ブラジルが昔ポルトガル領だったことはご存知の方も多いでしょう!
しかし、ポルトガル王国の首都が一時期リスボンからブラジルのリオデジャネイロに遷都されていた時期があることをご存知の方は少ないのではないでしょうか?
時は1808年、フランスのナポレオンがヨーロッパ各地に侵攻していた時代です。侵攻に恐れおののいたポルトガル王宮の人たちは、こぞって新大陸ブラジルに避難してしまいます。かくしてナポレオンが倒れたのちの1821年にリスボンに帰還するまで、ブラジルに王宮が置かれていました。
後にこの事がブラジルの独立を招いてしまうと言ったトホホな後日談もあります。(T_T)/~~~
ゲームでは、植民地ブラジルカードはこの遷都が可能です。手番の際に山からカードを引かなければ、宗主国カード(ポルトガルでなくても構いません)を植民地扱いにし、ブラジルカードを宗主国扱いに出来ます。その際、国力は2、総生産は全クォータを通じて5になります。産業革命をしている場合はその効果は移ります。勿論、サルデーニャの独立など「強化」の効果は移りません。
また、ブラジルに置かれている租借や割譲もそのまま移りますので、なるべく無い状態で行うのが良いでしょう。