7時集落の草刈り部隊。3回目の草刈り。
9時過ぎには無事終了。
晴れ間も出てきた。
明日明後日は雨のマークも出てきた。欲を言えばあと4日ほど干したいところだが、一気に脱穀してしまうことにした。
脱穀したそばからブルーシートに広げて更に乾燥。
下の土も乾いている。
3時過ぎに米袋に回収。
田んぼの乾いたわらも全て倉庫に運び込む。
もう二人ともへろへろだ。
夜計ると収量はわずかに63kg。
鴨子だけのせいにしてはいけない。
一度も台風に襲われなかったにもかかわらず、二度の台風にやられた昨年よりも一段低い63Kgという収量に終わった。7ヶ月かけてわずか1俵。買っても15000円くらいのものだ。
惨憺たる結果だ。結果が全てではないが、がっくりきた。
360束という束数を見ても例年よりはるかに少なく、確かに鴨にもかなり食べられていたことはあるが、まさかこれほどひどいとは。
天候はいろいろある。
ブログを何年かたどってみると、
2014年 90kg+
2015年135kg(電柵導入)
2016年149kg(過去最高)
2017年120kg
2018年108kg(9月長雨)
2019年 77kg(台風15,19号)
2020年 63kg(台風なし)
ここ3年はどんどん下がっている。
1年間自給できたのはこの12年で2回くらいじゃないか?
天候のせいだけじゃないのかも。草を敵として自然農から離れた都合のよいところだけを取った結果、持ち出しすぎとなり、土が痩せてきたんだと思う。慢心もあるのかも。
不耕起無肥料無農薬ができるのは、草生栽培だからである。持ち出さない持ち込まない、草や虫を敵としない、これが自然農の大基本。
だから籾だけ頂いてわらは田んぼに返し、育った草を一気に刈るのでなく草を押し分けて田植えをする。そのことで陸の草がゆっくりと朽ちて土中の微生物を育て肥料となるのだ。
しかしここ数年の僕は、田植え直前に一回地際をこするように刈ってしかも燃やしてしまっていた。
田植えのあとに浮いてきた長いわらが稲を倒したりするのを嫌ったのだ。
また除草も朝20分ほど毎日やっていたが、本来は虫の住処を守るため一列おきに除草することになっている。
これも守らなかった。
だから地力が落ちたんだと思う。
楽しようと手を抜いた報いなのだ。
まったく恥ずかしい出来だ。二人の半年分にもならない。
周りから道楽の農業と揶揄されても当然だ。
尻尾を巻いて退散しようかと思う。
12回目のこの結果は僕に引導を渡した。
黒豆の枝豆
おかずしょうが