カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

孟宗竹林へ

2017-03-30 21:20:00 | いろいろ作業ぉ

種はまいたがまだまだ朝晩は寒い。


簡易ビールハウスで保温。

 







そろそろタケノコが出てきてしまう。




およそ9ヶ月ぶりの孟宗竹林整備。





といっても一燃料だけ。何本か切って歩く。少しづつやろう。

 

 

 

 

合間にシイタケ、ヒラタケ、なめこなど植菌。



昨日と今日で300駒。




 

 

 

そういえば一か月前くらいの話だが、気が付くと庭に、猿が7匹もまだ小さいシイタケをねらって降りてきていた。




親猿と斜面でにらみ合ったが、どうも今まで見たことのない感じの猿。なんか赤っぽい。




これがもしかしたら最近房総で繁殖しつつある外来種の赤毛ザルかも。ニホンザルよりも強そうだ。

 

 








 


夏野菜の種まき

2017-03-28 21:11:36 | 自然農畑

昨朝は思わぬみぞれ。

 




いったんはわずかに積もった。いやぁ寒いわまだ。

 






ナス、トマト、ピーマン、きゅうり、唐辛子、すいかなど10種くらいの夏野菜をセルトレイに種まき第一弾。

 

 

 

全て昨年の自家採種。→ここ大事。

 

 

 

50肩はもう一年になるが、まだ治らない。腰痛もあり、力仕事が長くは続かない。特に休憩中に寝そべっている時に痛むので困るわ。

 

 

ところで、べっぴんさん、もう登場人物も把握できず、ただほかのこと考えながら見るともなしに見ているだけだが、すごい発音の英語を聞いておっと思った。


これは、日本だけで英語を学んだ人ではないな。本当の英会話ってやっぱり早いんだよね。




なんせ、中高大と割と英語優秀だった僕が、今外人見たら、ロケット花火打ちながら逃げるよって感じなのでよくわかる。苦笑


読めても話せない。


すみれさんの娘のさくらちゃん?のだんなさん(けんたろう)?


この俳優さんちょっと検索したら、7歳から通算10年以上もカナダ、ニューヨークで暮らしたんだそうだ。かっちょええの。

 

僕も同じ学部を出たが、外国も外人もほぼこの先無関係な、小さい狭い人生だ。飛行機は下から見上げるだけ。これがまた羽田に降りる飛行機が、結構な低空でうちの上を通るのよ。窓の一つ一つがはっきり見えるほどにね。



あんたの教育に1000万はかかったって親ががっかりするのもむべなるかな。



千の粒になって

2017-03-22 21:33:13 | 自然農お米作り

どぶろくは15日目。湧く感じもなく、ただ少しづつ静かにゆるくなっているだけ。


なめると酸味。甘みはそれほどでもない。レシピでは10日もあればと書いてあったが、心配になってきた。





日曜日は、農家の溝掃除(溝普請)。

 

水路をそれぞれの担当班ごとに点検しながら掃除や補修をしていく。総会。夕方からは集落の総会。




家の補修をしたり、今日は昨年10月末に選抜して採取したトヨサトの種もみを手でしごいて水選、乾燥。






ついでに苗代の水はけをよくするためと、やせた畦を太らすために溝を切って出た土を畦に乗せる。





昨日一日中雨だったから、土が重たい。

 






これで約1合、200g弱の籾。

 




4000粒前後かな。



これを苗代に直播きして、発芽したうちおよそ2500株を植えたら昨年はおよそ150kgの籾となった。一粒が1000粒以上になるということ。



 

 


アルバム”Captain Fantastic & the Brown Dirt Cowboy”(1975)より

 

The Elton John Band/Philadelphia Freedom

 

軽快な大好きな曲。高校時代友人たちと、東海自然歩道を歩いて鎌北湖ユースホステルへ向かう山の稜線で、皆でチャートを聴きながら歩いた思い出が。


 

この曲は、調べるとテニスのキング夫人のために書かれた曲だとか。曲名は彼女のテニスチームの名前からだそうだ。

 

Shine the light, shine the light
Shine the light, won’t you shine the light
Philadelphia freedom, I love you, yes I do!


このわかりやすいフレーズがいかした。yes I do!



ばあちゃんは糀屋の娘だった

2017-03-17 23:59:10 | 手作り

ふきみそなど持参して、二か月ぶりの実家へ。


酒も食べ物も旨いとか。相変わらずどこか他人を見下す嫌な性格が見え隠れするが、頭もしっかりしていて知識は凄いものがある。昨年暮れ満86歳になったから、来年の正月には数えで米寿ということになる。


高度先端医療のおかげもあるにしろ、長寿には違いない。大したもんだ。


どぶろくを作っていることを話したら、酒の酵母が入ってなくちゃ甘酒にはなっても、酒にはならんとか、専門的に返してくるからやりにくい。


一応元を入れなくてもそこそこの濁り酒にはなるはずなんだけど、言い返せない自分が情けない。



なんと親父の母親(つまり僕のおばあちゃんね)は糀屋の娘だったそうで。


なんとなく不安になる手前どぶろく、9日目を迎えて。最初は水の足りないおかゆさんのようだったが、日々ドロドロになってきて、ぷツぷつと発酵らしき音がし始めた。恐らく糖がアルコールに代わる際の二酸化炭素と思われる。ほらみ~酒になってきたじゃんか。いやまだまだわからん。




今日は40kgほどの籾を籾摺り。玄米にする。

 

 





11月に籾摺りした分はもうほとんど使ってしまったということだ。


醤油を絞ってみた

2017-03-14 16:37:38 | 醤油作り

さて仕込んで約1年と1か月。



そろそろ真面目に絞ってみよう。



もろみもこんな感じ。

 

 

サラシで作った袋にお玉10杯ほどを入れて、まずは三脚に吊るしてみる。


 

大して落ちない。



重しを乗せてみる。まずは2.5Kgから。徐々に足してゆく。

 






数時間で少しは落ちたが、最終的には手で揉みこむようにして絞った。




今回はこのくらいの生醤油が採れた。400ccくらい。

 

 

 

絞る前のもろみも、少し採って、ネギ、しょうが、削り節、ゴマ、アミ、などを加えてみる。





なんせ18パーセントくらいの塩分だからかなりしょっぱい。

 

 








絞ったもろみの絞り粕は、取っておいてぬか床のように野菜を漬けたり、ニンニクなどと鶏肉にあえて下味にしたりと無駄にしないで使う。なんせ手前の大豆と小麦である。



 

 

 

このようにもろみ、おしょうゆ、絞り粕、と3種類の味が味わえるのは素人の手前仕事ならではらしい。



 

というのも、大勢のグループで作ったり、プロのお醤油屋さんのように大量に作る方たちは、車を浮かせるジャッキのようなもので徹底的に絞るので、絞り粕は板のようにパリパリとなってしまうようだ。



 

 

手仕事だからこそ味わえる絞り粕なのだそうだ。

















腰がきつい

2017-03-12 23:20:43 | いろいろ作業ぉ

小麦が青々(緑々)としてきた。一部欠株があるが手蒔きだから仕方ない。





ヌカを軽くまいて、中耕土寄せしておく。





ニンニクも順調。


 

 

すでに腰痛。風もなんか寒い。




さぼりたいが、明日は朝雨との予報だしお孫も来るらしいし、ということで上棚田の枯れてしまった柿の木を倒して、風が吹くたびに折れていた枝などと一緒に燃やしてしまう。




向こうに見えるは来襲したお孫。こいけの小松菜などを収穫中。

 




 

ますます腰痛。

人付き合いがますます苦手になってきているようだ。自分。


溝堀り

2017-03-10 21:16:55 | いろいろ作業ぉ

上棚田の溝掘り直し2日目。



毎年掘っているのだが、昨年もイノシシにメタメタにされてしまったので、新たな堀直しみたいになる。2年続けての全滅で、種もほとんどなく、今年黒米をやるかどうかもわからないのだけど。

 

 

紫陽花がや彼岸花が湿気で可哀そうだ。溝を掘れば水が集まって下の棚田に流れ、少しは上の土が乾燥する。

 

 

 

一掘り一掘りが重たいので、二時間もしないうちに腰に来る。





ふきのとうはもう最後。

 

 

 

醤油煮にしてみる。

 


どぶろく

2017-03-08 20:51:06 | 手作り

さて、麹の方は、やはり2月と比べて気温が高い分、発酵がスムーズ。




それほど加温もせずに、無事に昨日午後モフモフ感が出てきて完成とした。2.5Kg。


 

これは一昨晩のもの。まだモフモフ感は出ていない。







菌が縦横に伸び、板状(モフモフ)になる。お米に花が咲いたようだ。糀とも言われるゆえん。


 

半々にして冷凍庫にいったん入れた。




が、晩になって、麹ものといえば・・・味噌、醤油、甘酒、麹漬け、などなど。全部やってるじゃん。あとは・・・?


 

そういえばドブロクもあったか。


 

先日味噌用の麹を手作りしようとした際に、どぶろく用ですか?とコメントしてきた方がいらした。



 

そうだ、確かにそれほど僕は酒飲みだった。(笑)





で、ドブロクにもしてみることに。




以前、発泡どぶろくとかスパークリングどぶろくとか言われる、イースト菌(酵母)やヨーグルト(乳酸菌)で発酵を早めたもの(炭酸飲料のペットボトルで作る)は作ったことがある。


 

 

 

が、今回はそういうモトは使わないことにした。温度ものは急がすことはできない。


 

 

お米5合を精米して固めに炊き、手前糀3合とミネラルウォーター1.5リットルを混ぜ合わせただけ。

 





これから毎日かき混ぜて、およそ1週間~10日でできる予定。






午前中は昨秋、イノシシにメタメタにされたままの棚田の最上段(山の絞り水を、溝を掘って集めて棚田に落としている)の溝掘り直し。あっという間に腰痛。

 

 

 


おれは男だ!

2017-03-05 22:14:17 | つれづれなる想い

一か月ぶりの麹作り。3回目となる。今回は白米2kg。

 

 

朝一でお米の水を切り、朝食後一時間ほど蒸して、

 

 

種切り。布で包んでトロ箱へ。ホットカーペットで加温。

 

 

 

 

 

9時半頃になって真竹の竹林に杭用の竹を切り出しに行く。こいけ畑のネット用に。

 

 

20本くらいなので、のこぎりで。

 





先っぽは、背丈くらいに切り、夏のエンドウ豆などの支柱(手)にする。

 

 

ついでに火燃しも。

 

 

 

 

漫画家の津雲むつみさんがお亡くなりになったそうだ。65歳と聞いて驚いた。僕と10歳も違わなかったんだ。



なぜこの方を存知あげていたかというと、「おれは男だ!」のコミックを買ったことがあるからなのだ。仙台のおばあちゃん家に遊びに行った際に、近くの小さな書店で見つけて買った記憶がある。

 

多分これだ。

 

 

少女コミックだったんだと知ってびっくりしたから、恐らく先にテレビ放映を見たあとのことだったんだろうと思う。中学の頃か。旅先でなかったら買わなかったかも知れない。が、しばらく僕の本棚で鎮座して時々取り出しては読んだものである。

 

 

1971年テレビ放映だったというから、まだ作者10代の頃の作品だったのかな。好きでよく見ていた。

 

ん?だが調べると、1971年当時は日曜夜8時の放映だったそうだ。

 

僕は小6くらいかな。お受験小学生だったし、夜7時のニュースのあとは、二階の自室に上がって子供たちは勉強といううちだったから、多分後年の再放送(夕方)でしっかり見たのかも知れない。

 

これで有名になったのが現知事森田氏である。バトン部の吉川操を旗手として、女子が牛耳る青葉高校に転校してきた森田氏演じる小林弘二が、打倒ウーマンリブを目指して剣道部を作る。吉川操役の早瀬さんが色っぽかったので、好きでした。



この作品以外知らなかったけど、R.I.P.

 


働かざる者食うべからず~7窯目窯出し~

2017-03-04 22:32:26 | 炭焼き

働かざる者食うべからず・・・嫌いな言葉だ。子供に罪悪感をこれほど植え付ける親からの言葉があるだろうか。ま、だからこうなってこうなったということもあるのだけど。



何をやっていてもやっていなくても人間飯は食うものだ。






7窯目窯出し。段ボール2箱しっかり採れた。



これで今年は終わりかも。あと一回くらいやれるかどうか。

 

 

もうドラム缶が押しつぶされて丸じゃなくなっているね。掃除しにくい。笑

 






2kgほど玄米を白米に精米し、水に漬けた。



明日は朝一で久しぶりの麹仕込み。甘酒(飲む点滴よとこいけが毎回言うのであまり飲みたくなくなる、苦笑)用と夏の青唐辛子みそ(3升漬け)用に冷凍しておく。



温かくなると雑菌による失敗のリスクが増えるので、まだ寒い今の時期に作っておいた方がよさそうだ。