植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

イギリスと英国

2006年04月25日 14時16分46秒 | 国:英国
今日はイギリスのお話です。とあるブログにイギリス人にとって、中国も韓国も日本も同じようなものだと言う認識があると書いてありました。まあ、そうなんだろうなって思います。逆に私たちがイギリスやヨーロッパ諸国のことをどれだけ知っているかと言うと怪しいかもしれません。(ーー;)

日本ではイギリスって言いますが、外務省の各国の紹介ページを見てみると、フランス・ドイツに混じって、英国とあります。英国=イギリスって言うのは判ると思いますが、何故イギリスだけ英国なのか? これには深い意味があります。
イギリスの正式名は、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国で、略してユナイテッド・キングダム(連合王国)と呼ばれます。
このブリテンと言うのがイギリスのある島の名前で、よく言うイギリス=イングランドはその島の中南部にあった王国のことだけを指します。ブリテン島には、他に北部のスコットランド王国と西部のウェールズ公国があり、隣のアイルランド島の北部地域のを合わせて、イギリス(連合王国)となります。
本来別の国だったのが、13世紀にイングランドがウェールズを併合し、17世紀にイングランドとスコットランドが同君連合を組み、19世紀にはアイルランド(全島)を併合します。後に、アイルランドの北部を残してアイルランドが独立したことにより今のイギリスになります。今でも、地域では首都があり議会があり首相がおり、それぞれ別の国家と言えるでしょう。
ですので外務省では、イギリス=イングリッシュ=イングランドとなる呼称はイングランド以外の地域に配慮して避け、英国にしているらしいのですが、イギリス=英吉利=英国であんまり変らないと思うのは私だけ? 私だけ?


と言いながらも、このカードゲームでもイギリスと言う呼称は避けて、英国にしております。(#^.^#)
英国は、国力は1ながらも、総生産が5/7/7と第2クォータ以降最大の総生産を得られているので、兵力を蓄えるのにも、外交を行うにも有利です。


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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