植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>アサンテ

2016年04月03日 19時19分39秒 | ゲームシステム
前に2人用として購入して面白かった「タルギ」と同じところから出ている
2人用ゲームだったので、注目をしていた作品です。

遊ぶ機会があり、連れと遊んでみました。

テーマは商売。商品を安く購入して、高く売ることで
お金を稼いで 60Gを獲得すると勝利です。

100枚にもなるカード山札には、商品の売買できる商品カードがあり、
ある商品の組み合わせとそれを買った場合の金額と、売った場合の
金額が書かれています。
このカードを使って、売るか買うかします。商品を売るためには、
カードに書かれている組み合わせで商品を持っていないといけないので、
その組み合わせになるように商品を買ったり、足りない分を特殊カードで
補いながら、売れる状態にして売っていくゲームです。

このゲームの魅力は商品カードの他に沢山ある特殊カードです。
人物や動物が描かれたカードには、いろいろな効果があり、
例えば、商品が1種類少なくても売れたり、相手と同じ商品を得たり、
商品カードを引くまで山札からカードをめくれたりなど、
活用することで勝利に近づける仕組みになっています。

ですので、このゲーム、如何に良いカードを引けるかがポイントになります。
ここをシステムでカバーする為に、手番に5回の行動が出来るのですが、
イメージとしては、山札をめくり気に入らなければ、まためくって・・・を
5回のうち何回かを使って、気に入ったカードを得て、残った手番で
行動する感じです。

ここが引きゲーにならないようにしているシステムの部分ですが、
2回遊んだ感じでは、それでも引き運に影響される感じがあります。
特に秘宝カードが強く、最初の手持ちに運よく強い秘宝が混じっていると
結構、最初から差が開く場合もあります。勿論、その秘宝を廃棄する
カードもあるのですが、そのカードも結局、引いてこないといけない訳で、
そんな点もあり、結局引き運に左右される感じです。

でもでもそれでも楽しい!と感じる深さがあります。
いろんなカードがあるので、毎回違った展開になるし、
基本的には自分の商品の売買でお金を増やしていくので、
ポジティブ思考ですし。
また、1ゲームが慣れてくると40分ぐらいと意外に短く終わるのもよいです。
もう、数回遊んでみようと思います。

アサンテとウサギの黄金時代
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