用可能です。街道札の最初が散り札だった場合、再び、
交換されることで、戻ってくる場合がありますので、交換を行う場合は、ゲームが
終了するギリギリのタイミングを狙うのが良いです。

■相性の良いカード■
河井継之介、中岡慎太郎、武市瑞山
それぞれの効果で山札の一番上をコントロールできるので、
次のラウンドの街道札の最初を花びらマークにすることで、
坂本龍馬の効果を使用できるように出来る。
また、相手に坂本龍馬が渡った後、逆に使用できないように
コントロールすることも出来る。


■相性の悪いカード■
徳川家茂
徳川家茂の効果は常に坂本龍馬からの交換の指名を防ぐことが出来る。



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コメント
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