植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ゲームマーケット2016春 注目作品 その3

2016年04月21日 21時42分57秒 | ゲームシステム
今回というか、最近流行なのかなって思ったジャンルで、大喜利系ゲームや言葉を使ったゲームなど、システマチックじゃないゲームが多くなったと思っています。
買うことは無いのですが、ゲーム会で知り合いが持ってくると楽しく遊んでいるものも多いです。制作する者として、このジャンルはちょっと作る自信が無いです。だからこう言った作品を出されるサークルさんのゲームにはただただ感服します。
今回、目に付いたそう言った作品をちょっと紹介します。
(知り合いが買ってくれること期待です。)

怪談
大喜利系ゲームですね。怪談と言うテーマははなかったので目新しさがあります。カードも綺麗ですし、説明書もしっかりしています。
プレイヤーは、話し手と聞き手に判れて、話し手がカードに書かれたワードを使って、怪談話を構築するゲームです(たぶん)。
制約のある中、如何に上手く話を構築できるかが腕の見せ所。


HAPPY子育て
これはゲームと言うよりも、子育てのワークショップか、カウンセリングだと思いました。
一応、ゲームと題しているので勝ち負けはあるんですが、子育ての悩みを解決する手助けになればと言う制作の意図を感じます。
ゲーム(楽しく遊ぶ)と言う枠を越えたものがついに出たかと思います。すごいな~


MABR(マーブル)
言葉ゲーム。カードの表がひらがな。裏がそのひらがなに対応するアルファベットになっていて、アルファベットの頭文字だけ見ながら、プレイヤーがどんな単語(ひらがなの方)にしたのか当てるゲーム。
いままで幾つも、言葉ゲームは出たけど、これも発想が凄いと思いました。


くろすと~く
聖徳太子がテーマで、みんなで同時にテーマに従った文言を発言して、そのすべてを聞き取れば勝ち! 聴覚ゲームと言うのも珍しい! 音では、前にイントロか何かのゲームを見たような。。。


ゲーマジネーション
「方向性カード」「動作カード」「キャラカード」と言う3種のカード使って新しいゲームを考え出す、大喜利系ゲーム。結構、カードに書かれている指定がはっきりしているので、普通にありそうなゲームのカード組み合わせを作ってしまうと、面白くなく、ありえない組み合わせにして、それを如何にありえる風にしていくかがポイントだと思う。

大喜利系ゲームは結構あるので、今まで無いような発想が盛り込まれているかが重要な気がします。テーマも、今まで無いようなものの方が目に付くのですが、みんなが共通の認識で遊べる題材じゃないと、知っている人・あまり知らない人が混在するとなかなか遊びにくいと思います。
そこら辺が作る際に難しいのかなー。
コメント
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