植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>シラストピア

2015年04月04日 22時51分05秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】ショーナンロケッティアイズ
【対応人数】2人
【プレイ時間】10分
【価格】イベント価格1000円 通常価格1400円
【URL】http://www.karakuri-box.com/~wind/sirastopia/

2人の小学生女子が、1人の男子を取り合うゲーム。システムはカードバッティング。ファッションや学力を向上させたり、相手にアプローチして好感度を上げたり、それを妨害するといったカードが5枚あり、それを3つの場に出し合う読み合いのゲームです。

「シラストピア」は、2人用の対戦ゲームで、女の子2人が男の子のハートをゲットするという設定になっています。
戦列ペンギンから始まり、Point203、ウサギの都市計画と続いてきた、ショーナンロケッティアズ独特の「アクションカードシステム」を、短時間で遊べるように改良した作品でした。
一見、萌えゲー風のかわいいイラストで設定もゆるく、プレイ時間も10分程度と非常に短いので、ライト層向けに見えるのですが、蓋を開けると実にショーナンロケッティアズらしいガチゲーでした。
「シラストピア」のアオリ文句を考えるとするならば、「学校の休み時間で遊べる萌えガチゲー」。短時間で奥の深いゲームを遊びたい人にはオススメの一品です。 (エヌ氏)

小学生でも遊べる軽さを目指したとの事で、2人用のサックリ終わる読み合いカードゲームです。勝利条件が毎回変わったり、カードの出し合いに影響するイベントがあるなど、繰り替えして遊べる工夫が嬉しいです。勝利役を狙ったり、シンプルにポイントを稼いだりと様々な戦略があり、いろいろと試してみたくなります。
ゲーム内容に加え、ショーナンさんのアートワークも必見です。特にオリジナルキャラクターの「しらすちゃん」は、メジャーデビューも近いとか近くないとか・・・。(だんご様)

100%読み合いかと思いましたが、それだけでなく、4枚ある勝利条件を考慮しながら、どのステータスを上げるのか、方針を立ててその上でカードの読み合いを行うという戦略性が求められます。
ライトなテーマなのに結構ヘビーな読み合いをさせられます。じっくりと考えてカードを出す割りに、10分以内で終わるので気軽に何度も遊びたくなります。(千夜)



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<ゲームレビュー>バトルク!

2015年04月04日 22時50分45秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】ロッカクだんご
【対応人数】2人
【プレイ時間】15分
【価格】1000円
【URL】https://twitter.com/RokkakuDango

8種類あるロボットカードから互いに1体を選んで戦います。菱形に置かれたヘックスのマップ上をサイコロを使って移動しながら、攻撃し合います。
攻撃は単純にいくつ以上ではなく、ゾロ目とか1-2-3などの続き目の場合にヒットさせることが出来ます。

「バトルク!」は、2人用のロボット対戦ゲームです。
サイコロの目によって、移動や攻撃を行うのですが、サイコロの目を貯めておくことで行動力を増やしたり、移動や攻撃に使った目をその後の攻撃や移動に繋げたりと、まるで対戦格闘ゲームのような軽快な動きが再現されています。
現時点では、機体カードが見づらかったりと、若干の難点もあるのですが、それを補って余りある名作です。(エヌ氏)

使わなかったロボットカードを、裏面にして菱形状に置くことで、ヘックスマップにするというカードの有効利用に感服です。また、ヘックスつまり6方向に移動できるのですが、これを6面サイコロの出目によって決定させているところも上手くできています。
サイコロの出目によっては連続攻撃も可能で、相手に反撃させることなく相手を撃破出来てしまうので、戦略よりもサイコロ運による影響をかなり受けるのですが、10分そこそこのゲームなので、運の良さ悪さも楽しみながら何度も遊べるゲームです。(千夜)

追伸です。どうも戦略も悪かったと指摘。最初に逃げにくい位置に置いて、逃げられなくなったのが範囲んだそうです。と言うことで、運負けした訳では無く、かなり戦略が隠されたゲームでした。




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<ゲームレビュー>6つ子7組

2015年04月04日 22時50分22秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】ロッカクだんご
【対応人数】2~4人
【プレイ時間】15分
【価格】1000円
【URL】http://www.karakuri-box.com/~wind/6go7c/
数字とマークが書かれたカードを、数字を3つ以上揃えるか、マークを3つ以上揃えることで、手札から場に出すことが出来、先に15枚場に出した人が勝ちです。共通の捨て札や、自分の場札、そして条件が揃えば相手が出した場のカードを横取りすることも可能で、これらのカードを上手く使って揃えていきます。

ラミーキューブのようなプレイ感のゲームを、独特のルールで味付けしつつ42枚のカードで再現していました。
まだ細部のバランス微調整はこれから行っていくようですが、現時点でもかなり楽しめたので、(2/1のテストで行った修正だけでも良作だとは思うけど)細部のバランス調整がうまく行けば名作になりうるポテンシャルを持ったゲームだと感じました。2015春に期待です! (エヌ氏)

ラミーキューブをカードゲームにした感じです。カードの引き運はどうしても出るのですが、相手の場の利用を考えつつ、自分の場や共通の場も活用したりと、出来ることは多く、単なる引きゲーでは無いです。コンボを決めて一挙にカードを揃えて勝つと爽快です。(千夜)


※すみません、ゲーム会で写真を撮り忘れたので、HPからです。

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<ゲームレビュー>教授ヘアーサロンへようこそ。

2015年04月04日 22時50分05秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】植民地戦争+α
【対応人数】2~5人
【プレイ時間】5~20分
【価格】1000円
【URL】http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~usa_neko/1800_v2/sheet_salon.htm

教授になったあなたは、他の教授達よりも素敵なヘアースタイルで教授デビューを飾りましょう!
砂時計の砂が落ちるまでの間に、場のカードを自分や相手、共通に置き、カードに書かれた数字を計算して、末尾9を目指すゲーム。

 足し算掛け算さえできればプレイ可能なのがいい!
 ただし、ただ出来るというだけじゃダメなのがまたいい!
 砂時計を使っての時間制限があるから、あまりじっくり考えている暇はない。脳の瞬発力が試されるゲームともいえます。
 その点はもしかしたらプレイヤーを選ぶ可能性はあるけど、私的には良い具合に脳みそが刺激されて「もう一回!」となりました。
 4枚あるENDカードのうち、3枚目が出たところからが本当のスタート。もちろんそれ以前の状態も重要で、3枚目のENカードが出た時点で自分の得点が9点になっていて、次が自分の手番ならほぼ勝ちです。ただまあ、普通そうはなっていないはずなので、3枚めが場に出てからが重要となるわけです。で、いかに自分の点数を9点に近づけ、他のプレイヤーの点数を落とすか。
 この時、脳の瞬発力が必要になるわけです。しかも自分の手番だけでなく、他プレイヤーが出したカードの結果も全員分、即座に計算しなきゃいけない。
 そして最後の最後に大逆転ということもまま起るので、まったく気が抜けないゲームです。(堀場様)


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<ゲームレビュー>村転がし

2015年04月04日 22時49分50秒 | 村転がし
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】植民地戦争+α
【対応人数】2~3人
【プレイ時間】60分
【価格】1800円
【URL】http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~usa_neko/1800_v2/sheet_mura.htm

水田や養豚場などの施設を買って、6×6の盤面に施設を置き、サイコロを振ってそこから収入を得て、得た収入でさらに施設を買うことを繰り返して発展させて行くゲームです。
2人用でしたが、今回3人用に拡張されました。

3人で遊びました。多様な物件の中から選択して生産、そして配置による相互作用、発動を司るダイスロール。
来ましたゲーマズゲーム!どうやって勝ち筋を構築していくか生産の方向性を考えるところから既に悩ましいです。
中盤以降盤面が埋まってくると建物が相互作用を発揮し、拡大再生産が起こり初期の計画性が如実に生きてきます。
そして、全編ガチガチな選択や駆け引きという訳でもなく、ダイスロールによる若干の運要素で柔らかく調理されてます。
プレイ後も建物リストを見て、ああもできたこうもできたと思いつつリトライしたくなる内容でした。(ショーナン様)



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<ゲームレビュー>ねこかん

2015年04月04日 22時49分30秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】堀場工房
【対応人数】1~4人
【プレイ時間】各10~20分ぐらい
【価格】1500円
【URL】http://horibakoubou.gg-blog.com/%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%8B%E3%82%93/

9種類のミニゲームが入ったオムニバスゲーム集です。今回はこの中から2つを遊びました。
1つはおはじき。盤面の中央を狙ってコマを弾く「ねこはじき」
もう1つは、神経衰弱の要素が入ったすごろくの「ぐるぐるねこレース」

複数のゲームが収録されている中の2つを遊びました。
その中の1つ、"ねこはじき"はおはじきの要領でコマを弾いて遊ぶカーリング的なゲームで、点数周りの工夫が大変素晴らしく、終盤になるほど高得点の機会が訪れるため、最後の一瞬まで気の抜けないエキサイティングなルールでした。
もう1つの"ぐるぐるねこレース"はダイスすごろくの要領で自コマを動かしながらチャンス目で神経衰弱をするという、運と記憶力を使うゲームで、これまたダイス目による一喜一憂が楽しく、幅広い層と遊べるルールのシンプルさが光る内容でした。(ショーナン様)

「ねこはじき」は、1・2・3…と段々と得点が高くなるコマを順にはじいていきます。後になると前に打ったコマが邪魔になって思うようにコマを弾けない!ので、カーリングのように後々を考えながら打つことになり、相手のコマをはじき出したり、自分のコマを押し込めたり、いろいろな戦法を行え、見た目よりもずっと考えさせられるゲームです。勿論、気にせず弾いても楽しいのです。
「ぐるぐるねこレース」は、すごろくなのでサイコロの出目に過分に左右されるのですが、神経衰弱の部分がアクセントになっておりワイワイと楽しめます。
ミニゲームは全て、小学生でも遊べるようにを目指して作ったと言う作品だけあって、親子で遊ぶのにうってつけだと思いました。(千夜)


※写真は「ねこはじき」

※写真は「ぐるぐるねこレース」

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<ゲームレビュー>HONNOUJI

2015年04月04日 22時49分09秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】シンガリハット
【対応人数】3~5人
【プレイ時間】30分
【価格】3000円
【URL】http://zhat.blog.jp/archives/14129901.html

燃え盛る本能寺の中、名物を収集したりして、光秀や蘭丸などの人物に協力して富と名誉を集めます。武器を用いて他プレイヤーから横取りすることも可能で、他プレイヤーの行動を推理し、出し抜き、勝利を目指します。

シンガリハットさんの新作、燃え上がる本能寺というモチーフが個性的。タイルの使い方が面白く(特に数字タイル)、いろいろと組み合わせを考えてしまいます。
ゲームでは、プレイヤー間のやり取りが頻繁に発生し、タイルを取ったり取られたりします。読み合いのゲームですが、読みを助ける情報が多いので、運ゲーとはなりません。
相手の動きを完全に読み切れば、終盤の大逆転も可能です。(だんご様)

プレイしての最初の感想は「これ、よくここまで練り上げたな」というものでした。
 基本的なプレイは自分の手札をプロットして、それによりアクションを処理するわけですが、ここに他プレイヤーの読みあいが生じます。
 たとえば、自分は隣りのマスに行って宝物を取りたいけど、相手も同じように考えるはず。じゃあ、ここは敢えて動かずにここから攻撃だけしてやろうか……とか。
 しかもこれだけじゃなくて、本能寺の変らしく、あちこちで火災が発生してせっかく獲得した宝物が灰になることもあるので、今の手番のことだけでなく、次の手番のことまで考えてプロットしなければならないところもミソ。
 そのぶん、自分の考えが図に当たった時の快感も大きい。他プレイヤーを出し抜いて高得点の宝物をゲットなんてした日には、いっしっし……てなもんです。
 20~30分もあればプレイ可能なので、繰り返し遊べるのもいいですね。(堀場様)



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<ゲームレビュー>猫と缶詰とお皿

2015年04月04日 22時48分42秒 | ゲームシステム
2015年2・3月に行ったボードゲーム会に参加されたサークルさんの作品のレビューを一挙に公開!
5サークルまとめレビュー

【サークル】堀場工房
【対応人数】2~5人
【プレイ時間】20分
【価格】1500円
【URL】http://horibakoubou.gg-blog.com/

 基本的な遊び方は、缶詰を積みあげ、その上にお皿を乗せ、さらに猫を乗せることで缶詰(得点)を獲得します。そうしてもっとも缶詰(得点)を多く稼いだプレイヤーが勝利します。
 ただし、缶詰(4色+1色)の得点はプレイヤーによって異なり、最初に配られる「得点カード」に記載されています。得点カードには赤青黄緑それぞれの得点(マイナスもあり)が書かれているので、より高得点の缶詰を獲得するのが勝利への近道です。
 また、各プレイヤーはそのラウンドにどういったアクションを行なうのかを手札から決めておき、全員が一斉にオープンします。
 アクションは「缶詰を置く」「お皿を置く」「猫を置く」「にゃんダイスを振る」の4種類があり、猫は先にお皿が置かれていないと乗せられないため、駆け引きが重要となります。
 また、缶詰は積み上げすぎると崩壊します。そうなると、崩したプレイヤー以外の人に分配されることになります。
 ルールはシンプルですが、駆け引きの要素とハラハラ感満載のゲームとなっています。

ゲーム中1度しかできない行動があったり手番順が重要だったりと若干のバッティング要素があるアクション選択と、ちょっと技量を要する積み込みバランスゲームという意外な組み合わせ。
試作段階でもコンポーネントが奇抜で製品版もおもしろいことになりそうでした。(ショーナン様)

缶詰の積み上げが意外に難しい! 3つどころか2つでも失敗する有様でした。しかし、ゲームが終わってから気軽に積んでみると難なく3つ積めちゃうんですよね。それだけゲーム中はハラハラと緊張していたと言うことでしょうか? そんなドキドキ感を楽しめる素敵なバランスゲームでした。(千夜)



※写真は開発中のものです。

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