カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

初物と腰痛

2017-02-27 21:38:43 | いろいろ作業ぉ

ここ数日。


水路際の草を上げて、一日置いて火燃し。


この時期はちょっとの風でも山に移りそうで気を使う。


 

 

 

 

3週間ほど日光に当てながら芽出しをして(浴光催芽)、切断面を数日乾かした(キュアリング)種じゃがいもを植え付け。


 

 

 

 

7窯目の準備もしないとと、久々裏山のてっぺんに上がる。



手頃なコナラ(だと思う)の木を発見。



若干向こう側の斜面に傾いているのだが、手前の逆側に倒した方が、下へ下ろしやすいと、くさびでたたいてロープで引っ張るが、まっすぐになっただけで、あとはびくとも動かない。



こんな細い木でも重たいんよ。ロープではだめで、ウィンチみたいなのと金属のワイヤーなどで引っ張らないと。素人だからそんなの持ってないし。



結局チェンソーで立ったまま玉切って(危ないのでいけない切り方)、午前中一杯かかって下まで下ろした。


 

 

 

 

 

だいぶ腰を痛めて、それでも翌日は釜用に少し金矢で割り、一か月前に切った山桜にナメコを植菌したり。



 

 

途中からかなりの腰痛となってしまった。夜は近くの公民館で役員会議と飲み会。初物のふきのとうを天ぷらにして持参した。皆さん喜んで下さったが、3時間も畳に胡坐で、寝る前には鎮痛剤のお世話になる。

 

 

 

 

今日はさすがにさぼって、ヒラタケの駒など買い足しにホームセンターなど。せっかく苦労して下ろしたナラの原木。全部炭にしては勿体ない。一か月ほど乾燥させて、きのこを植菌するつもり。いったん横になるとなかなか起き上がれない。

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薪、燻製チップ、小麦祭り

2017-02-22 23:15:05 | 手作り

夜からまた雨とのこと。


午後からは風も吹くとのことで、まずは先日の嵐でやつれた小麦畑ネットの補修してから、薪作りと火燃し。


果樹園にまだ片づけていなかった枝を刻んで、薪を作りつつ、小枝などは燃やす。

 

 

くるみと桜の枝は、チェンソーくずが燻製用のチップに使えるかもと、別に取っておく。



チェンソーの刃にオイルが含まれるからダメかも知れないが、そのうち一回燻してみよう。

 

 

 

 

午後は突然小麦祭りにすることにした。



 

昨年収穫の手前小麦を、今まではそのまま製粉していたが、今回は初の試みとして、軽く精米機にかけて磨いてから製粉してみた。


 

 

イネ子は、籾がらと言う強力な外皮で覆われていて、脱穀唐箕(ハーベスタで)をかけても、籾は外れない。籾摺り機と言う機械にかけて、もみ殻をすりながら外してやっと玄米になる。


更にそのまま、あるいは5分づき程度に精米して水洗いして炊飯するので、ごみやほこりはまず残らない。



 

 

が、小麦はどうか。



 

 

小麦は籾殻という物はなく、脱穀唐箕選でほぼ外側の皮がはずれて、一気に玄麦となる。


 

 

天日乾燥ののち、そのまま袋に収納し製粉していた。しかもそのままパンやピザ生地にしてしまう。



しかし7年もそうやっていて、ふと気づいてしまったのだ。埃や小さなゴミがまだちょっとは残ってるんじゃないの?と。


皆さんどうやってるんだろうと、調べてみたら、中には本当に玄麦を水洗いしてから乾燥してという方もおられた。



ま、それはどうかな?と思った。



よく見られたのは、家庭用の精米機で、若干表皮(ふすま)の外側を削って磨くという工程だ。



なるほど、と思い、6分づきコースくらいで一回磨いてから製粉してみた。




水と塩のみで生地を作り、ガレット風。




それとドイツ系ハードパン。(これは良く作る)

 

 

 

 

そば粉でも小麦粉でもいいが、このガレットってば簡単で早くて旨すぎる。今はまりつつある。


イーストなど使わないので、水でといて、目玉焼きやハムチーズなどのせて焼くだけ。



世界の料理ショーみたく、一杯飲みながら作れるよん。




 

 

今までより更に香りが甘くなり、モチモチ感も増したようだ。

 

 

ビバ!手前小麦!


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醤油味見~6窯目窯出し~

2017-02-19 20:48:23 | 醤油作り

昨日。意外に早く冷めて、意外にいい炭ができていた。


6窯目窯出し。

 





段ボール2箱分。






今朝、昨年今頃仕込んだ醤油をかき混ぜがてら、少し絞ってみる。


コーヒーのドリップするやつにさらしを乗せて、その上にお玉2杯ほどのもろみ醤油を乗せてみた。

 





数時間でわずかな量しか落ちなかったので夕方手で絞ってもろみと生醤油にわけてみた。

 





味噌のような納豆のようないい香り。

 

絞ったもろみ。

 






ちなみに生醤油はちょっとなめてみただけだが、塩っぱい。




もうそろそろ一年だが、絞っちゃっていいのか、よくわからん。


 

こいけ畑の防獣ネットが老朽化したので、数年ぶりに全部外してやり直すことに。





芝が絡みついているのを鋸鎌などで切りながら外して、やっとこさネットを片づけ。



下を刈って耕運機で何周かして雑草の根っこを掘り起こしておく。







杭の竹も、今後の焚きつけ用に倉庫へ運んで保管しておく。

 






まだ中指は痛いが、なんとかだましだましやれている。

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酔いどれ炭焼き6窯目~思わぬ15時間~

2017-02-17 23:03:03 | 炭焼き

昨朝急に生徒さんが風邪でお休みということで、急きょ6窯目スタート。


予定していなかったのでだいぶ遅れて8時スタート。



温度の上がりが遅く、3時間以上も炊いてやっと70℃越え。おや?

 






しかしその後も数時間70~75℃を推移し、どうもおかしい。



以前も似たようなことがあった。



その時は、煙突の付け根部分のベトが内部ではがれて、煙道をかなり塞いでいたのだが、今回もそれかも。


と思っても、今更確かめることも中止も諦めることもできない。修理もできないし。

 

80℃を超えたのがもう4時過ぎ。

 

 







結局予想した通り、だいぶ時間がかかり、やっと止め窯となったのは11時。




おまけに途中孟宗竹の煙突を片づける際に、支えから竹が落下、左手中指の腹をはさんであいてて状態。

 





バケツ半分くらいにたまっていた木酢液も割れておじゃん。

 

 


今指の先を湿布でぐるぐる巻き状態。




あ~ぁ。焚火のわきで一杯飲みながらやっていてはいけませんね。苦笑。

 

 

でもじっくりと進んだ分、意外にいい炭ができているかも。

 

 

 

 

 

 

 

今日は強風の一日。屋根が飛ぶかと言う風だった。

 

 

 

朝ドラ、ほとんど筋がわかってないが、こいけに付き合って飯食いながら目だけ追ってるが・・・

いしのようこさんが「けんちゃん」って呼ぶのはなつかしい。違う番組ですけどね。苦笑

 

 

 

 

 

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さぼり気味の一日

2017-02-14 21:57:17 | いろいろ作業ぉ



6窯目準備開始。

 

 

 

意味なく。苦笑




 

秋大根ももう終わり。今冬最後の割干し大根。(はりはり漬け用)

 

 

 

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手前味噌作り2017

2017-02-12 21:46:07 | 手作り

朝7時火を着ける。




順調に一時間後には沸騰、あくを取りながら(かまどの場合火の微調整ができないのでぐらぐら煮たまま)9時半には、じわっと手でつぶれるくらいの柔らかさに煮えた。






軽くザルで水気をよけて、バケツへ。





煮上がりの大豆の重さは約15kg。(元は6.5kg)



味噌はね機能のついた餅つき機で、大豆をつぶす。

 






つぶした大豆が40度台に冷めるまで待って(麹菌は50度くらいで死んでしまう)、合わせておいた塩麹をまぶして、よく体重をかけて混ぜ合わす。ここは力がいる。だが大切なところ。


ある程度よく混ざってないと、大豆だけの部分ができ、傷む可能性がある。




あとは軽くおにぎって味噌団子を作る。

 






容器に叩きつける。ここでうちは福は~うち~とか鬼は~外~とか、叫びながらやることにしている。節分をやらなくても、ここで毎年豆を蒔くからそれでいいのだ。





出来上がりはおよそ22kg。






お昼前には完成した。

 

 

 

表面を平らにならし、70gほどの塩を表面に振って、ラップをピタッとかける。

 






5kgほどの重しをのせて、ふたをして新聞紙で(ゴミが入らないように)覆って倉庫へ。







これで夏までほったらかし。






味が出てくるのは早くても1年後からあと。熟成の進み具合いや味、香りなども毎年違う。まさに味噌は生き物であります。





あ、そうそう。午後こいけと倉庫へ樽を運び込んだ時、ふと片隅に小さな容器を発見。




二人とも忘れていたが、7年前の味噌。3年味噌にでもするつもりでこいけが残しておいたもの。

 

 

 

外見はかなり黒く、こわごわと開けてみると、いい香り。

 







葱だけ散らして夕ご飯に食べてみたが、酸味と香りの濃い赤味噌のような味噌となっていた。昨年の味噌はまだ真っ白い。歳を経るごとに熟成が進み、だんだん赤っぽく(黒っぽく)、味も香りも変わってゆく。




思わぬ味噌のなせるサプライズの重なった一日だった。




やはり味噌は生き物だ。

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5窯目窯出し~味噌作り2017準備~

2017-02-11 21:01:12 | 手作り

凍結の朝。

 

 




明日の味噌作りに備えて、大豆を洗い水に漬けておく。

 





昨年は不作だったので、昨年の半分のおよそ7kg、出来上がりでおよそ25kg。




先日完成したばかりの手前麹も塩と合わせておく。





昨秋以来使っていなかった羽釜の油を落とすためにいったん沸かす。(錆びないようにサラダ油を塗ってある)

 

 








5窯目窯出し。

 





 

4日目でやっと冷えた。




あんまり冷えが遅いので、どこかから空気が漏って、もうすっかり灰になってしまったかと思っていたが、段ボール一箱は出来ていた。







明日は味噌作り。昨年仕込み(約50Kg)の味噌をようやく出してみたが、これが近年ではないくらいの美味。同じように作っても生き物だから、毎年毎年出来が違うが、そこがまた面白い。

 

頑張ろう。

 

 





 

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5窯目~第二弾麹完成~

2017-02-07 21:27:52 | 手作り

麹の温度を夜中も時々見つつ朝5時目が覚めた。

 

 

 



そっと起き出して、コーヒーを一杯飲んで、風も大してなく5窯目開始。6時はまだ暗い。

 








割るのに苦労した固い木だったが、順調すぎるほど温度が上がって、わずかに炭化時間6時間、4時前には煙温360度に達し止め窯。およそ10時間の作業だった。生木の割には早いなぁ。

 

 

途中風が強くなったが、木酢液も1リットルくらいは採れた。

 








麹はこの合間に温度を見つつ38℃をキープ、夕には板状になっていたので、出来上がりとし、玄関ホールの床の上で冷却中。明日の朝には米袋へ。週末には今年の味噌作りとなりそう。

 

 

 

 

 

 

なんか温度計ばかり見ている毎日だ。

 

 

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麹作り3~5日完成~第二弾種切り2日目~

2017-02-06 21:31:47 | 手作り

予定の48時間を大幅に超えて、倍の4日間かかって、やっと最初の2kgが完成。


やはり温度管理が難しかった。

 

37度~42度あたりを約半日は自力で維持した方がいいらしいのだが、ずっと張り付いているわけにもいかなくて、温度が上がって、麹を平らにならし、ホットカーペットからおろし、その間に外仕事や睡眠などをしていると、うっかりうんと温度が下がってしまい、また加温みたいな。


やっと板状のモフモフになり、今日昼米袋にまず移した。

 





昨日第二弾3kgを蒸して、種切り、培養を開始、先ほど、順調に手入れ3回目を終わらせた。

 




今晩中にうまく自力発酵してくれるといいのだけど。時々は夜中も見るが。



5窯目の準備。これは一昨日。今日はベト塗りなど。

 

 

 




途中で雨。トタンをかけて養生。




明日強風でなければやってしまいたいが(明後日以降はいろいろ予定が)お天気次第。


 

 

 

炭火で焼き鳥。んふ。






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麹作り2日目

2017-02-03 23:50:26 | 手作り

朝、夕と手入れ。

 



 

トレイに移し、深夜も温度を見る予定。自力で40度超えるようだったら、加温を終わりにしよう。


白い菌がついてきて、パラパラとほぐれる。いい香りがしてきている。いい麹が完成しそうだ。あと半日くらいか。

 

 

ホームセンターなど回って、午後は2本伐採。ミズノキ?

 







玉切って運ぶ。小枝は果樹園へ。

 

 

 

50肩が相変わらず治らんわ。苦笑




夜はほろ酔いの豆まき。豆もこいけが小糸在来を煎ってくれた。蒔くのが勿体ないので、少しだけ。

 

 

買ってきたマグロなどでこいけの太巻き。恵方巻なんてうちはこだわらないけど、たまたま。よしのぶ爺さんにもおすそ分け。

 

 

こいけはでも普段から海苔巻きは好きで、よく作ってる。おかかとチーズみたいな簡単なやつ。






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